7/23:迷子
更新空いてしまって本当にすみません。 すみませんと言いつつそんなに反省もしていなくて、なぜかというとこの2週間は本当に更新するのが無理だったからです。 仕事が激烈に忙しくて体調も終わってました。 先週の月曜くらいに、エアコンのせいか喉が痛くてずっと咳をしていたのですが、そんな中で仕事が忙しすぎて毎晩遅くまで仕事してたら普通に体調が怪しくなり、その終わりかけの体調で土曜出勤したら完全に風邪をひき、しかも咳の増え方に比例して部屋の汚れた空気を吸い込み過ぎたせいで鼻水とくしゃみも止まらなくなり、ボロボロでした。 土曜夜あまりにもくしゃみが酷くてまともに寝れなくなったので、とりあえず日曜日の朝に空気清浄機を買ってきて、それを一晩中稼働させながら自分は近くのホテルに泊まって12時間寝て何とか回復しました。 [amazon_link asins='B09FDX1T82' template='Original'] 買った空気清浄機はこれ。安くて小さいのにパワフルでデザインも良い感じ、おまけにアロマ機能もついててかなり良かったです。空気も綺麗になった気がしますがプラシーボ効果かもしれません。 で、月曜は祝日だったのですが普通に仕事が終わってなかったのでそれを進めているうちに1日が終わり、そういう忙しさがずっと続いたまま週末でした。ちょっと余裕があっても体調が良くないので早めに寝てたし。 そして今朝は先週頼んでいたエアコンの掃除に来てもらって3年分の汚れを綺麗にしてもらいました。これでやっといろいろなものが落ち着いた気がします。 -------------------- そんな中でも料理は少しだけしてました。 麻婆茄子。ホットクックのレシピを参考にしつつ調味料は全部無視してクックドゥに頼りました。麻婆豆腐の素、ひき肉、ピーマン、にんじん、茄子を切って入れてセットするだけなので簡単。 豆板醤とか昔買ったことあるんですけど、毎週中華料理作らないと賞味期限内に使いきれないみたいな量で、ほとんど使わずに捨ててしまったので、一人暮らしの間は二度と買わないと決めています。 トマトとベーコンとモッツァレラチーズのパスタ。たぶんこのへん綺麗に盛り付ける気力もなかったので見た目も雑です。 トマトが余ったら必ず作ってるので、数少ないレシピを見ずに作れる得意料理です。ナスがあればナスも入れてたんですが、麻婆茄子で使い切ってしまったので……。ナスがあるとだいぶ色味がマシに見えるんですが。 今週ほんとはカレーとか作ろうと思ってたんですが、カレー作るなら毎晩家で食べる週じゃないと勿体ないんですよね。会社に行った日は帰って食べると遅くなるから帰り道で食べちゃうし。カレーは4日連続で4食分を消費したいので……。 -------------------- そんなこんなですっかりタイミングを逃してしまったのですが、ダウ90000のABCお笑いグランプリ、本当に良かった……。 第44回ABCお笑いグランプリ - 第44回 - 【Bブロック】ダウ90000 / 令和ロマン (バラエティ) | 無料動画・見逃し配信を見るなら | ABEMA とにかくわかりやすさに振りながら8人いないと絶対にできないネタでもあるし、固有名詞のチョイスと 初見で思ったのは「まちがいさがし2」だなという。『まちがいさがし』の7人がそれぞれボケて1人がツッコミ続けるという形。もしくはM-1の漫才にも近い。それをさらにわかりやすくブラッシュアップした感じも含めて、賞レースで8人全員出すという制約の中での正解を見つけてきて、凄いな……と思いました。この1年観てきたダウのコントの中で、ABCでウケる画がはっきり浮かぶものがそんなになかったのでどうなるんだろうと思ってましたが、それも含めて予想を大幅に超えてきた感じ。 ブロック勝者は令和ロマンでしたが、令和ロマンは正直1本目が微妙で2本目が凄く面白かったので、納得はしつつ1本目だけならダウの方が面白かったなーという気持ち。ハイツ友の会のあのネタが普通に受け入れられていることなんかも含めて、関西ならではの空気の影響を少しだけ感じました。 1分間即興演技王は誰だ? エチュード!ブレイキングダウン | TVer こちらも面白かったー。出てくる芸人が、もちろん売れてるけど優秀すぎないこととエチュードという題材のおかげで絶妙に良い勝負になってる。飯原さんなどの上手くいかない感じもちゃんと盛り上がっているし、蓮見さんのガヤの優秀さも発揮されている。何より、どちらにも肩入れしないアルピー平子のジャッジが的確すぎて凄い。ダウに気を遣って持ち上げる感じにせず、ちゃんとダメなところをフラットに切っていく。アルピー、本当はこういうお山の大将みたいなポジションが合っていて、それがこれまではラジオと『勇者ああああ』でしか発揮できていなかったのが、普通に売れてきたのと年齢が追い付いてきたのとで普通に格好よくなってきてる……。 来週は蓮見×ボケ芸人のロケ企画。いや本当に、もちろんそれが本人の望む形ではないだろうし人類にとっての損失だから全然そうならないでほしいけど、蓮見1人でDJ松永みたいなブレイクしても全然おかしくないよなーと思っています。 でも最近ダウの中で誰か1人売れるとしたら中島さんな気がするなーと思ったりもしてます。エチュードでも降りずにやりきっていたし、なんかこう、蓮見さんなしでバラエティに出て唯一成立しそうな安定感がある。実際しくじり先生にも出てたわけですが。女優としてクイズ番組とかに出てもあんまり変な空気にならなさそう。 -------------------- この2週間はちょっと本当に忙しくて限界でした。先月の忙しさが「まあちょっと夜の間に仕事進めといたら日中は楽できるかな〜」みたいな感じだとしたら、先週今週は「本当に今夜中にここまで終わらせないと話にならない」みたいな感じ。 まああんまり健全な働き方ではないとは思うものの、別に辛いかというとそんなでもなく。いや体調はちょっとキツイなーと思いましたが、結局自分がやっていて楽しいことって誰かから感謝されたり褒められたりすることで、今の自分の時間の使い方として一番褒められるのって仕事を進めている時だし。 ただ……ちょっと考えてしまったのは、この生き方を突き詰めていく人生を選ぶかどうかみたいなところで。今いる会社の中でもそのへん二分されているというか、たぶん残業とかの概念がない役員レベルの人たちの中で、ちゃんと土日は休みを取って子どもと遊びに出かけたりしている人と、土日を使ってガンガン新しいプロジェクトを進めたりするのを楽しいと感じている人といて、別にどっちの人生も楽しいと思うんですけど、両立はできない。 で、私は後者に向いてるタイプのような気がするんですよね。何かを棚上げしたまま別のものを楽しめないし、だったらトップスピードで全部を終わらせに行った方が気持ちが楽になる。というのもあるし、単純に自分のスキルとしてそういうバランス感覚を持って何かを進めるのが適しているとも思えないんですよね。 今の会社で……それこそ最近懇親会とかも増えていたり、今回のプロジェクトの打ち上げで長時間飲みに行ったりしても思うんですけど、友達と話すより会社の人と仕事の話をする方が楽しいなっていう……。たぶんそれは今後どんどんそうなっていきそうな気もしていて。そっちの方が楽しいならそっちを趣味として割り切った方が本当は楽しいんだよなと思ったりもしています。 -------------------- で、まあそれが続くのとセットでこのブログもどうするのが良いのかなあと考えているところではあります。 少し前になりますが、芸能人の自殺のニュースがあって、改めて考えたことがあって。批判と誹謗中傷とか、意見と感想とか、そういう「アリな意見かどうかの線引き」に意味はないと思っていて。自分がそういう意見を受ける立場であったとしたら、根拠のない中傷と的を射た批判だったら後者の方が傷つくと思うんですよ。 で、同時にちょっと思ってしまうのは、こういう人たちが傷つかないで済む世界ってつまりSNSのオープンさが制限され、中傷も批判も関係なく届かないようになることだと思うんですけど、じゃあSNSがそういう世界であった時にあの人って果たしてブレイクできたんだろうかという。いや、これは本当に極端な話で、もちろん明らかに度を超えた意見が多かったしそういう批判をする人が悪いのは間違いないんですけど、そういう人が一切いない、そういう発言だけが存在しないクリーンな世界というのもまたあり得ないはずで。 システムとしてこの結末を防ぐことは果たしてできたんだろうかと思ってしまうんですよね。テラスハウスの件とかは明らかにSNSが悪いと言い切ることができたんですけど、いわゆるインフルエンサー的な職業ってSNSのオープンさが失われることでその価値も減じるはずなので。 現実的にはゾーニングの話に終始するというか、芸能人に対してそういう一般人のコメントが簡単に届かないようにすべきで、Twitterのリプライ制限みたいなのが限界なのかなと思う。本当は引用リツイートも制限するべきですけどね。 だから note がプラットフォームとして本当に論外だなと思ったのはコメントを拒否する機能が有料会員限定であることです。クリエイターを守る意志が一切なくプラットフォームが儲けることしか考えていない。 で、全体の設計とは別の話として、一個人がどうすべきかというのを考えた時に、やっぱりインターネットではあらゆる発信をすべきではないと常に思っているんですよ。 例えば少し前の記事で書いた、「YOASOBIの歌詞は安直すぎる」とか「PEOPLE 1 のファンネームが好きではない」みたいな意見、もちろん個人的感想としてマイルドな表現を心がけてはいますけど、 そういう批判意見に傷ついて自殺したアーティストが出てきた時に自分は悪くないと言いきれる根拠は自分にはないなと思っていて。別に批判の量が問題ではないと思うんですよね。「この人はファンがたくさんいるから叩いていい」みたいなのは卑怯だと思うし、開かれた空間で発言する権利を享受しているのに、「自分なんかの意見は無視してほしい」という義務を放棄することはできない。 それは逆に自分に対して大量の批判意見が寄せられたことで凄く考えてしまった。ああいう意見を書いてきた人たち、もちろん主観的には言われた側なんでコメントしてきた奴ら全員死ねとは今も思っているんですけど、じゃああの人たちと自分を分けるものってなんだろうと思った時にまあ何もないよなという。 ただ、あらゆる批判意見だけが制限された世界って最終的に詐欺師にめちゃくちゃ有利な世界になってしまうと思うんですよ。何をもって詐欺というかの基準が曖昧だから難しいんですけど。陰謀論とか新興宗教とかに対する攻撃も、それによって傷つく人がいるというのは何もおかしくないし、一貫性がない。というか、ダウ90000のことを新興宗教みたいなものだと思って理論的に批判していると信じ込んでいる馬鹿もいるわけじゃないですか。それも別にその人の中では間違ってない。Twitterのコミュニティノートが全く上手くいってないのは結局それを判断するのが多数派という時点でTwitterそのものだから自浄作用がないんですよね。あれを肯定している人は単に自分が多数派の暴力を振るっていることに気づいていないだけ。 だから無害な意見なんてどこにもない。私がダウのことを褒めるのはOKで、反ワクチンやNHK党を褒めるのはNGであるとする根拠がない。自民党批判も共産党批判もどちらも同等に許可するか禁止するかの二択しかない。それ以上の線引きはできない。 -------------------- とりあえず本当にまとまりがなくなってきたし結論が出る気がしないのでここで切り上げます。こんなことを2週間ずっと考えつつ全く吐き出す場がなかった。 なんかこうブログ書いててやっぱり楽しくないなと思うんですよ。ずっとうっすら法を犯しながら生きている気分というか。本当にこんなこと発信していて良いのかなと考えてしまうし、このブログを続けている限り自分は自分の主張の正当性を擁護できないと思う。一貫性がない。だから辞めた方が良いなとつい2ヶ月前にも思って、いろいろ開き直ろうと思ったけどやっぱり無理かもしれないなー。 いや、本当に、マシュマロとかOFUSEで応援してくださっている方がいるのにこういうことを書くのは失礼だし申し訳ないなと思うんですけど、でも需要があるからやって良いというわけではないんですよね。だったら陰謀論YouTuberとかもやって良いということになってしまうので。どういうロジックだったらこのブログを続けながらTwitterにいるキモい人たちのことを否定できるのかなあと考えています。 ...