2014年の30曲
このブログの年末恒例、その1年でハマった曲を紹介するも今年で5年目です。2010と2011の記事は現在非公開ですが。
今年は去年までと違い、ボーカル曲に加えてゲームBGMを対象に加えた関係で、どんなに頑張っても26曲に収まらなかったので、キリよく30曲にしました。
ルールはいつもの通り。
・2014年1月~12月前半に聴いた新曲の中から、私が100%趣味と主観のみに基づいてランキングしました。
・音源未発売のものは対象外。(例:Flowerwall)
・ただしゲーム音楽はゲーム自体が発売されていればサントラが出ていないものも含む。
・以前に発表されたもののアレンジ等は対象外。(例:米津玄師版ドーナツホール)
書き方:
順位. 曲名 / アーティスト名(インストやボカロの場合は作曲者名) / CD名、アニソンの場合はアニメタイトル、ゲームBGMの場合はゲームタイトル
公式PVが公開されている場合、およびゲームBGMには動画が挿入されています。
動画がついているものだけでもぜひ一度聴いてみてください。特にゲームBGMは!良いので!
では行きます。ものすごく長いですが最後までお付き合いいただければ幸いです。
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30. Happy Maker! / μ's / ラブライブ! 2期
ラブライブ2期最終話の挿入歌。ラブライブは夏休みの一挙生放送で1期2期を一気見したわけですが、単純な感動で終わらないところが良かったです。きんモザもそうですが。
ラブライブ曲の中ではこの曲と『僕らは今のなかで』が好きなのですが、そちらは去年の曲なので対象外。
29. courage / 戸松遥 / ソードアート・オンラインII
SAO2の後期OP。ベタですが最後のサビでボーカルとピアノだけになるところが美しい。歌詞も素敵。
アニメ自体も1クール目より2クール目の方が面白かったです。
28. RAY / BUMP OF CHICKEN / ray
ここでまさかのバンプ。初音ミクコラボがうまくハマっていたのももちろんですが、曲単体でもうまくバントサウンドと電子音楽が融合していて驚きました。メロディーラインの強さが流石。
27. 花ハ踊レヤいろはにほ / チーム"ハナヤマタ" / ハナヤマタ
ハナヤマタOP。daydream caf�・とどっちにするか相当悩んだのですが、最終話の演出の上手さと曲自体の良さが相まってこちらをランクインさせました。ピアノの旋律がとても綺麗。サビがいいですよね。
26. BEAUTIFUL≒SENTENCE / メイガス・トゥー / トリニティセブン
TECHNOBOYS PULCRAFT GREEN-FUNDというユニットは、トリニティセブンとウィッチクラフトワークスのED・BGMを担当しているのですが、どちらも圧倒的なセンスの良さで引き込まれました。
トリニティセブンはEDが何度も変わって全てインパクトがあるのですが、歌詞のテンポの良さと印象の強さから一番最初のEDを選びました。
25. This Game / 鈴木このみ / ノーゲーム・ノーライフ
最近は声優がアニソンを歌うケースが増えていますが、全盛期のI'veによってアニソン好きになった私としてはアニソン歌手も応援したいところなわけで、
鈴木このみさんは歌唱力凄すぎですよね。去年のさくら荘も良かったけど今回も素晴らしい。
サビ前のラップのような早口の部分がとてもかっこよくて、サビの盛り上がりでほんとにテンション上がる!
24. クピドゥレビュー / 悠木碧 / 彼女がフラグをおられたら
悠木碧さんの声は本当に他の人には絶対出せないオリジナリティがあるのですが、その魅力を極限まで引き出したのがこの曲。
聴けば脳が蕩けること間違いなし。幸せになれます。
23. ホルンがひびくもり(Horn Top Hop) / David Wise / ドンキーコング トロピカルフリーズ
今年のゲーム音楽に関する個人的トピックといえば何と言っても、元レア社のサウンドスタッフだったデビッドワイズ氏のドンキーコングシリーズ復帰です。
「とげとげタルめいろ」を中心に軒並み評価の高いスーパードンキーコングシリーズのBGMを手掛けた人なのですが、スパドン1から軽く20年は経っているのに全く衰えないセンスに脱帽。
しかもトロピカルフリーズはほぼ全ステージが固有BGMという贅沢すぎる仕様なのでまだプレイしてない方は早くWiiUごと買ってこいって。
いい曲多すぎて選ぶのがほんと大変だったのですが、この曲はステージギミックとの融合が楽しくて一発でハマりました。
22. VOICE / ZAQ / 中二病でも恋がしたい!戀
ZAQさんの曲はとても好きなのですが、特にこの曲はメロディーラインがほんと面白いです。サビのせわしなさが凄い。
フルバージョンで最後のサビの直前に「1音"下がる"転調」をするのとか、どんどん構成としても面白い曲が増えてきていて良い感じ。なんでしょう、「受けを狙って歌詞でダダ滑ったりしないので外れがない女性ヒャダイン」みたいな感じです。
21. (W)HERE / ヒトリエ / イマジナリー・モノフィクション
ヒトリエ!ここで1曲目!
去年は半分くらいヒトリエだった記憶があるんですけど、さすがに今年は20曲もリリースしているので相当絞りました。
(W)HEREはとても綺麗な曲で、サビの2段構えとか全体的に素晴らしいんですけど、何となくカラノワレモノと印象が被るのでどうしてもトップには来ない曲なんですよね。でも好きです。
20. メランコリーキッチン / 米津玄師 / YANKEE
米津さん!ここで1曲目!
『YANKEE』は正真正銘、文句のつけどころがない名盤です。なかなか選ぶのが難しいのですが、とにかく癖になるリズムと言語感に惹かれてこの曲を選びました。
19. Killy Killy JOKER / 分島花音 / selector infected WIXOSS
WIXOSSのOPは最高です。分島花音さんは天才。
メロディーもアレンジも好きなのですが、フルバージョンは2番にあたる場所がなくていきなり英語の間奏みたいなところに飛んじゃうんですよね。もっとこのメロディー、この歌詞を堪能したかったのに!という部分がどうしても残念だったのでここに。1番と同じメロディーで2番があればたぶんトップ10に置いたと思います。
18. ゴーストロール / ヒトリエ / WONDER and WONDER
WONDER and WONDERはなかなか評価が難しいアルバムで、個人的な印象として多くの曲で好きな部分とあまり好きじゃない部分が混在しているんですが、
その中で『ゴーストロール』はBメロから流れるようにサビに繋がって、サビが見事な2段構えで、という一連の盛り上がりがとても上手くて、何度も聴きたくなるので好きです。
17. ウィッチ☆アクティビティ / KMM団 / ウィッチクラフトワークス
トリニティセブンEDに続きこちらも。テクノポップな電波ソングという新感覚で、初めて聴いたときはなかなかに衝撃でした。歌詞のセンス、韻の踏み方も圧倒的。
16. パタパタパネル水中(Panicky Paddles) / David Wise / ドンキーコング トロピカルフリーズ
デビッド・ワイズ氏の真骨頂は水中BGMにある、というのが世間一般の見解なのですが、『トロピカルフリーズ』は同じステージでも水中に入ると違うBGMが流れるんですね。凄いですよ。
この曲が流れるエリア5『ジューシージャングルアイランド』はそもそもステージの雰囲気がレア社時代に負けないほどぶっ飛んでて圧巻なのですが、BGMも不気味さと神秘さと切なさが混ざりあってて最高です。。
15. アイマイ・アンドミー / ヒトリエ / イマジナリー・モノフィクション
アルバム1曲目にイントロなしの曲を持ってくるセンス。言葉選びもさすがwowakaさんって感じでとても気持ちいいです。
14. Melancholic Sunshine / StylipS / THE SUPERNOVA STRIKES
ろこどる繋がりで伊藤美来さんにハマり、そこから新生StylipSにもハマりつつある私ですが、
StylipSの曲はもう声優ソングというより正統派アイドルソングで、とてもカッコいいです。ライブ行ってみたいー。
この曲は雰囲気がコロコロ変わるのが楽しいです。ミリオンライブの星梨花ちゃんのキャラソン「トキメキの音符になって」なんかもそうですが、曲の途中でいきなりピコピコサウンドに入るのとても好みです。
13. めざめた海底遺跡(Deep Keep) / David Wise / ドンキーコング トロピカルフリーズ
メロディーラインが良い。その一言だけで全てを納得させられるほど聴き入ってしまう曲です。この独特の哀愁と切なさ、そして懐かしさ。新しいのに懐かしい。ワイズ氏の本気を見せられました。
12. divine intervention / fh�・na / ウィッチクラフトワークス
声優ソングが増えてくる中、独自の強みを発揮できるのはZAQさんや分島花音さんのように「作詞作曲もするボーカリスト」なわけですが、
このユニットも凄いです。河合荘、ウィッチ、そして天体のメソッドと、アニソンタイアップを次々に取っているのですが、曲が本当に素晴らしい。
電波ソングとか、高速ソングのように、変わった曲、新しい曲というのはもちろん強いのですが、この人たちが凄いのはそうではなく、「単純に良い曲」を作ってくることです。メロディーもアレンジも素晴らしい。
ボーカリストのtowanaさんも高音がものすごく綺麗に出せる方で、そのおかげで旋律の美しさがより高まっています。
11. 凸凹解決せんせーしょん / あやめと優里花 from 乙女新党 / 人生相談テレビアニメーション「人生」
上の曲とは逆に、アイドル電波ソングの1つの到達点と呼べるのではないかと思っている楽曲。ほとんど意味のない歌詞、ハイスピードで息つく暇のない楽曲密度、カオスなリズム。
中毒性も高くて聴いていて、また歌っても楽しい曲です。個人的にイチオシ。
10. 星屑のインターリュード / fh�・na / 天体のメソッド
12位に続きfh�・na。とにかくメロディーが美しすぎる。曲を通してあらゆる部分のメロディーが気持ちよくて癖になります。ベースラインも素敵。
9. 流川ガールズソング / 流川ガールズ / 普通の女子校生が【ろこどる】やってみた。
今年のイチオシアニメなので本当はもっと上に置きたいのですが、あまりに激戦すぎて…。
アニメの演出が本当に神がかっていて、最終話での使い方は数あるアイドルアニメの中でもトップクラスと言っていいと思います。
歌詞も曲も、あまり過度なアレンジではなく、設定通り「本当に女子校生たちがつくった」と思ってしまえるような、素直な曲と歌詞だったのがとても好感を持てました。
8. 5カウントハロー / ヒトリエ / WONDER and WONDER
アルバム「WONDER and WONDER」の中で一番好きな曲です。
wowakaさんのハイセンスなメロディーラインに変拍子が加わって、かなり濃い中毒性のある名曲となっています。ボイスエフェクトが今までより強く、ボカロ時代を思わせる雰囲気なのも嬉しいです。
7. おち葉まう風車の林(Windmill Hills) / David Wise / ドンキーコング トロピカルフリーズ
『トロピカルフリーズ』の曲は基本的に全部好きではあるのですが、1つ選ぶならこれ。
まずHPで試聴したときからやられました。この強く思い出を刺激するような独特の哀愁。明るいのにどことなく漂う切なさ。…いやこれ1位でもいいんじゃない?
というくらい、ボーカル曲と比較するのが難しいのですが、素晴らしい曲です。
6. センスレス・ワンダー / ヒトリエ / センスレス・ワンダー
ヒトリエのメジャーデビュー第1弾楽曲。今年のヒトリエに関してはいろいろ思うこともあったのですが、この曲は外せません。
透き通ったギターリフの勢いと、歌詞とボーカルの雰囲気によって生まれる、心の叫びが伝わってきます。
『どうしたいの ねえ どうしたいの』という部分に象徴される、自問自答の気持ちがストレートに描かれていてとても共感できます。
「歌詞に共感できる」とか言い始めるととても薄っぺらい女子中高生がセカオワ語るのと同レベルな感じがしますが仕方ないですね。
5. darasta / ヒトリエ / センスレス・ワンダー
メジャーシングルからもう1曲。まくし立てるような曲構成と不思議なギターリフが最高にかっこいいです。
サビの全く意味のない歌詞とか最高。カラオケなどで歌ってもとても楽しい。
4. world's end, girl's rondo / 分島花音 / selector spread WIXOSS
ここに来てアニソン。今年のナンバーワンです。
3. アイネクライネ / 米津玄師 / YANKEE
現在の音楽の1つの最先端を走っている米津玄師さんの、新たな代表曲になるであろう1曲。
「東京メトロ」CMで今年ずっと流れまくってましたよね。
とにかく心を揺さぶられる曲です。言葉の選び方が芸術的で美しい。
2. アンチテーゼ・ジャンクガール / ヒトリエ / イマジナリー・モノフィクション
2本のギターが複雑に絡み合う構成、もやもやする女の子の繊細な感情を描いた歌詞、裏声を見事に使ったサビの盛り上がりなど、
ヒトリエ/wowaka曲の魅力が最大限に発揮された名曲。明るいのに切ない。最高です。
1. リビングデッド・ユース / 米津玄師 / YANKEE
今年の第1位!アルバム「YANKEE」の1曲目です。
このランキング記事、2010年からやってるんですけど、
1位はワールズ、アンハピ、カラノワレモノ、SisterJudyと、wowakaさん/ヒトリエが続いていたので、今年はどうしようか悩みました。
しかし最終的には、今年1番ハマった曲ということで、この曲を選びました。
気持ちいいリズム、圧倒的な語感と言葉選びの妙、バンドサウンドとの融合、どこを取ってもハイセンスとしか言いようのない曲です。
YANKEEの曲はどれも粒揃いなのですが、最終的にはこの曲とアイネクライネ、そして昨年の「ドーナツホール」がお気に入りです。
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いかがだったでしょうか?
とにかく曲を選ぶのと、全曲にコメントをつける作業がとても大変でした。
でもすべていい曲ですし少しでも多くの人に聴いてもらいたいです。ぜひ興味を持った方は聴いてみてください。
去年からの変化でいえば、ヒトリエの曲が若干減って、上位は米津さんの曲が増えました。
あと、ついにボカロが1曲もなくなりました。カゲプロ・kemuさん・トーマさんがいなくなってしまったのが大きいですね。
代わりに、大学生になってアニメを見る時間が増えたこともありアニソンが増加。
そして何よりトロピカルフリーズですよトロピカルフリーズ!
結局ゲームBGMとしてはこれしか入りませんでしたね。
ポケモンORASとスマブラが思ったほど心に響かなかったせいです。マリカ8もいい曲多いんですけどね。トロピカルフリーズには勝てなかった。
最後に選外となった曲を羅列。
WOODEN DALL、花に嵐、TOXIC BOY、KARMA CITY(米津玄師)
さらってほしいの、生きたがりの娘、終着点、インパーフェクション、我楽多遊び(ヒトリエ)
きりのもり、お山をダッシュ!ランビ、リンゴーンジップライン、サバンナパレード、フルーツハーベスト、カラフルフライト、スノーフォレスト(トロピカルフリーズ)
レインボーロード、キノピオこうざん、サンシャインくうこう(マリオカート8)
ストリーミングハート(DECO*27)、Anti the EuphoriaHOLIC(cosMo@暴走P)
ミライファンファーレ、未来少女たち(ろこどる)、Daydream caf�・(ごちうさ)
Seven Doors、ShaVaDaVa in AMAZING♪(トリニティセブン)、人生☆キミ色(人生)
いつかの、いくつかのきみとせかい(河合荘)、とまどい→レシピ(未確認で進行形)
New SPARKS!(咲全国編)、ギミー!レボリューション(俺ツイ)、奏(一週間フレンズ・カバー)
オラシオン(ノゲノラ)、フェイス(アルジェヴォルン)
ありがとうございました。正直この記事編集だけで3日くらいかかってるので、なんか好きな曲とか見つかったらweb拍手など送ってもらえるととっても喜びます。