今、「白いXbox One」を買いたい5つのポイント
少し前の記事でも触れたのですが、Xbox Oneが欲しくなっています。
買いたい理由はいろいろあるのですが、自分の中でなかなか決心がつかない。 買おうかなーと思いつつも買わない方がいいような気もする。
そこで!今日は!
Xbox Oneを買っていない私がXbox Oneの魅力を紹介するという意味のわからない記事を書きます。
これを読めば皆さんも私と同じようにXbox Oneを買いたくなること間違いなし!
ちょっと長めの記事になる予定ですがおつきあいください。
ではどうぞ。
——————– まず、記事タイトルになっている「白いXbox One」について。 これは、日本国内で2月19日より数量限定で販売予定の「Xbox One スペシャルエディション」のことです。 Xbox Oneは通常黒ですが、これは白色です。
人によって好みはあると思いますが、個人的には、とても好みな見た目です。特にコントローラーの近未来感が。 「とびだせどうぶつの森」に出てきた「近未来な家具シリーズ」を思い出させます。…何となくですけど。 まぁ見た目はおいといて、このスペシャルエディションの凄い点が2つあります。 1. 『Halo:The Master Chief Collection』のDLコードが同梱!(値段は据え置き) いわゆるバンドルパックです。 ソフトについては後で触れますが、ゲームソフト1本が無料でついてくるのは素晴らしいです。 しかも、驚くことに…。 2. 3月1日までの期間限定で5000円引! なんと!ソフトがついてくるのにソフト1本分の値引! しかも税抜価格からの値引きです。 これによってMicroSoft Store公式でさえ販売価格は¥37,778。 比較対象として挙げられるPS4がソフトなしで¥43,178(=Xbox Oneの通常価格)であることを考えると、これは相当お得です。 おまけにMSストアではこれに加えて、Xbox one用ソフトで使える15%オフクーポンまでついてきます。 スーパーファミコンが4000円安くなるクーポン券つきみたいなものでしょう。 だいたい1000円程度の割引だと考えておけば良いと思います。 一方、Amazonでは元々のAmazonパワーでの値引きがありますので、販売価格はさらに安い。 ¥36,042。こうなるとWii Uのソフト同梱セットにさえ匹敵する価格です。
なんと!次世代機で一番安い!
この並びを見ると「今すぐ買いたい」となって当たり前ではないでしょうか!
ということで、ここからは価格面以外のXbox Oneの魅力について説明していきます。
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そもそもXbox Oneとは何なのか?
固い説明をするなら、
WindowsOS、officeシリーズ(word、excel、powerpoint)、最近ではSurfaceなどでおなじみ、
世界一のコンピューター企業・Microsoftが作っているゲーム機「Xbox」の第3世代です。
ゲーム機全体としてはWii U(任天堂)、PlayStation 4(SONY/SCE)と並ぶ第8世代。まぁこんなのはWikipediaに書いてあることなので割とどうでもいいです。
「one」という名称は現在のMicrosoftが掲げる「One Windows」戦略と対応しており、Windows 10も元々はWindows oneにしたかったけど初代Windowsと紛らわしいからやめたみたいな話があるほどです。(前にどっかの記事で読んだだけなのでソースは忘れました)
要するに、これからのMicrosoftはOSのロイヤリティで荒稼ぎするモデルに頼りきりではなく、提供するサービスとそのシェアで稼ごうとしているわけです。
MacやAndroid、iOSにOfficeを提供したり、Windows10を無料で配ったりがその代表例ですね。
で、私がXbox oneに魅力を感じる2つ目のポイントがこの、Windows 10との連携です。 実際に、Windows10にはXbox oneのゲームをリモートプレイする(インターネット経由で外出先などで家にあるXbox oneを動かし、プレイ画面をPCに映して遊ぶ)アプリが標準搭載されることが発表されています。 (※追記:Xbox OneはWi-Fiネットワーク経由での連携なので、基本的には家の中でしかリモートプレイはできません。その分遅延などは起きにくくなっていたりしますが。また、私は試していませんが、家庭内のネットワークに外部から接続することで疑似オンラインプレイもできるようです。)
PS4は今のところVitaを買わないとリモートプレイできませんし、任天堂は今のところリモートプレイとかクラウドプレイには遅延などを理由に否定的です。実際WiiU Gamepadは遅延ゼロなんでこれはこれでいいんですけどね。
そもそも私は今Surface Pro 2を使っていて、これ自体が既に文句のない神ガジェットなので、そのうえXbox Oneを買えばクラウドでゲームまで遊べちまうんだ!なんて言われたら惹かれないわけがありません。
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続いては現在実装されている機能面。
Xbox Oneの大きな魅力として、ゲームにとどまらない総合エンターテインメントコンソールとしての、様々な機能が挙げられます。
まず、CD・DVD・Blu-ray対応。
これ、PS3/PS4と違ってあんまり印象ないし、正直公式サイト見ても書いてない気がするんですけど、Xbox OneはBlu-ray見れるんですよ。
360ではBlu-rayは非対応だったのですが。
来月に【ろこどる】のライブ先行抽選券とキャラソンアルバムとイベント映像がついてくるBlu-ray&DVD vol.7を買う予定の私としてはかなりの魅力です。
CDに関しては、360と違いCDリッピング機能が未実装ですが、XboxというかMSはアップデートでの機能追加に定評があるので、今後実装されるんじゃないかなーと勝手に信じてます。
Surfaceなどほとんどのタブレット端末にはCDドライブがないので、これが実装されると結構嬉しいところ。
ちなみにPS4にもDVDとBDの再生はありますがCDには対応していません。Wii Uは当然全て非対応です。
また、Windows 10でXboxにも対応する予定のユニバーサルアプリを待つまでもなく、様々なアプリがすでに提供されています。
Internet Explorer、YouTube、niconico、Twitter、Skype、OneDrive、Twitchなど。
Skypeを使えばいわゆるテレビ電話も簡単にできちゃいますね。
特にXbox Oneでは、Windows8でもお馴染みの「スナップ(画面分割表示で複数のアプリを同時に動かす機能)」がついているため、ゲームしながら攻略サイトを見たり、プレイ動画を見たり、ツイートしたり…ということが簡単にできます。 ゲーム実況が本体機能として実装されているのも大きなポイント。これはPS4にも言えることですが、YouTubeやTwitchと本体で連動しています。 それだけでなく、Xbox OneにはHDMI-INという動画入力端子が存在することもあり、テレビを観ながらゲームや動画やブラウザを楽しむ、ということがゲーム機の機能として可能になっています。 (テレビ自体の操作や番組表の確認なども海外では可能です。日本では将来的に対応予定。) さらに、HDMI-INがあるということは、他のゲーム機の出力と繋ぐことも可能であり、 Haloに疲れたらマリオカートをしたり、FF15のムービーを観ながらスマブラをしたり、という夢のようなコラボレーションが可能となるわけです。 そのほかに、Xboxの大きな特徴として「Xbox Live」というインターネットサービスがあり、 これはPSでいう「Play Station Network」、任天堂の「Nintendo Network」と同じような立場です。 任天堂と違いオンラインプレイなどが有料ではあるものの、大きなリソースを持つMicrosoftが提供しているだけあって、その信頼性と安定性は他2社の追随を許しません。 「Games with Gold」という有料会員向けのゲームの配信や割引も行われています。 ——————–
で、そうは言ってもゲーム機を買うからには、ゲームソフトはどうなのか? というのが問題で、遊びたいソフトの出ないゲーム機は近未来的なインテリアになるほかありません。 うちの場合は発売1年目のWii Uがそんな感じでした。ちょうどクリスマスだったのでローンチでマリオと一緒に買ったものの、そこからの1年間で遊んだソフトは追加DLCのルイージU、VCのMOTHER2(¥30)とGoogle ストリートビュー(無料)のみという悲しみを背負うことに。2年目からはドンキーとかマリカとか出たんで今は大満足ですが。 話を元に戻しまして、Xbox oneはと言えば、今は猫も杓子もマルチな時代ですので、特に海外のゲームに関しては基本的にほとんどのソフトがPS4と同じように出ると思って問題ないと思います。 今の時代、開発費高騰しすぎて1機種独占なんてできないわけですね。海外では現状PS4優位ではあるものの、どちらの機種もかなり売れていますし。 まぁただXbox oneは今のところ日本国内では全く売れてないので、日本でしか売れないゲームは今後もあんまり出ないかもしれません。 有名どころだとドラクエヒーローズとかはPS3/PS4のみですね。 あと、PS4の方が若干性能が良いらしいので、同じソフトでもパフォーマンスで若干PS4の方が上回る場合があるそうです。 …まぁPS4どころかPS3も360も買ってない私からすれば全く気づかないレベル、というか他機種版といちいち見比べる機会なんてそうそうないのであんまり気にしなくていいと思っていますが…。 ・基本的にPS4と同じソフトが出る ・時々PS4にしか出ないタイトルがある ・PS4の方が性能上 これだけ聞くと、「じゃあPS4買うよ!」ってなると思いますし、実際日本でPS4がXbox Oneと比べて圧倒的に売れてるのはそういうことだと思います。 そこで重要なのがファーストタイトル、つまりハードメーカーが直々に出すタイトルです。 これは他のハードには出るわけがないので大きな差別化要素です。 さすがに数多くのメジャーブランドを保持する任天堂には及びませんが、 実はMSのゲーム部門「Microsoft Studios」もなかなか良いソフトラインナップを自社で抱えています。 日本では知名度ゼロですけど。 その代表的なものがHalo(ヘイロー)シリーズというFPS(主観視点3Dシューティング)。 Xbox全体で最も成功したタイトルで、本編としては現在4まで出ており、今年秋には最新作「Halo5」が登場します。 Xbox oneに出ている「Halo : The Master Chief Collection」は、1~4までが全てHDリマスターされてセットになったというお得なソフトです。 この出し惜しみしない感じが良いですよね、任天堂だったら絶対やらない…と思ったけどスーパーマリオコレクションとかあったなそういえば。
シリーズファンはもちろん、やったことない人も一度これで触れてみるのもいいんじゃないかなーって思ってます。やったことない人、っていうか私自身のことですけど。 そしてこれが白いXbox Oneには同梱されているのです!おお!まさしく私みたいな人にうってつけ! 冷静に考えて、1~4セットの同梱ですから、ソフトが4本ついてくると言っても過言ではないわけです。 ファミコン時代のスーパーマリオならともかく、Xboxや360のソフトが4本ですからね。比べ物にならない豪華さです。 他にはForza Motorsportというリアルなレーシングゲーム、オープンワールドでゾンビと戯れるDEADRISING、あのレア社が作ってる格闘ゲームKiller Instinct、動物園経営シミュレーションのZoo Tycoon、ジェットコースターを制作するScream Ride、ゲーム制作ゲームProject Sparkなど、大小様々なゲームが揃っています。 そして、個人的に一番惹かれているのは、新規タイトルのオープンワールドシューティングアクション「Sunset Overdrive」(発売中)。 都市が舞台のゲームですが、アメリカらしい、いい意味で頭の悪い世界観。ハチャメチャ具合がかなり惹かれます。 リアル志向で暗い雰囲気のある他の次世代ゲームと違い、明るく爽快な世界観が魅力的。
そもそも私の場合、Splatoon(任天堂のWiiU向け新作TPS)もあの街中で暴れる感じに惹かれてる部分あるんで、これもなかなか興味あります。ほんと楽しそう。 Amazonレビューなどでの評価も高く、Xbox Oneユーザーの間でもよくオススメされる作品です。 あと、変わったところでは「Ori and the blind forest(オリとくらやみの森)」というソフトが発売予定です。
日本のアニメーションに影響を受けて作られたという幻想的な世界観のアクションアドベンチャー。 なんていうか、これだよこれ!って言いたくなる、ゲームっぽいゲーム。ドンキーがXboxに出たらこんな感じなんじゃないでしょうかね。 DLソフトなのであまり値段も高くならないはず。 その他、サードソフトのマルチタイトルとしては「GTA(グランドセフトオート)」「CoD」「BF」「アサクリ」「FIFA」「マッデン」「ウイイレ」「バイオハザード」などなど、 洋ゲーに全く触れていない私でも名前くらいは聞いたことのあるソフトが目白押しです。(一部日本のメーカーだけど) その他、プレイ動画などで大人気の「Minecraft」も出ています。割とお手頃な価格(¥2000)で遊べます。 あと「FF15」「KH3」「メタルギア」という国内ソフトメーカーの代表的キラーソフトも全てPS4/Xbox Oneマルチですし、今のところ国内でも出ることが明言されています。 国内のみPS独占…みたいなパターンも絶対ないとまでは言いませんが、腐っても日本のゲームですし、ローカライズも自社でできる以上、わざわざ作るんだったら日本でも出すと思いますよ。推測ですけど。 サードタイトルとしては「タイタンフォール」や、変わったところでは「PHYCHO-PASS」「CHAOS:CHILD(CHAOS:HEAD続編)」などがXbox One独占となっています。 と、まあ、いろいろ書きましたが、日本でPS4ではなくXbox Oneを買うのであれば、やっぱりMicrosoftのゲームに魅力を感じるかどうかが全てなんじゃないかなーと。 マルチタイトルは「買う理由の補強」でしかないので。 で、個人的には、HaloやSunset Overdriveには、そのくらいの魅力があると思います。 ——————– では最後に、こちらの映像をご覧ください。
先月のWindows 10の発表会で登場したAR・VR技術「Microsoft Hololens」の映像です。 これがいつ頃製品化されるかはまだわかりませんが、「Windows10時代の間に」と言われているので、おそらくそう遠くない未来に手に入るはずです。 この技術は将来的にコンピューターの操作のすべてを変える可能性を秘めていますが、 それと同時に、映像の中にMinecraftが映ったことからもわかるように、この技術はゲームとの親和性も非常に高い。 そして、Microsoftが15年前から研究を続けてきたゲーム分野の最先端が、Xbox Oneにあるのです。 ちなみに、Minecraftの制作会社mojangはすでにMicrosoftに買収されています。 MSはマインクラフトの他の会社(PS、Mac、iOS、Android)への供給を止めるつもりはないことを宣言していますが、 せっかく買収した以上、XboxやWindowsとの連携は間違いなく強くなるはずで、 その中でHololensとも結びつくはずです。 また、この記事では白Xbox Oneに付属していないKinectについては触れていませんでしたが、 この新型Kinectは心拍数まで測定できてしまう上、音声コントロールやジェスチャー認識などもできる、新しい時代の技術であり、またHololensとの親和性も高いと思われます。 そして。 現在のXbox One+Kinectセットの値段は¥53,978。 Kinectセンサー単体が¥16,178。 ということで、白Xbox Oneを買った後でKinectセンサーを買い足した方が安いのです。 Kinectを手に入れるかどうかは、後で決めれば良い。 ただ1つ言えることは、 今とりあえず本体を買っておくことは、Xbox、Windows10、そしてKinectやHololensを通じてMicrosoftが提供する新しい未来への第一歩になる。 これが、白いXbox Oneを今買いたい5つ目のポイントです。 ——————– まとめると次のようになります。
1. 期間限定、Halo:TMCCが付属してさらに5000円値引。しかもスタイリッシュな限定色の白 2. Windows 10とのリモートプレイを含む連携 3. CD/DVD/Blu-ray再生、様々なアプリといった充実の多機能 4. HaloシリーズやForzaシリーズ、Sunset Overdriveなど、Microsoft Studios独自の魅力的なゲームの数々 5. Microsoft HololensやKinectによる新時代の体験 Xbox Oneは、特に日本では、純粋なゲーム機としてはWii UやPS4よりも魅力が伝わりにくいハードかもしれませんが、 それを補ってあまりある「将来性」と「ワクワク」を提供してくれる機械だと思います。 ぜひこの、非常にお得な価格になっているこのタイミングで、あえてXbox Oneを買って、Microsoftの形作る未来を一緒に楽しみましょう!