2015年個人的ベストソングス
毎年やっている企画。気づけば6回目らしいです。
私が今年聴いて気に入った曲、オススメしたい曲をランキングにして紹介する企画。
ルールはいつもの通り。
・2014年1月~12月前半に聴いた新曲の中から、私が100%趣味と主観のみに基づいてランキングしました。
・音源未発売・未発表のものは対象外。
・ただしゲーム音楽はゲーム自体が発売されていればサントラが出ていないものも含む。
・今年発売のアルバムに収録された昨年発表済のシングル曲・YouTube先行曲を一部含む。
・以前に発表されたもののアレンジ等は対象外。
フォーマット
順位. 曲名 / アーティスト名 / CDタイトル、アニメタイトル、ゲームタイトルのいずれか
あ、あと、先に言っておきたいことなのですが、
フィーバー / パスピエ / 演出家出演
ワールド・エンド・エコノミカ / 岸田教団 & THE明星ロケッツ / WORLD END ECONOMiCA(ゲーム)
この2曲は私が今年聴いた曲としては確実にトップ10に入るのですが、2015年発表ではないので対象外としました。でも最高なのでぜひ聴いてみてください。
順位は下位からのカウントダウンです。
2010年~2013年は26曲だったのが、去年からキリよく30曲になりました。
公式で上がっているものを中心に、動画もできる限り貼ってあるのでぜひ聴いてみていただければと思います。
あ、動画が相当多いので読み込みだけ注意してください。かなり重いです。
——————–
35. Brand-new World / 西澤幸奏 / 学戦都市アスタリスク
30曲に絞れませんでした。すみません。
いや、ゲーム音楽とかPrime Musicとかいろいろあってですね……許してください……。
そういうことで「キャバルリィじゃない方のアスタリスク」「東山さんが年上の方のアスタリスク」でおなじみアニメ『学戦都市アスタリスク』。
この曲を一言で説明すると「よくあるカッコいいラノベアニメのOP」。高速四つ打ちで女性ボーカルがサビで声を張り上げる、要するにLiSAがよく歌ってるやつ。
でもだからこそ惹かれるものがあるんですよねー。普通にカッコいい、というのは決して悪口ではないのです。
34. HIMITSUスパーク / カラスは真っ白 / HIMITSU
最近のバンド……といってもこれとヒトリエとパスピエくらいしか聴いてないんですけど、この曲は密かにハマってます。カッコいい。
同バンドの新曲『ヒズムリアリズム』も嫌いではないんですが、こっちの方がクールで高速で私好みだったのでランクインさせました。
PVは去年12月公開なんですけどCDは今年発売だから許して。去年は存在知らなかったしね。
33. Sail Out / TrySail / Youthful Dreamer
フレッシュな声優ユニット。ラジオ好きだけど最近はスプラトゥーンやってて聞けてない。けど応援してます。志保の中の人だし。
この『Sail Out』という曲は、静かではあるけれど決して暗くないポジティブな雰囲気で聴いてて勇気づけられる。個人的にプリズムキューブ系というカテゴリーに入ります。好きです。
TrySailは今年デビューして4曲を世に出したわけですが、これの表題曲「Youthful Dreamer」はなんかこう、キラキラ応援ソング感がどうも苦手で……いや、タイアップが電波教師だから仕方ないんですけど……。
個人的に「○○しなさい」より「○○していく」「○○しよう」みたいな、自分のことを言って共感させる感じが好きなので、もっと等身大の曲が聴きたいです。でも「ホントだよ」はあざとすぎて苦手。
32. ミステリー / 堀江由衣 / ワールドエンドの庭
Prime Musicで配信されていたことから全曲聴いたアルバム『ワールドエンドの庭』。これは素晴らしいアルバムですのでみなさんCD買うかAmazonプライム会員になるといいと思いますよ!
……それはそれとしてこの曲は超カッコいいです。2番の後、バックの音が減る中で静かにサビが流れ、そこからの転調!ベタだけどそれがいい!!
堀江由衣さんの他の曲で言うと「Sugar Sweet Nightmare」に近いと思います。カッコいい曲と可愛い曲、両方こなせるのが凄い。
31. メトロノーム / 米津玄師 / Bremen
進化を続ける米津さんの3rdアルバム『Bremen』。PVの雰囲気からしてviviやアイネクライネに近い曲調ですが、歌詞はいい意味でより直接的。
まさにポップソング。米津さんはこのアルバムで「共感できる歌詞」という新たな武器を手に入れたような気がします。『ゴーゴー幽霊船』の歌詞に共感できる人とかいませんからね。
……まぁあとは個人的に今年、特にBremen発売した頃は恋愛に関する話題が割とセンシティブだったので、そのへんで刺さったのもなくはないです。
30. トーキーダンス / ヒトリエ / モノクロノ・エントランス
ヒトリエのミニアルバムより。このアルバム、発売当初は若干disったんですけど、聴きこんでいるうちに大好きになってました。正直ヒトリエのメジャー以降の最高傑作だと思ってます。
まぁカナダ留学に持っていって聴きまくったおかげで留学の思い出とリンクしているせいもあるんですが……。
この曲はヒトリエ版ワールズエンド・ダンスホールといっても過言ではないくらいワールズに似ています。でもそれでいいのです。カッコいいから。
29. The Waters Cleansed (feat. Tom Boyd) / Gareth Coker / オリとくらやみの森(Ori and the Blind Forest)
Xbox Oneで配信中の2Dアクションゲーム『オリとくらやみの森』。GOTYアートディレクション部門最優秀賞受賞作というだけあってグラフィックも圧倒的な美しさを誇るのですが、それを彩るBGMも最高です。
ほんと日本での知名度が低いのが惜しい。日本はかなり2Dアクション大好きな国のはずなのですが何が悪いんだ。機種だな。
ただサントラがAmazon Prime Musicで無料配信されているのでみなさんAmazonプライム会員になるといいと思いますよ!曲だけでも素晴らしい。
まぁ私自身はゲームをクリアしてないのでサントラも途中までしか聴いていないわけですが。ゲームBGMとはゲームで初めて出会いたい。
28. あの森で待ってる / ボンジュール鈴木 / ユリ熊嵐
アニメ『ユリ熊嵐』OP。アーティスト名が売れない芸人みたいなことを除けば素晴らしい。
イントロからアニメの雰囲気にぴったり。ただユリ熊嵐自体は……ピンドラ以上にテーマが難解というか、ファンタジーすぎて何が何だか、みたいな印象もありました。それでも演出と構成の圧倒的なパワーで最後まで持っていかれたのはさすが幾原さんというほかないのですが。
曲はAメロのラップっぽい感じからとにかく独特で、一度聴いたら忘れられない良さがあります。ただカラオケで一度入れたけど死ぬほど歌いづらかった。
27. メッセージ / 島村卯月(CV:大橋彩香)&渋谷凛(CV:福原綾香)&本田未央(CV:原紗友里) / アイドルマスター シンデレラガールズ
デレアニの初報PVで使われてた曲。あのPVで聴いた時から「これのフルが出たら買おう」と心に決めていました。イントロのピアノのメロディーがとても好み。
サビのメロディーラインもかなり好きです。
ところでこの曲、全体的な構成が『流川ガールズソング』に近いと思うんですけど、共感してくれる人いないですかね。静かに始まるイントロ+サビからバーッと展開していく感じが。
26. カフェモカ・サイド / 豊田萌絵 from StylipS / 迷々コンパスはいらない
TrySailもいいけど個人的にはPyxis推しです。かわいくない? そんなわけで伊藤美来さんとともにStylipS2期生である声優・豊田萌絵さんのソロ曲(StylipSのシングルにカップリングとして収録)。
この曲は作曲・編曲が『輪るピングドラム』『ユリ熊嵐』『おそ松さん』などの劇伴を手掛ける橋本由香利さんという、その時点でも買いなのです。
最後の間奏にセリフが入るところとか、かなりライブ映えを意識した、可愛さを前面に押し出した曲です。でも可愛いから許される。女の子の気持ちを歌った歌詞は基本的に好みです。恋する女の子って、いいよね……。
あと豊田萌絵さんの何が良いって趣味がhtml編集でなぜかMicrosoftの開発者向けイベントにゲストで呼ばれてるあたりですよ。こういうジャンルの声優を待ってた!
そういうわけでPyxisというユニットはろこどる声優とWebコーダー声優が揃っている、私のためのユニットなのです。メジャーデビューまだかなー?
25. Undercover / 米津玄師 / Bremen
米津さんのアルバム『Bremen』から。上にも書いた通りBremenは『フローライト』『あたしはゆうれい』『ミラージュソング』など明るい曲調のものが多く、もちろんそれも米津さんの新境地で良い感じなのですが、やっぱり暗くてクールな曲が聴きたい!
という人のための『Undercover』です。カッコいいです。2番のサビの歌詞「どんな今も笑っているうちに錆び付いていくんだ」とか、吐き捨てるような言葉の選び方が流石だなあと思わされます。
24. Restoring the Light, Facing the Dark / Gareth Coker / オリとくらやみの森(Ori and the Blind Forest)
『オリとくらやみの森』からもう1曲。先ほどの曲と違って緊迫感のあるBGMです。ステージ自体も緊迫感のある箇所で流れるので、それだけ印象に残ります。『ハラハラのこぎり』とか『どくどくタワー』とか、ああいう系統のステージです。即死系強制スクロール。
0:28あたりからのピアノのメロディーが美しすぎます。こういうの弱いんですよ。
23. モノカラー / ヒトリエ / モノクロノ・エントランス
『モノクロノ・エントランス』より。ヒトリエのCDといえば、『WONDER&WONDER』は別として、基本的にはスローテンポな曲が必ず入るのがお約束で、『泡色の街』『浮遊と沈没と』などがあるのですが、正直今までのスローテンポ曲はあんまり好きではなくて。
もちろん良い曲ではあるのですが、アルバムを繰り返し聴いてると若干ダレる要素になっちゃうんですよね……。
ただ今回の『モノカラー』は珍しく気に入っていて、アルバムを繰り返し聴くのが楽しみになっています。スローテンポとはいってもそこまでBPMが遅くないのと、ギターリフとベースラインが割と細かく動いているからかなと。
22. はなまるぴっぴはよいこだけ / A応P / おそ松さん
何かと話題のアニメ『おそ松さん』OP。昭和テイストと意味不明な歌詞、全てがハイセンスで良い。
「アニメを勝手に応援するプロジェクト」とかいう便乗商法全開なコンセプトで若干嫌な予感がしていたのですが、ルックスも悪くないしダンスも超頑張ってる。いい意味で普通にアイドルでした。普通のアイドルが普通なだけでは戦えない時代なんだなぁ……とも思いますが。
しかし今期のOPはA応Pとかアイドルカレッジとかアーススタードリームとか、地下アイドル感のあるアーティストやけに多くないですか。
21. Quick Start / 藤井志帆 / Splatoon
SplatoonのBGMは基本的に全部好きで、しかも「その全部があのポップでド派手なビジュアルの下でランダムに流れる」というあのゲームのセンスそのものが好きなので、「この曲が好き!」と抜き出しにくいところはあるのですが、
この曲は特にテンションが上がります。8月アップデートで追加された曲ですね。
作曲者は藤井志帆さん、他に『ハイカラシンカ』『ハイカラニュース』などを含めたシオカラーズ関連の楽曲を全て手掛けているそうです。
過去には『マリオカート8』で『ウォーターパーク』『スイーツキャニオン』『レインボーロード』など、こちらも私の好きな曲をたくさん作っていることがわかりまして、むしろこの人の曲が好きなのではないかと思い始めています。軽快でテンションが上がるメロディーを作るのが上手い。
20. スーパーウルトラハイパーミラクルロマンチック / 敷島魅零(CV:井口裕香)&処女まもり(CV:井澤美香子) / ヴァルキリードライヴ マーメイド
今期一番輝いているアニメ、『ヴァルキリードライヴマーメイド』のED。ザ・電波ソングです。
曲名からしてだいぶ頭の悪い感じですが、歌詞もメロディーも頭の悪い感じで大好きです。こころがずっきゅんずっきゅんしちゃいます。
ところで最近テレビで「チケキャン(チケットキャンプ)」のCMが流れるたびにこの曲を思い出すんですけど誰かわかってください。
19. アンビリーバーズ / 米津玄師 / Bremen
アルバムより。前月に出たシングルの表題曲でもあります。
今までの定番だったギターサウンドを外してエレクトロサウンドを取り入れたことで、より現代的な音になりました。
アンビリーバーズは情報が出た時からずっと期待していて、YouTubeにPVが上がった時は速攻で聴いて速攻で痺れまして、シングルを買おうと思っていたのですが翌月にそれを収録したフルアルバムが出ることが直前に発表されてスルーしました。あのシングル予約した人はキレていいと思うんだけどな……。
18. Splattack! / 峰岸透 / Splatoon
Splatoonのテーマ曲。まあ入れないわけにはいかない。去年のE3PVで聴いた時から圧倒的なパワーを感じさせ、それはCMでも変わらなかったし、プレイしながら死ぬほど聴きまくった今でもテンションが上がる。たぶん10年後に聴いてもそう思うんだろうなー。
楽曲としてのことに触れるとPV中盤、スーパージャンプするあたりでの開放感が凄い。前半のドキドキするような感覚からさらにもう一段テンションを上げてくれる。
17. Dear Honesty / 伊藤美来 from StylipS / 迷々コンパスはいらない
Pyxisのもう片方。みっく。可愛い。尊い。癒し。
と、このように声優オタクには言語能力が衰退する傾向が見られるので、まだランキング半分なのに5000字超えてる記事を書いてる私は逆説的に声優オタクではないんですけど、ともかく伊藤美来さんは可愛いです。『ろこどる』『ミリマス』も良いけど最近は『あにトレ』が……あれ?曲まったく関係ないぞ?
『Dear Honesty』は上の『カフェモカ・サイド』と同じシングルに収録された曲なのですが、Dear Honestyは可愛さよりも真面目さ、元気さを強調する歌詞になっています。作詞はアニソン界では畑亜貴さんの次くらいに名前をよく見る気がするこだまさおりさん。
元気いっぱいという感じではないけど明るく前向き、というみっくのキャラクターに寄り添った歌詞と曲になっていて心地良いです。
ところでこの曲のイントロはピアノの旋律が印象的なのですが、このフレーズ、ゆいかおりがいた頃のStylipSの『MIRACLE RUSH』(咲-saki- 阿知賀編 OP)に似てません?
16. Overdrive / 原田ひとみ / ヴァルキリードライヴ マーメイド
ヴァルキリードライヴマーメイド、今度はOPです。
これ、おそらくここ数年のアニメOPでもトップクラスにカッコいいと思います。ぜひ映像で観てほしいのでTV版OPを載せました。
タイトルロゴの出し方、曲の構成、サビの盛り上がり、何もかもが完璧。それでありながらアニメの本編は酷いという落差がまた良い。
とにかくサビの爆発力が凄い。近いうちにカラオケで歌ってみたい。
15. Blue Jasmine / 米津玄師 / Bremen
Bremenの最後の曲。いわゆるプリズムキューブ系。なんでしょうね、「普通に良い」としか言えないです。
普遍的に大切な人のことを描いた歌詞。それを完璧に支えるインスト。聴いてて泣きそうになります。染みる。
しかし米津さん、5年前は「あなたと私でランデブー?」とか言ってたこと考えると時の流れって凄いなって思いますね。……マトリョシカが5年前か……。
14. Absolute Soul / 鈴木このみ / アブソリュート・デュオ
今年1月の2015冬アニメ期、世間のごく一部で盛り上がった「クソアニメ四天王」の一角、の中では一番出来がよかったアブソリュートデュオのOPです。いや、ライバルのうち2つディオメディアだからそりゃ勝てるだろうけど……。
歌手は鈴木このみさん。アニソングランプリ出身で、私は『さくら荘のペットな彼女』ED『Days of Dash』からずっと応援しています。
昨年『ノーゲーム・ノーライフ』のOP『This Game』が評価されたことで、超絶難度の曲を歌わされる人として定着してる感がありますが、実際これを歌いこなせてしまうのが恐ろしい。
ニコニコに発売前のライブが上がってて、生でこれを歌えてて戦慄した記憶があるのですが、今探したらどうやら消えてました。残念。
13. サークル サークル / ヒトリエ / モノクロノ・エントランス
モノクロノ・エントランス。このアルバムほんと好きなんですよ。
アップテンポでイントロなし、高音を駆使したサビ、などなど、さすがとしか言えない。
ヒトリエならではのアレンジではあるのですが、モノクロノはwowakaさんプロデュースだけあってボカロ時代を思わせる曲になっています。wowakaさんが完全にコントロールして作られた曲って、うまくいえないけどメロディーが気持ちよくハマるんですよ。「そう!そこでその音からその音!よくわかってる!」みたいな。
ただまぁこれって要するにヒトリエじゃなくてwowakaさんが好きっていう結論になるんですが。
ちなみに先にネタバラシしておくとシャッタードールはランク外です。嫌いじゃないけど……うん、みたいな感じでした。
12. シオカラ節 / 藤井志帆 / Splatoon
シオカラ節。スプラトゥーンのもう1つの代表曲といってもいいはず。
ヒーローモード(1人用モード)でこの曲が使われるのですが、それが印象的すぎて凄いです。Splatoonスタッフのセンスの高さを完璧に発揮しています。
楽曲としては基本的に黒鍵のみで構成されているのが、民謡の音階をベースにしつつ現代的な感じがしてとても良いです。ただまぁ、だからこそサントラ収録の民謡バージョンは調を変えた方がよかったんじゃない?と思わなくもないのですが。
11. Sweet & Sweet CHERRY / 堀江由衣 / ワールドエンドの庭
Amazonプライム案件。この曲とても良いですよ!
上の『ミステリー』とは逆に可愛い系です。『カフェモカ・サイド』に近い雰囲気。歌詞にはカフェラテが出てきますし。
Bメロで合いの手のように入る(Oh Sweet and Sweet Cherry)ってところが、リズムも声も最高でクセになること請け合いです。恋する女の子って、いいよね……(2回目)
——————–
と、トップ10を残して記事としては7000字を超えたのですが、
ここでちょっと一休み。
「ベスト30と言いつつ35まで広げたのにギリギリ入らなかったけど好きな曲たち」を、1行でバーッと紹介していきます。気になった人は調べてください。
しかしこれ、「ランク外」という括りだと、好きな曲を並べているはずなのにどうしてもネガティブなことを書きがちになってしまいますね。好きなんですよ。
特に今年は個人的にかなり激戦だったので……。結構惜しい曲が多かったです。
・シャッタードール … ヒトリエ。上に書いた通り、いつも通りカッコいいけどあまりハマらなかった。あとCDの売り方がクソだった。
・裏の裏 … パスピエ。悪くはないけど『フィーバー』とか『とおりゃんせ』とかを聴いた後だとちょっと中毒性に欠けた。タイアップだから当たり前ではあるけど。
・Dragon Night … ドラゲナイ。嫌いじゃない。
・ムーンライトステーション … ドラゲナイの人の曲。阿波踊りがモチーフになってるので買った。セカオワの曲は嫌いじゃないけど歌詞の内容が薄っぺらいのが気になる。
・メリュー … ボカロ。n-bunaさん。wowakaさんも褒めてた。独特なメロディーと調声が癖になる。個人的には『さよならワンダーノイズ』が一番好きです。
・騎士行進曲 … 『シドニアの騎士』2期OP。テクノ軍歌のテクノ部分は好きだけど軍歌は好きじゃないというわかりやすい理由。
・RIGHT LIGHT RISE … 「例の紐」で一世を風靡した『ダンまち』ED。分島花音さん。分島さんなのに曲が明るい。明るいからというわけではないけど良曲どまりという感じでした。来年のWIXOSS映画の主題歌、超期待してます。
・コメットルシファー ~ The Seed and the Sower ~ 、ワンダーステラ … fh�・naさん。相変わらずメロディーもアレンジも良いんですけど、去年の『星屑のインターリュード』のインパクトを超えられない感じ。
・Shine!! … デレアニ2クール目のOP。良いですよねこれ。これもiTunesで買ったんですけど、「メッセージ」もあったのでこちらは選外に。
・Dreamin' × Dreamin’!! … 『ミリオンドール』OP。サビが耳から離れない。
・細胞プロミネンス … 『ミリオンドール』OPその2。みっくのロック。可愛くて大好きなんだけど、曲調と声が合ってない気が若干しないでもない。
・ばいたるエクササイズ … 『あにトレEX』主題歌。PV欲しさに円盤買おうかなって少し思い始めているあたりアーススターの術中にハマっている。買わないと思うけど。
・とってもサファリ … 『てーきゅう』6期OP。4期・5期と比べてインパクトに欠けるので評判良くないけど、個人的には一番好きです。
・4 the Dream、Wish Upon a Star、2 the Dream … ろこどるイメージソングアルバム。ろこどる曲は全部嫌いじゃないんだけどなんか一押し足りなくて個人的に「最高!」ってならないんですよねー(流川ガールズソングを除く)
・SIX SAME FACES … 『おそ松さん』ED。作曲者が『トリニティセブン』『ウィッチクラフトワークス』の人たちだからかっこよくないわけないんですけど、こういうギャグテイストの曲はなかなか上位には置きづらいですよね……。
・ハコネハコイリムスメ … 『温泉幼精ハコネちゃん』主題歌。プチミレディ。じょしらくっぽい。雰囲気は好きだけど会話劇は聴いてて何となくちょっと恥ずかしくなる。
・夢のつぼみ … 声優・水瀬いのりさんのソロデビューシングル。チノちゃんとかみらいちゃんとかの印象が強いけど素ではこんな声も出せるんだー、と感心。
・夢色パレード、ノーポイッ! … きんモザとごちうさの2期OP。1期の系譜を継承してて良い感じ。
・極限Dreamer … 『夜ノヤッターマン』。英語のカタカナ発音が気になる以外はすごく良い。
・アイデンティティ…『キャバルリィ』。アスタリスクじゃない方。こちらは主題歌も変化球で来てて、アニメの内容とマッチしててよかったです。
・アンハッピーエンドワールド … 『がっこうぐらし』イメージソング。タイトルだけで買った。曲としてはボカロっぽいというか、これ作ってるのkemuさんじゃね?ってくらいkemuっぽかった。好みではあります。
・Bremenのランクインしてない全曲、Splatoonのランクインしてない全BGM … 全部いいのでCD買おう。な。
——————–
ランキングに戻ります。
10. Neon Sign / 米津玄師 / Bremen
Bremenのダークな曲としては、上の「Undercover」も好きなのですが、あちらよりさらにアップテンポです(とはいってもボカロ時代ほどの速さはないですが)。
ギターのフレーズも印象的だし、何より歌詞がとても良い。
米津さんってボカロ時代は不協和音や独特なアレンジなど作曲面の特徴に言及されることが多かったような印象がありますが、それが少し丸くなった現在、むしろ圧倒的な作詞センスこそが米津さんを唯一無二のアーティストたらしめている感じがします。
印象的な歌詞を引用しようと思ったけど全フレーズ好きなので引用できませんでした。アルバム買って歌詞カード観てください。
9. アールデコラージュ ラミラージュ / 悠木碧 / イシュメル
悠木碧さんといえば唯一無二の声質で声優としてもアーティストとしても活躍しておられますが、この曲はその独特の声に変拍子が加わってまさしく電子ドラッグを作り出しています。
悠木さんのファンというわけではないのでアルバムを追ったりしているわけでもないんですけど、偶然YouTubeでこの曲のPVを試聴し、気付いたらiTunesでフルバージョンを買ってました。中毒性が尋常じゃない。
8. オープニングBGM(曲名不明) / GIRLS MODE 3 キラキラ☆コーデ
この曲をDirectで聴いたことをきっかけにゲームを買った。そのくらいの魅力があった。
キラキラでワクワクするイントロ、ゲームの内容に沿った歌詞。ゲームOPとして完璧なクオリティです。
『ガールズモード3』のこのOP映像はゲーム自体にも収録されているんですけど、その3D映像がめちゃくちゃキレイなので、ぜひソフトを買って3DSでプレイしてほしいです。私は未だにオープニングをスキップできません。
フルバージョンを出してほしかった……。もしくはショートバージョンでもいいからiTunesで売ってほしかった。YouTubeのやつ音量小さいって……。
7. The?World's?End / 堀江由衣 / ワールドエンドの庭
ほっちゃん。ワールズエンド大好きな私としては見逃せない。
Prime Music配信中だけどこの曲だけはその前からiTunesで買ってた。
ストリングスが印象的。歌うのも難しいけどその分気持ちよい。
6. FLYING FAFNIR / TRUSTRICK / 銃皇無尽のファフニール
『アブソリュート・デュオ』と同じ1月クールのクソアニメ四天王の一角、「一番テンプレをなぞってたやつ」ことファフニール。
歌っているのは神田沙也加さん。アナ雪で一躍国民的アーティストになったのにどうして次のアニメ仕事がこれだったのか……でも本人も楽しそうだし、実際この曲はアニメに合ってて素晴らしい。作詞作曲も神田沙也加さんだというのがさらに驚き。多才すぎる……。
サビの英語の発音も完璧だし、ピアノやストリングスも綺麗。ちゃんと基礎を抑えて作られた曲という感じがします。
5. シンデレラグレイ / 米津玄師 / Bremen
Bremenの中ではおそらく一番『diorama』時代を思わせる曲になっています。
1番と2番でサビの展開が変化する構成、言葉の選び方の妙、どれをとっても文句のない曲です。
サビ前の『また思い出した』のところのリズム、そこからサビへの展開が完璧で、電車の中で聴いていても思わず首を振ってリズムを取ってしまいます。
4. 深夜0時 / ヒトリエ / モノクロノ・エントランス
モノクロノエントランス。とにかく凄いリフから始まって、ハイスピードに進む曲。
ギターリフが左右で刻んでる感じとか、とにかくボカロ時代のwowakaさんの感じが前面に出ています。中毒性高い。こういう曲を聴きたかった!って感じです。
WONDER & WONDERでメンバーと一体になって行った曲作りをモノクロノでいったん自分のモノに戻す、というwowakaさんの宣言通り、モノクロノは確かにwowakaさんのボカロ時代の良さが出ていて最高なのですが、一方でなぜか写真撮影に目覚めてしまったのが気になるところ。
5年前、ハチ・DECO*27の超絶クオリティPVを相手に頑張ればパワポで作れそうなイラストで勝負していたボカロ時代のwowakaさんはどこに行ってしまったのか……。
3. 劇場街 / ヒトリエ / モノクロノ・エントランス
連続ヒトリエ。モノクロノエントランスの1曲目。
まさにアルバムのオープニングという感じの、明確なサビのない独特な構成。ボカロ時代の『ラインアート』に似てると評判。
早口ではないのだけどゆっくりしているわけでもなく、バンドとしてはかなり激しい動きをしているので、曲が進むにつれてテンションをどんどん上げてくれます。
あと個人的なことを言えば留学直前に発売されたアルバムなので、このアルバムは留学中にめっちゃ聴いてて、特に劇場街は聴くだけで留学先のキャンパスのイメージが浮かぶんですよねえ……。
2. マリタイム・メモリー / 藤井志帆 / Splatoon
※演出ネタバレなので今後プレイする予定の方は飛ばしてください。
Splatoonエンディング。シオカラ節も好きだけどこっちの方が好き。です。
どういうジャンルに属すかもわからない不思議なテイストですが、なぜか泣きそうになる。
これも留学中に聴きまくった。特に帰国直前によく聴いてはしんみりしてた。
1. 雨の街路に夜光蟲 / 米津玄師 / Bremen
今年のナンバーワン。『雨の街路に夜光蟲』
去年も米津さんの『リビングデッド・ユース』が1位だったので、今年はどうしようかなーと悩んだのですが、この曲が一番でした。
とにかく歌詞が良い。サビ前の「2人でだったらいけるよね 地球の隅っこへ」というところが特に。
実際の米津さんのイメージがどうかはわかりませんが、中学生くらいの男女が約束を交わしている光景が浮かびます。こういう「二人だけの秘密」みたいなの凄く好きなのです。
楽曲としてもそこからサビへ繋がるドラムのリズム、そしてスムーズな転調が美しい。文句なしです。
——————–
……というわけで今年のお気に入り曲でした。
今年は『モノクロノ・エントランス』『Bremen』『Splatoon』が圧倒的で、その間をアニソンが縫っていく感じのランキングでした。
観てたアニメとか結構バレバレになっちゃいますねー。どうしても。
あと今年は去年までと若干コメントの趣向を変えて、曲に付随するアーティストとかアニメとかの話を多めに入れたんですけどどうでしたかね。
音楽論とかそんなに語ることもないし、それを35曲やっても全部「中毒性がある。メロディーが良い。」ばっかりになっちゃうんで。……いや、結局そればっかりになっている感は否めませんが……。
ゲームとかアニメならともかく、曲単体のレビューって大変ですよね。CDレビューとか書く時も思いますけど。しかし音楽雑誌の記事とかも語彙としては大したこと書いてなくて、アーティストのバックグラウンドがどうだとか、しまいにはインタビューなのにインタビュアーのよくわからん持論にアーティスト側が相槌打つ形になってて誰の記事だよこれって感じでした。米津さんの2万字インタビューのことです。
この記事は1万1千字でした。2万字インタビューの話した後だと霞みますね。しなきゃよかった。
でも選曲もコメントも相当悩んだので、少しでも読んで楽しんでいただけ、あわよくば楽曲に興味を持っていただけたのならうれしい限りです。
……来年はもっと曲を減らそう……。35曲は多い。25曲くらいに戻すべきだ……。