自分のバランス感覚のこと
ご報告:炎上しました。
「間違っていないけれど多数派の耳に障ることを言った」みたいなパターンだと、何か言われるのも仕方ないかなとも思うのですが、
今回は自分に明らかな非があるので、反省しています。
地下室TIMES読者は別に新しいバンドを発見したいわけでも音楽について知りたいわけでもなく石左のユーモア溢れる文章が読みたいだけで、サイト側もその方向に寄せてるので、たぶんそう遠くないうちにアイドルやヒップホップなどを経てテレビや映画の話まで手を広げていくのだと思う。
— chiffon (@chiffon0903) 2016年9月9日
そんなことないと思うんだけどな。 https://t.co/HGrTYKVyhS
— 石左 (@ishihidari) 2016年9月9日
さっきのツイートに「そんなことないですよ!地下室TIMESで音楽情報仕入れてますよ!」って送ってるファンらしき方が、その数個前のツイートで懐かしのcopywritingをRTしてたので、なるほどそういう客層なのかと納得しました。
— chiffon (@chiffon0903) 2016年9月9日
@chiffon0903 やめましょうよ、仕事でもないのにそういうこと言うの。
— 石左 (@ishihidari) 2016年9月9日
仮にこの人に
— 石左 (@ishihidari) 2016年9月9日
「いいね欄、ブログから判断するに、誰も見てないツイッターで政治や社会記事について言及し、知識層であることを示すことが自意識の所在であり、アニメアイドル文化の中間に位置する30代男性か~」
とか言ったらクソキレそう https://t.co/PxPZtCTwFX
こうやって人よりも優位に立とうとするとキリがないし、自分の正当化のために何かを攻撃しても泥沼だし、何より自分が間違っていないと思いたいがために賢い頭を使うようになると、普通の人は恐ろしがって遠くへ離れていってしまう。
— 石左 (@ishihidari) 2016年9月9日
禁じられている行為ではないから自由だけど、やめた方がいいと思う
その……最近あんまりこういうことはツイッターに書かないようにしてて、政治の話題とかは(RTするだけにとどめて)なるべく触れないようにしてたんですけど、結局こういうトラブルに首を突っ込んでしまうのは、たぶんもう避けようがない性格だとも思うのですが、良くないです。
決定的に違ってたのは3番目のツイートで、個人攻撃になった時点で負けで、その観点でやっぱり自分の方が正当性に欠けてたし、向こうの方が何枚も上手だったなとも。
そもそもとして、あのタイミングでああいう論点のずらし方をした私が寒いし、それを「自分が間違っていないと思いたいがために賢い頭を使っている」と一発で見抜いたことが凄い。フリースタイルダンジョンでいえばクリティカル。
copywritingをRTする行為が、その一点で責められるところにあるかと言えば……、個人的には割とレッドカードに近いところだと思うのですが、それが
そして、実はその1つ前に送ってる内容面の反論を完全スルーしたことも上手い。完全に向こうのペースに乗せられたなという思いはありますが、だからといって私の失点が消えるわけでもないので、、、どう表現したらいいんでしょう、やられたなーという悔しさだけです。
向こうの方がフォロワーが多いからとかファンが多いからというのは本質的ではなくて、ああいうTwitterにおける圧倒的な強さがあるからフォロワーも多いという因果関係なのだと痛感しました。
あとは、たぶん人生経験の差なんだと思います。私は20代なので。
……、明らかにdisるつもりで言ってることよりも、悪意なく言ってるっぽいことの方がダメージ大きいですね。
だからといって、「アニメ・アイドル好き」とかもノーダメージというわけではなく、言われたからってキレたりはしませんが、ただ、普通に落ち込んでます。昨日からずっと落ち込んでます。
あ。ただ、「誰も見てないツイッター」と言われても、そこは全然大丈夫です。はい。
誰も見てないブログを、それこそ地下室TIMESよりはるかに長い期間、続けているので、そういうのは慣れています。
むしろ不特定多数の誰かに見られること・それを意識して何かを書くことに慣れていないので、ああいうことを言ってしまう感じです。
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アドバイス自体はありがたいのですけど、石左さんのツイートや地下室TIMESの記事にも全く同じことが言えませんか? https://t.co/NHsfyMQSxA
— chiffon (@chiffon0903) 2016年9月9日
@chiffon0903 記事はわからないですけど、僕はそういう人間ですね。よくないと思っている最中です。ユーモアの域を出ないようにしたいと思いながら結構飛び出すので反省しています。
— 石左 (@ishihidari) 2016年9月9日
goosehouseファンにレッテル貼るのはオッケーだけど地下室TIMESファンにレッテル貼ってはいけない?
— chiffon (@chiffon0903) 2016年9月9日
@chiffon0903 作品として”僕の主観では”良くない、と書くことはもちろんありますが、ファンの人間性否定はしませんよ。重箱の隅を探し回られて揚げ足をとられちゃうと、困っちゃいますけども。
— 石左 (@ishihidari) 2016年9月9日
@ishihidari 何となく仰られていることがわかってきました。参考になる助言を頂けてありがたいです(皮肉に見えると思いますがそうではないです…)、不用意な中傷について今後はなるべく気をつけます
— chiffon (@chiffon0903) 2016年9月9日
この最後のツイートは別に議論から逃げようと思って書いたわけではなくて、皮肉でなく本当にタメになることを言ってもらえたという感覚があって、腑に落ちたからそれ以上追いかけるのを止めたのですが、
せっかくアドバイスを頂いたのでちゃんと自分のこととして整理しようと思ってこの記事を書いています。
もちろんアドバイスする気なんてなくてただの皮肉である可能性もありますが……。
石左さんの「自分の正当化のために何かを攻撃しても~」というツイート、最初に見た時に「いや、どの口が?」としか思えなくて、だから突っ込んだんですけど、
その返答を見て、元のツイートを読み返して、何となく納得したというか、アドバイスはアドバイスとして受け入れる気になったというか。
「人より優位に立とうとするな」「何かを攻撃するな」の部分だけ見ると説得力がないのですが、
実は、あのツイートのメッセージは、「普通の人は恐ろしがって遠くへ離れていってしまう。」の方に集約されるのかなと。
私は、自分が正しいと思ったこと/間違っていると感じたことが、100あったら100全部書かないと気が済まない人間なんですけど、
それをやってると結局のところ、100のうちどれか1つでも合わないと感じた周りの人が順々に去っていって、最終的に100全てについての感覚が一致する自分自身だけが残る、という状態になる。
それは逆も同じで、自分と何か1つ感覚が合わない人のことをそれだけで切り捨てていくと、やっぱり誰とも相容れなくなるんですよね。
結局今回のことでいえば、別に嫌いでもない地下室TIMESやそのファンのことをdisったり、そういう当たり屋的な行為を続けても消耗するだけだし誰からも支持を得られなくて、
だから地下室TIMESファンからも叩かれるのに、地下室TIMESを嫌っているヒトリエファンを怒らせる記事も書く、みたいなことになってしまうのです。
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あとは……、そうですね、自分の感覚がものすごく変わっている、というか、捻じれたところにあるのが面倒なところで、
アイドルもアニメも好きだし、
でもロックも聴くし、米津さんやヒトリエは高校生の頃から好きなのでライブも行くしCDも買うし、それ以外のバンドも気になったら聴いてるし、その中には地下室TIMES経由で知った音楽もあるし(Mrs. GREENAPPLEとか)。
ネットは好きだけどテレビも観るし、何なら深夜ラジオも少し聞くし、政治や社会の話も好きだけど、右の人にも左の人にも不満を持つことはあるし……、という、自分の雑食めいたところが、
ネット上の人格としてあんまり需要のない立場にあるなという、それは今回の騒動で改めて理解しました。
なるべく他の人と違う視点を書くことを目標として持ってはいたのですが、
総論としては誰からも共感されないことを勝手に言っているだけなので、それは当然、全員から見放されるだろう、という。
逆に、石左さんは物事に対する見解やポジションが、どんな話題に対してもある程度一貫している(もしくは一貫していない部分を表に出していない)ように見えるので、そこが多くの人に「この人は自分の意見を代弁してくれている」とか「この人は自分の考え方に近いことを言っている」と受け入れられる理由なのだと思います。
たぶんあのパターンだと、石左さんにお礼とか言わずにヒールとして立ち回り続けた方が一貫していて、それなりに多い地下室TIMESアンチの方からの支持を受けやすくなったのかもしれませんが、
地下室TIMES別に嫌いじゃないし、そういう意図は最初からなかったので。
元のツイートも別に地下室TIMESをdisってるつもりは……全くないとは言いませんが、ちょっとキツめの言葉を使いたかっただけ、というか。
それは相手側もおそらく理解されていて、だから最初のやり取りの時点では別に口論にもなっていない。
それでも結局ああいうことを不必要に付け足して、地下室TIMES好きな人も怒らせてしまうし、だからといって地下室TIMES嫌いな人の側に立つこともできないし、
ああいう喧嘩の吹っ掛け方をしておきながら自分が言われたことでこんなにずっと悩み続けて一晩中眠れなくなるほどに傷ついてしまうところまで全てひっくるめて、あまりにもそういうことが向いていない。
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それから、自分は頭の回転が鈍くて、自分の意見や思考が固まるまでに時間を要してしまうし、アドリブがすごく苦手なので、
何か大切な話をする時は事前に入念なシミュレーションをして挑むし、
同時に、議論の途中で自分の意見が変わる、相手の意見を受けて「それは納得できるな」と思うことも結構多いです。
今回ので言えば、それなりに早い段階でもう自分が間違ってるなと気づいたし、だから反論するのは途中で止めたんですけど、
ただ、Twitterはそういうあり方が認められていない。
建設的に自分を組み立てるよりも、相手を破壊することに適したメディアで、既に人格が完成された人のためにあるサービス。
議論の着地点ではなく出発点だけがどんどん拡散されるし、いつまでもそこに反応が来るから、最初の一手でもう全てが決まってしまう。
そして、突発的な議論にすぐに対応して、何か言われたら数分以内にさっと返すことが求められる。
そういうTwitterのあり方に対して、改めて自分が向いてないことが浮き彫りになりましたので、
Twitterは止めます。
これは石左さんやその他の地下室ファンに煽られて顔真っ赤にして垢消し逃走、的なアレではない、です。そう思われるならそれでも別にいいんですけど、
元々このブログを引っ越しした7月時点で、「自分はTwitterを続けることがストレスなので変えたい」ということを言っていて、
いろいろ付き合い方を模索していました。例えばスマホのTwitterアプリをアンインストールして通知が来ない設定にしたり、トレンドの地域を日本からニューヨークにしたり、そういうことをしつつ、
Twitterの利便性から離れることができず、結局ここまでずるずると続けていたのですが、やっぱり止めた方が身のためだと思いました。
幸いにして私にはブログという別の場所もあるので、Twitterという即時性と攻撃性の空間で発信を続けるメリットをあまり感じません。
誰も見ていないという点ではTwitterもブログも同じですし、何かを宣伝する必要もなければ誰かと交流があるわけでもなく、このブログをこれ以上広めるという役割について自分のTwitterがプラスに働いているとも思えないので。
ただ、私にとってはすごく残念なことですが、現在の日本のインターネットは間違いなくTwitterにあって、多くの人が情報発信をTwitterで完結させています。
なので、投稿はせずに、閲覧だけは続けようと思います。
というよりも、閲覧専用のアカウントを別に作りました。フォロワー0の非公開アカウントです。今後、Twitterはそちらで見るだけにします。仮にそこで何か書いたとしても、本当に誰も見ていないので日記と同じです。
現在のアカウント(chiffon0903)は、ブログと連携させての自動投稿による更新通知だけ続けます。
近いうちにこのブログの「now」欄も削除するかもしくは別の使い方を考えます。
以上です。すみませんでした。
追伸:Twitterに書けないのでここに書きますが、君の名は。2回目観てきました。面白かったです。