リリスクのクリスマス感想、1年間のリリスク振り返り
12/24、新宿マルイメンでリリスクのクリスマスイベントに参加してきました。こっそりと2年連続。
クリパ、ライブ、どちらも楽しかったのでその感想を書き残しつつ、せっかくなのでこの1年のリリスクのことも振り返りながら書いていきたいと思います。
Contents
クリパ
本来であればアイドルと近い距離で、握手会と違って時間の制限もなく自由に話ができる神イベントなのですが、
ああいうコミュニケーションが苦手というか緊張しすぎて、メンバーが近くに来ると反射的に目を逸らして避けてしまったので話しかけられることすらほとんどなく、
結果的にはただケーキを食べてジュースを飲みに来ただけのヤツと化していました。
だからといって楽しくなかったということは全くなくて、まずケーキが美味しかった。スイパラですからね。ヘッズの方々が持ち寄っていたピザとかチキンは、遠慮して手を出さなかったのですが、ジュースとケーキは運営さんが用意してくれたものなので、手ぶらで来たぼっちでも気にせず食べられます。
そしてそれ以上に、近い空間で自由に動くメンバーたちを目で追っているだけで幸せな気持ちになれます。別に自分がそういう輪に加わったり、話を盛り上げたりということが上手でないことはわかっているので、遠くから追体験するだけでも良いのです。
あざと可愛い。
リリスクは1年半前からhimeさん推しのはずですがhinakoさんに傾いてるのを感じる……最近言及も増えている。でも傾くは良くない。推し増しはオッケーとかそういうドルオタ文化はよくわかりません。
ただ、さすがに誰とも話さずに帰るのは悲しかったので、himeさんがケーキの売り子(というか配り係)をやっている列に並んだんですが、
並んでいる前後の人と私の時で明確にhimeさんのテンションに差があったのはさすがにちょっと落ち込みました。いやhimeさんは全然悪くないです。私のトークスキルのなさと性格の暗さが……。
私の後ろの人はトナカイのコスプレしてたし、そりゃテンション上がりますよ。握手会でも毎回困らせてるだろうなといつも反省しています。むしろお金払って対人関係のリハビリをしてもらっているような感覚すら…。
メンバーとヘッズの会話も見ていて面白いし、何ならメンバー関係なく話しているところも結構楽しそうだなーと思っていたのですが、
何よりメンバー同士の何気ないやり取りを見られたのが嬉しいです。
最近ライブのMCも減ってしまったし、握手会はメンバー一人ひとりとファンの会話だし、メンバー同士の会話ってあんまり聞けないんですよねえ。前体制のふわふわしたMCパートも好きだったんだけどなー。
hinako×yuuのポッキーゲームとか、risanoとhinakoのダンス教室とか、あの閉じた世界を間近で観られているだけで謎の多幸感に包まれました。
ネットサイン会を観ている時も思いましたが、ああいう女の子同士の内輪の会話ってどうしてあんなに尊いんでしょう? Pyxisのニコ生とか欅坂46のけやかけもそうですが。
別にトークがメチャクチャ上手いとかいうわけではないのに無限に観ていられるコンテンツ。むしろ上手すぎるとビジネスの匂いがしてしまうので、ちょっと面白いくらいでちょうどいい。
リリスクが舞台裏でもあんな感じかとか、普通の女の子のガールズトークが本当にあんな感じなのかとか、それは永遠に知る由もなく、別に知る必要もなくて、大事なのはきっと裏側もそうなんだと思い続けることができること。シュレディンガーのリリスク。たまにアイドルの裏垢とか見つかって燃えるのも、多かれ少なかれそういう部分があることは承知の上で目を瞑って追いかけてるんだからわざわざ目を覚まさせないでほしいってことなんでしょうね。おしえないでシュレディンガー。
あとスタッフの人たちも楽しそうなのがほんと良いですね。リリスクチーム。
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ミニライブ
イベント自体も良かったんですけど、それ以上にミニライブが楽しかったです。セトリが上がってなかったっぽいので思い出せる順に書きます。
ワンマンライブやYouTubeだとどうしても距離が遠くて、その曲を目いっぱい楽しむことができなくて、しかもミニライブは久しぶりだったので、ここ最近の新曲に関しては初めてちゃんと聴いたような気になりました。
『NOW!』……サビで「ふわふわ」とか入れるのベタなアイドルコールだけど実際やると楽しいですね。この曲ブクガツーマンでも聴いたけどコール固まって楽しみ方がわかりやすくなってきた。
『DANCE WITH YOU』……「DANCE WITH YOU」のYOUで「ゆっ↑」って上がるのが好きです。あと「心変わりの相手はhimeに決めなよ」のところヤバすぎません?カッコいいと可愛いを両立した至高のフィメールラップ。
『わらって.net』……リリスク新曲はラップ推しが多い中で、前体制のこういう曲やるとyuuさんとminanさんの歌唱力の高さが光る。今後もやってほしい。
あと歌詞、2013年にネットについて書かれたものだけど、その割に今でもそんなに古くなってないのが助かってる。パーソナルな世界の話で言えばもうしばらくは変わらないだろうなという感じもします。
『PIZZA』……良い意味で頭の悪い歌詞で大好き。ワンマンでは5人が「ピザピザピザ」って次々に入れていくところとか難しそうだなーと思いながら観ていたけど、ワンマンではそこまで頭が回ってなかったので、最初の穏やかなイントロからドアチャイムであの怪しい音楽に入るのは初めて気づいた。凄い。
『GIRLS QUEST』……まだYouTubeにライブ動画上がってないから歌詞確認できないし、たぶん深読みしすぎなんでしょうけど、
「guidebookには載ってなかった地図を」は前体制のこと意識してるような気がするし、「EastからWest」「アイドルラップはやっぱdisよりpeaceを」はライムベリー意識してる感じも……w まあラップって割と韻の踏み方が似がちなので気にすることはないのでしょう。
そもそも、最初からゲームテーマの新曲があったわけでもないのに新体制の初ワンマンが『NEW GAME』だったことから、もっと大きな部分で新体制リリスクは「ゲーム」を裏テーマに敷いている気がするのですが、それが何を意味するのかについてはもう少し見守りながら考えたいと思っています。そういう意味でこの曲は結構大事な気がします。歌詞上がったら誰か考察してくれるんじゃないでしょうか。
ここ数ヶ月なんでリリスクのライブにネガティブなこと言ってたのか本当にわからない……。「カッコいい/カワイイ」で区分すること自体がナンセンスで、リリスクのライブは一貫して「楽しい」。
楽しませるパフォーマンスとしてカッコいいに振ってる部分が多少9~10月は多かったのかなという気もするけど。
そもそも考えてみたら、クラブのDJが流してるEDMがカッコいいからといって、音楽で格好良さを感じるためにその場に行っているわけではないし、「格好いいダンス」は「それを魅せて楽しんでもらう」ことの手段でしかないわけで、リリスクはそれを順当にやってるだけなんですよね。
そうやって思い出してみると単に『(GET AROUND!) TOKYO GIRLS』がちょっと個人的に苦手だっただけかも…会場の雰囲気に合わせてたこともあるのでしょうけど。
今のリリスクって遠くから見ているとカッコいいことやってるだけにも見えたりするけど、
実際にはメンバーはみんな笑顔だし観ている方も笑顔。そして個々の動きだったり、終わった後のメンバーのリラックスした表情だったりはしっかりと可愛くて、アイドル。
別に凄いパフォーマンスしてるからといって「感嘆する」とか「息をのむ」みたいなリアクションを求められてるわけじゃなかったんだなと。当たり前ですけど。
前体制の「おいでよ」に対して、新体制は「つれてってよ」。
それは、観客に受け身ではないアクティブな楽しみ方を少なからず求める変化の表れであり、そしてその要求に応え得るヘッズとリリスクの信頼関係こそが、NEW GAMEを選択してもリセットされなかった経験値なのでしょう。
最前列に行くほどの元気がなかったので、入口から見て左側(ステージから見て右側)の後方で観ていたんですが、最後の曲の途中でhinakoさんとhimeさんがステージから降りてきてくれて、割と目の前でパフォーマンスを観られるという幸運に恵まれました。そこまで全然話せなかったこととか個人的にチャラになるくらい可愛かった……。
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2017年個人的リリスク
昨年の今頃は現体制終了の告知があって、どうなるんだろうと思っていましたが、蓋を開けてみれば去年以上にハマってしまいました。来年もどうなるかわかりません。逆に来年の夏くらいに急速に冷めてしまうこともあるかもしれませんし笑、毎回チェキ撮るくらいさらに深みにハマる可能性もあります。ただとりあえず来年もリリスクを追いかけていたいというのが現在の気持ちです。
そんなことを考えながら、昨年末に書いた記事で、リリスクについての記述を読み返したところ、
ここまで書いてきたように今年1年は基本的にプライベートが最悪だったのですが、その中で唯一良かったことはリリスクに出会えたことです。
週末にインストアライブに行くという用事ができたことで、予定の何もない休日が減ったし、新しい曲が発表されるたびにわくわくしたり、同じ曲を半年で1000回リピートしたりと、一挙手一投足を楽しめました。握手会でたぶんメンバーの数百倍ガチガチに緊張して、何を話すか並びながらずっと頭の中で練習してしまうのは、今も同じですが。
リリスクを知るまでアイドルにハマる気持ちはわからなかったし、今だって私以外の人がどういう気持ちでハマっているのかわかりませんが、私にとっては、リリスクのことを考えている間は他の嫌なことを忘れられるし、何も考えずに楽しいと思える時間を提供してくれる存在です。基本的にいろいろなことを考え込みすぎてしまう性格なので、それはすごくありがたいことでした。
年の瀬に現体制終了というお知らせが出て。私は結局まだフリーライブ以外のライブに行ってないし、CDも1枚ずつしか買ってない、チェキも撮ったことない。なので、ファンと言えるかさえも怪しいし、もっとガチなヘッズの方に、私のような応援の仕方がこういう結果を招いたと言われても仕方ないと思ってます。だから、そのことへの口出し(例えば運営側に対する文句とか)があるわけではなくて、
ただ、あくまで見守るだけのリリスク好きの一人として、今までのリリスクの曲はずっとiPodに残り続けてたぶん来年も1000回以上聴くし、握手会やライブの思い出だってずっと残り続けるし、新体制のリリスクだってきっと新しくて楽しい景色を見せてくれると思う。私はhimeさんが一番好きなので、とりあえず来年2月以降も推しの姿を見ることはできそうです。
もしかしたら来年の今頃は飽きてしまってるかもしれないし、逆にもっともっとハマってるかもしれないけど、とにかくそうやって、自分の付き合い方をずっとアップデートしていきたいなと今は思ってます。
……去年とほぼ同じこと書いてる。笑
今年も思うことは変わりません。ファンの人たちと絡んだ方がいいのに、とか、思うこともありますし、前体制と比べても明らかに握手会行った回数多いのに未だに会話上手くいかないのほんと申し訳ないとは思うんですけど、そう簡単にいかないこともわかっているし、
そういう無理をしないことが楽しめている一因でもあると思うので。もちろん、それ以上の積極的な関わり方でリリスクを支えている熱心なヘッズの方々には頭が下がりますが……。
去年と違って、有料ライブにも3回行きました。お披露目ワンマン、ブクガツーマン、TAKE ME OUT。
CDも、夏休みのBABYは4枚、つれてってよは2枚買ったし、チェキは……前体制終了前に記念で1回だけ撮りました。新体制ではまだです。
リリイベ行った回数もたぶん去年より増えているはず。
なんでリリスクのライブにここまでハマってるかっていうと、凄く気軽に行けるっていうところなんですよね。
もうこの話も何度もしていますけど、リリスクの曲ってそんなにコール難しくないし、まあコールに慣れてる人が入れてくれてるだけでもあるんですが、
とにかく居心地が良いんですよね。他のアイドル現場そんなに行ってないのでよくわかりませんが、小さい子が観に来てその子にアイドルが手を振ったりしてることってあんまりないと思うので、そういうアットホームさというか。
盆踊りでファンも一緒にみんなで踊るのとかもシュールな感じがしますし、そんな現場にソロ参戦して楽しめるのかって感じですが、でも楽しいです。
夏休みのBABYリリース前後が楽しすぎた反動で、9月以降ちょっとリリスクから遠のいていたのは、リリスクに対する自分の向き合い方を見失っていた部分もあるのかな、と。
去年と違って明確にメンバー全員から認知されたらしいことで、逆にリリスクのことを大好きでいなきゃ、全肯定して最高って言わなきゃ、みたいなプレッシャーを、自分に知らず知らずのうちにかけていたのかもしれないし、ブログでももっと理論的に良さを伝えられないといけない、みたいな。そこにどうしても肯定しきれない部分が綻びとなって一気に崩れそうになってしまったけど、
フラットに観たワンマンライブで「やっぱりリリスクのライブは楽しい」って思い出せたし、今回のクリスマスライブで改めて「リリスクのイベントはハッピーになれる」ってわかったし、
それは理屈云々じゃないんだなと。行けば楽しい、幸せになれる。
そこに変な義務感だったり惰性だったりが入ってしまうと楽しめなくなるので、
純粋に行きたいと思った時にだけ行く、というのをベースに、来年も程よく付き合っていけたら良いなと思っています。
去年と同じように、いや去年以上に、今年もリリスクに支えてもらって、たくさんの幸せを頂きました。そういうハッピーな空間が、メンバーチェンジを経ても失われなかったことが何より嬉しいし有難いです。良い1年でした。