New Surface Pro (2017) に Pro4から乗り換えた感想。バッテリーの持ちが2倍以上に!
Surface Proを購入しました。
2017年6月に発表・発売された、Surface Pro シリーズの第5世代モデルとなる「Surface Pro」、
今まで私が使っていた「Surface Pro 4(i5・8GB・256GB)」と全く同じ、i5モデルです。
発表時には買い替えるほどの魅力を感じていなかったこのSurface Proですが、
なぜ今更買ったのかというと、自腹ではなく就職したので会社から支給してもらったというだけです。
で、3週間ほど使った感想ですが、「思ったより進化してるぞ」と思いました。
正直、ここまで良くなっていることがわかっていたら去年の段階で乗り換えても良かったかもしれないと思うほど。
わざわざPro4 i5からNew Pro i5に乗り換える少数派なんてほとんどいないと思うし、ネットで調べても「i7 16GB買いました!」みたいなブルジョワな方のレビューばっかり出てくるので、
この記事では「New Pro i5モデルってどうなの?Pro4と違いあるの?」という点を中心に書いていこうと思います。
※追記:その後2019年11月にSurface Pro 7を購入しました。最新モデルのレビューはそちらを参照してください。
Surface Pro 7レビュー:全てを満たす2 in 1の決定版!
Surface Pro 7を発売日に買いました。 Surfaceシリーズを使い続けてとうとう5台目。Pro 2→Pro 4→Pro... 続きを読む
Contents
Surfaceシリーズの特徴
Surface Proについて簡単におさらい。知ってる方は読み飛ばしてください。
Surfaceとは、Microsoftが直々に開発しているPCブランドです。
Surfaceシリーズの中にはノートPC的な側面の強い「SurfaceBook」や「Surface Laptop」などもありますし、最近は「Surface Studio」「Surface Hub」などとりあえずMSの作るPCは全部Surfaceって付けとけみたいな雰囲気もありますが、
一般的にSurfaceといえばこの「Surface Pro」。
https://www.microsoft.com/ja-jp/surface/devices/surface-pro/overview
自立するキックスタンド付きタブレットと、キーボード兼カバーという革命的なスタイルが特徴で、今では様々なPCメーカーも真似しています。
このSurfaceシリーズ、Surface Pro 3まではハードもソフトもやや不安定なところがあり、発熱問題やキーボードの打ちにくさなど批判もありましたが、
「Surface Pro 4」はそれらの欠点をほぼ解消し、非常に高い評価を得ていました。
現在の最新機種である「Surface Pro」は、このSurface Pro 4の完成度を高めたアップデートモデルです。
- 特徴的なキックスタンドとマグネシウム合金のクールなデザイン
- 情報量の多い縦横比3:2で高解像度の美麗なディスプレイ
- Windows Helloの顔認証によるお手軽サインイン
- 独立キー採用でノートPCに劣らない打鍵感の専用タイプカバー
- 反対側が消しゴムになっていて直感的に使いやすい、ショートカットボタンを備えたSurfaceペン
など、前モデルの備えていた特長は、最新機種の「Surface Pro」でも基本的に全て引き継がれています。
このあたりはPro4購入時に書いたレビューで詳しく説明していて、この時の記述は今でもそんなに古くなっていないので、気になる方はそちらをどうぞ。
Surface Pro 4 に Pro 2から乗り換えた感想
ここ1ヶ月ほど買うかどうかずっと悩んでいたSurface Pro 4を先日ついに購入しました。 買うにあた... 続きを読む
逆にPro 4発売時に賛否両論だった、USB Type-CなしでUSB 3.0続投、映像出力はMini Display Portのみという微妙な規格もそのままです。
Pro4→Proの主な改良点
では、Pro 4からPro 2017で何が変わったのか?
公式サイトや発表当時の記事などでわかる改良を簡単にまとめます。(参考:https://japan.cnet.com/article/35101612/)
- Intel Coreの世代が6th(SkyLake)→7th(KabyLake)に。
- Core i5がファンレスに。i7も静音性アップ。
- キックスタンドが最大150度から165度まで開けるようになった
- バッテリー持続時間が最長9時間から13.5時間に
- Surface Penの筆圧感知レベルが1024段階から4096段階になり、傾き検知対応、遅延低下。その代わりに別売に。
- タイプカバーに高級なAlcantaraモデルが登場。
薄くなったとか軽くなったとかは、実際はなってないので無視。
列挙するとたくさんあるように見えますが、タイプカバーは別に新機能があるわけではないし、キックスタンドやペンは絵描き向け機能。
絵を描く人以外に関係があるのはCPU、ファンレス化、バッテリーの3つだけなんですよね。
ということで、絵描き以外は買い替える価値なし、と思いがちですが……。
バッテリーの伸びが異次元
Microsoftの公称によれば、ビデオ再生時を基準としたバッテリー持続時間が、
Pro 4が「最大9時間」、New Proが「最大13.5時間」となっています。
……えっと、まずこの「最大9時間」、Pro 4ユーザーならわかると思いますが、いや、嘘つけって感じですよね。
どんな使い方をしても9時間はない。いや、本当に動画再生だけして一切触らなければ持つのかもしれませんが、それも怪しいと思ってます。私は。
現実的な使い方として、大学の講義中に、省電力モードで、OneNoteとSNS調べものをするためのブラウザを開いていると、Pro4はだいたい2時間でバッテリーが切れました。
もちろんChromeではなく省電力がウリのEdgeで。
画面の明るさを最低にして、ブラウザを閉じてWi-FiもBluetoothも切ってOneNoteでの文字入力にのみ集中する環境を作って、それでようやく3時間持てば良い方、という状態で使っていました。
つまり大学での2コマ連続の講義は基本的に無理。最後の方はスマホかiPadに切り替えるしかありません。
DTMでの音楽編集やPremiereでの動画編集などといったパワーを使う作業になるともう1時間程度で電池が切れます。
なので、このPro 4から1.5倍と言われても、まあ1時間半持てば十分かな……という感じでした。
が、使ってみてすぐに、あまりにも電池が減らないことに衝撃を覚えました。
Pro 4であればそろそろ電池が15%を切るかな、という時間になっても、バッテリーが60%以上残っている。おかしい……。
まあProの13.5時間もあり得ないのは同じなんですけど、「Pro4比 1.5倍」という数字は控えめに出しているとしか思えません。
具体的にどのくらい違うのかを検証(雑に)
と、ここまで印象論だけで語っていても、ステマかな?プラシーボ効果かな?と思われそうなので、実際に比較してみます。
といっても、厳密に全く同じ条件にするのも面倒だし、動画の書き出しだけさせてその間一切触ってません!みたいな現実味のない比較ならメーカー公式の参考値と変わらないと思うので、
「音楽編集ソフト FL Studioと、Microsoft Edgeと、OneNoteと、Excelを同時に開いて、曲をYouTubeで聴きつつアレンジしながら打ち込んでいく作業」
を、Pro 4とNew Proでそれぞれ行い、15%になるまでの時間を記録しました。
(つまり、意識せずに普段通りの作業をしながらスクショを定期的に撮っただけ)
条件としては、バッテリー節約モードON、Wi-Fi、Bluetooth(AirPodsとマウス接続状態)、画面輝度最大。
バッテリーを長持ちさせたいときにバッテリー節約モードをONにしない人はいないと思うので、なるべく現実的な使い方に近づけることにしました。画面の明るさは調整しだすとキリがないので最大に。
まずPro4。
18:40に作業開始。
若干バッテリー劣化してる(6%)のは目を瞑ってください。これでも半年前に故障してMS公式に交換対応してもらったので、そんなに古くないんですよ。
自称では「俺、あと4時間15分イケるよ」と嘯いていますが、1時間後、
明らかにあと1時間持たない顔をしている。
別に何か変なものが動いているわけでもないのを確認した上で作業を再開しましたが、
そこからもハイペースにバッテリーを減らし、30分持たずに15%を切ったので計測終了。
1時間15分でした。これ、バッテリー節約機能ONですよ。
一方、Surface Pro (2017)。
設定とかモロモロしてる間に、スクショ撮る前に若干減ってしまいましたが、
ここからスタートして、1時間後。
33%しか減ってない! この時点で2倍の差をつけています。
ちゃんとアプリなどの条件が同じなことを見せつつ、2時間でまだ33%。
15%切ったところで終了。
というわけで、100%→15%になるまでに、
Pro4は1時間15分、Proは2時間45分。2倍以上でした。
もちろん、画面の明るさを下げればもっと持つし、Wi-Fiに接続していなければさらに。
この前Wi-Fiのないファミレスで作業してたらずっとDTMやってたのに4時間以上持ちました。
大学を卒業してしまったので講義中の比較ができないのが残念ですが、おそらくOneNoteやブラウザを開いている程度であれば6時間くらいは平気で持つのではないでしょうか?
自分のPro4の使い方が悪かったのかわかりませんが、「Pro4でヘビーに使ったら1時間くらいで電池切れてたし、公称1.5倍なら2時間持てばラッキーかなあ……」と思っていたので、
「どんな使い方をしても3時間持つ」というのは相当大きな変化で、ちょっと感動するほど嬉しいです。
誰も気づいてないであろう改良点、同梱の電源アダプター
もう1つ、たぶん他に誰も言ってないと思われる進化を見つけました。
この充電器、Pro4に同梱されていたものは36Wでしたが、44Wになりました。
これも大差ないように見えますが、実はPro4の電源アダプターでは、
Surfaceを使いながら電源アダプターのUSBポートにスマホを接続すると、給電能力が足りずどちらも充電できない(2つの端末が交互に充電と放電を繰り返す)という現象が起きていました。
むしろ同時に2つ充電できることの方が少なかったので、結局Surface本体のUSBポートに繋いで充電する本末転倒なことを頻繁に強いられていました。
この問題も新Proのアダプターでは解決しており、USBポートに差しながらスマホとSurfaceを同時に充電することができています。
マクドナルドのようなおそらく電源側がそこまで良くない環境でも、Pro4アダプターでは同時充電できないものがProアダプターでは同時充電されることも確認済。
これは地味に大きな一歩と思って良いでしょう。(まあ、i7やBookなら以前から65Wアダプターだったのでそもそも起きない問題なのでしょうが……)
前モデルからのその他の改良点
あとは正直誤差みたいなところもあるのですが、実際に使っていて感じられるポイントを中心に。
キックスタンドの角度がさらに柔軟に
Pro4では150度だった最大角度が165度になりました(Studio Mode)。マックスまで倒すと体感的にはほぼ平面。
個人的には絵はあまり描かないので関係ないのですが、それでもこの角度はちょっと驚きを感じられます。
また、もう1つの隠れた改良点として、最小角度もさらに小さくなりました。
↑Pro4とNew Pro、それぞれが自立するギリギリの角度。
パッと見だとあまり変わりませんが、こちらは意外と便利です。マクドナルドのカウンターみたいな狭い机で使いやすくなりました。
とはいえ、この角度だと画面が見づらいので、むしろ恩恵を受けられるのは膝の上など接地面が斜めの場合かも。
CPUの性能が向上
Pro4では第6世代(SkyLake)だったCPUが第7世代(KabyLake)に。発売時期の関係で現行の最新ではありませんが、そもそもSkyLake以降のIntel CPUはそこまで大きく変わっていないので、誤差と言って良いかと思います。
実際、Pro4からPro2017に変えたことで、処理が早くなったなーみたいなことは正直全く感じません。多少ソフトの起動時やブラウザのページ読み込みでモタつくことが減ったかな、とは思いますが。
CPU刷新の恩恵はほぼ全てバッテリーに貢献していると見るべきです。
RAM 8GBあれば6thだろうと7thだろうとたいていの動作は軽快だし、不満があるならi7にする、RAM 16GBにする、GPU積む、などを検討すべきでしょう。
i5モデルもファンレスに
Pro4ではm3のみファンレスでしたが、Proはi5もファンレス。
特に静音性と省電力性が向上しました。(省電力はファンレスだけの影響じゃないと思いますけど)
熱くなって性能低下するんじゃないかとか持ちにくくなるんじゃないかとか、いろいろ言われていますが、私としては特に不満を感じないですね。というか、Pro4でもファンがブン回ってる時は熱かったし。
スリープした時にもファンが回り続けてカバンの中で勝手に電池喰って死ぬことがなくなった代わりに、カバンの中でも熱いままになるのはちょっと不安ではあります。
ちなみにファンレス化に伴い、i5モデルはPro 4比で20gの軽量化、それ以外のモデルは同じ。
正直20g減ったと言われても誤差の範囲だし、交互に持ち比べたとしてもピンと来ないのですが、
ただ、どちらかというと着目すべきは全モデル共通でバッテリーの容量が増えたのに重量が変わっていないということではないかと。
これ、断言してもいいですが、Appleだったら絶対バッテリー容量据え置きで軽量化して宣伝に使うでしょう。
そこで見た目の数字よりも実用性を取ったMicrosoftを評価したいし、実質軽量化と呼んでも差し支えないかと思います。
タイプカバーとペン
Surface Penとタイプカバーも新しく購入しました。AmazonとMicrosoft Storeでは3点セットがあるのでオススメです。
が、実は1年前にタイプカバーだけ新モデルを購入したのでPro4の頃から変化していません。むしろ、Pro4ではAlcantaraモデルだったものを今回は安い通常カバーに変えたので、退化です。
なのでタイプカバーの感想は下の記事を参照してほしいのですが、
新Surface Pro用タイプカバーをSurface Pro4用に使う
1ヶ月以上前に予約してからずっと待っていたものが、ついに届きました。 Surface Pro(2017) 用の... 続きを読む
改めてAlcantaraモデルではない通常カバーを使ってみると、やっぱりAlcantaraの方が高級なだけあって、パームレストの手触りや質感は良かったと思います。
が、「もうAlcantaraなしには耐えられない!」となるほど大きな差があるわけではないので、気に入った色があるかどうか、5000円の価格差と高級感のどちらを取るか、みたいなところで決めれば良いかと。
Alcantaraにはアクアカラー、Marimekkoデザインなど選択肢も豊富ですし、見た目が最大のウリ。
ペンについては……正直絵を描かないのでよくわかりませんが、遅延は減った気がします。気分の問題かもしれません。ここは私ではなく別の方のレビューを探してください(丸投げ)
あ、クリップがなくなりました。まあ本体横にマグネットでSurfaceに付けておくのがどう考えてもベストなのでクリップは要らないですね。
その他
- 電源オン時に出てくるのが「Surface」という文字からWindowsマークに変わってました。
- 色温度を綺麗に見せる「Enhanced」設定が追加されましたが、これやると自分のブログとか仕事の制作物とか見え方が他の人とズレて困るなと気づいてオフにしてます。画面は鮮やかになるので、クリエイターじゃない方、文章メインで使う方にはオススメ。
- Bluetoothが4.1になって「クイックペアリング」ができるようになりましたが、持ってるマウスもAirpodsも対応してないので使ったことはありません。
まとめ
私は元々2014年末にSurface Pro 2を買い、翌2015年末にPro 4を購入して先月まで使っていました。
Surface Pro 4 に Pro 2から乗り換えた感想
ここ1ヶ月ほど買うかどうかずっと悩んでいたSurface Pro 4を先日ついに購入しました。 買うにあた... 続きを読む
正直なところ、Surface ProシリーズはSurface Pro 4で完成形に到達したと今も思っています。ハードウェアのデザイン、キーボードの打ちやすさ、Windows 10の機能とのリンク、どこをとっても申し分ない。
Pro 2の時は使っていてストレスが溜まる点も多々あり、1年で買い替えましたが、
Pro 4は2年半使用した今でも特に不満に思うことはありません。強いて言えばバッテリーの持ちくらい。
なので、2017年にデザインはほぼPro 4のままでNew Surface Proが発表されたのはごく自然なことだと思ったし、
この新型は「わざわざPro 4から乗り換えるものではない」な、と判断しました。
「せっかく会社で買ってもらうならSurface Book 2とかの方が良いのかなあ……」と思いつつ、通勤時の荷物の重量を考えてSurface Proにしたのですが、
今は間違いなくこれで正解だったと思っています。
バッテリーは数字としては1.25倍程度ですが、実利用では明らかに数字以上の大幅な改善が見られ、良い意味で「ほとんど変わってない」という自分の印象を裏切る機種でした。
もう本当にバッテリーが改善されたことが全てなんですが、その1点だけで十分なのです。
大学時代、私はSurface Pro 4をずっと愛用していて、授業中も空き時間もずっとSurfaceを使っていましたが、その際に唯一ネックとなるのが「教室での授業中は電源が取れないこともあるのに、電源が持たなすぎる」という点で、
私は3年間ずっとこの問題に苦しめられ、わざわざiPad miniとキーボードを別に買って併用したり、¥13000のバカでかいモバイルバッテリーを買ったりもしました(←これ自体は凄く良いものです)
現実的に「電源のない環境でも数時間は持つ」というレベルにようやく達したSurface Pro 2017は、Surface Pro 4の唯一にして最大の欠点を完全に叩き潰しましたし、
これを学生生活のパートナーとして使える現大学生を羨ましく思います。2015年にこのバッテリーの持ちを実現してほしかったです!本当に!
誰にオススメの製品か?
このSurface Pro、どんなユーザーが使うと良いかと言えば、まずは何と言っても学生。
Surfaceシリーズの「軽くて持ち運べる」「ペンで手描きもできる、カメラで写真も撮れる」「見た目がオシャレ」といった特徴はまさに学生のためにあると言って良いでしょう。
特にオシャレさは大事。
2018年現在、私立の大学生が学食や学内カフェでレポートを書いたりプレゼンの準備をする際に、
MacBookとSurface以外のユーザーには人権がありません(偏見)。なので、高くても買うべき。
Pro 4までの唯一の欠点だったバッテリーの持ちの悪さが改善されたことで、もう学生向けPCの最高峰になったと思います。
この場合のライバルはSurface Laptopでしょうが、タブレットの取り回しの良さ、ペンでの描きやすさは、多少の価格差を補って余りあるものです。
そして当然ですが、それ以外にも、外で何らかの作業を行う全ての方にオススメできるPCです。
バッテリー性能の向上、キックスタンドの自由度の増加などによって着実に進化したSurface Proは、ノートPCを完全にリプレースできるタブレットになっています。
上質なデザインによる満足度の圧倒的な高さも含めて、現存する中で最高のPCの1つだと言っても過言ではないでしょう。
Windows PCの中には、Surfaceと同等の性能でもっと安い機種もたくさんあり、一見するととても高額に見えますが、
「高解像度のタッチパネル搭載」「Office同梱」「重量1kgを切る携帯性」などの要素を満たす中で探すとむしろSurfaceが一番コスパが良かったりもします。
高価格帯のラップトップとしては他に、iPad ProやMacBook、SurfaceLaptopやSurfaceBook 2など、比較対象は多々ありますが、
Surface LaptopやSurface Book 2はやや重く、iPad ProはOSの時点で比較になりません(iOSも最近は頑張っていますが、まだマルチタスキングではPCに圧倒的な利があります)。
何よりも「タブレット単体で使える、自立するキックスタンド」という唯一無二の武器は、Nintendo Switchがマネした(たぶん)ほどのMicrosoftの発明であり、SurfaceBookよりも使いやすいだろうと思います。
(iPadくらいならともかく、12インチ以上のタブレットは手で持って使うの結構厳しいです)
どのモデル?
これはもうSurfaceの新型が出るたびに言われている論争ですが、m3・4GBモデルはあまりオススメできません。
8GBでも重いサイトを開くとモタつくので、4GBだとなかなか辛いのではないかと思います。使ったことがないので何とも言えませんが。
Pro 4はm3だけがファンレスでしたが、今回はi5もファンレスになったので、m3を積極的に選ぶ理由は薄いはず。
あとはスペック的にはi5・8GB、i7・8GB、i7・16GBの実質3択。これはもう自分が何の作業をするか、そしていくら出せるかだけで決めるべきです。
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i5・8GBあればたいていの作業はこなせますが、あくまで「こなせる」だけ。
もちろんIllustratorやPhotoshop、Premiereなどを使っていると「動くけど、遅いなあ……」みたいなことは頻繁にあるし、After Effectsはさらに辛いので、やっぱりスペックは上げれば上げるほど快適でしょう。
ちなみに、SurfaceはAppleと違い、結構な頻度でセール対象になったりします。プライムデーあたりは狙い目。
5/31~6/2のタイムセール祭りでも対象として予告されているので、欲しい方はチェックしましょう。
あと、最近気づいたのですが、Surface Pro i7モデル、何らかの型番変更があったようで、在庫処分で異常に安くなってるようです。
https://www.biccamera.com/bc/item/3660754/
例えばこれ、i7 16GB 1TBで24万円なんですが、ヨドバシだと34万なので、明らかに破格。結構ギリギリだと思うので、気になる方はぜひオンラインショップでいろいろ探してみてください。
最後に、もしSurface Proを買うことを決めた、もしくは既に買った方は、
Surface Pro シリーズと一緒に使って良かったアクセサリ30点をまとめて紹介
私は2014年末にSurface Pro2を買ってから、Pro4、Pro5、Laptop 2を経て、現在はSurface Pro 7を愛用し... 続きを読む
この記事で一緒に使うと便利なグッズをいろいろ紹介しているので、こちらも参考にどうぞ。