ひとりごと access_time

束の間

 気づいたら1月も終わって2月も中旬ですね。呆然としています。

 世間的にはアルセウスで盛り上がっているようですが、当然買っていないです。新しいゲームとか全然求めてないので。まあBDSPも全然やってないんですけど……。


 Nintendo Directは一応フルで観ました。Splatoon 3、夏発売。楽しみ。さすがに有休取ると思います。

 今のところ出ている情報ですごくワクワクするものはないんですけど、こう……そもそもSplatoon1と比べて2の何が良くなかったかも言語化できてないんですよね。競技寄りに調整されすぎてたとかそういう断片的なものはあるんですけど。なので、3を気に入るかどうかもそういう前情報で出てくる何かではなくて、実際の触り心地が全て。試射会が楽しみ。


 リングフィットを別枠とカウントすると、ここ2年くらいまともにゲームやってないので、これでSplatoon 3にハマらなかったらSwitch次世代機は買わない可能性すらある。楽しめるといいなー。

——————–

 ダウ90000の本公演『ずっと正月』。いろいろ悩んだのですが、リアルで行くのはキャンセルしました。配信があるのとリセールもあったので。生で観たい気持ちはあったし、そろそろ古参を名乗るにもギリギリのタイミングなので「本公演を生で観た」という実績を早めに解除したいというミーハー心も捨てきれなかったんですけど、

 それはそれとしてどうしても生で観ることにこだわっているタイプでもないし、やっぱり仕事とか人付き合いとかもろもろ考えると今の状況ではリスクは取りたくないなというのが勝ちました。配信がなかったら行ってたと思いますし、リセールがなかったらギリギリまで悩んで行ったかもしれませんが……。あとは電車に乗らずに歩いて行けるくらいの距離だったらもう少し悩んでたかも。


 で、配信で観たのですが最高でした。1シチュエーションの会話劇で延々ハイセンスな会話が続いててずっと面白い。前回の本公演からそこまで時間が経っているわけでもないのに、細かいセリフや例えで笑いを取って行くのずっと凄いし、しっかり伏線も回収するしすべての登場人物や設定に意味がある。

 みたいなことを3~4人ならともかく、8人いて8人いることに意味があるストーリーとして2時間分の構成組み立てられるの本当に天才としか言いようがない……。

【動画配信】第3回本公演「ずっと正月」(1カメラ映像)

 3月まで配信中なので絶対観てください。

——————–

 ダウ90000のYouTubeも相変わらず動画が上がるたびに楽しみにしているのですが、先日上がったこのコントがあまりにも好きすぎて繰り返し観ています。

 そもそも道上珠妃さんが出ている時点でプラス20点くらい好きなんですけど、その上でコントの構成が綺麗すぎる。細かいセリフの1つ1つが面白いし、それでいて全ての展開に無駄がなくてオチまで綺麗すぎる。

 単純なボケツッコミのようでいて、蓮見さん側もまあまあ変なことを言っていて、両方のセリフで笑いが起きているのも全部好き。脚本だけでなくて道上さんの感情表現の上手さがさらに面白さを際立てていて凄すぎる。何回観ても細かいセリフで笑ってしまう。覚えられそう。

 それでいてテーマとしてはただただ仲の良いカップルが喋ってるだけっていう多幸感も最高。もちろん誰も傷つけない笑いが全てだとは思っていなくて、ダウ90000のもっと毒のあるネタも好きなんですけど、

 でもこういうハッピーなテーマで笑いになっているのは構造として凄みを感じるし、よくできていて好きだなーと思います。蛙亭の去年のM-1の準々決勝ネタも同じ理由で好き。

——————–

 『花束みたいな恋をした』を観ました。今更ですが。

 結構面白かったですが、まあ……なんというか……自分は完全に麦くん側だなーと思うのでちょっと複雑な気持ちになりました。

 結局、大学の頃にWeb制作のバイトを始めて思いましたが、お金を生む活動を一度始めるとお金を生まない活動に充てている時間が無駄な気がしてしまうんですよね。相対的にお金を無駄遣いしている虚しさがあるというか。今の自分はたまたま仕事もすごく楽しいので精神を摺り減らさずに済んでいるんですけど、じゃあ仕事が楽しくなかったらその分を趣味で相殺できていたかというと別にそんなことはないんじゃないかなあ……と。心の生産的な活動にはあんまり力を入れられていない気がするので、そういう意味でも今の仕事で本当に良かったなー。


 サブカルがテーマだったのでなんかもっと嫌悪感を抱くかなと観る前は思ってましたが、あくまでそれは共通言語の例でしかなくて、別にサブカル好きを持ち上げるような描き方ではなくてフラットだったので、そこが普遍的にヒットした理由の1つなんだろうなと思いました。

 ただちょっと不思議だったのは2015年以降の世界観なのにSNSが出てこなかったことですかね。

 10年代のあの手の大学生のサブカル好きってそれをネットに発信するのと、あとそれをダシにメインカルチャーを馬鹿にするところまでがセットだと思っていて、ちょっと美化されすぎているような気も。まあそんな「『君の名は。』は新海誠作品とは認めない」とか言って盛り上がってるカップルの映画観たいかと言われるとそんなことはないんですけどw

 

 あと関係ないですが有村架純が自宅に帰った場面で、玄関から入った後に手洗いせずにベッドに倒れ込むシーンに一瞬だけ違和感を抱きました。コロナ前ってインフルの時期以外は帰って手洗いうがいとかしてなかったよな、ということすらもうわからなくなってる。マスクとかソーシャルディスタンスとかはわかりやすい変化なので違和感ではないんですけど。コロナが落ち着いてもこの習慣はなくならない気もするし、日本の衛生観念がさらにもう1段上がってしまうのではないでしょうか。

——————–

Image

Sukimix 2021 について

 突然ですがアレンジメドレーを作りました。  好きな曲だけを集めたのでSukimixです。シンプルで良い... 続きを読む

access_time2022-01-29

 メドレーを作りました。といっても経緯とかは全て上の記事に書いたし、1ヶ月くらいトップに固定されていたので興味のある方はとっくに観てくださっているかなと思いますけど。

 11月頭くらいにぼんやり作ろうかなーと思い始めて、それから空いた時間にちまちま進めていたものです。好きな曲しか出てこないので好きなメドレーです。何だかんだで週に3回くらいは自分で聴き直してます。

 別にクオリティとか需要とかそういう部分で誇れるものでは一切ないんですけど、それはそれとして、去年の12月、これを作りながら仕事にフルコミットしつつ年末のブログまとめ記事書きつつ実名の方でも技術記事書きつつ……みたいな感じの活動をしてたのは誰かに褒めてほしい。

——————–

 ヒトリエ新曲『ステレオジュブナイル』が公開されました。

 結構好きな曲。『YUBIKIRI』もそうですけどゆーまお作のシンプルなポップソング良いー。ヒトリエがこの方向ばかりになったらそれも違うと思いますが、バリエーションとしてあるのは安心する。新体制1stが特別だっただけでこれ以降はシノダしか作曲しないのでは、ともちょっと思っていたので、そうではなくて安心しました。


ヒトリエ、MAPPA制作アニメ「ダンス・ダンス・ダンスール」EDテーマ担当(コメントあり) – 音楽ナタリー (natalie.mu)

 タイアップ。嬉しいけどこのタイトルのアニメの主題歌をwowakaさんのいるヒトリエが担当してたらこの何倍も期待していただろうな……。

 86タイアップの『3分29秒』もそうですけど、新体制になったからヒトリエに頼もう、という話ではないはずで、それまでのヒトリエの活動、それこそディバインゲートとかBORUTOのタイアップを踏まえてそれ以降も頼もうとしていたところが1年ストップしていただけの話だと思っていて。

 2019年当時は、ヒトリエが今のままで売れるビジョンが見えないとか勝手なことを思ってましたけど、それは比較対象が一瞬で日本のトップに立った米津玄師だったのがおかしかっただけで、実際のところバンドって年月を積み重ねていくとそれだけで自然と少しずつ活動が広がっていって、それだけで十分だったし、何かの拍子でブレイクしたりしたかもしれないなと。

 RADWIMPSとか緑黄色社会とかフレデリックとか、10年近く活動してまだこんなきっかけでブレイクするんだ、みたいな例もたくさんあるし、ヒトリエもそういう可能性がいくらでもあったんだろうな……。

 2/14は『ローリンガール』の12周年でもあり、そして自分が4人体制ヒトリエを最後に生で観たライブの日でもありました。覚えやすいのでずっと覚えてるだろうなー。

——————–

 宮迫とか牛宮城とかの動画はこれまで観ていなかったのですが、この動画は結構評判良かったので観てみたら、そういう部分を明らかにするドキュメンタリーという趣で見ごたえがありました。

 何よりも中田の論理的な話の進め方がプロすぎて、1時間ずっと退屈せずに聞ける。

 他の動画を観てないので中田の視点に寄り過ぎているかもと前置きしながらですが、やっぱり単純に善人とか悪人とかいないんだろうなって思います。年始の記事のキングコングの話と全く同じ話になっちゃうのですが。

 宮迫が男気があって身内に優しいっていうのもウソではないし、それ自体は悪いことでもないけど、そういう性格から嘘をつくし様々なトラブルを呼び込むし本来の目的を見失ってしまう、でも一方でそういう部分が仲の良い芸人とか身内からは好かれている理由だったのだろうというのもわかるし。

 共同経営者の方も、騙してお金を巻き上げようとかではなくて、単にビジネスだったり情報発信のやり方だったりが上手くない、あんまり考えてない。少なくともわからないことをわからないと言えない人たちなんだろうなとは動画を観て思いますが、そんな人たくさんいるし。

 悪気がある/ないってほんとに難しい話だと思っていて、例えば転売屋は悪人だと思うんですけど、目の前に別に欲しくもないPS5が売ってて、これを買ってメルカリに流せば一瞬で5000円手元に増えますよ!って言われてやる人って別に悪意とかじゃないと思うんですよ。だってノーリスクで5000円もらえますよって言われたら誰だってもらうじゃないですか。

 それと同じで、自分が得をする/損をしないように立ち回るっていうのは人として無意識に行うことだと思うし、それを悪だというのはあまりにも雑というか、お金儲けをしている人全員悪っていうなら資本主義って成り立たないので。


 うーん……。これは卵か鶏かみたいな話なのですが、基本的にあらゆる人間に対してなるべく優しい目で見ようという気持ちがあるほどにお笑いを楽しみやすいんだろうなと思います。つまらないだろうなと思って触れるとつまらないに決まっているし。

 ランジャタイの漫才とか、鬼越トマホークの芸風とか、芸人ラジオの内輪ノリとか、別に否定しようと思えばいくらでも否定できるし、笑えない人の笑えない理由の方が筋が通っていて正しいと思っているけど、そういう人って生きてて楽しくなさそうだし、何でも笑ってあげようという気持ちがあると自然と面白くなっていっちゃうんですよね。まあその意味で『笑ってはいけない』とか『格付けチェック』とかに対して生理的嫌悪感が先に来て楽しめてないのは私もそうなんですが。 

——————–

 溜まってた話題を消化してたらひたすらYouTubeの話だけしている記事になりました。ほんとにYouTubeばっかり観てる。あとラジオ。

 仕事は忙しいです。忙しいですがボーナスがしっかり出たので引き続き頑張っていきます。

 単純に仕事をやっていればいいこととは別に、ちゃんと能動的にやる気を出さないといくらでもサボれてしまうような立場にだんだんとなっていて、だからこそ気を引き締めていかないといけないなと思いますし、逆に仕事しようと思えば無限にできてしまうのでうまくプライベートとの境界も作って行かないといけないなとも。

 結局深夜とかにも仕事してめっちゃ成果出したらチームの人から褒めてもらえるので満足感はあったりするんですけどそれは不正だし持続性がないので。そのあたりも含めてちゃんと考えていきたいです。

 言われたことだけやってればいいのってすごく楽だし、それを自分より年上の人に指示する立場になるのしんどいなと思うこともあるんですけど、そのおかげで収入も多いし今の年齢でそんな立場を経験できるのもめちゃくちゃラッキーだと思うので頑張ります。その結果向いてないなと思ったら諦めるけど、今のところはまだ。


 今月は仕事以外にもいろいろ……プライベートで大きなイベントがあったりしてなかなかブログの時間が作れませんでした。

 趣味で作ってるものが楽しくなってそちらに時間をかけたりしてたのも大きいですが。

 来週はワクチン3回目接種なのでたぶんブログは書かないと思いますので、2月更新1回だけ。というか先月も年始記事以降はメドレーの解説しか投稿してないのでほぼ1ヶ月半ぶり。

 3月はもう少し書きたいですね。最近自分自身の思考をちゃんと記事にできていないという感じがあって、正直仕事に関する話もだいぶ惰性になってしまっているので、もう少しちゃんと振り返りたい気持ちもあります。時間と体力が足りないー。

束の間 への{{comments_list.length}}件のコメント

*ひとりごと* カテゴリーの最新記事