オープンワールド
11月になりました。意外と寒くならなくて嬉しいですね。
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ワクチン接種4回目を受けてきました。
熱は37℃くらいまでしか上がらなかったのですが、頭痛と吐き気がかなりキツかったです。毎回もう受けたくないと思いつつ半年くらい経つと忘れてしまう……。
まあ理由としてはあれです、年末にかけて忘年会だったりヒトリエライブだったりがあるのでその前に受けておいた方が良いかなと……。気休め程度でしかないですが。
マスク越しならそろそろライブハウスの声出しもマスクの上なら解禁して良さそうなものですけどね。どうなんでしょう。
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ちょっと仕事とかでバタバタしていたのが落ち着いたのもあり、先週からポケモンSV始めました。
何だかんだオープンワールドゲーム自体がほぼ初めて……でもないのかな、サンセットオーバードライブとかあったか。
個人的にオープンワールドはあんまり得意じゃなくて、BotWとかも早々に投げたどころか時のオカリナも何をしたらいいかわからなくて諦めた人間なので、
ポケモンの「とりあえずバッジを集めたりぬしを倒したりしていけば良い」というのはありがたかったです。別にルート発掘とかもあんまりやるつもりないので。
自転車・そらをとぶにあたる機能が最初から使えるのも、良し悪しはあるでしょうけどストレスが少なくて楽しいですね。剣盾は去年くらいに思い立ってやろうとしたときに、なんかこう「まだまだ先が長くて面倒だな……」みたいな気持ちになったので。
あと、全寮制の学校設定も、自分が小学生の頃にハリーポッターを読んで感じたワクワクと同じ感じで刺さる子どもは一定数いそうだよなーと思いました。高校から大学への進学ってRPGにおける飛行手段と同じくらいに世界が広がる瞬間だと思うし、それは一度しか体験できないものなので。
とりあえずシナリオは評判良さそうなのでそこまではクリアしたいなーと思っています。その先は……どうしようかなあ。
ポケソル観てて対戦復帰したい気持ちはあるものの、育成、特にテラレイドバトルでマルチプレイ必須そうなのがソシャゲみたいですごく嫌なので……まあクリアすらしてないのにあんまり考えても仕方ないのでとりあえず頑張ろうと思います。クリアしてランクマッチ眺めてたらやりたくなるかも。
Splatoon 3 は完全にお休みモードでサーモンランばっかりやってますが、新シーズンが始まったらまたやると思います。
バランス調整はどうなのかなあ……。思ったより変化が少なかったけど変にラピエリがナーフされなかっただけでも一安心。期待してます。
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ダウ90000『いちおう捨てるけどとっておく』配信買えるのは明日19時までです。観ましたね? 今すぐ買えば明日の24時まで観れると思います。
『アンタウォッチマン』のダウ90000特集も結構良かったです。「男性の複数人のコントグループはいたけど、男女ではあんまりいなかった」というコメント、言われたらなるほどという感じ。
あとこちらのメイキング映像がただのVlogで最高でした。キラキラ空間すぎてこれを受け入れられないお笑いこじらせオタクが一定数いるのもまあわかるなあ……。
ダウ90000、劇団という堅苦しい部分をM-1出場とかコントとかで中和させた結果、「楽しそうな8人組」というラベルが意外とYouTuber的で現代にうまくハマって支持されてる部分もあるんだろうなと思ったりします。だからこそリアルでも仲が良いことが大事な集団なので不幸な目に遭わないでほしいなあとも思います。
とはいえその路線で頑張って走っていた順風満帆っぽいアイドルグループとかでさえ何だかんだで総崩れになっていることを考えると、5人以上の集団がずっと同じメンバーで何十年も活動を続けるというのは現実的にはいろいろ難しいとも思うのですが、20代の間くらいはキラキラした世界を見ていたいですね。それも含めて今後が楽しみだし応援し続けたい。
ダウドキュも観ました。こちらも面白かったです。7人の知らない話がたくさん。
【配信チケット延長】
— お笑いライブK-PRO (@kproa) November 29, 2022
劇場版ダウ90000ドキュメンタリー 耳をかして
ダウ90000の蓮見以外に密着した
ドキュメンタリー映像をライブで上映https://t.co/KRQ6ZChj7r
アーカイブは12月7日(水)23:59まで視聴可能
<ライブ出演者>
蓮見翔 かが屋#ダウドキュ #ダウ90000 #かが屋 pic.twitter.com/iRR8zouhtM
なんというか、別に変わった人である必要はなくてどんな人でも密着されたらそれなりに面白い話はある、それは「家ついて」とかもそうかもしれませんが。個々の人生とか価値観がクローズアップされること自体が面白くて、その上で演劇、コントという生き方を選ぶバックグラウンドがそれぞれにあって、とても見ごたえがありました。
来年YouTubeにも上がるらしいですが、配信は配信で十分に買う価値があって面白かったのでオススメです。
あと有吉ゼミも面白かったです。
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Pixel Watch を買いました。在庫切れが続いていた中だったのですが、奇跡的にヨドバシで欲しい色の在庫が入荷されていて即日発送になっているのを見つけてしまったので。
電池持ちは確かに悪いし、Suicaに関してはそもそもスマホで十分だし、Fitbitの健康機能もそこまで期待してないし。
じゃあなんで買ったのかというと、ほぼ気分と見た目。腕時計なんだからそういう買い方をしても良いよね?みたいなテンションです。
感想としてはかなり完成度高いと思います。
とにかく見た目がとても好み。正直見た目がここまで気に入ってなかったら買ってないと思います。丸っこくて可愛いし、ディスプレイの発色も綺麗。なんかこう Pixel と比べて Galaxy ってフォントとかの細かいセンスがどうも好きになれなかったんですよね……スマホだけどデフォルトの着信音とかもなんか
スペックもこれまで使ってた Galaxy Watch Active と比べると4世代くらい飛んでるのでサクサク。
Apple Watchの最新と比較したら確かに劣るところはあると思いますが、そもそもApple Watch 使ったことないし、この手のガジェットの初代にありがちな未完成感はほとんどないかなと。
そもそもスマートウォッチに求めるものってそんなに多くないと思っていて、LTEでスマホなしで通信できるのとか、マップが開けるのとかキーボード入力できるのとか、どうせ使わないし。どんな機能があってもスマホ家に置いていくの普通にあり得ないし。
時間、通知、歩数計測、睡眠センサー、あたりの基本的な機能がサクサク動いて、かつ見た目が良ければ十分だなと思いました。まあそれだけだと買ってもらえないからいろいろ乗せようとするのはわかりますが。
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先月はどこも品切れだったのですが、さすがにちょっと落ち着いてきたのかな? オススメです。
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今月は普通に忙しすぎてブログ書く余裕がありませんでした。本当はもっと早めにダウ90000の宣伝とかもできればよかったのですが……。
気づけば年末ですね。12月は……まあいつも通り……買ったものの記事と聴いた曲の記事は書くと思います。好きな曲のアレンジメドレー2022も気が向いたら作りたいと思ってはいるものの、年内には無理だろうなー……。
そんな感じで。いろいろな振り返りもそこで書くと思います。よろしくお願いします。
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『すずめの戸締まり』を観てきました。ついさっき。
何だかんだネタバレ避けたりするのが面倒なのでさっさと見に行こうと思いつつ忙しくてこんな時期に。ただそのおかげでかなり空いていて快適に観れました。
感想としては面白かったです。表現が難しいですが、別に考察とか関係なしに2時間の良質なエンタメとしてハラハラドキドキできるので観て損はないと思います。
震災描写にトラウマがある方、特にほんとに当時東北に住んでた方とかはどう思うんだろう、というのは気になりましたが、それ以外の方には普通にオススメできます。
以下、ストーリー展開そのもののネタバレではなく感想だけですが、情報入れたくない方は飛ばしてください。この先で『すずめ』以外の話はしません。
まず何よりも日本国内でロードムービーが成立することにワクワクしました。
それはギリギリ高校生じゃないとダメで、今の自分が急に四国とか九州とかに1人で行くことになっても、お金とスマホさえあれば帰る手段も過ごす場所も無限に思いつくから別にワクワクしないじゃないですか。ネカフェ泊まろうーとかマックに居座ろうーとか。
そういう、自分が住んでる街の外に出るというだけでなぜかワクワクするあの感じは高校生までだよなーという。
1人で下北沢のヒトリエのライブに初めて行った時のあの感じ、あれこそが人生で永遠に失われたものだし、その感覚を今でもイメージして描けるのが新海監督の凄さだと思いました。『天気の子』もそうだったし。
感想とか見てると、ロードムービーの割に映画を通しての主人公の成長が少ないみたいな意見があって、それは確かにそうかもなーと思いつつ、でもそれがないところが好きです。
そこもある意味ゲーム的というか、RPGっぽい展開で話が進んでいくんですけど、主人公はあくまで観ている人のアバターみたいなところもあるのかなあと思ったり。映画好きな人ほど嫌うのかもしれませんが。
私は主人公の衝動を否定することを成長だとするストーリーがほんとに嫌いで、そういうことをしなかったから『天気の子』が好きだったんだなと思うんですよね。
そこに監督とか作者のメッセージがあるとして、その主人公の感情、もっと言えば「その主人公みたいな考え方をする若者」をお前は何の権限があって否定するんだ? という……。
作品を通して震災というテーマと向き合っているんですが、だからといって説教臭くはない。嫌な大人も出てこない。でも、嫌な大人が出てこなくても世界に理不尽が溢れている。
今の世界って大体そんな感じじゃないですか。数十年前にいたと思われる理不尽な人間ってどんどん淘汰されていて、ヤバい教師とかパワハラ上司とか基本的に許されなくなってるし、島田紳助とか坂上忍とか蓮舫とかのスタイルがちゃんと影響力を失っていて、基本的に優しい人の方が多い。
みんな正義感で動いていてポリコレとかダイバーシティとかSDGsとか明らかに正しいことしか言ってないのに、なぜかたくさんの人が傷ついていくし萎縮していく。
そういう社会において、国民的作品に求められる役割って「間違った子どもを正しい方向に導く」とか「子どもが成長して間違いに気づく」ではなくて、「そのままでいて良い」というメッセージさえあればそれでいいんじゃないかなと思います。「正しい/間違っている」などという概念がそもそも成立しないので。
明確な敵とか特定の問題意識を解決するような作品がもはや若い世代には刺さらなくなっていて、それが自然災害とか超常現象を通してそういうものを表現する新海作品が今の時代に合致した部分なのかなあと思うし、それだけ今の10代~20代がシンプルな「救い」を求めているという話なのかもしれません。
なんかこう、自分が映画に求めるものと新海誠作品が合致してるのかなーと改めて思いました。メッセージとして語りすぎていないし、ストーリーとしても押しつけが少ないというか。
だから評論家の方々が振り返って感想書こうとすると「あれ?意外と褒めるところ何もないな……」「他の映画と比べると物足りなさばっかり目立つな……」みたいなことになるのかなと思ったり。
でもその過不足のなさこそが魅力なんだと思います。特に今の自分はあんまり社会に対して怒ってないのでこのくらい優しい世界で描かれるストーリーの方が好きだなー。それこそ『ハケンアニメ!』が後半のカタルシスを差し引いても前半しんどすぎてトータル後味悪かったことを考えても。