フラワー・ストーリー 14年前

動き出す運命

こんにちは。  このブログで初めて、コメントにコメントで返しました。  ただ、とりあえず何にも思いつかなかったので前ブログのままのハンドルネームを使ってみましたが、ちょっと・・・という感じなので・・・  これからはハンドルネームを考えるか、またはコメント返しも記事で行うか、どっちかにしたいと思います。  まあ、それはおいといて、毎週木曜の恒例。  フラストの更新です☆    ついに登場、第三の主役キャラ・風沢夢人!  といっても、第3章なのでそんなに待っている人もいなかったと思いますが・・・  誕生日は12月6日。  ドリームウィングリーダーで、指名手配中です☆  ちなみに、真衣と美羽も指名手配を受けています。  美羽はもちろん反乱、真衣はあの街から逃げ出した、という事で。  彼にも暗い過去があったりなかったりなのですが、もちろん作中で明かします。  以上。    で、ここで第1部《旅立ち》が終わります。  そして物語は第2部《彗星の滝》編へ。  そう、六魔境の一つです。  え、魔境の名前を部の名前につけるのがデルトラ・クエストのパクリだって?  ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・そんな事はありませんよ[E:coldsweats01]  ストーリー自体似ているけど、違いますよ[E:sign01]  完全なる偶然です[E:sign03](といいつつ本人はデルクエのファンだったりする)  ・・・まあ、多少の影響は受けましたけど・・・    まあとにかく、ここから本格的な冒険が始まる予定なので、楽しみにしていてください。  あと、来週のように1週間のうちに祝日がある週は、2回更新にするかもしれません。  このまま週1で更新してると、なんかつまんなくなっちゃうので・・・  来週は、日~月あたりでの更新を考えています。  第4章は多少長いです。  初めての危険・・・ちょっと不自然ですけど、そこは初心者(といっても小説書き始めてからすでに約1年経過)という事で・・・許されないですかね?  まあ、とにかく第4章を読んでから・・・  ・・・たっぷりと批判・指摘コメントを送ってください☆  ※ちなみに、これから小説を載せた直後の記事のタイトルは、もしその章にタイトルをつけていたら・・・というものになります。 ...

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フラワー・ストーリー‐本編 14年前

フラワー・ストーリー 第3章

夢人は、どうやら会議の合間の休憩をしているみたいだった。  私たちが入っていった時、疲れていた表情が一瞬だけ見えたけど、すぐに笑顔になった。 「あ、美羽。どうしたんだ?……それに、この人は誰だ?」  何か爽やかな感じがする。 「私の名前は花崎真衣。美羽の幼なじみよ」 「僕は風沢夢人。美羽と一緒にドリームウィングを立ち上げた、ドリームウィングのリーダーだ」  私は、夢人と握手をした。  美羽がくすくす笑って、こう言った。 「せっかくだから、二人でなんか話でもしててよ。あたしは、支部長さんたちと、夢人の代わりに会議に出とくから」 「それじゃあ、お言葉に甘えて」  美羽が部屋を出ると、夢人が言った。 「きっと、美羽は昔からずっとあんな感じだったんだろうね」  私は、あえて訂正せず、頷いた。 「ところで、君は何でここに来たんだ?君は、美羽から僕の事は聞いているだろうけど、僕は君の事を知らないからね」  確かに、言われてみればそうだ。  私は、美羽にしたのと同じ様な話をした。  夢人は、妙に納得したような顔をした。  どうかしたの?と聞くと、夢人はこう答えた。 「美羽がいっつも、『いつか探し出したい友達がいる』と言っていたんだ。おそらく君の事だね」  それを聞いて、私はまた嬉しくなった。  美羽が私の事を気にかけていてくれた……。 「じゃあ、僕はドリームウィングの事を詳しく説明しようか。  ドリームウィングは、世界5箇所に支部がある組織だ。  その中でも、ここが本部。  君が入るかどうかは自由だが、少なくとも美羽は君をここで保護するつもりだと思うよ」  そういわれて、はっと気がついた。  まるで昔に戻ったみたいだったけど、ここは地球人に占領されたアーチ。  いずれ、美羽や夢人、それに私も戦わなくてはならない。  しかし、今はまだその時期ではないだろう。  今はまず、夢人の事を少しでもわかっておきたい。  私は夢人と美羽の事や、ドリームウィングの事について、ずっとしゃべっていた。  といっても、しゃべっていたのはほとんど夢人だったけど……。  30分くらいして、美羽が戻ってきた。 「あーあ、やっぱ会議はあたし苦手だわ」  つかれきったような顔をしている。 「だから僕がリーダーになったんだろ?たまには会議に出て、少し疲れたほうがいい」 「何で?」 「その方が、平和だ」 「うるさい!」  美羽が頬を膨らませて、夢人の部屋に置いてあるティーポットから勝手に紅茶を入れて、飲み始めた。「いいの?あんな事しても」 「ああ。もう慣れたよ」  確かに、よく考えてみれば、夢人は私よりも長く美羽といるのだ。  おそらく、私よりも夢人の方が美羽の事を知っているんだろう。  そういえば、夢人と一緒になってからは、昔の美羽に戻ったに明るい。 「あ、そうだ」  美羽が何かを思い出したように言った。 「会議で、何か話題に上った気がする。何だっけなー……」 「そういうことは、覚えてないと会議に出てた意味が無いじゃないか」 「そんな事いったって、会議ってあんまり好きじゃないし……」  しばらく空を見つめていた美羽は、やがてはっとしたように言った。 「思い出した!何か、願いが叶う花びらとか……」  あ、それって……。  私は6年前の事を思い出していた。 『6色の花びらが、この世界のどこかにおいてあって、それを集めると、願いが叶うんだって』  もしかして、あの話? 「ああ、それなら聞いたことがある。〈願いの花びらの伝説〉。でも、ただの噂だろ?」 「それが、噂じゃないみたいなの。ほら、アーチの六魔境にその花びらがあるらしいのよ」  アーチは、地球よりも一回り大きいらしく、その分手付かずの自然も結構残っている。  その中でも『アーチの六魔境』は、あまりに危険なため、全く開発されていない6つの地域で、地球人ですら手が出せない状態だった。 「ああ、確かにあの周りはいっつも霧がかかっているっていうけど、その中に塔なんてあるのか?」 「あるらしいわよ。それで、その花びらを集めたら、地球人を追い払えるんじゃないかっていう話になったのよ」 「確かに、やってみる価値はあるかも……でも、誰が行くんだ?」  私は、その言葉で覚悟を決めた。 「私がいくわ」 「え?でも、やっぱりドリームウィングで行った方が……」 「どうせ、美羽が助けてくれなかったら、あそこでころされていたわ。どうせなら、最後にこの星のためになる事をしたいの」  すると、美羽がこういった。 「わかった。その代わり、あたしが一緒についていくわ」 「え??」  美羽が来てくれるなら、嬉しい。  だけど……。 「でも、ドリームウィングはどうするの?副リーダーがいなくなったら、困らない?」 「それなら大丈夫よ。だって──」 「──こいつはほとんど何もしてないからな」  夢人が笑いながら後の言葉を引き取った。  どうやら、夢人も認めるつもりらしい。 「勝手にあたしのセリフを取らないで!」  美羽がつかみかかるが、夢人はすぐにその手をつかんで、逆方向にひねった。 「痛い!」  美羽が悲鳴をあげ、ぱっと夢人から離れた。 「こんなんで大丈夫か?」 「……とにかく!明日の夕方にでもあたしと真衣は出発するからね!」  そういって宣言する美羽が、私は何だかとっても頼もしく思えた。 ...

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