フラワー・ストーリー 14年前

初めての危機

こんにちは。  ドリームウィングと打つのが長くて面倒に思ってきている者です。  「ドリウィン」とか「DW」とかで略してもいいんですけどね・・・なんか微妙なので。  まあ、それはそれとして。    明日が祝日なので、月曜更新してみました。  かなり書き溜めがあるので、もしかしたら、明日も更新!という奇跡を引き起こすかもしれません。  そのくらい、フラストは進みやすいんですよ。  特に、最近は休みが多いですし。    初めての危機。  危機なら第1章がすでにそうじゃん!とかいうツッコミは却下の方針で。  危機描写を初めて書いた、程度に考えてください。    局部雨でさそりが落ちるとかあり得ないんじゃないの?  とか思ったりするでしょうが、あるんです。  自分でもちょっとおかしいかな、とか思いましたが、あるんです。  というか、地球とアーチでは環境が違います!  と言えば、どんな無理でも通りますよね( ̄ー+ ̄)    まあ、とにかく第5章を楽しみにしてください。  第5章では、ちょっとしたどんでん返しやら、久々の過去伏線描写やら、いろいろと詰まった章となっています。  そして第6章が謎解き編、第7章が完結編。  第7章で、《彗星の滝編》は完結します。  ・・・というか、まだ彗星の滝に着いてもいないのに・・・  あ、ここでクイズです。  [E:sign01]問題[E:sign01]    「彗星の滝」は、あるゲームの地名を元ネタとしています。その元ネタとは何でしょうか?  まあ、送ってくれたら嬉しいな~☆くらいのノリですので、別に賞品とかも無いですし。  あと、真衣の両親の元ネタも募集中ですよ[E:sign03]    ちなみに連絡。  だいぶ前に創ったリンクリストですけど、あの小説はぼくの小説ではありません。  まあ、個人的に好きな小説を載せてるだけなので・・・  勘違いしないでくださいね☆いろいろと☆ ...

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フラワー・ストーリー‐本編 14年前

フラワー・ストーリー 第4章

次の日。  一応、森の出口までは夢人がついて来てくれる事になっていた。  食料と衣服、それに塔の場所を書き込んだ地図を入れたリュックを背負っている。 「じゃあ、僕はここで帰るから。頑張ってね」 「ええ、大丈夫よ」  美羽はそういって笑っていた。  私は、正直笑えるほど自信は無かったけど、それでも精一杯微笑んだ。 「じゃ、ドリームウィングは頼んだわよ」 「大丈夫。逆に安定するさ」 「どういう意味よ!」  美羽が怒鳴った。  きっとこの二人、いっつもケンカして、おそらくいっつも美羽が負けてたんだろう。 「真衣、こいつを頼んだよ。おそらく足を引っ張るだろうけど」 「余計なお世話よ!あたしたちは大丈夫」 「……こういってるときが一番大丈夫じゃないんだからな」 「大丈夫って言ったら大丈夫なの!」 「………」  美羽と夢人の口げんかを見ていると、この先に大変な冒険が待っているなんて全く思えなくなってしまう。 **********************  私たちが最初に目指す事にしたのは、彗星の滝と呼ばれる洞窟。  中は鍾乳洞になっているらしい。  とはいっても、彗星の滝に入るまでにはまだ1週間くらい冒険を続けないといけないわけで……。 「あ~あ、疲れた。やっぱり、こういうのは夢人の方が向いてるのかな」  美羽がそんな独り言を言った。  会議も夢人に押し付けてたくせに……。 「あ、そうだ。真衣って戦える?」 「へ?」  突然聞かれて、私はわけがわからなかった。 「ほら、魔境なんだからいろんな敵がいるんじゃない?怪物とか、花びらの番人とか……」  確かに、魔境なんだから怪物とかがいてもおかしくない。  でも……。 「少しならお母さんから護身術を習ったけど、それだけかな……」 「わかった。じゃあ、いざとなったらあたしが戦うから、真衣はサポートしてね☆」  やっぱり、美羽と一緒にいると楽しい。  大変な冒険も、問題なく進める、そんな気がする。 **********************  出発してから2日が経った。  彗星の滝はまだまだ遠い。  だけど、だんだん冒険にも慣れてきた。  そして、美羽に教わって、少しだけ剣を使った戦い方などもできるようになった。  ただ、体力は結構限界なわけで……。 「疲れた!」  美羽が座り込んでしまった。  ちなみに、今進んでいる場所は日中はかなり暑い砂漠地帯だ。  昨日は少しだけ雲があって、局地的に雨も降ったりして、まあまあ涼しかったけど、今は40℃くらいでかなり暑い。 「ほら、頑張って」 「もう動けない!」 「……なら、どっか町でも探して宿屋に泊まる?」  実のところ、ここ3日間食事と睡眠以外は常に歩きっぱなし、寝るのも野宿で食事もほとんどが非常食。  お金はあるけど、使いどころが無い。  少し時間はかかっても、町に寄っていきたい。 「でも、それはできないわよ」  美羽が言った。 「きっと町には、地球人がいるから……」  確かに、ここから一番近い町はミズカナと呼ばれる、地球人が地球のある都市に似せて作ったといわれる町だった。  そこにはアーチ人は立ち入り禁止、忍び込んだらすぐに捕まって殺されるか働かされる。  しかし、アーチ人の独立街は一番近いところでも100kmくらい離れている。  泊まれるような場所はほとんどないのだ。 「でも、そうでもしないと……」  美羽も私も、体力はかなり限界に近づいていた。  このままでは、一つ目の魔境に着く前に体が持たないだろう。 「あ、そうだ!」 「何?」 「この近くに、オアシスがあった気がする!」  確かに、目を凝らして地図を見てみると、小さな水溜りが書いてあった。 「じゃあ、ここへ行ってみよう!」 「うん!」  何とかオアシスに辿り着いた私たちは、すぐに水を飲んだ。 「気持ちいいね……」  私たちは、そのまま眠たくなって、オアシスの木の陰に移動すると、寝てしまった。  それほどまでに、私たちは疲れていたから……。 **********************  目を覚ますと、隣には美羽がいた。  美羽を起こそうと、私は立ち上がろうとした。  ところが、全く動けない。 「美羽!起きて!」  私が必死に叫ぶと、美羽がやっと目を覚ました。 「あれ?動けないよ」 「そうなの。でも、何でかわかる?」  その時、私はあるものが見えた。  ゆっくりと近づいてくる、巨大な影。  それは……巨大なさそりだった。 「あれって……」  美羽もわかったらしい。 「あのさそりは、きっとこのオアシスに毒を仕込んであったのよ。相手を眠らせて、痺れさせる薬を」 「じゃあ……」 「そう。このオアシスに人がいないのは、そのためね。地球人もアーチ人も、この水を飲んで、そのままあのさそりに……」  とはいえ、気づいたところでどうにもならない。  私たちは全く動けないのだし、相手は巨大な怪物。 「どうしよう……」  美羽も手立てが無いらしい。  さそりは順調に進んでくる。  その時だった。  突然、さそりが巨大な穴にずるずると落ちていくのが見えた。 「何が起きたの?」  私が美羽に聞いたが、美羽もわからないとばかりに首を振った。  2時間くらいしてやっと痺れの取れた私たちは、さそりが落ちていった現場を見に行った。  そこの辺りだけ泥になっている。  昨日の雲のうち、一部だけ雨雲になっていて、そこだけ集中的に濡れ、そこだけ泥の一帯になったらしい。  その泥でできた一帯に、重いさそりが乗った事で、落とし穴のように大きな穴になったみたい。 「本当に助かったね……」  でも、こんな調子だと、先が思いやられる……。 ...

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