フラワー・ストーリー 14年前

希望から絶望へ

こんにちは。  おそらくフラストの各章にサブタイトルをつけるとしても、こんなカッコいいタイトルは確実につけないだろうな~・・・と思っている者です。  実際、「彗星の滝」とか「さそり」などという微妙なのを記事タイトルにつけられるわけが無いのです!  まあ、そこまでストレートにも行かないと思いますが・・・    自分を極限まで追い込むため、もう書きだめが残ってるうちは1~2日に1回くらい更新しちゃおうと思ってます。  ただ、突然更新ペースが伸びてびっくりするかもしれませんが・・・  第22章まで現在書きあがっているので、ノープロブレム!  ただ、デスダーの状況がかなりまずいんですけどね・・・。  第5巻が全然進まないし。  そこでフラストに逃げてるわけです。  いや~、フラストは本当に書きやすいです。    ほのぼのとした光景を入れてみました。  しかし、ラストはちょっと謎めいた感じで。  過去伏線は、全て意味ありなので、気に留めておいてください。  まあ、過去の本格的な描写が出てくるのは、第18章。  しかも、そこではまだ核心には触れない、あくまで裏設定的なものを明かす程度なので・・・  実際には、第40章くらいじゃないでしょうかね?    電波の発信源から住所を特定するのは、プライバシーの侵害!とかいうツッコミする人はいないですよね。  そう、奴隷に人権は無いのです・・・  と、少しシリアスになってしまいましたね。  ファンタジーですが、環境問題と人権問題が事の発端なので、深く考えると・・・う~ん・・・  ぜひ、来夏の読書感想文の題材にお願いします!(無理)    おそらく、次の更新は明後日です、たぶん(不確定を強調)。  明日は、まあハヤごとBS更新にはねトびSP(悲愴感解散orz)と、いろいろあるので、希望があるんですよ。  明後日は、「ブログ更新がある」といって自分に語り聞かせないと、たぶん気が持ちません・・・  毎日6~7時間、さらに土曜も授業的なものがあるという狂った学校(先生が見ませんように、先生が見ませんように( ̄人 ̄;;)に行ってるので、そうでもしないと・・・  まあ、こんな適当な更新を続けていくのですが、それでも気長に見守ってください。 ...

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フラワー・ストーリー‐本編 14年前

フラワー・ストーリー 第5章

砂漠の一番奥は、行き止まりのような岩壁になっていた。  というか、正確にはかなり高い崖になっている。 「登る……しかないよね?」  美羽が確認する。  まあ、ここからわざわざまた3日もかけて砂漠を戻って遠回りする、という選択肢は無いわけで……。 「ま、それしかないでしょ」  私は壁に手をかけ、もう一度上を見上げ、ふぅっ、と溜め息をつき……崖を登り始めた。  手が痛い。かなり疲れているし、水分補給もできない。  美羽の方が身軽で私より少し先に行っているが、かといって体力があるわけではないので、やっぱり疲れている。  美羽が疲れて、一瞬ふっと気を抜いた。  ──それが命取りだった。  美羽はすぐに足を踏み外し、そのまま落ちていく…………かに見えたが、間一髪、私は美羽の足をつかんで引っ張りあげた。 「まったく……こんな古典的な落ち方って、いくら美羽でもありえるの?」 「ごめんごめん……ていうか、いくら美羽でもってどういう意味?」 「意味は一つしかないと思うけど」 「………」  少し涙目になりつつも再び登っていく美羽を見て、私は懐かしさを感じた。  ──そういえば、あの時もこんな事があったっけ──。  6年前の事件を思い出してふふっと笑った私は、再び崖を登り始めた。 「はぁ~、やっとついた……」  改めて自分たちの登った功績を見下ろした私は、満足感に浸っていた。 「じゃあ、そろそろ行きましょうか、彗星の滝はすぐ先でしょ?」 「うん……」  さっきまでの頼もしさはどこへやら、疲れと恐怖で元気を失っている。 「さ、行こう」  何とか美羽を立ち上がらせた私は、彗星の滝目指して出発した。 **********************  彗星の滝に行くためには、あと2時間くらい歩けばいい。  というか、そのはずだった。  ところが、かなり迷いやすい道だったため、すっかり山奥に彷徨いこんでいた。 「どうしよっか?」  美羽が私に聞く。  いい考えがあったら、とっくに言ってるんだけど……。  そう思いつつ、だめもとで言ってみた。 「携帯かなんかで夢人に電話したら?」  私は持ってないけど、美羽は携帯を持っている。 「そうだね!」  美羽が夢人に電話した。 「もしもし?あ、あたし。ねぇ、今……」 『……それ以上言うな!』  夢人が突然怒鳴った。  ちなみに、携帯のイヤホンを伸ばして、私も会話が聞けるようにしてある。 「え?どうしたの?」 『電波は管理されてる。もう電話もメールもするな。するなら絶対ばれないようにしろ』  そういって、夢人は一方的に電話を切った。  確かに、携帯電話というのはもともとアーチには無かった。地球人の持ち込んだ文化を、ドリームウィングが通信用に取り入れただけらしい。  最も、本部周辺はドリームウィング独自で電波を管理しているらしいが、ここまで遠いと地球人の科学にも頼るしかないのだろう。 「やっぱり、二人だけで頑張るしかない、ってことかな」  私はそういって、また地図を広げた。  とはいっても、現在地がわからない事には地図があってもどうしようもない。  とりあえず、私たちは場所がわかる所まで戻って、それからもう1度地図で正確な彗星の滝への道を確認して進んでいった。  彗星の滝は、意外なほど簡単に見つかった。  それは、一見すると何の変哲も無い、ただの洞窟だった。  こんな普通の洞窟の奥に、本当に願いを叶えられるような花の6分の1でもあるのだろうか、と私は少し疑っていた。  もちろん、「疑い」とか「嘘」とかとは無縁そうな、私と一緒にいる少女は、やっぱり疑いのかけらも持たずに入っていったが。 「真衣も早く来てよ!」  さっきつるつるしていて転んだにも関わらず、すぐに走ってかなり先に行っていた美羽が、私を呼んだ。 「わかった、わかったから少し待ってて!」  私は慎重に転ばないように気をつけながら、美羽の元へと走っていった。 「あれ?」  やっと私が美羽に追いついたところで、美羽が声を上げた。 「どうしたの?」 「行き止まりになってる……」  確かに、ようく先を見てみると、その先には壁がそびえ立っていた。 「え?でも、他に道は無いんじゃ……」  私はそう呟いた。  確かに、この洞窟に他の抜け道は無く、一本道だった。  壁を触ってみたり、近くの石を拾ったりと、周りを探してみたら、スイッチになっているようなものはない。 「だとしたら……」 「この伝説自体が嘘。そうとしか考えられないんじゃない?」  美羽は、私の言葉を引き取ってそう言った。 ...

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