フラワー・ストーリー 14年前

なかなか厳しい第4部の終章

こんにちは。  力作2章のupです。  どちらも結構重要な章だったり、違ったり?    《第24章》「夢人、再登場!そして即さよなら」  あれが爪の音だとは誰も言ってません[E:smile]  夢人、いなくなるの早いです。  でも、意外と最後の最後で主役を掻っ攫ったのも夢人で、  ついでにとてつもなくカッコいい役回りなのも夢人だったりして。  この部では、出番が少ない割に夢人の活躍が結構目立ってます。  でも、不幸なのも夢人なわけで・・・  地球人の猛攻は凄まじかったらしいです(他人事)  夢人、ガンバ☆  主役はそう簡単に死んでもらっちゃ困るから☆    《第25章》「Our Story’s Worldの真骨頂」  全ての話が繋がってます。  この第25章だけで、次回作への伏線を入れてあります。  +デスダー、前ブログの小説の伏字なしパロディ入り。  できればそういうツッコミを美羽にさせたかった・・・  「同じ作者だったら伏字いらないんだね」  こんな言葉は順番の入れ替えによって没になりました。  最初の予定では、霊魂神殿も魔境に入ってました。  しかし、あまりにストーリーが続かなさそうなので、諦めて3.5部に変更。  霊魂神殿はゼルダの伝説パロです。  ただ、この霊魂神殿も一番描きたかった話の1つでもあって・・・  だいぶ前に言いましたよね?  名前があって生きてる全てのキャラは2回出す、と。  まあこの人は特例でもあるのですが・・・  とにかく、そのために早期に消したんですよ。  予想外でしたよね?このタイミングでの再登場。  こんな感じで、忘れた頃に再登場!というのをやりますので。  伏線にばっかり気をとられないでくださいね☆ ...

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フラワー・ストーリー‐本編 14年前

フラワー・ストーリー 第25章

**********************  気がつくと、私は倒れていた。 「あれ、ここって……」  そこは、霊魂神殿という場所の入り口だった。  霊魂神殿……まあ、そこは魔境というよりは、都市伝説的な物だった。  ここがなぜ霊魂神殿と呼ばれているか……それにはまず、300年前に起こった、『ソルジットの聖戦』について説明しないといけないだろう。  300年前、アーチを含む小宇宙〈ソルジット系〉の惑星が、ダークネスという魔王に襲われた事があった。  その時は、かなり短い期間でダークネスは魔法の鏡の力によって負けたらしいんだけど、その間はソルジット系全体がダークネスとの激戦を繰り広げていた。  ちなみにその鏡は、ダークネスがこの宇宙からいなくなった後で破壊され、魔力を失った後破片はアーチに預けられたらしい。  アーチはダークネスの侵略の主な標的にされていなかったため、結果的にほぼ無傷だったのだけど、それでもダークネスの子分が3回くらい攻めてきたらしい。  その時に、アーチを守るための兵士たちの拠点とされていたのが、霊魂神殿だ。  何でも霊魂神殿は、ダークネスの魔力によって霊界への入り口を開けられたらしく、その時に神殿にいた3000人以上の兵士が霊界に吸い込まれた。  霊界は、ダークネスの力が最も強くなり、同時にすべての世界で共通に入り口を開けられる場所だった。  私たちがいるこの全ては、いくつもの世界に分かれている。  この世界は、他の世界からは宇宙と呼ばれている。  地球人はまだ科学が全てだと信じ込んでいるので別世界の存在を否定しているが、それは嘘だ。  ダークネスの存在が、何よりもの証拠である。  ダークネスは世界から世界へと渡り歩いて、気に入った世界を侵略しようとしているらしい。  本当は、闇の世界を拠点としているらしい。  宇宙、天界、魔界、モルディス、デモ●ータなど、いろんな世界は、それぞれが独立していて、何らかの魔法がないと移動できない。それも、ある種のつながりがある世界同士のみが可能で、場合によっては目的の世界に向かうために中継地点として100個以上の世界を渡り歩かないといけない場合もあるらしい。  ただし、たくさんの世界がある中で、霊界だけは全世界と繋がっているらしく、この世界の死後の世界も、別世界の死後の世界も、全て共通らしい。  つまり、霊魂神殿には、すべての世界に繋がる入り口が開いているらしい。  この世界や、別世界で死んだ人の魂が霊魂神殿を徘徊しているらしく(そういう霊は自縛霊のように神殿に何らかの魔力で縛り付けられていて、霊魂神殿を出る事はできない)、それ以来霊魂神殿はおばけ屋敷のような場所として誰も近づかなくなった。  ちなみに、霊魂神殿は、残念ながら魔境ではない。  しかし、霊魂神殿には、もしかしたら何かがあるかもしれない……と思った。  まあ、単純に言えば好奇心だ。  私は、小さく息を吸い込むと、そのまま神殿へと足を踏み入れた。 「うわ~……本当に、おばけでも出そうな感じね……」  そこは、いかにも出そうな感じの、古びた神殿だった。  何本か倒れ、崩れかけた柱。  さびた剣。  クモの巣のかかったテーブル。 「でも、幽霊なんていないな……」  もしかすると、迷信だったのかもしれない。  300年も前の話だから、あり得ない話ではないだろう。  と、その時だった。  遠くに人影を見つけた。  その影は、ふらっとその先の開け放たれた扉の奥に消えた。  幽霊かもしれない。  しかし、私はそれ以上の、ある理由で、その影を無意識の内に追っていた。  なぜなら、その影は、ある人にとてもよく似ていたから……。  影を追って、かなりたくさんの部屋を通った私は、行き止まりの部屋の鏡の中にいる影を発見した。  思わず、声を上げて駆け寄った。  私の最も愛しい、そしてかけがえの無いその人物……。 「お母さん……!」  そう、その影の正体は、渚……つまり、私の母親だった──。 ...

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フラワー・ストーリー‐本編 14年前

フラワー・ストーリー 第24章

倒れたのは、怪物だった。 「え?」  私が振り向くと、そこには、夢人がいた。 「やっぱり、2人じゃ危険なんだな」 「夢人!?どうしてここに!?」 「その話は、後。ドリームウィングで開発したステルス機があるから、それで帰るよ。また運任せだと、危ないだろ?」  私たちが心底ホッとしたのは、言うまでも無い。 「イバサリ牢獄は壊滅した。まあ、すぐに立て直されるとは思うけど……。それで、少し美羽たちが心配になったんで、帰る途中に寄る事にしたんだ。反対方向だったけど、今はそうしてよかったと思ってるよ」  本当に、その通りだ。  夢人のおかげで私の命が救われたのだから……。  おそらく、美羽も1人では怪物は倒せなかっただろうから、本当に夢人には感謝しなくちゃ。 「で、これからはどうするつもりだ?僕は本部に帰るけど、2人だと危ないなら、ついていくけど……」 「大丈夫よ、別に。リーダーも副リーダーもいなくなったら、危ないでしょ?」 「まあ、そうだな。ところで、美羽たちは次はどこに行くつもりなんだ?」 「ええと……ここから一番近いのは……」 「この大陸には、もう魔境はない。それよりも、一旦本部に戻ってからの方がいいと思うけどな」  夢人に言われ、私たちは2ヶ月ぶりに本部に戻る事となった。 「そういえば、雪菜おばさんは?」  美羽が尋ねた。 「ああ、雪菜さんなら、ドリームウィングの北支部で戦士に配属された。あの歳でもかなりの強さを持っているから、もしかしたら北支部で最強のメンバーになるかもしれない」 「凄いじゃん。じゃあ、心配ないね」 「ああ。北支部には寄らないつもりだったんだけど、どうする?雪菜さんに一度会いたいか?」 「いや、いいよ。きっと、全てが終わった時、会えるから……どっちにしても……」  美羽の言いたい事は、何となくわかった……わかりたくないけど……。  そんな事を考えていると、突然機体が揺れた。 「!?」  急いで私が窓の外を見た。  すると、地球人の軍機があった。 〈ドリームウィングのステルス機を発見。我々は、裁判による殺人許可令に基づいて機体の撃墜を開始する〉  10機のジェット機が、なぜステルス機を発見できたのかなど、どうでもいい。 「どうするの!?」  美羽が夢人に聞いた。 「3機くらいなら対抗できるけど、これじゃちょっと危ないな……よし!」  夢人が案を出した。 「お前らは2人で、小型の緊急脱出用機で逃げろ」 「でも、夢人は?」  一瞬黙った後、夢人が呟いた。 「犠牲は、少ない方がいいんだ」 「え!?でも……」 「いいから、急げ!」  そういうと、夢人は何かのスイッチを押した。  ステルス機の床が開き、小さな空間が現れた。  夢人は、私たちが唖然としている間にその穴に私と美羽を突き落とすと、何かのスイッチを押した。 「たぶんそれは弱いから、1分くらいで壊れる。パラシュートの準備でもしてろ」  私たちが落ちた穴は、緊急脱出用機との連結部分だったらしい。  私たちは、夢人が遠ざかっているのが見えた。  今さらどうにもならないので、急いで私たちはパラシュートをつけた。  夢人の予想通り、脱出用の機は小型で弱いらしく、地球人の軍機に発見され、ミサイルで爆発した。  何とか爆発を受け止めるバリアに包まれていたらしく無傷だったが、バリアは時間差で崩れ落ち、私たちはふわふわと無抵抗に落ちた。  あまりに不規則なその動きは、地球人も予想できなかったらしく、地球人は私たちを諦め、──狙いを全て夢人に変えた。  夢人のステルス機は、トリッキーな動きで地球人を翻弄していたが、一撃を食らい、かなり不安定になっていた。  撃墜も時間の問題だろう。  そんな事を考えていると、風の影響で、美羽とも離れていっている事に気づいた。 「美羽!」  美羽は必死に何か叫んでいるが、聞こえない。  私の声も届いていないだろう。  こうして、私はまた、大切な仲間を、一気に2人失おうとしていた……。 ...

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