フラワー・ストーリー 14年前

共通の敵がいなくなったら、所詮元の敵同士

こんにちは。  えーと・・・とりあえず、今さらながらすごいものをアップしたな、という想いがありますが・・・  とりあえずは解説(補足)。    《第44章》「フラスト史上最大の秘密解禁」  果たして、夢人の関係者だけが今まで一度も登場していなかった事に気づいた人はどれだけいたのでしょうか?  夢人とめぐみのつながりは、ストーリーを構成する段階ですでに決まっていた事のひとつで。  ストーリーの始まる段階で決まっていたキャラは、  真衣+両親、美羽、夢人、めぐみだけで、  その中でつながりを作るためにめぐみの記憶喪失などの設定を追加していったわけです。  稔や雪菜、萌香は即興キャラなので。  2人のつながりを示唆する複線は2つ。  第4部のめぐみの再登場シーンと、第5部の夢人の再登場シーンのセリフが同じ事(確認してみてください)。  あえて補足記事では触れませんでしたが、実は伏線なんです。  加えて、第4部の真衣たちの思い出話の時のめぐみのセリフ。  伏線はこの2つです。  これから読める人はいないと思いますが、なんらかのつながりは予想できたかも・・・  ・・・無理ですね(^_^;;)  ところで、夢人とめぐみの話でちょっと薄れていますが、  萌香と恭介の話も重要なんですよ!?  この2人は、裏設定はあまりないのですが、  それでも思い入れはあるので。  ぼくが初めて書いた、カップルというか・・・  微妙にそういう設定も入れてみたいな~・・・  程度の話ですけど。  萌香と恭介の過去編、とか。  隼人と渚の過去編、とか。  真衣たちの未来編、とか。  完結後にやりたい事、あるんですけどね・・・  でも、とりあえずは出来上がっている第50章まで一歩一歩進んでいくだけです!    毎日アップし続けると、  来週の木曜日完結ですけど、  たぶん第49章と50章の間に1日入れるので、  ちょうど一週間後完結を目指したいと思います。  2ヵ月半で終わるとは、思ってもいませんでした・・・  ちなみにフラスト50章がすべて終わったら、  おそらくテスト前なのでまた更新を停止します。  たぶん・・・月曜日か火曜日で止めます。  ではまた~☆ ...

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フラワー・ストーリー‐本編 14年前

フラワー・ストーリー 第44章

「めぐみ!?どうしてここに!?」 「そろそろ願いの塔に着く頃かな、と思って来たのよ」  そういいながらもめぐみは、あたりを注意深く見回していた。 「ただ、ちょっと失敗しちゃって……」 「何を?」 「来る途中、地球人の兵士に見つかっちゃったんだよ☆」 「え……」  見ると、兵士がさらに30人ほど戦闘に加わろうとしていた。 「ほら、サーベル。何とかしないとね」  あんまりフォローになっていないフォローをされたが、今さらどうにもならない。  私は、覚悟を決め、大群を迎え撃った。 「ジャンクにしてやる!」 「ちょっ、それはまずいって!!いろいろと!!」 「じゃあ、みっくみくに……」 「ふざけてる場合じゃないから!」  すぐに相手が戦場に乱入してきて、私は、敵たちと入り乱れた状態となった。 「おりゃああああ!」  敵の1人が雄たけびを上げて斬りかかってきた。  私はぱっと回転しながらそれを避け、後ろをサーベルで鋭く突いた。  さらに、目の前に迫る敵へと、無意識のうちにナイフを突き出した。  両側から襲い掛かる敵たちが見えたので、私は深く考えずにジャンプして一気に足を開き、敵2人の顔面を蹴り飛ばした。  ……無意識で動ける自分が、少し恐ろしい。  戦いながらも、何とか辺りを見回した。  萌香は相変わらず恭介と一騎討ち。  めぐみは次々と敵を倒していく。やはり、この戦いのセンスは天性のものなのだろう。  美羽も夢人も、ただ敵を倒していく。  私は周りの敵をほぼ倒して追い払うと、萌香を助けようと駆け寄ったが、萌香に止められてしまった。 「来ないで!これは、私と恭介の戦いだから」 「やっぱ、プライドだけは高いな。でも、それがどこまで続くかな?」  そういいながら、恭介は休む暇も与えずにただ攻撃を繰り返していた。  少しずつ、でも確実に傷を負う萌香。 「ああっ!」  萌香が痛みで叫んだ。  しつこい恭介の攻撃が、ついに腕に直撃してしまったのだ。 「これで……終わりだ!!」  ここぞとばかりに恭介が長くて鋭い重剣を振り下ろした。  次の瞬間、私は目を疑った。  萌香は恭介の攻撃を真正面から食らい、同時に恭介の腹に自分の剣を差し込んだのだ。  あれだけ隙のある攻撃なら、簡単にかわせたはずなのに……。 「何で……?」  私が呟くと、萌香はわずかに微笑みを浮かべた。 「もう、いいのよ……。  私は、ずっと、恭介の事を、愛してるんだから……。  一緒に、逝きたいのよ」  そういって、萌香は弱々しく恭介の手を握った。  恭介は、自分に起きた事に呆然としながらも、萌香の手を強く握り返していた。 「萌香……なんで……私は……」 「真衣。お願いだから、この星を、ちゃんとしてね?  私は、もう、見られない……か………ら……………」  萌香がその言葉を言い終えると同時に、その首ががくっと下がり、そのまま動かなくなった。 「萌香!?」  こうして、萌香と恭介は、ともに、この世を去っていった──。 「ああっ!!」  私が呆然としていると、突然夢人が大声を上げた。 「何!?」  美羽が驚いて聞く。 「あれは誰だ!?」 「え、めぐみの事?」 「嘘だろ!?」 「こんなんで嘘つく必要がないじゃない」  夢人のあまりの驚きように、私も美羽もびっくりしていた。  めぐみ、という名前がそんなに珍しいのだろうか。 「夢人、めぐみの事知ってるの?」 「知ってるも何も……!!」  ちょうどそのとき、めぐみが、少ない兵士の生き残りを始末してこちらにやってきた。  その途中で、突然めぐみは固まった。 「あああああっ!」  めぐみが頭を抱え、うずくまった。 「どうしたの……2人とも……」 「思い出したのよ……」  めぐみが呟いた。 「……夢人は………私の……兄だって…………」 ...

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