本気で新作のアイデアが浮かばない・・・
こんにちは。 ではさっそく・・・ 《第47章》「今までで最も謎めいた終わり」 何が起きたかは明日です。 明日はいろいろあるのできついかもしれませんが、 それでもがんばります。 どうやって突起を超えたか? 秘密です。 というかそこへの突っ込みはやめてください。 明後日に面倒な課題があるので、 今日は早めに終わらせたいと思います。 ではまた~☆ ...
本気で新作のアイデアが浮かばない・・・
こんにちは。 ではさっそく・・・ 《第47章》「今までで最も謎めいた終わり」 何が起きたかは明日です。 明日はいろいろあるのできついかもしれませんが、 それでもがんばります。 どうやって突起を超えたか? 秘密です。 というかそこへの突っ込みはやめてください。 明後日に面倒な課題があるので、 今日は早めに終わらせたいと思います。 ではまた~☆ ...
フラワー・ストーリー 第46章
「めぐみを……よろしくな」 夢人はそう呟いた。 「夢人!?」 「くるな!!」 私も美羽もめぐみも、すぐさま駆け寄ろうとしたが、夢人に一喝された。 今にもその命を終えようとしているとは思えないほど、力強い声だった。 「ぼくなら、大丈夫だ。 3人が、生き延びてさえくれれば……」 その言葉で、私たちははっと気づいた。 夢人は命を賭けて私たちの事を守ってくれた。 その犠牲を、無駄にする事なんて絶対に許されない。 「ありがとう、夢人……」 私はそれだけ言うと、まっすぐ塔へと向かった。 美羽とめぐみもついてくるが、最上階までは花びらが無くても来れる。 兵士たちも、中に入ってきた。 長い攻防が、始まろうとしていた。 塔は、ただ階段だけが続いてるわけでもなく、いくつかの仕掛けがあった。 まず最初には、少しだけやわらかくなっている階段の途中に落とし穴がしかけてあって、落ちると一つ下の階に落とされてしまう、無限ループに近い趣向のトラップが仕掛けられてあった。 ただ、私たちの場合落ちるとすぐにころされかねないので、ループしている余裕は無かったけど……。 「うわっ!」 私も美羽もめぐみも、落とし穴を踏みかけるとすぐに避け、しっかりした足場に戻らないといけなかった。 かといって、慎重に進んでいると敵が迫ってくるので、即断・反射神経を強いられていた。 それでも、地球人の足止めにもなったようだったので、それだけが救いだった。 ほんの少しだけ塔に感謝した。 そのうち、ようやく落とし穴エリアは抜けられたが、続いてエスカレーターのように階段が落ちていくエリアになってしまった。 「何のエネルギーなの?これ……」 「たぶん、魔力……だと思う」 少しでも気を抜くと、すぐに流され、やはり地球人のところへ運ばれてしまうので、油断できなかった。 ただ、下の方から悲鳴が頻繁に聞こえてきたので、地球人の足止めにもなったのだろう。 少しだけ塔に感謝した。 何とかそのエリアを抜けると、地味にうざい、傾斜が5度上がった平らなスロープエリアに入った。 数値的には微妙だけど、実際は結構急になっていて、体力の消耗が最初の頃の比ではなかった。 しかも、さっきの逆走で十分疲れていたので、あとはアドレナリンだけで頑張っている状態だった。 ただ、下の方から聞こえてくる音も、だんだんと小さくなっていて、下っ端の戦士がリタイアしていっている事がわかった。 まあまあ塔に感謝した。 「あとどのくらいかな?」 「まだ、半分くらいだと思う……」 そして、だんだんと仕掛けは恐ろしくなっていた。 もはやアスレチックと化していて、階段がなくなっていた。 代わりに壁に微妙な大きさの突起が付いていて、そこを足掛けとして登っていく仕掛けとなっていた。 「こわっ……」 下が丸見えになっているこの仕掛けは、かなりの恐怖を味わわせるものとなっている。 しかも、下に見えるのは、底なしの闇だけではなく、大勢の兵士もいたから、恐怖は倍だった。 「でも、これなら、楽じゃない?」 「どうして?」 「とりあえず、先に行ってて」 私はめぐみに言われるまま、めぐみを後ろに行かせた。 するとめぐみは、移動と同時にいくつかの突起をナイフで切り落としていった。 「あ……」 「これで、邪魔できるわ」 めぐみは無邪気に笑っていた。 すごく怖かった。 さらに行くと、突起からロープに代わり、吊り下げられた(といっても、支えは横からだけど)ロープを伝って進むようになっていた。 手がかなり疲れていたけど、さっきよりは楽になっている気がした。 さすがに可哀想に思ったのか、めぐみはロープを切りはしなかった。 「あたしが今まで、地球人を何のためらいもなく殺してたのは、あたしの家族とか、そういったものを全て奪ったって思ってたから。 でも、夢人に会えたから……」 殺されたとはいえ、失ったものを一瞬取り戻せた喜びは、めぐみにとって大きいものだったのだろう……。 そんな事を考えながら無意識にロープを手繰っていると、突然何かに当たった。 「あれ?」 それは、最上階への扉だった。 知らないうちに、私たちは最上階に着いていたらしい。 「やった!!」 私がそう叫んだ瞬間、それは起こった。 ...
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