フラワー・ストーリー 14年前

完結への最後のステップ

こんにちは。  では、さっそく・・・    《第49章》「終わらない世界」  どんな願いをしたかは、明日か明後日に明かされますが、  何となくわかったと思います。  このままでもよかったのでしょうが、  さすがにどうしても描きたい部分があるので・・・  終わり方だけはずっと考えていたので、  この章と次の章・・・というか第6部全体が早く進みました。  で、NEWVEL版のタイトルに使われている“*”の意味、理解していただけたでしょうか?  もともとこの記号を見ていてふっと思いついた話だったのですが、  ブログではあまり花に見えなかったので(平成ゴシック体ならもっと花びらっぽく見えるはずです)、カタカナ表記にしました。  ブログとの差をつけるためNEWVELでは英語表記を使用しましたが。    いよいよすべての謎が明かされ、  ついに最終章!!!  明日、または明後日に更新します。  長かった(?)フラストもいよいよ完結。  もしも明日更新できたら、長いフォローを書いて、  土曜日には延び延びになっていたデスダー第3巻を・・・!!  そして日曜日に次回作のタイトルを発表し、  来週月曜日からは!!!  ・・・テスト期間突入です・・・orz  あ、でももしかすると月曜日は更新するかもです。  ではまた~☆  PS:ちなみに前ブログ小説のキャラの誕生日が11月20日に迫っています。  テスト中ですが、時間設定で更新するので、  11月20日には別ブログを見てください。  ハヤごとの完全なるパロディが載っています☆☆ ...

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フラワー・ストーリー‐本編 14年前

フラワー・ストーリー 第49章

私は、花びらを取った瞬間に、何か劇的な事が起きると思っていた。  なので、何も起きなくて少し拍子抜けしてしまった。  でも、ケースに一緒にいれて重ねてみても、まだ何も起きなかった。 「まさか……」  この伝説は、単なるおとぎ話……?  だとしたら、今までの冒険や、夢人たちの犠牲は、なんだったんだろう……。  言い知れない恐怖を感じながらも、ある事に気づいた。  花びらが嘘なら、ここに美羽が入れなかった事や、この塔のさまざまな仕掛けの説明がつかないではないか。  そう考え直して、私はこの部屋をくまなく探し始めた。  すると、不思議な版を発見した。  それは、*という星印の形の薄い溝が彫られている石版だった。  その大きな記号の上に、文章が英語で彫ってあった。  ただし、古くて、ところどころが消えかかっている。 《C--le-t D--am-. A-d, --an-e T-e Wo--d》 「何だろう、これ……」  美羽がいれば、もう少し、簡単に解けるかもしれない。  私は、ここで、仲間の大切さを改めて強く感じさせられた。  私は文章は考えてもわからないと思い、しばらくその形を眺めた。 「あ!」  よく見ると、ちょうど花びらが入る大きさのようだ。  私は、1枚ずつ、花びらをはめ込んでいった。  夜空のような、紫の花びら。  光を反射して輝く、黄金色の花びら。  透明に近いほど澄んだ水色の花びら。  紅に染まる、赤の花びら。  人を落ち着かせるような、緑の花びら。  そして、光を全て吸い込んでしまうような、漆黒の花びら……。  全てを石版にはめ込むと同時に、石版が光りだした。 「うわあっ!」  私は、目のくらむようなまぶしい光に包まれ、そのまま意識を失った。 *********************** (気がついたか、少女よ。)  意識はなく、周りには闇しか見えない。  でも、声だけが聞こえてくる。 「誰?誰が話してるの?」 (私か?私が名乗る必要は、ない。  お前が、この空間に来たのには、わけがあるのだろう?) 「え?」 (お前は、この空間に来る、権利を得た。  ここに来た以上、私はお前の願いを一つ、叶えなければならない。  もちろん、叶えない、という選択肢も、あるがな。  ただ、どんな願いでも叶えられるというわけではない。  誰かの個性を奪う願いは叶えられない。  あの人の性格を直してほしいだとか、自分を好いてほしいとか、そういった類の事はだめだ。  あとは、願いを増やす、という願いもだめだ。  だが、それ以外なら、何でもいい。  さあ、どうする?)  そういわれて、私は考えた。  私の願いは、地球人を追い払う事。  つまり、今すぐ地球人を1人残らずころせば、それで済む話だ。 「私の願いは……」  そこまで言って、私は言葉を切った。  地球人の命を奪う願い、それは、間違った方法ではないか?  侵略者の庭で、考えていた事を思い出した。  たとえば、地球人の全てを奪ったとしよう。  そうしたところで、私、いや私たちに残るのは、罪悪感だけ。  そんな事、私は望んでない。  なら……。  地球人のいなかった時代に戻り、地球人の来ない未来を迎える?  たとえそうしても、やはりこの時代に取り残された人々は、ここで終わりを待つ事になる。  それに、夢人やめぐみや萌香に会えない世界。  そんな、運命を無視した世界に、意味はない。  なら、私が望むのは……。  誰も死なずに、平和に、共生できる世界を創る事。  つまり、この世界を変える事。 「あ……!」  あの石版の意味も、ようやくわかった。 《C--le-t D--am-. A-d, --an-e T-e Wo--d》  これは、きっと、 《Collect Dreams. And, Change The World》  と書いてあったのだろう。  夢を集めなさい。  そして、世界を変えなさい。  でも、その言葉は、きっと、罠。  私は、花びらを使って世界を変えたりはしない。  そんな、近道は、しない。  私は、花びらを、世界を変えるための準備として使おう。 (願いは、決まったか?) 「はい」  本当は、家族にもう一度会いたい、とも思う。  でも、両親や、稔が、望んでいるのは、そんな事じゃなくて。  私たちが、この世界を変える事だけだと、思うから。  本当は、もっと戻したい、そう思う。  あの人を1人で呼び戻したら、それは一番酷な事かもしれない。  でも、1人1人の小さな幸せは、優先できないから……。  本当は、もっと欲張りたい、そうも思う。  全てを戻せたら、それが一番いい。  でも、私は、その人たちの分まで、頑張れるようにする。  そのためには、私たちが5人で集まる事が、一番重要で。  だから……。 「私の願いは………」 ...

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