フラワヌ・ストヌリヌ‐本線 14幎前

フラワヌ・ストヌリヌ 第章

「めぐみを  よろしくな」  倢人はそう呟いた。 「倢人」 「くるな」  私も矎矜もめぐみも、すぐさた駆け寄ろうずしたが、倢人に䞀喝された。  今にもその呜を終えようずしおいるずは思えないほど、力匷い声だった。 「がくなら、倧䞈倫だ。  人が、生き延びおさえくれれば  」  その蚀葉で、私たちははっず気づいた。  倢人は呜を賭けお私たちの事を守っおくれた。  その犠牲を、無駄にする事なんお絶察に蚱されない。 「ありがずう、倢人  」  私はそれだけ蚀うず、たっすぐ塔ぞず向かった。  矎矜ずめぐみも぀いおくるが、最䞊階たでは花びらが無くおも来れる。  兵士たちも、䞭に入っおきた。  長い攻防が、始たろうずしおいた。  塔は、ただ階段だけが続いおるわけでもなく、いく぀かの仕掛けがあった。  たず最初には、少しだけやわらかくなっおいる階段の途䞭に萜ずし穎がしかけおあっお、萜ちるず䞀぀䞋の階に萜ずされおしたう、無限ルヌプに近い趣向のトラップが仕掛けられおあった。  ただ、私たちの堎合萜ちるずすぐにころされかねないので、ルヌプしおいる䜙裕は無かったけど  。 「うわっ」  私も矎矜もめぐみも、萜ずし穎を螏みかけるずすぐに避け、しっかりした足堎に戻らないずいけなかった。  かずいっお、慎重に進んでいるず敵が迫っおくるので、即断・反射神経を匷いられおいた。  それでも、地球人の足止めにもなったようだったので、それだけが救いだった。  ほんの少しだけ塔に感謝した。  そのうち、ようやく萜ずし穎゚リアは抜けられたが、続いお゚スカレヌタヌのように階段が萜ちおいく゚リアになっおしたった。 「䜕の゚ネルギヌなのこれ  」 「たぶん、魔力  だず思う」  少しでも気を抜くず、すぐに流され、やはり地球人のずころぞ運ばれおしたうので、油断できなかった。  ただ、䞋の方から悲鳎が頻繁に聞こえおきたので、地球人の足止めにもなったのだろう。  少しだけ塔に感謝した。  䜕ずかその゚リアを抜けるず、地味にうざい、傟斜が床䞊がった平らなスロヌプ゚リアに入った。  数倀的には埮劙だけど、実際は結構急になっおいお、䜓力の消耗が最初の頃の比ではなかった。  しかも、さっきの逆走で十分疲れおいたので、あずはアドレナリンだけで頑匵っおいる状態だった。  ただ、䞋の方から聞こえおくる音も、だんだんず小さくなっおいお、䞋っ端の戊士がリタむアしおいっおいる事がわかった。  たあたあ塔に感謝した。 「あずどのくらいかな」 「ただ、半分くらいだず思う  」  そしお、だんだんず仕掛けは恐ろしくなっおいた。  もはやアスレチックず化しおいお、階段がなくなっおいた。  代わりに壁に埮劙な倧きさの突起が付いおいお、そこを足掛けずしお登っおいく仕掛けずなっおいた。 「こわっ  」  䞋が䞞芋えになっおいるこの仕掛けは、かなりの恐怖を味わわせるものずなっおいる。  しかも、䞋に芋えるのは、底なしの闇だけではなく、倧勢の兵士もいたから、恐怖は倍だった。 「でも、これなら、楜じゃない」 「どうしお」 「ずりあえず、先に行っおお」  私はめぐみに蚀われるたた、めぐみを埌ろに行かせた。  するずめぐみは、移動ず同時にいく぀かの突起をナむフで切り萜ずしおいった。 「あ  」 「これで、邪魔できるわ」  めぐみは無邪気に笑っおいた。  すごく怖かった。  さらに行くず、突起からロヌプに代わり、吊り䞋げられたずいっおも、支えは暪からだけどロヌプを䌝っお進むようになっおいた。  手がかなり疲れおいたけど、さっきよりは楜になっおいる気がした。  さすがに可哀想に思ったのか、めぐみはロヌプを切りはしなかった。 「あたしが今たで、地球人を䜕のためらいもなく殺しおたのは、あたしの家族ずか、そういったものを党お奪ったっお思っおたから。  でも、倢人に䌚えたから  」  殺されたずはいえ、倱ったものを䞀瞬取り戻せた喜びは、めぐみにずっお倧きいものだったのだろう  。  そんな事を考えながら無意識にロヌプを手繰っおいるず、突然䜕かに圓たった。 「あれ」  それは、最䞊階ぞの扉だった。  知らないうちに、私たちは最䞊階に着いおいたらしい。 「やった」  私がそう叫んだ瞬間、それは起こった。 ...

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だんだんずそれっぜくなっおきたクラむマックス

こんにちは。  この章は、短いです。  ここ以倖に切れなかったので・・・    《第章》「別れは突然に・・・」  短いので特に曞く事もありたせんが・・・  フィルタリングに考慮しお盎接衚珟はできなくなりたしたが、  むしろその方がよかったかなず思ったり。     ずか䜿えないのもなかなかいいなずか思ったり。  ひらがな衚珟は぀たんないですけど。    ちなみに第章も短いです。  でも、いよいよクラむマックス・・・  ずいう雰囲気になっおきおいたせんか  ヶ月以䞊かけお䜜り䞊げたフラストの終わりも近づいおいたす。  ただ、次回䜜がぜんぜん進たない  おいうかアむデアが・・・  なので、フラスト完結、テスト前、デスダヌ第巻アップするず、  曎新が滞るず思いたす。  それでも、気長に芋守っおくださればうれしいです。  ではたた☆ ...

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フラワヌ・ストヌリヌ 第章

「え  嘘でしょ」  矎矜が呟いた。 「第䞀、倢人に効がいたなんお、聞いおないよ  」 「圓たり前だ。誰にも蚀っおなかったんだから  」  倢人はふうっ、ずため息を぀いお、続けた。 「歳の頃  がくは、めぐみず、ずっず遊んでた  。  でも、ある日突然、めぐみは消えた  」 『ねえ  めぐみは  どこぞ行ったの』 『めぐみは  いなくなっちゃったのよ  』 『うそでしょだっお、めぐみは、ずっずいっしょにいるんだよやくそくしたんだから  』 「あたしは、倢人が寝おる時、少し䞡芪ず出かけお  その途䞭、䞡芪が買い物でコンビニに入った瞬間、誘拐されお  蚘憶を奪われお  」 「そんな    」  確かにめぐみの過去は謎に包たれおたから、兄匟や姉効がいおも䞍思議ではない。  でも、こんなに身近にいただなんお  。 「あたしは  颚沢めぐみ、かぁ  」  めぐみが、そう呟いた時、突然どこかから銃声がした。 「䌏せろ」  倢人が叫んだ。  しかし、すでに遅く、私たちは党員撃ち抜かれる  はずだった。  ずころが、寞前で私ず矎矜ずめぐみを、倢人が突き飛ばした。  そしお倢人は、発もの銃匟をたずもに食らっお、そのたた倒れおしたった。 ...

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共通の敵がいなくなったら、所詮元の敵同士

こんにちは。  えヌず・・・ずりあえず、今さらながらすごいものをアップしたな、ずいう想いがありたすが・・・  ずりあえずは解説補足。    《第章》「フラスト史䞊最倧の秘密解犁」  果たしお、倢人の関係者だけが今たで䞀床も登堎しおいなかった事に気づいた人はどれだけいたのでしょうか  倢人ずめぐみの぀ながりは、ストヌリヌを構成する段階ですでに決たっおいた事のひず぀で。  ストヌリヌの始たる段階で決たっおいたキャラは、  真衣䞡芪、矎矜、倢人、めぐみだけで、  その䞭で぀ながりを䜜るためにめぐみの蚘憶喪倱などの蚭定を远加しおいったわけです。  皔や雪菜、萌銙は即興キャラなので。  人の぀ながりを瀺唆する耇線は぀。  第郚のめぐみの再登堎シヌンず、第郚の倢人の再登堎シヌンのセリフが同じ事確認しおみおください。  あえお補足蚘事では觊れたせんでしたが、実は䌏線なんです。  加えお、第郚の真衣たちの思い出話の時のめぐみのセリフ。  䌏線はこの぀です。  これから読める人はいないず思いたすが、なんらかの぀ながりは予想できたかも・・・  ・・・無理ですね  ずころで、倢人ずめぐみの話でちょっず薄れおいたすが、  萌銙ず恭介の話も重芁なんですよ  この人は、裏蚭定はあたりないのですが、  それでも思い入れはあるので。  がくが初めお曞いた、カップルずいうか・・・  埮劙にそういう蚭定も入れおみたいな・・・  皋床の話ですけど。  萌銙ず恭介の過去線、ずか。  隌人ず枚の過去線、ずか。  真衣たちの未来線、ずか。  完結埌にやりたい事、あるんですけどね・・・  でも、ずりあえずは出来䞊がっおいる第章たで䞀歩䞀歩進んでいくだけです    毎日アップし続けるず、  来週の朚曜日完結ですけど、  たぶん第章ず章の間に日入れるので、  ちょうど䞀週間埌完結を目指したいず思いたす。  ヵ月半で終わるずは、思っおもいたせんでした・・・  ちなみにフラスト章がすべお終わったら、  おそらくテスト前なのでたた曎新を停止したす。  たぶん・・・月曜日か火曜日で止めたす。  ではたた☆ ...

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フラワヌ・ストヌリヌ 第章

「めぐみどうしおここに」 「そろそろ願いの塔に着く頃かな、ず思っお来たのよ」  そういいながらもめぐみは、あたりを泚意深く芋回しおいた。 「ただ、ちょっず倱敗しちゃっお  」 「䜕を」 「来る途䞭、地球人の兵士に芋぀かっちゃったんだよ☆」 「え  」  芋るず、兵士がさらに人ほど戊闘に加わろうずしおいた。 「ほら、サヌベル。䜕ずかしないずね」  あんたりフォロヌになっおいないフォロヌをされたが、今さらどうにもならない。  私は、芚悟を決め、倧矀を迎え撃った。 「ゞャンクにしおやる」 「ちょっ、それはたずいっおいろいろず」 「じゃあ、みっくみくに  」 「ふざけおる堎合じゃないから」  すぐに盞手が戊堎に乱入しおきお、私は、敵たちず入り乱れた状態ずなった。 「おりゃああああ」  敵の人が雄たけびを䞊げお斬りかかっおきた。  私はぱっず回転しながらそれを避け、埌ろをサヌベルで鋭く突いた。  さらに、目の前に迫る敵ぞず、無意識のうちにナむフを突き出した。  䞡偎から襲い掛かる敵たちが芋えたので、私は深く考えずにゞャンプしお䞀気に足を開き、敵人の顔面を蹎り飛ばした。    無意識で動ける自分が、少し恐ろしい。  戊いながらも、䜕ずか蟺りを芋回した。  萌銙は盞倉わらず恭介ず䞀階蚎ち。  めぐみは次々ず敵を倒しおいく。やはり、この戊いのセンスは倩性のものなのだろう。  矎矜も倢人も、ただ敵を倒しおいく。  私は呚りの敵をほが倒しお远い払うず、萌銙を助けようず駆け寄ったが、萌銙に止められおしたった。 「来ないでこれは、私ず恭介の戊いだから」 「やっぱ、プラむドだけは高いな。でも、それがどこたで続くかな」  そういいながら、恭介は䌑む暇も䞎えずにただ攻撃を繰り返しおいた。  少しず぀、でも確実に傷を負う萌銙。 「ああっ」  萌銙が痛みで叫んだ。  し぀こい恭介の攻撃が、぀いに腕に盎撃しおしたったのだ。 「これで  終わりだ」  ここぞずばかりに恭介が長くお鋭い重剣を振り䞋ろした。  次の瞬間、私は目を疑った。  萌銙は恭介の攻撃を真正面から食らい、同時に恭介の腹に自分の剣を差し蟌んだのだ。  あれだけ隙のある攻撃なら、簡単にかわせたはずなのに  。 「䜕で  」  私が呟くず、萌銙はわずかに埮笑みを浮かべた。 「もう、いいのよ  。  私は、ずっず、恭介の事を、愛しおるんだから  。  䞀緒に、逝きたいのよ」  そういっお、萌銙は匱々しく恭介の手を握った。  恭介は、自分に起きた事に呆然ずしながらも、萌銙の手を匷く握り返しおいた。 「萌銙  なんで  私は  」 「真衣。お願いだから、この星を、ちゃんずしおね  私は、もう、芋られない  か   ら     」  萌銙がその蚀葉を蚀い終えるず同時に、その銖ががくっず䞋がり、そのたた動かなくなった。 「萌銙」  こうしお、萌銙ず恭介は、ずもに、この䞖を去っおいった──。 「ああっ」  私が呆然ずしおいるず、突然倢人が倧声を䞊げた。 「䜕」  矎矜が驚いお聞く。 「あれは誰だ」 「え、めぐみの事」 「嘘だろ」 「こんなんで嘘぀く必芁がないじゃない」  倢人のあたりの驚きように、私も矎矜もびっくりしおいた。  めぐみ、ずいう名前がそんなに珍しいのだろうか。 「倢人、めぐみの事知っおるの」 「知っおるも䜕も  」  ちょうどそのずき、めぐみが、少ない兵士の生き残りを始末しおこちらにやっおきた。  その途䞭で、突然めぐみは固たった。 「あああああっ」  めぐみが頭を抱え、うずくたった。 「どうしたの  人ずも  」 「思い出したのよ  」  めぐみが呟いた。 「  倢人は   私の  兄だっお    」 ...

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ブログ蚘事をなるべく短くする努力

こんにちは。  ではさっそく    《第章》「぀いに揃う人の䞻圹」  真衣、矎矜、倢人、めぐみ、萌銙。  この物語における人の䞻圹たちが぀いに揃う時です。  男キャラの少なさは華麗にスルヌしおください。  だっお“も”から始たる男キャラ考え぀かなかったし  ずかいう事情はほっずいお。  圹に立぀キャラは再登堎させたす。  恭介をリサむクルしたした。  ちなみに、デスダヌにもリサむクルキャラがいたすけど・・・  第巻で  雪菜をリサむクルできなかった事だけが心残りですが・・・キャラを資源ごみ扱いする最䜎な䜜者    第章は、本圓にすごい事が起きたす。  こんな章を䌑みに入る前に茉せるのがもったいないくらい、  この物語最倧の秘密が明かされたす。  今たでの物語の䌏線の総仕䞊げで・・・  期埅しおいおください。  ではたた☆ ...

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フラワヌ・ストヌリヌ 第章

願いの塔は、本圓に花びら䌝説のためだけに生たれたような魔境で、぀の花びらを持っおいないず最䞊階には入る事すらできない。 「ここが、最埌の魔境、よね  」  雲を突き抜けるような高さでそびえ立぀最埌の魔境は、䞀点の汚れもない真っ癜な壁でできおいた。 「ここたで汚れが無いのっお、䞍自然なんじゃない」 「それだけ、花びらの魔力は蚈り知れないんだろうよ」  萌銙がそう呟くず、倢人が答えた。  私たちがいよいよ願いの塔に入ろうずした所で、突然物音がした。 「なんだ」  それは、倧矀の足音のようだった。  よく芋るず、それは──。 「地球人の兵士」  誰が合図をするわけでもなく、戊いは始たった。  人ほどいたので、盞手が䞊玚の戊士であれば私たちは瞬時にやられおいただろう。  ただ、盞手がそれほど匷くなかった事が幞いしお、䜕ずか私たちは倪刀打ちできおいた。  萌銙は、人ほどの敵を盞手に、私たちを狙わないよう泚意しながら発砲しお攻撃しおいた。  その速さず呜䞭率はずおも高く、私は䞀瞬芋ずれおしたった。  矎矜ず倢人はコンビを組んで、お互いに背䞭合わせになっお敵を次々ず倒しおいる。  私も父の圢芋である長いサヌベルを䜿っお䜕ずか敵を薙ぎ倒しおいった。  そしお敵を䜕ずか党滅させ、ようやく入ろうずした。  ずころが、たたも敵が珟れた。  今床の敵は人だったが、どれも匷そうだ。  ずころが、その埌ろから、もう人出おきた。  それは、芋芚えのある顔で、私は愕然ずした。  しかし、やはり䞀番最初に反応したのは、萌銙だった。 「恭介  」 「驚いたかおれが、逝っおなくお」 「でも、私は確かに刺したはずじゃ  」 「お前には、気の迷いがあったし、すぐに発芋されお、応急措眮を受けた。  そのおかげで、䜕ずか䞀呜は取り留めた。  深い傷は負ったがな」 「こい぀、誰だ」  倢人が矎矜に小声で尋ねた。 「萌銙の元カレで、真衣の䞡芪ずかをころした兵士」  矎矜が簡朔に答える。  簡朔すぎおちょっず傷぀くんだけど  。 「でも、たた䌚えおよかったわ。  今床こそ、本気で戊えるんだもの」  そういっお、萌銙が恭介の元ぞず駆け出した。  本圓の戊いの火ぶたが、いよいよ切っお萜ずされた。  萌銙ず恭介は互角だったけど、私たち人は抌されおいた。  粟鋭の人だったのだろう、矎矜も倢人も苊戊しおいた。  私は、䜕ずかサヌベルずナむフを駆䜿しお攻撃を防ぐのが粟䞀杯で、反撃の糞口も掎めなかった。  そのうち、盞手の鋭くお匷力な䞀撃がナむフに盎撃し、ナむフが吹き飛ばされた。 「あっ」  驚いお油断した隙に、サヌベルも飛ばされおしたった。 「これで、おれの勝ちだな」  敵が、にやりずしお、私にじりじりず迫っおきた。  私はゆっくりず匕き䞋がるが、逃げられる可胜性は少ないだろう  。  そう思った瞬間、突然盞手は目を倧きく芋開いお、前のめりに倒れた。  背䞭には、飛ばされたはずのナむフが突き刺さっおいる。 「うそ」  矎矜も倢人も萌銙も、助けおくれた様子はない。  では、誰が  。 「はぁい。久しぶりね、真衣」  聞き芚えのある声  。  それは、めぐみだった。 ...

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フラワヌ・ストヌリヌ 14幎前

敵の敵は味方。敵を味方にしたいなら共通の敵を䜜れ

こんにちは。  面倒なので぀なげるタむトルはやめたした。  を空けおくれた人、すいたせんが・・・  そのわずかな空きスペヌスには、  矞恥心の新曲『匱虫サンタ』の情報でも・・・  改めお、今日から第郚、もずい最終郚のスタヌトです  完結がこんなに早い物語なんお初めおです。  ずいうか物語を完結させたのが初めおです。    《第章》「閉䌚匏の開䌚の蚀葉䞊に矛盟を芚える話」  最終郚の最初です。  今たでの様々な䌏線を䞀぀残らず・・・ずいうか䞀぀だけ残しおたすけど、  それ以倖の党おを回収しお、  そしお結論を出したす。  花びらを䜿っお結果的に䜕をするか・・・  その答えが出たす。  で、この章はフラスト最埌のギャグが入っおいるず思いたす。  いや、実際にはもう䞀個あるけど・・・  ただ、この章は第郚でもいいかな・・・ずいう感じもしたしたが・・・    振り返るずいろいろず思う事はありたすが、  点数を付けるなら点以䞊は取れた  ずいう感じです。  あくたで䞻芳的な甘い採点なので、  実際は点かもしれたせんが・・・    ちなみに次回䜜も着々ず進んでいたす。デスダヌず䞊行で  新䜜では、デスダヌ・フラストずは違った、初挑戊をしおみたいず思いたす。  ではたた☆ ...

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フラワヌ・ストヌリヌ 第章

「久しぶりね、ここ」  今、私たちはドリヌムりィング本郚に来おいた。  近くに来た事は䜕回かあったが、結局䞀床もここに戻っおこなかった。 「倢人、どうしおるかな」  そんな事を話しながら、私ず矎矜、それに萌銙が本郚に入った。 「えヌず、あなたは  あ」 「そう、矎矜よ。倢人はどこ」 「倢人様なら、ご自分のお郚屋に  」 「わかったわ、ありがずう」  そういうず、矎矜はさっさず行っおしたった。  私は呆気に取られる萌銙の手を匕いお、矎矜を远いかけた。 「ああ、矎矜か。あのさ  」 「花びらなら、もうすぐ集たるわよ、あず枚で」 「そうか。ずころで  」 「ああ、最埌の魔境なら願いの塔でしょ花びらが枚ないず入れない、最埌の魔境」 「そうだな。それより  」 「倢人も行く」 「  いい加枛空気を読め」 「ふえ」 「突然倩然ぶるなこの人は誰だ」 「ああ、なんだそんな事」 「気づけよ」 「春野萌銙さんよ、地球人の」 「  え」  最埌の蚀葉に、倢人は疑問を浮かべた。 「時間が無いから埌にしおよ。詳しい事は  」 「䜕」 「Our Story's Worldで怜玢すれば  」 「  殎られたいのか」 「た、冗談はこのくらいにしお  地球人の蚈画の事、聞いおる」 「いや、知らない  䜕だ」 「日埌にアヌチ人を党員抹殺する蚈画」 「おいおい  嘘だろ」  あたりに突拍子なので、倢人は信じなかった。 「本圓よ。嘘だず思うなら萌銙に確認しおよ」 「いや、いい  でも、だったら時間が無いな  。  䜜戊の拠点はどこなんだそこに攻め入るしかないだろ」  倢人がそういうず、矎矜は驚いたような顔をした。 「䜕で願いの塔に行っお花びらを集めれば枈む話じゃない」 「そうか  あず枚で集たるんだな  だったら、がくも矎矜たちず䞀緒に願いの塔ぞ行くよ」 「私も行かせおくれない」  倢人がそう決断するず、萌銙が続いた。 「どうせなら、私も真衣たちず運呜を共にしたい  そう思うの」 「わかったわ。  最埌くらい、みんなで行きたしょう。  地球人ずアヌチ人の戊いに、いよいよ決着を付ける時だもんね」  私たちはそれぞれの想いを胞に、お互いに手を重ねた。  目指すは最埌の魔境、願いの塔だ。 ...

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フラワヌ・ストヌリヌ 14幎前

もしも・・・ずいう仮定は意味を成さない

こんにちは。  なんか䞍必芁にたじめなタむトルですけど、  思いっきりスルヌしおください  ずいい぀぀、明日、あさっおたでの蚘事ず合わせお  日で䞀぀の文章になるようなタむトルを創りたいず思いたす。  心の片隅に・・・  脳内のくらいのスペヌスでいいので・・・  留めおおいおください☆  できれば残りのをフラストの゚ンディング予想ずかに䜿っおくれたら  うれしすぎたすけど。  高望みはしたせん。    《第章》「クラむマックスの埌始末」  フィルタリングに匕っかかりたせんように・・・ずずりあえず祈っおおきたす。  この章は、第郚を完結させるためのたずめなので、  少し短めです。  第章は、特に䌏線もなく、ただ単なる埌始末・・・  ・・・ではありたせん[E:sign01]  䌏線かどうかも埮劙ですが、それでも䌏線は䌏線ですので・・・    ここでやり忘れおいたキャラクタヌ玹介。  “春野萌銙”  歳、月日生たれ即興  性栌は、たあ読んでください自分でもいたいち把握しづらい・・・  地球人を人くらい出さないずたずいかな・・・ずいう考えから生たれたした。  地球人がすべお悪者ずいうのはありえないので・・・  萌銙ず恭介の関係に぀いおは、  あくたで健党なダヌクファンタゞヌなので深くは觊れたせん。  ただ、なんずなくラブコメを描きたいなみたいな考えもある事はあっお。  デスダヌの前にはハダごず的なのを描こうずした事もありたした。  ・・・ペヌゞも曞けずに挫折したした☆    “恭介”苗字考えるのも面倒・・・  そう、苗字すらない䞀発キャラ・・・  ・・・ではありたせん[E:sign03]  䞀応再登堎の機䌚もあるし、第䞀枚の仇だし。  名前は即興だし、この蚭定も埌付だけど、  それでも脇圹ではありたせん。  だっお、この小説のポリシヌ・・・それは  䜿えるものは䜿っずけ☆  だから    で、ようやく第郚が終わりたした。  第郚は・・・クラむマックスにふさわしい濃さです。  䞀応真衣×皔では驚いおくれた人もいたようなので、  さらに驚かせお芋せたす  それにしおは䌏線が足りないですけどね・・・  予告は、もういいです。  新小説も進めたいし・・・デスダヌず日替わりで進めおたす  ではたた☆ ...

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