アニメ・ゲームのこと 8年前

Splatoonの1周年に寄せて(3) その意義と、自分にとっての意味を考える

.numbering {color: #4c4c4c; line-height: 30px; border-left: 5px #cccccc solid; margin-bottom: 4px;}.chosen {background: #e5e5e5; border-left: 5px #0595c7 solid;}#shachotitle {color:#0595c7; font-size: larger; margin-bottom: 6px;}  Splatoon(スプラトゥーン)1周年に寄せて、スプラトゥーンについて語る記事も3日目。最終回です。1日遅れてしまいすみません。  初日はスプラトゥーンの魅力と中毒性について、2日目はスプラトゥーンのブームに繋がった任天堂ブランドとソシャゲブームという情勢について。  語りましたが、まだまだ足りない、というか、一番書きたかった、スプラトゥーンというゲームが、この時代に生まれた意味。そして、私にとっての意味。  そういうものを語りたいと思います。 -------------------- 目次(リンクではありません) (1)Splatoonの1周年に寄せて、その魅力と中毒性の理由を考える   1. Splatoonの魅力とは?   2. 入口の広さと、奥の深さ   3. 隙のない現実逃避   4. 理不尽ではないランダム性   5. 「お約束」がないからこそ   6. 徹底的なストレスフリー (2)Splatoonの1周年に寄せて、そのブームの理由を考える   7. 任天堂への期待感と閉塞感   8. みんなが「こういうブーム」を待っていた   9. 「任天堂ブランド」とNintendo Direct   10. スマホアプリでは成立しないゲーム性 (3)Splatoonの1周年に寄せて、その意義と、自分にとっての意味を考える   11. 3DS・WiiUビジネスの集大成   12. Splatoonが取り戻してくれたもの   13. 「Splatoonが任天堂ファンを変えた」   14. 岩田社長の、4年越しのアンサー   15. Splatoonの今後のこと   おわりに 3497 ...

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アニメ・ゲームのこと 8年前

Splatoonの1周年に寄せて(2) ブームの理由について考える

#shachotitle {color:#0595c7; font-size: larger; margin-bottom: 6px;}.numbering {color: #4c4c4c; line-height: 30px; border-left: 5px #cccccc solid; margin-bottom: 4px;}.chosen {background: #e5e5e5; border-left: 5px #0595c7 solid}  昨日の記事(Splatoonの1周年に寄せて、その中毒性について考える)では、  スプラトゥーンというゲームの持つ独自の特徴として、  ランダム性・理不尽要素の排除と、お約束の見直し、これらを総括して「ストレスフリーの実現」ということを書きました。  しかし、Splatoonがここまでのヒットに繋がったのは、もちろんゲームそのものの出来の良さもありますが、ブームというのはそれだけで生まれるものではありません。  Splatoonというソフトがなぜここまでのブームに繋がったのか?  ということを書いていきます。 (今回の記事はいろいろと想像で書いていますが、きちんとリサーチして書いたようなものでは決してなく、あくまで私個人の見たイメージですので、ご理解ください) -------------------- 目次(リンクではありません) (1)Splatoonの1周年に寄せて、その魅力と中毒性の理由を考える   1. Splatoonの魅力とは?   2. 入口の広さと、奥の深さ   3. 隙のない現実逃避   4. 理不尽ではないランダム性   5. 「お約束」がないからこそ   6. 徹底的なストレスフリー (2)Splatoonの1周年に寄せて、そのブームの理由を考える   7. 任天堂への期待感と閉塞感   8. みんなが「こういうブーム」を待っていた   9. 「任天堂ブランド」とNintendo Direct   10. スマホアプリでは成立しないゲーム性  11. Splatoonのもたらした影響と価値について語る 3496 ...

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アニメ・ゲームのこと 8年前

Splatoonの1周年に寄せて(1) その魅力と中毒性の理由を考える

.numbering {color: #4c4c4c; line-height: 30px; border-left: 5px #cccccc solid; margin-bottom: 4px;}.chosen {background: #e5e5e5; border-left: 5px #0595c7 solid;} #shachotitle {color:#0595c7; font-size: larger; margin-bottom: 6px;}

はじめに

 皆さんは『すばらしい新世界(原題:Brave New World)』という小説を読んだことはあるでしょうか。  オルダス・ハクスリーが1932年に発表した小説で、ジョージ・オーウェルの『1984年』と並んでディストピア小説の名作とされています。  『1984』と『Brave New World』のメインテーマはともに全体主義・監視社会への風刺。  舞台は近未来世界、独裁政府によって国民の生活と思想が統制されているが、人々は洗脳されているのでその暮らしに疑いを持つことなく満足している。暮らしている人はみんな「幸せ」というユートピアですが、主人公はその社会に疑問を抱く……という、まさにディストピア小説らしいお話です。どちらも名作なので、ぜひ一度読んでみるといいと思います。  これらの作品は風刺小説であり、かつ(当時から見て)未来を描いた話なので、実際にはあり得ないような技術がいろいろ登場します。  たとえば『Brave New World』で描かれる社会は、生まれた時から知能に差別化が施されている、完全な階級社会です。下の階級として生まれた者は知能的に劣り、上の階級のものの奴隷として働かされる。それはいいのですが、下の階級の人間は1個の受精卵を96分割してビンで製造される(なので労働力不足を防げる)ことになっていたりして、「どういう技術だよ」と突っ込みたくもなり。  ただ、風刺小説におけるこういう存在は、それそのものが将来的に登場するというわけではなくて、「それに近い概念が登場する」、もしくは「登場した場合どうするか」という思考実験的な側面があり、科学的に実現可能かどうかということは重要な問題ではないんですよね。といっても、『Brave New World』の舞台は西暦2540年なので、その頃には可能になっているのかもしれませんが……。  さて、これと同じように、約80年が経過した現在から見ても「あり得ないだろ」と思う技術として、『Brave New World』には「ソーマ」という薬が登場します。  これについての説明を、Wikipediaから引用します。
安定した社会を維持するための要素の一つ。二日酔いなどの副作用のあるアルコール飲料の代わりとして、フォード紀元178年(2086年)に2000人の化学者に研究助成金が支給され、開発された副作用のない薬。アルコールとキリスト教の長所のみを融合させ、宗教的陶酔感と幸福感と幻覚作用をもたらす。アルファ階級からエプシロン階級までのすべての人間が日常的に使用しており、半グラムの錠剤を3錠ほど呑むと「ソーマの休日」の夢世界に入れる。 すばらしい新世界 - Wikipedia
 凄いですね。「ソーマの休日」というネーミングも絶妙だし、「アルコールとキリスト教の長所を融合」と、信仰と中毒を同列に扱うあたりが素晴らしいです。こんなものが発明されれば、確かにどんなディストピアでも生きていけそうな気がします。  とはいえ、副作用のないアルコール飲料、デメリット一切なしに幸福感と陶酔感を得られるアイテムなんて、もちろん発明されたら素晴らしいことですが、そんなウマい話があるのでしょうか。少なくとも、21世紀に生きる我々が目にすることはないでしょう……。  と、思っていました。  しかし、驚くべきことに、21世紀も始まったばかりの2015年。  「ソーマ」とほぼ同等の、宗教的陶酔感と幸福感と幻覚作用をもたらし、それでいて人体に副作用を一体及ぼさない、夢のようなアイテムが、  製薬会社でも宗教団体でもない、ただの花札屋の手によって生まれてしまったのです!    それがWii U用ゲームソフト『Splatoon』です。 61uv9elrm1l-_sy445_-6279676  さて、前置きが長くなりました。Splatoonの話をしましょう。   あ、この記事めっちゃ長いので先に言っておきますが、1周年おめでとうございます。 -------------------- 目次(リンクではありません)  はじめに  1. Splatoonの魅力とは?  2. 入口の広さと、奥の深さ  3. 隙のない現実逃避  4. 理不尽ではないランダム性  5. 「お約束」がないからこそ  6. 徹底的なストレスフリー  7. Splatoonのブームの理由を考える 3495 ...

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ひとりごと 8年前

買い物とか

また1週間ぶりの更新になってしまった。反省。  言い訳すると、今週頭に中間試験とレポート提出があって、それに加えてお仕事も忙しくて、全然時間が取れませんでした。もっと時間がほしい……。  まぁそれはそれとして、お仕事の方は全然修羅場のままなんですが、大学の方はようやく中間試験シーズンを脱出しました。  最近バイトとかお仕事のほうが楽しすぎて本業なんだっけってなってるんですが、一応大学生なので単位も取らなければ……って感じです。いや、授業も楽しいんですけどね。    先週木曜なんて、4時間ある講義を真剣に聞きつつ合間を縫って教室の前から2列目でプログラミングしてました(仕事ではなく趣味で)。そのくせ先生に質問までしました。  作業もすごい捗ったし授業自体もめちゃくちゃ面白かったので充実感あったんですが、Surfaceの充電が持ちませんでした。辛い。  Surface Pro 4の充電は全然持たないというわけでは決してなくて、普通にノート取るくらいなら授業5コマ持たせることはギリギリできるんですけど、「ギリギリ持つ」ってなかなか怖いもので。ちょっとブラウザとかTwitterとか開くと途端に危なくなる。なのでVisual Studioなんか開いてたら当然持たなかった。  もう少し余裕を持たせられるバッテリー容量なら良かったのになーと思います。まあ、そこは重量や薄さとのトレードオフなのでしょうが。  モバイルバッテリーとしての用途だけでパワーカバー買おうかな……どっかで8割引くらいの投げ売りされてないだろうか……。でもそのために500gも荷物増やすの本末転倒な気がする。公式で純正モバイルバッテリー出してほしい。Surfaceにしか使えなくていいので。 --------------------  今取ってる授業の一環で、先日新宿二丁目のゲイバーに行ってきました。……いや、ほんとに、授業です。授業というかグループでの調査なんですが。  もう完全に未知の世界だったので行く前はすごい怖かったんですけど、普通に楽しかったです。高かったけど。でも、なんか機会があれば普通にプライベートで行ってもいいなーとも。  なんでしょうね。普通に会話が面白かったです。これがキャバクラとかの女性による接客だと、どうしてもそういう目線が入ってしまいそうですけど、そうではなく、かといって男性同士だとそれはそれで話しにくいし……ってことで、ちょうどいい距離感で話すことができるのかもしれないです。そこは女性客でも同様っぽい。  あとゲイだからなのか単に夜のお店だからなのか知りませんがガンガン下ネタ振ってくるので新鮮でした。普通に考えて、週何回××するかとか、友人同士でもゲイバー以外だと絶対しない話なので、そういう雰囲気つくりに一役買ってくれます。ウェイウェイした合コンの二次会とかで行ったら楽しいんだろうな。まあ、働いてる人からしたらノンケが来るのはあんまり好きじゃないっぽいですけど……。  まあ、とにかく、一度行ってみるといいんじゃないかなと思います。経験として。あと、たぶん男性よりは女性が行った方が楽しそう。 --------------------  ここ最近ハンドバッグをずっと使ってたんですけど、通学でSurfaceとかいろいろ入れるとちょっと重くて疲れる、特に自転車が大変、ってことで、リュックを最近探してまして、  いろいろと調べた結果、Amazonでこんなのを買いました。    Herschel Supplyという、カナダの新興メーカーのリュックです。  これを買った理由として、  ・あんまり大きくなくて、見た目的にゴツくない、いわゆるユニセックスなリュックがほしかった  ・去年カナダに行ってめっちゃ気に入ったので、カナダというだけで惹かれた  ・PCを収納できるポケットがある。13インチmacbookが入るらしいので12.3インチSurfaceだって入るに決まっている  ・Amazonで割と安かった上に、5/25まで15%オフクーポンが使えるキャンペーンをやってた  という感じです。  なんとなくですが、安物のリュック=あんまりおしゃれじゃないイメージがあるので、どうせならブランドを選んだ方がいいのかなーと。まあ、これも高くはないのですけど。お手頃。    ……まあ、間違えて実家に配送しちゃったのでまだ現物見てないんですけど。プライム会員のお急ぎ便の意味が……。  週末に実際触って軽くレビュー書こうと思ってます。  あと、このブログに貼るために商品ページ見直したら買った時よりさらに値下げされてて軽く後悔してるので、ぜひ誰か買ってください。今日中に買えば15%オフだよ! --------------------  あ、そういえばMicrosoft Band 2も買いました。ついに。  今回はAmazon.comのマーケットプレイス。やたら安い上に日本にも配送可能な業者を見つけたので。(といっても送料込で180ドル、20000円くらい)  20000円切ったら買いかなーと思ってたので、20300円は許容範囲かなと。定価だと3万円超えちゃいますし。  Amazon公式じゃないことの不安感は若干ありますが、まあきっと大丈夫。99%がpositiveな評価って書いてあったし。  到着は6/7から6/16のどこかって書いてあります。とはいえBand1の時も予定より1週間くらい早く着いた覚えあるし、よくわからない。どうせ届くのは実家だし、気長に待ってます。  こっちも買ったらレビューします。microsoft bandの記事、地味にアクセス数多いんですけど、あれ買って初日に書いた記事なんで、半年使った上でスマートウォッチの話はちゃんとしたい。っていうか、もう半年なんだな。 --------------------  週末しかSplatoonができなくなって最近ストレスがやばいのですが、  先週の金曜から土曜にかけてやたらSplatoonの調子が良くて、KIMG0004 1  初めてウデマエが80を超えました。最高は83。  これでS+も夢じゃない……! と思ってたら日曜でコンディション総崩れして今S10とかそんな感じです。悲しい。  今週末こそはがんばるぞー……。 --------------------  最近忙しいし平日はスプラトゥーンもできないしで、買い物が唯一の楽しみみたいなところあります。  Surfaceとか最たるものですけど、普段の生活をアップデートする、QOLを上げるものにお金を使いだすと、お金を使って時間を消費するのがなんだか勿体なく感じて。オンラインゲームとかライブイベントとか。  そんなわけで最近洋服買ったりするの楽しいです。リュックもスマートウォッチもですが。  あと、ブログやってると、高い買い物してもそれをネタにレビュー記事書けるので、それでちょっと元が取れるような気がします。別にアフィリエイトで儲かってはないんですけどね私の場合。  とりあえず次に欲しいのはSurface Dockと家でSurfaceに繋ぐサブディスプレイ。あとKindle Paperwhite。全部合わせたら……5万円くらい……?  Surface Dockは普通に欲しいんですけどね。さすがに機能拡張のためだけに2.7万円はちょっと高すぎて……キャンペーンとかで2万円切ったら即決で買うのですが……。 --------------------  一応このブログは「月8回更新」を目標基準にしていて、昨年10月以降は月8回を切ったことがないのですが、  単刀直入に言って今月はやばいです。この記事で5回目なので、あと1週間で3回更新しないと。    でも安心してください。目途は立ってます。というのも、  05/28 スプラトゥーン1周年でスプラトゥーン記事  05/29 ハーシェルサプライのリュックの話  05/30~31 普通の記事    と、ネタは既にあるので! きっとどうにかなると思います。  スプラトゥーン記事に関してはそもそも昨年末に上げようとして途中で止まってたのですが、ぶっちゃけ1周年を逃すともう一生上げるタイミングがないので、がんばって書き上げます。期待しててください。まだ半分も書き終わってないけど既に6000字近いです。    ……それにしても、先月末に普通の記事を書かなさすぎたことを反省したのに、結局今月もレビューと日常記事が半々になってしまいそうだという……。すみません。  まあリリスクとミリマスが半分埋めた先月に比べれば、今月の個別記事……ヒトリエとズートピアとスプラトゥーン(予定)とリュック(予定)は、割とこのブログのメイン読者さんを置いてきぼりにしない方向性だった、と思うのですが……。どうでしょう。  そういえばズートピア記事の最後にちらっと書いた、ズートピアとガルパンの比較記事も、書きたいんだけど時間なくて放置してます。来月かな……。うまく時間作れたら今月もう1個押し込むかもしれません。 ...

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ひとりごと 8年前

テクノロジー

更新が思いっきり空いてしまいました……ごめんなさい。  ズートピアの感想記事が異常に難航しました。単純にうまくまとまらなかったのに加えて、引っ越し絡みのバタバタだったり、中間試験期間だったりで……。大変いそがしい。  シェアハウスの方は……まあ、何となく慣れてはきたし、大学に近いのは便利なんですけど、やっぱり居心地の悪さというかコミュニケーション苦手という壁を超えられそうにないので、6月末で出る方針を固めています。6月末っていうか学期末。だから6月中旬くらいかも。  そこまでの1ヶ月で何らかの奇跡が起きて仲良い人とかできたら、9月に再入居する可能性もありますが……たぶんない。と思う。  しかしあれですね、通学時間が減った分いろんなことに時間を使えるなんてのは当然幻想で、当たり前のように起きるのが2時間遅くなるだけでした。今日なんて起きたのが授業開始30分前ですからね……。それでもちゃんと間に合って困惑。 --------------------  そういえばズートピア記事書いてる最中に2回目観てきたんですよ。家族で。「面白かったから観に行った方がいいよ!」って家族に勧めまくったら土曜に行くことになって、しかしみんな行くのに一人で家にいるのもアレだったので。  2回目でもやっぱり面白かったです。よくできたお話だなーと改めて。伏線を把握した上で観るとまた違った良さがあります。  こうなるとさすがに3回観に行くのは躊躇われるので、字幕版はBlu-rayを買ってのお楽しみにしておきます。早く出ないかなー……。Xbox Oneが久々に稼働することになりそう。 --------------------  そういえば映画繋がりで、任天堂が映画作るとかいうニュースが話題になってましたね。  任天堂、映画事業に参入へ 「マリオ」などアニメ化検討:朝日新聞デジタル  期待半分不安半分みたいな。いや、キャラクターの知名度は随一なので、それこそディズニー映画みたいに万人受けするちゃんとしたストーリーを作れればヒットすると思いますけど、ポケモン映画みたいな子供騙しのストーリーに流れるのはやめてほしいなあと……。  ここ数年のポケモン映画は何となく観てますけど、結末に何の驚きもないし予定調和感しかないので、シュガーラッシュとかアナ雪観た後だとガッカリ感が凄かった。もうちょっと頑張ってほしい。  もういっそディズニーに映画作ってもらって、ディズニーとガッツリ業務提携して、何ならピクサーやマーベルみたいに買収されるのが一番良いのではないかとちょっと本気で思ったりします。  ディズニーはディズニーでゲーム開発がうまくいかず、ディズニーインフィニティシリーズも打ち切っちゃうらしいし、それならディズニーキャラクターのAmiibo出してスマブラやマリカに参戦させたりして、  任天堂側は映画とリゾート事業で力を貸してもらえば……。……ユニバーサルスタジオとは速攻で手を切ることになりますが。    まあ何にせよ映画方面に行くのは良いと思います。  しかし、MicrosoftはXboxとWindows10のアプリ共通化させたり、SONYはVRとの連携だったりと、技術方面でゲームを引っ張ろうとしているのに対して、  任天堂は自社キャラを使ったフィギュア・映画・テーマパーク・スマホゲーム、というアプローチの違いは、やっぱりコンピューター企業と娯楽企業の差だなーという気がします。  ところで今年後半に出るゲームがポケモンSM以外に全然見えないの大丈夫なんでしょうか。 --------------------  最近のバイトで依頼されるお仕事がだいたい動画編集だったんですけど、  今回久々に大規模なサイト制作をすることになりそうで、ワクワクしつつ不安もあります。WordPressサイトですし。  やっぱり動画編集よりWeb制作の方が頭使うので、大変だけど楽しいです。やりがいあるし、好きだからこそ中学の頃から趣味でやってるわけで。  依頼された挙動を、どういう処理で実装しようかなーとか考えて、そのために必要な知識だけを最短距離でググるのが楽しい。jQueryちゃんと勉強したこと一度もないので、全部その場しのぎ。まあそれ言い出すとhtmlもCSSも勉強したことはないですけど……。  とりあえず頑張っていろいろやってまた自分のスキルアップに繋げたいと思います。通学時間も減ったし! --------------------  あ、そういえば、すっかり忘れてたけどブログのお引っ越しも一応検討中ではあります。できれば6月中に作りたいなあ……。  どういう方向性で行くか考え中なので、もし何か付けてほしい機能があったらWeb拍手とかで教えてください。どうせならReact.jsとか新しい技術を使って作ってみたいけど、別に動的なサイトになる予定ないしなあ……。 ...

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映画・音楽・小説の感想 8年前

『ズートピア』感想。「偏見の普遍性」と「自己決定に拘ること」

ズートピアはすごい。いや、すごいなんてもんじゃない。  ディズニー映画最新作『ズートピア』を観てきました。  『シュガー・ラッシュ』を劇場で観た時に、その完成度……緻密すぎるストーリーと魅力的なキャラクターに度肝を抜かれ、「ディズニーを子ども向けアニメとして侮ってはいけない」と痛感させられてから数年。同じリッチ・ムーア監督の新作とあって、大いに期待していきました。  そして……期待を大きく上回る、圧倒的なパワーにまたも圧倒されました。  何が凄いって、1つの映画にあそこまで詰め込めるのか、という。  普通、子ども向けの映画は大人には単純すぎて、大人向けの映画は子どもにはわかりにくかったりするし、  テーマやメッセージ性の込められた話は退屈で説教臭く、エンタメに寄った作品は薄っぺらくなったりしがちなところを、  ズートピアは全てのベクトルを完璧に満たしている。誰が見ても納得できるし、考察の余地がたっぷりあって、でも考察しなくても楽しめるという、まさに懐の深さと広さを両立した傑作です。  で、当然ながらズートピアのストーリーについてもいろいろ語りたいことはあるんですけど、正直突っ込みどころがなさすぎて「ここが良かった」「ここが素晴らしかった」みたいな話しかできないし、それは思いっきりネタバレだし、そもそも観た後に一緒に観た友人とだいたい語り終えて満足しましたし。  あと、伏線というか丁寧なフリの回収に関しては既にまとめ上げた先駆者がいらっしゃるのでそちらを参照していただければ。 『ズートピア』におけるハードコア反復/伏線芸のすべて - 名馬であれば馬のうち  というわけでこの記事はテーマ性の話をします。ネタバレも多々あります。ストーリーの結末までは書きませんが、でも映画を観てから読んだ方が絶対にいいと思います。あの映画は先入観なしで観る方が絶対面白い。  あと関連して『シュガー・ラッシュ』の話も若干します。こちらもまだ観てない方で初見で楽しみたいと思う方はご遠慮ください。 --------------------  『ズートピア』はアメリカ社会の比喩になっていて、「差別・偏見」を描いた映画である、みたいなことは、ツイッターの感想とかで結構頻繁に見るので、たぶん知っている方も多いと思います。  しかし、この映画が真に凄いのは、単に「差別」や「偏見」を取り上げて、その問題を指摘して、「だから差別はいけないことですよ」とかそれらしく語るだけの凡庸な映画とは一線を画している点です。  映画の始まり、幼少時代のエピソードを挟んで、ジュディは田舎から警察官を目指してズートピアに来ます。しかし、「ウサギのような小動物・草食獣は警察になれない」「どうせ役に立たない」「駐禁を取り締まるくらいしかできない」などというレッテルを貼られ、周りからバカにされてしまいます。  ……という導入を観ながら私は、「あ、なるほど。みんなから馬鹿にされているジュディが活躍して周りを見返す話なのかな?」なんて想像をしていました。  ところが。この映画は、ディズニーはそんなところではもちろん終わらない。  予想通り、ジュディは相棒のニックとともに大活躍、ズートピアで起こっている事件を見事解決しますが、その後のヒーローインタビュー的な会見で肉食獣への差別を助長する発言をしてしまい、ズートピアで肉食獣の立場が悪くなるきっかけを作り、ニックからも見放されます。  そしてジュディは自分の間違いに気付き、ニックに真摯に謝りに行きます。  この、一連のストーリーの流れが、見事としか言いようがないなと。  ただ単に「差別は良くないよ」と呼びかけるだけなら、”社会的弱者”のジュディが活躍するサクセスストーリーでもよかった。  でも、それでは、”差別の普遍性”を観客に訴えられない。つまり、「ああ、差別は良くないね(私はしてないけど)」という感想で終わってしまう可能性がある。  そこで、ディズニーの制作陣は、そこにもう一段深みを与え、  「差別されていたジュディも同時に差別する側であった」という仕掛けを用意した。  差別、偏見は、「差別する側・差別される側」という単純な善悪の構造ではない。全員が差別意識をどこかに持っている。  差別意識、というと強い言葉になりすぎてしまうけれど、  バイアス、偏見、ステレオタイプ、先入観。これらは人間であれば持っていて当然のもので、そもそも人間は過去の経験や知識を基にすることでよりよいジャッジをできるようになる生物だから。予備知識があるからこそ、私たちは毒キノコを食べないし、そのへんのスズメバチに石を投げないし。  ただ、予備知識と差別の違いは紙一重であって、誰もが意識しないうちに差別の加害者になってしまうし、それに気づかないことすらあり得る。  それを最も的確に伝える方法として、それまで偏見を持たれる側であり、同時に観客が感情移入する対象にもなるジュディが、一転して偏見を振るう側に変わる、という演出が素晴らしい。  そこまで丁寧に描いてきた、ジュディの正しさ、善性、そういったものが全て伏線として機能して、「そんな正しいジュディでさえも偏見を持って接していた」というところに持っていく。見事としか言いようがありません。    そして、そこに対して、問題に真正面から向き合って「謝る」、という解決を持ってきたのがまた、素晴らしい。  バディが考えのすれ違いから一時的に不仲になる、というのはお約束ではあるのですが、それに対して、「特に謝るとかではなく、なし崩し的に仲直りする」みたいなケースも結構あるような気がします。……あんまり具体例出せなくて申し訳ないんですが。  ズートピアの設定で言えば、ニックと一度別れた後でジュディが事件の解決のカギを見つけて、ニックのところに飛んで行って、「一刻を争う事態だから早く来て!」みたいなことを言って有無を言わせずに連れていく、みたいな。それはそれで、展開としてはありそうじゃないですか。  例えばこれが、「勘違いだった」「ニックにも悪いところがあった」みたいな話だったら、その展開でも十分だった。  でも、この件では、100%ジュディに問題があって、だから、ちゃんと謝る。  「実は理由があって」とか言わないし、「記者にそそのかれて」とか言い訳しないし、「幼少期のトラウマが」なんて話もしない。それらは1つの要因ではあるかもしれないけど、ジュディがニックに対して持っていた根源的な恐怖そのものは、やっぱり他の誰かに押し付けることのできない、ジュディの問題だから、逃げられない。 --------------------  もう1つ。この映画が素晴らしいなと思ったのは、「社会を変える」という強い意志を感じたところです。  今作の主人公ジュディは、強気で、ちょっと生意気で、世間知らず。スペックは高いが理想も高くて、そのために周りからは「邪魔な奴だな」とか思われる。日本でいう意識高い系ですね。  で、こういう、一般的な社会常識から少しずれた価値観と、そこに対する問題意識を持った少年少女が、それを許容しない社会・コミュニティに対してどう折り合いをつけていくか……みたいなのは、割とよくあるテーマで。  ただ、だいたいの映画は、「周りからどう思われてもいい、自分は自分」とか、「今いる場所もそれなりに幸せ」みたいなところに落ち着いていたと思うんですよ。  実際、『シュガー・ラッシュ』はかなりそれに近い話で、悪役だからという理由で同じゲームのコミュニティに受け入れてもらえなかった主人公ラルフが、主役にはなれないけれど自分なりの居場所を手に入れて、悪役としての仕事にも価値を見出す、というようなエンディングでした。  また、『アナと雪の女王』も、氷の力によってアナと距離ができてしまったエルサを、アナが受け入れる、というような話でした。  それらは確かに現実に即した結末で、「人生つらいことばっかりじゃないよ」とか、「どんな環境であっても考え方次第で幸せになれるよ」とか、そういう励ましのメッセージではあるかもしれませんが、  一方で、「人は自分が何になるかを自分で決めることはできない」という敗北を促すメッセージでもありました。    『ズートピア』が凄いのは、この当たり前の構造を否定したこと。  「各個人にとっての幸せは自分自身で決める権利がある」。  この映画の感想で、「駐車違反取り締まりが価値の低い仕事として扱われているのがおかしい」という批判をよく目にしましたが、私はこれも意図的なものだと思っていて、もちろん無意識的な差別を気づかせるためにあえて残したのかもしれませんが、  それ以上に、「駐車の取り締まりが価値ある仕事かどうかは本人(ジュディ)が決めるべき」ではないかと。  これが、ジュディが駐車違反の取り締まりにやりがいを見出す……みたいな話だったら、それはもういつも通りの、被支配階級が役割を強制される、ありふれた物語です。それは、強制された役割を演じることを受け入れたニックとの対比にも見られます。  そうではなくて、ジュディが、自分のしたい仕事に拘ってこそ、ズートピアの「ここでは誰でも何にでもなれる」というメッセージが明確になるのです。 --------------------  『シュガー・ラッシュ』において、序盤でラルフに対して酷いことをしたいじわるじいさんも、それ以外のラルフを仲間外れにしていたゲームの人々も、最後までラルフに対して謝ることはしませんでした。  ラルフは確かに変わったのだけど、他の人たちは最初からそのまま。これは、ともすれば「差別する側に立つ方が安全かつハッピー」「マジョリティは変わる必要がない」という教訓をも内包してしまっています。  つまり、『シュガー・ラッシュ』におけるメッセージは、  ポジティブに捉えれば「社会は変えられないけど、自分自身は変えられる」というもので、  ネガティブに捉えれば「自分自身は変えられても社会は変えられない」というメッセージと表裏一体だったのです。そして、このメッセージは古今東西あらゆる物語で使われたテーマでもあります。    『ズートピア』は、このポイントでも、1つ上の次元に達しています。  「社会は変えられないっていうけど、そもそもその社会って私たち一人一人の集合体なんだから、私たち全員が変われば社会も変わるでしょ?」  という、本来なら当たり前のことを示したのです。  「社会に適応しているマジョリティ」「社会に合わせて変わらなくてはならないマイノリティ」という二元論なんて本当はどこにもなくて、  みんながみんな、ある問題ではマジョリティでも、ある問題ではマイノリティだし、ある空間、ある時間の中では強者にある人が、別の時間・空間では弱者になったりする。  その中で、「弱者は弱者なりに、強者に逆らわず、工夫して生きていこう」というのではなく、「弱者じゃない人なんていないんだからもっとお互いを認め合っていくべき」という考え方。    「世界をよりよくする」というジュディの口癖でもある理想は、この問題と確実に対応しています。  映画を通してこのフレーズは登場しますが、ジュディのその言葉に対する考え方は確実に変化していきます。  序盤のジュディにとって何が間違っていたのか。それは、「世界をよりよくする」の「世界」にジュディ自身も含まれていることを無視していたことです。  自分 - それ以外の世界、という分け方は間違っていて、それが明確に浮かび上がるのがやはりジュディが会見で差別に加担してしまうシーン。  「社会に差別されている私」から「社会の差別を構成している私」にジュディの立場が一変する。  でも、『ズートピア』という話は、そこでジュディが自分の理想を諦めたりしない。平穏な暮らし、ちっぽけな幸せに落ち着きました、めでたしめでたし、とは、しない。  自分自身も差別や偏見の中にいて、決して崇高な善人なんかじゃないことを受け止めて、  その上で、それでもよりよい自分になろうとする。自分の間違いを認め、ニックに謝りに行く。  「世界をよりよくする」という理想の傲慢さに気づいて、それでもそれを追いかける。  この、理想の挫折と、そこからの理想の修正を描いたことこそが、『ズートピア』の真に称賛されるべき点ではないかと思いました。 --------------------  この記事の途中で「ジュディが意識高い系」という表現を使いましたが、  今の世界(特に日本社会)では、意識高い系が現実に妥協して意識を低くすることが是とされすぎているように思います。  それは、和を尊ぶ文化の結果といえばそれまでかもしれないけれど。  そのゴールに辿りつかせるためのプロセスが間違っていたからといって、ゴールまで諦めさせる、否定する必要はどこにもないんじゃないかと。   ...

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ひとりごと 8年前

GW振り返り

気づいたらGWが終わっていた。切ない。  3-3-2という分割のされ方、適度に休めてラッキーとか思ってたけど、冷静に考えると大型連休感ゼロで全然嬉しくなかったような気がします。というか、平日の前日って次の日早起きしないといけないから実質そんなに休み感ないよね。あと先週の金曜に授業あったせいもありますが。  この連休中なにをしてたかと言われると……まあ割と仕事してた気がします。と言っても10時間くらいですが。  あとは……大型商業施設にばっかり行ってた気がします。ららぽーととか。  イオンモール幕張に初めて行ったんですけど、端から端まで往復するだけでもう立派な運動でした。足が痛い。 --------------------  先週土曜、ららぽーと柏の葉にLyrical Schoolのリリイベを観に行きました。いや、リリイベ行くの既に2回目なんですが。割と家から近いし、暇だし、行ってみるかーみたいな。2部制の2部とも参加しました。フリーライブだけですが。  リリスクにハマったきっかけでもあり一番大好きな『ワンダーグラウンド』をついに生で観られて歓喜。最初は最前列のオタからちょっと距離を置いて遠目で観てたのですが、ワンダーグラウンドが始まった瞬間に我慢できずに真ん前まで行きました。いやー最高だった。この前の記事でも書きましたが、リリスクはライブで観てこそって感じです。  ただ……Twitterでも呟いたのですが、やっぱりオタ芸とかコールとかはどうしても好きになれなくて。  コールの中でも、イントロや間奏に入れるとか、あとは合いの手とかなら相互のコミュニケーションっぽくて良いし、曲の時点で用意されてるポイントに入れるのはありだと思うんですが。(brand new dayとか、アイマスで言えばHappy Darlingとか)  思いっきり歌に被さるコールは、正直、邪魔ですよね。オタクの野太いコールを聴くためにライブに行ってるんじゃないのですよ私は。  まして、ららぽーとで行うようなリリース記念のフリーライブって、基本的にはファンを増やすためのものなわけで、そこに古参オタクが取り巻きみたいにステージを取り囲んで、一般のお客さんから見えにくくなり、複雑なコールでハードルを上げる、というのは、むしろアイドルにとってマイナスなのでは……と思ってしまいます。  ……まあアイドル(事務所)側も別にそれでファンを増やそうとかは思ってなくてメインはその後の握手会とチェキ会での荒稼ぎなんでしょうけどね!知ってる!  リリスク自体は好きなんですけどね……、前奏以外コール禁止のライブとかやってくれないかなあ……。 --------------------  そういえばアイマスの3rdライブ記念イベント走りました。無課金で。  Screenshot_2016-05-02-16-23-32 Screenshot_2016-05-02-15-08-47  明らかにオーバーランしてしまった。でもこのポイントでも志保や百合子を狙ってたら足りなかったので、育ちゃんを狙ったのは妥当だったかなと。  Screenshot_2016-04-24-22-34-45 Screenshot_2016-05-01-01-04-21  アイテムも一気に減りました。  ただしかしこれ終わった後に始まった新シリーズがつまらなさすぎてちょっと引退を考えたりもする。  全体的に改悪なのはプレイヤーなら知ってるしプレイヤーじゃなければ興味ないと思うのでわざわざ触れませんが、個人的には新シリーズのコンセプトが「50人全員のレベルを上げていってね」みたいな仕様になってるのも微妙でして、未だに亜美と真美の区別がつかないレベルで偏ったプロデュースをしている私としては正直やる気が出ない……。 --------------------  そして『ズートピア』観てきました。超面白かったです。既にTwitterで感想言いまくってますが。  テーマ性とかの考察は後日別記事で上げるつもりなので今は省きますが、ストーリーも素晴らしかった。『シュガーラッシュ』でも思いましたが、伏線回収とかそういうレベルじゃなくて、無駄な要素が1つもなくて、全てのシーンに意味があって、テーマが一貫している。  フィクションだから、アニメだからこそ作れる、必要性だけで構成された世界。最高です。ぜひ観に行ってください。  最後の展開はシュガーラッシュやアナ雪に比べると割と予想しやすかったりもしますが、そこに辿り着くプロセスが見事すぎるので。そこで安易に裏切らないところもまた、良い。  あとジュディ可愛いですね。可愛い。”ズートピアはいいぞ”とか”ジュディがエロい”とか、その感想に終始しちゃうのは人として終わってると思いますが、しかしこの感想にたどり着く気持ちもよくわかります。可愛い。 --------------------  そういえばSurfaceに差すmicro SDカードを買いました。    元々Surfaceの256GBという容量が微妙に少ない感じがしていて、特に動画編集用の素材などが結構重いので。いや、足りないわけではなくて、ギリギリ回ってるんだけど、ちょっと余裕がない、みたいな。  で、よく考えたらSurfaceってmicroSDスロットあるんだから、ここをDドライブにしちゃって、音楽とか画像とかの、別に出し入れもしないしCドライブにある必要のないデータを入れておけばいいんじゃないかなと。  Windows10だと「ミュージック」「ピクチャ」みたいなフォルダの場所だけ変えるのもかなり楽で、20GBくらい空けることができました。オススメです。  128GBとも迷ったのですが、さすがに「ちょっと増やしたいなー」程度の追加投資に5000円は躊躇われたので、64GBにしました。これでもiPhoneの最高級モデルと同等って考えれば、動画・音楽・写真を溜め込むのには何の問題もないですよね。 --------------------  あ、あと、一人暮らしを始めました。  一人暮らしというか半分シェアハウス……みたいなことを前に言ったかなと思うのですが、そこに入りました。  どうしようかなと躊躇いつつも、GWを逃したらこのままズルズル先延ばしになりそうだったので。  まあ、入居した初日の印象としては、割と後悔してます。  今のところ挨拶以外で住人の誰とも会話してないんで、それでシェアハウスの何を語るのかって感じはあるんですけど、そもそも初日で会話できてないというか住人の目を避けてる時点で割とどうしようもないというか……だいぶ気が重い。  一応、こういう場所というか物件を選んだ理由が、どうせ通えないこともない家を出るなら、単なる一人暮らしじゃなくて新しい交友の輪を広げるきっかけにしたい、ということだったのですが、  そもそもコミュ障なのできっかけがあっても交友の輪なんか広がらねえよっていう当たり前の事実。  やっぱり居心地悪いというか、それ以前の問題で、元あったコミュニティに新規に入っていくのが死ぬほど苦手だっていうことを忘れてました。許してください。  まあ、ただ、私も一応20年生きてきてるとだいたい自分の性格と自分の人生の傾向を把握しつつあって、  第一印象で嫌だと思ったもの、辞めたくて仕方がないと思ったもの、例えば留学とか、あと幼稚園と小学校と中学校なんかは、ちょっと我慢してたら意外と楽しかったし、  逆に、第一印象で希望を持って入ったもの、例えば大学のサークルとか高校のテニス部とかは速攻で辞めたし、  まあ、もう少し我慢しようと思います。高い入居料も払ったし。  とりあえず今学期中は様子見です。とりあえずここから学期末までの2ヶ月は、通学時間が減るメリットだけでも享受することにして、  6月に入っても居心地の悪さが変わらなかったら、6月末でやっぱり退去しようかなと。シェアハウスだから埋没費用も少ないですし、7月に入ると大学ないからこっちで暮らすメリット薄いですしね……。    なんか暗くなってしまった。いや実際暗いんですが、とりあえず今日はこのへんで。眠いし。  とりあえずブログを書く時間は増えると思います。たぶんね。 ...

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映画・音楽・小説の感想 8年前

ヒトリエワンマン『DEEP/SEEK』ファイナルを観て、改めて考えたこと

行ってきました。ヒトリエライブ。  2015年1月の『WONDER and WANDER』以来なのでだいたい1年3ヶ月ぶり。  当日は大学があったので授業終わってから会場に向かい、中に着てきたヒトリエTに着替えてライブに臨みました。  いろいろなことを考えた夜でした。これからいろいろなことを書いていきます。 ——————–  何から書いていいのかわかりませんが、まず、セットリストをTwitterに上げてくださっている方がいたので引用させていただきます。

 セットリストの全体的な印象は、DEEPER全曲やることは前提として、それ以外のところでしっかりバランス取ってるなー。と。  ルームシックやnon-fiction e.p.からも持ってきつつ、イマジナリーやW&Wの曲も適度に混ざってて、全アルバムから1曲以上入ってる贅沢な構成。  でも欲を言えば『劇場街』『深夜0時』聴きたかった。モノクロノ発売時のライブに行けなかったのやっぱりちょっと悔しい……。  1曲目の『GO BACK TO VENUSFORT』は、DEEPERの中で一番好きな曲。たぶん1曲目だろうなとは思っていましたが、聴けて満足。  で、そこから3曲目までがDEEPER収録だったので、4曲目『アンチテーゼ・ジャンクガール』でいきなりイマジナリーまで戻ってくれてテンション上がりました。大好きです。    wowakaさんの隣にキーボード置いてあったの早い段階で気づいたし、米津さんライブでのメトロノームという前例も観てたので、たぶん弾くんだろうなー、キーボードの前に立ったら『フユノ』だろうなー、と思ったらやっぱりでした。  フユノは凄く綺麗な曲だし、ピアノ弾いてくれるのは良かったんですけど、やっぱりwowakaさんが本職ピアノじゃないこともあって、CD版から相当簡単にアレンジされてましたね。というか歌ってる最中はほぼメロディーそのまま弾いてた。  まぁでもこれもライブの醍醐味。最近米津さんの曲をピアノでよく(一人で)弾いてるんですけど、弾きながら歌うことの難しさを実感しているので、特に文句はないです。ギター・ベース・ドラムというバンドスタイルに固執しないことを見られたのが良かったです。    途中、wowakaさんの長めのMCを挟んで『カラノワレモノ』。やっぱりこの曲はいいな。って思いました。  アンハッピーリフレインから時間を空けて、初めて行ったライブでCDをwowakaさんから直接渡してもらって、CDにサインまで書いてもらった「hitorie-demo」で死ぬほど聴き込んだ、私個人にとっても思い入れの強い曲。久々に生で聴いて改めて良さを実感しました。    そして、やはり特筆すべきはアンコールの『プリズムキューブ』。wowakaさんがその曲名を口にした瞬間の驚きは尋常じゃなくて、素で声が出てしまいました。  かなり昔のライブではやってくれていましたが、その頃よりもボカロ寄り。調もアレンジも原曲に近づけていました。  プリズムキューブは大好きだけど、正直言えばここ最近は音源でもほとんど聴いていなくて、それもあって半端ない懐かしさと、嬉しさ。  そのあとに続いた新曲も、かなり好み。久々にテンポが速めで、歌詞もちゃんと聴き取れたのは一部ですが、美しくて抽象的な言葉を持ってきているような印象。  メジャーデビュー後のアルバム、個人的な印象として、イマジナリー(大好き)⇒WaW(普通)⇒モノクロノ(大好き)⇒DEEPER(普通) って感じなので、次はまた揺り戻しでwowaka感の強いアルバムが来てくれるんじゃないか、という期待をさらに強めてくれるような曲調でした。    私は結構初期(hitori-escapeの頃)からライブ行ってるわけですが、最初の方、特にメジャーデビュー以前って、それまでにある曲全部やってくれたし、曲が足りないからボカロ曲を引っ張ってきてたりしていて。  最初に行ったのがそういうライブだったから、私の中のワンマンライブはそういうイメージで、『マネキン』『WONDER』と、だんだん曲のレパートリーが増えていくに従って、  「ああ、今日はあの曲やってくれないのか」「この曲もないのか」っていう、ネガティブな印象がつきまとってしまっていたんですよね。  それが、今回、ここまで曲数が増えてくると、最早やる曲の方が少ないし、たくさん飛ばされる曲があることも覚悟できているので、だからこそ、「あ、この曲やってくれた!」というポジティブな印象を持てたのが良かったです。    だから、ライブからしばらく距離を置いていてよかった、とも思っていて、最近のヒトリエにとって何が定番曲なのかとか、全然知らないので、「inaikaraやるのか!」とか、いろいろ驚きました、テンション上がりました。  マネキンインザパークのあたりからヒトリエのライブに対してある種のマンネリ感があったんですが、それは私の方で解決できる問題だったんだなと思いました。 ——————–  私にとって1年半ぶりのヒトリエワンマン、正直言って、私はこのライブがそんなに楽しみではありませんでした。  『マネキンインザパーク』『WONDER and WANDER』と2連続で期待外れの印象を受け、自分はライブを楽しめない人間なんだと思ったし、  『シャッタードール』『ワンミーツハー』『DEEPER』もあんまり好きになれなくて、ヒトリエに対する熱もすっかり冷めつつあり、  ちょうど2ヶ月前に「「DEEPER」は悪くないけど、最近のヒトリエはなんか違うと思う」という記事を書いたことで、最近のヒトリエに対する違和感、心が離れていく感覚が、形になって認識できるようになった。  なので、本当はワンマンに行くかどうかも迷っていて、超最速先行と最速先行をスルーして、先行予約でようやく買う決心をしました。    私は何かが始まる前にあれこれ考えすぎてしまって、予想しすぎて、期待しすぎてしまって、結果的にその勝手に設けたハードルを超えてくれなくてガッカリする経験を何度もしていて、  それがマネキンだったり、WaW(アルバム・ライブの両方)だったり、DEEPERだったり、ヒトリエ以外で言えば、アイマスのライブだったり、ろこどるのライブだったり、スマブラforとかもそうだったのですが、  一方で、米津さんの今年2月のライブや、昨年5月のSplatoonみたいに、時々、そのハードルさえも軽々と超えていってくれる、そんな突き抜けた興奮を得られることがあって、  きっと私はそういう瞬間を期待して音楽を聴いたりライブに行ったりゲームをしたり、しているのだけど、  ヒトリエのライブが、昔の私にとってそうであったように、もう一度、我を忘れて楽しめるような興奮と刺激を与えてくれるんじゃないか、という、一縷の望みを、捨てられなかった。  もし、このライブに行って、楽しめなかったら、自分はヒトリエファンでさえいられなくなるんじゃないか。ヒトリエに対する悪印象の方が強くなってしまうんじゃないか。  そんな怖さがありながらも、  それでも、ヒトリエをもう一度信じてみたいと思ったから、ワンマンに行くことにして。  行ってよかったと思えたし、そう思えてよかったと感じてました。  wowakaさんを、ヒトリエを信じて、ライブにもう一度足を運んでよかった。ライブが終わった後に、心の底から、そう思える自分がいてよかった。 ——————–  wowakaさんがDEEPER発売直前にしたツイート。  これを受けて、私はこんな記事を書きました。 「DEEPER」は悪くないけど、最近のヒトリエはなんか違うと思う 最近のヒトリエはなんか違う、の話の補足とかお礼とか  そして、この2つ目の記事で、こんなことを書きました。省略できないので、ちょっと長くなります。ごめんなさい。
 2014年末の『WONDER and WONDER』以降のヒトリエのインタビューやディスクレビュー、ライブレポートなどの記事を見ると、必ずといっていいほど  「wowaka/ヒトリエは肉体性を獲得し、地に足の着いたバンドに進化した
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