メディア・カルチャー 5年前

面白くない情報は価値がない? 地下室の転売NO記事の話

前置き:別にまた炎上したくてわざわざ首を突っ込むわけではないです。ちょっと気になっただけです。  

転売NO、でも複数買いは推奨?

 少し前に、PCデポ騒動でヨッピー氏がおもしろライターから社会派ライターにジョブチェンジを図ろうとしていましたが、  今度は地下室TIMESさんが社会派な問題に切り込みしたようです。  
で?"チケット #転売NO "はファンたちに何を求めているの?本当に偉い人にインタビューしてきた。  ここまでくるともう普通にネットメディアですね。  そのうちアーティストとの対談記事とか上げるんじゃないでしょうか。今オファーすればフットワークの軽いバンドは喜んで受けてくれそうだし、米津さん×石左さんとか普通に面白そう。SMEは断りそうだけど。  このままネットメディアのブランドとして成長していって、そのうち「音楽地下室TIMES」「コミック地下室TIMES」「お笑い地下室TIMES」みたいに派生していって……あ、これ言うと叩かれるやつですね。止めます。    内容は普通にわかりやすかったし、気になってたところも説明されてて良かったです。文句とかはありません。  ただ、「需要が供給上回ってるんだから価格上げろ」に対して「チケット価格を上げることで中高生が楽しめなくなるのが困る」という主張をするなら、  転売サイト運営の「じゃあCD先行抽選商法とかやるなよ」っていうツッコミがますます説得力を持ってしまう問題が。  あの記事のオチにこれを持ってこられると「なるほどこの人正しいこと言ってるじゃん」と思ったんですが、この矛盾は次回の記事で解消してくれるのかどうか。    実際、私も普段はバンドのCDはアルバムしか買わない(シングルはiTunesでDL購入する)のに、今回はライブ行きたくて『LOSER/ナンバーナイン』買っちゃったんですけど、  これ、チケット代1000円値上げするのと何がどう違うんですかね……。    このへんの矛盾について、バンドじゃないけどアイドルのSTEREO JAPANのプロデューサーの話が結構面白いです。  STEREO JAPAN緊急連続企画ーー5月4日リリースのシングルが1万枚売れたら解散!? リリパまでの約2ヶ月間を追う!! その11 吉田豪による水江文人(STEREO JAPANプロデューサー)・インタヴュー  ※STEREO JAPANは今年6月、「CD発売・リリイベ・インストアイベント卒業」を宣言しました。その時のインタビューから抜粋。  発表時のライブが特殊な会場を押さえたために場所を借りるだけでお金がかかったものの、売上は悪くなかった、という話からの流れです。
ーーVIP席とかの価格設定が成功して。 水江P : そうですね。普通アイドル・イベントって2,500円とか3,000円くらいのライヴ・チケットだと思うんですけど、そもそも1番安いチケットが4,000円、その上が1万円、1万5000円、2万5000円ってしたら、高額なチケットが全部完売したので。この先、CDを出さないとかリリイベやらないみたいな話もそうなんですけど、あれって結局CDを作ると、作ったお金に見合うように、もっとプラスして稼がなきゃいけないから、毎週リリイベやって、女の子たちも疲れ果てて、観てる側も飽きるみたいなのがあるかなって思って。 ーー今オリコン・チャートでベスト10に入ってもどれぐらいの宣伝になるのかって考えだしたらキリがないですからね。 水江P : ほんとですよ! 火曜発売とか発売日をズラして。 ーーそれで「ついにベスト10に入りました!」なんて大騒ぎして、どんな意味があるのかなって。 水江P : ぜんっぜん意味ないと思います(笑)。おんなじ業界の人とかと話してて、たまにそういう人いるんですよ。オリコン3位だったんでとか、具体例出すわけじゃないですけど(笑)。それがどうにもならないっていうのは数多のアイドルが証明してることじゃないですか。いまは収入源としてCDを出してリリイベがあって、僕らはお金が入るっていうのはあるなと思うんですけど、でもそれは紐解いていくと、お客さんはおんなじようなセトリのおんなじようなインストアでいっぱいCDを買わされてるわけで、もっと気持ちよくお金を払える方法ってないかなっていうのをずっと思ってて。同じお金を払うにしても。
 まあ、バンドはアイドルよりは複数買いするファンは少なくない……と思いますが、でも初回限定盤ABとかはやってるバンド割と多いですよね。  リリイベとかインストアもないけど、ライブ限定グッズの価格設定は同じようなものですし。  ファンのため、という理想は、それが達成さていれなければ意味がなくて、その理想に反してファンのためになっていない現実があるなら、やはりやり方が間違っているのでしょう。  現実問題として、高額転売にお金を出せるファンがいるわけで、それなら最初からお金のあるファン向けのVIPチケットを別に作るとか、  中高生に来てほしいと思うなら、チケットの値段上げる代わりに入場時に学生証提示でキャッシュバックする(ドリンク無料とか)システムとか、いろいろ考えようはあると思うんですよね。  そういう工夫をせずに「音楽業界の人たちは音楽好きだから!」って理想論を語って、その理想を悪い人に食い物にされてますっていう敗北宣言に、何の意味があるんだろう、とは思います。  まあ、それは元の記事でも最初に「その中で今やれること」みたいに言ってるので、いろいろな問題があって実現できないのかもしれませんが……。  

面白くないと読まれない、でいいのか

 で、まあ内容はそんな感じとして、ここからは転売話から離れます。  記事の中で何度も何度も、「いい話なんだけどどうせみんな読まないよね?」って繰り返してて、まあ実際その通りだとは思うものの、  その風潮が加速していくのってどうなのだろう、というのがちょっと気になりました。    地下室TIMESもそうだし、ヨッピーの書いてる記事(「Microsoftが変わった」って言われてるけど本当なの?よくわかんないから直接聞いてきたとか )もそうだし、極端な話はちまJINハム速などのアフィブログがやってることもそうなんですけど、  「ニュースを面白おかしくわかりやすく伝える」ことが至上命題になりすぎてないか、と。  コンテンツが供給過多な現代インターネットにおいて、ユーザーは自分の好きなものだけを消費しますから、当然、面白くない固いニュースなんて読みたくない・見たくないし、自分と価値観の違う意見なんて目に入れたくないと思うんですが、  本当は、この社会で、茶化しちゃいけないこととか、真面目に考えなきゃいけないことって、少なくないと思うんですよ。  それなのに、将来を左右する政治の話題も、差別や格差などの社会問題も、何もかもを面白コンテンツとして消費して、そうでないものは切り捨てて、  真面目に何かを論ずることはダサい、ちょっと斜に構えた態度で茶々を入れることがカッコいい、みたいになっていくのは本当に良いことなんでしょうか。  いや、別に「長くて真面目な記事は読みたくない」って個人的に思うのは自由だし良いと思うんですけど、「長くて真面目な記事なんて読みたくなくて当たり前」「まだ真面目なニュースサイトなんか追って消耗してるの?」みたいな態度を大っぴらにすることが是とされるのはおかしいというか、  乱暴に言えば自分たちが馬鹿であることを堂々と偉そうに掲げるのをやめろってことです。  今話題になってるキーワードだと反知性主義ですかね。トランプ氏が支持されてるアレです。  

白黒はっきりつけてほしい願望

 結局、社会にはびこる問題なんて、わかりにくくて複雑で、0か1かで語れないグレーゾーンがほとんどで、長々とした論理と理屈と、それを語るために生まれた専門用語を抜きには語れないに決まってる。  0か1であってほしい、明確な結論を出してすっきりさせてほしい、という欲求を持ちたくなる気持ちはよくわかるのですが。  チケット転売問題でも貧困JK問題でも豊洲移転問題でもなんでもいいけど、これは100%こっちサイドのあいつが悪い!死ね! みたいに白黒はっきりつけられるほど現実の物事は単純じゃない。  「転売屋は暴利を貪る悪だ!禁止しろ!」で済めばいいけど、その本人確認システム整備の方がお金がかかるかもしれないし、法律的にはむしろ禁止する方が問題だし、そもそも「転売屋」という特定の集団があるわけではないし。  貧困JK問題で言えば、「社会の最底辺クラスではないけど定義上は間違いなく貧困」というグレーな結論では盛り上がらないから「NHKの捏造!JKは嘘つき!住所特定自宅凸で懲らしめよう!」となったわけで。  そういう、現実世界に蔓延する複雑でわかりにくい問題を、  簡潔に140字でまとめました! ユーモアたっぷりの4コマ漫画にしました! などという人たちによって翻訳されたものは、  必ず事実のどこかが削ぎ落とされて歪められている。  それは絶対に言い切れます。大小の差はあっても、意味の変わらない翻訳・言い換えなんてどこにもありません。  「馬鹿な皆さんのためにわかりやすくシンプルに言い換えましょう。これをすれば社会は良くなります!」などと言う政治家は嘘つきに決まってます。それをやって支持されてるのがトランプ氏とか安倍首相とかなんですが。  で、それは馬鹿な私たち一般人にとって良い傾向のように見えて、実際には、頭の良い人たちに都合の良いように事実を歪めることができていて、当たり前のように煙に巻かれてしまう。  そうならないために、ああいう「全ての情報をエンタメ化しないと気が済まないサイト」を過剰にもてはやさない方がいいと思うんですよ。って、まあ、ここのブログを読みに来る人に言っても仕方ないと思うんですけど。  

最後に

 と、ここまでこれを ...

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ひとりごと 5年前

オムニバス

木曜が祝日で金曜が授業ないから実質4連休。しあわせです。  (月曜は普通に授業がありました)  金曜はバイトあるのであんまり休みでもないのですが。    今週前半は本当に忙しかったです。  いや、前回の記事で重たいと言ってた課題、思いっきり勘違いしてまして、  最初は「渡された文献の第1章を読んでくる」という課題だと思っていたのですが、  よく確認したら「渡された文献全体がその本の第1章部分であった」ということが判明し、  要するに15ページではなく48ページありました。  それを月曜までに読み切って、水曜までに別の文献を30ページ読んで。  本当に気が狂うかと思った……。  英語は読むより書く方が好きだし聞くより話す方が得意です。日本語もだけど!  とはいえ、一応履歴書とかでは英語できることになってるのであんまり避けてもいられないなあとも思います、がんばる。今学期は修羅場っぽい。  ちょっと1~2年次に一般教養メインに取りすぎてしわ寄せ来てる感があります。。。まあそのおかげで高めのGPAと単位習得数があるので一長一短ではあると思うのですが。 --------------------  そういうわけで日曜はあの記事書いてからスターバックスで閉店間際までずっと英語と格闘していました。  もうすっかり常連です。チョコレートチャンククッキーの虜。  http://www.starbucks.co.jp/food/bakery/4524785279650/  前も言った気がするけどほんとこれ美味しいのでぜひ。スタバはそもそも割高ではありますが、でも200円ならまあ妥当かなという感じ。  とはいえ一応新学期始まってからは初。  というか新学期になってまで来る気はなかったのですが、家から行くまでの道のりにポケストップが多いので、出かけるインセンティブが高くなったんですよ。。。    隣の人がセンター試験の赤本解いてたりしてそれなりにバラエティ豊かでした。  受験生当時の私はスタバに通うお金はなかったのでマクドナルドに入り浸ってた記憶があります。  たぶんマクドナルド・サイゼリヤ・スターバックスの味はもう身体に根付いてしまっているので、たとえ大学を卒業しても定期的に得たくなるんだろうなと思います。 --------------------  Pokémon GO PLUSを買ったことでかなりポケモンGO熱が復活しました。  自転車で一度も立ち止まらずにポケストップの回収を行えるのが最高です。ぶっちゃけ歩きだったらそんなに変わらないんですけど、自転車や電車での移動中の効率はめちゃ上がると思います。  あと、Microsoft Band 2とGO PLUSの相性が最高です。これについては別に1つ記事上げようかなと思ってます。    しかし、危惧していた通り、スマホのスペックが低いせいで、何個かアプリを開くと勝手にPokemon GOを終了させてしまいます。  まあ、GO PLUSの起動中はメモリを割いてもらう優先度が上がるらしく、多少は落ちにくくなっているのですが……。  少なくともYouTubeは一発。電車の中で動画を観ながらGO PLUSでポケストップ回収する夢は絶たれてしまいました。  どっちみち自転車乗ってるときは他のアプリも開かないので、別にいいんですけど……孵化歩数のメリットをあまり享受できないのが悔しい。  やはりiPhone 7が欲しい。欲しい!  最近そこそこな頻度でiPhone 7のことを調べたり考えたりしています。  このどうしようもない衝動、Surface Pro 4やMicrosoft BandやXbox Oneを買う直前と完全に同じ。やばい。このパターンで買わなかった例がない。    ……考えてみると私、ここ数年で「欲しいなー」と思ったもので結局買わなかったものが全然ないんですよね。  上に挙げたもの以外だと、Kindle Paperwhiteとかも。まああれは買うまで結局半年くらいかかったけど……。  モニターとかキーボードとかの周辺機器はまだしも、ガジェット本体に関しては。  なのでiPhoneもそう遠くないうちに買ってしまうような気がします。良くない癖だと思います。  しかし海外旅行とiPhone 7を両立させるためにはかなりお金が……。頑張ろう。    iPhone7欲しいなと思う理由として、今持っているスマホがiPhone 7くらいのスペックになれば、おそらく今の私が普段感じているストレスのうち2割くらいが消えるような気がするんですよね。  またPokemon GO落ちたよ!とか、処理重くてフリーズするとか、突然SIMカード再読み込みしだすとか、常駐アプリを軽いものに変えないとまともに使えないとか、カメラ開くまでに時間かかりすぎるとか、そういう……。 --------------------  こういうことを今までならTwitterに書いていたのですが、それがなくなったことで自分の記録がブログに集約されたのは、割とポジティブに捉えています。  例えば、今まで面白いニュースとか記事とかを読んだら、とりあえずTwitterにシェアしていたのですが、よく考えればそれは誰にも届いていないし自分にも残っていない状態であったわけです。  それを今はPocketに保存するようになりました。このサービスを知ったきっかけはMicrosot Edgeの拡張機能にあったからなのですが。  とりあえず「いつかブログで触れよう」というものとか、単純に「後で見返したいなあ」というものとか。あとWeb関連で何かに使えそうな記事とかも。  「イジメ」と「イジり」は違う? テレビにおけるイジメ的構造の笑いは排除されるべきか  これとか。いつか何かに使いたいですよね。 --------------------  忙しい中で一応合間を縫ってブログのアップデート準備をしています。  ・サイドバーのレイアウト変更(NOW・RECOMMENDを右側にまとめる)  ・Twitterウィジェットの撤去  ・色が薄かったりして見えづらい部分の変更  ・細かいデザイン・レイアウト崩れ修正  このあたりになると思います。  4つ目のやつに関しては……スマホで見ている人は気づいてると思うんですけど、タグが2行になった時にアイコンがやたらでかくなる問題とか。  image  ↑これ。  こういうの、テスト(デバッグ)段階だと意外と気づかないんですよ。タグという仕様自体が引っ越し前はなかったわけで、それを複数登録して2行になるケースなんてテストしてない。  今回の場合は要するに「タグ領域の縦幅に合わせて縦横比を維持したままアイコンを拡大」というコードになっているわけです。失敗でした。  あとはハートに被ってる問題も同様に対処します。 --------------------  そういえば、LOSER、ゲス極新曲よりも後に投稿されたのに、もう再生数2倍くらいなんですね。ネットにおける注目度としてはもうトップクラスなのでは。  明日のZIPは……たぶん起きられないですね。こんな時間なので。  ちょっと今週、夏休み明けしょっぱなからハードすぎて体調悪いです。なのにこんな時間までブログ書いてる理由は……自己管理の甘さです。反省……。  そしてTwitterないせいでもう話題がパンクしてます。まだ書いてないこと結構あるんですよ……。  あと前に予告して煽ってたフリースタイルダンジョンの話も……あれぶっちゃけ普通に社会学の論文だから学校の課題と同レベルに重たいんですよ。。。思い付きで適当なことを書くタイプのブログじゃないので。でも、何とか書き上げようとは思ってます。。。 ...

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ひとりごと 5年前

映画館の持つマネタイズ力のこと

なんか今学期すごい忙しい気配が漂っています。まだ2週間経ってないけど、授業がキツい。授業というか課題が。  来週の月曜までに15ページの英語の文献を読んで内容をまとめて、来週の水曜までに31ページの英語の文献を読んだ前提のディスカッションをして、金曜までにその内容を元にレポートを提出する。  なにこれ。  おまけにバイトの予定が合間に挟まってるし、授業も普通にありまくるし、来週はちょっと山場かもしれないです。  なので文献の方はこのブログ更新したらすぐに読みます。がんばりますー。単位1つも落としてないのはちゃんと守っていきたい。  しかし、今GPAの累積が2.99なんですけど、今学期のこの厳しさで3.00に上げるのは無理そうな気がする……辛い。先学期が緩すぎたこともあるのですが。    あんまり自分が忙しいアピールとかはしたくないのですが、時々ふと気がつくと自分がものすごく忙しいような気がします、  他の人の人生を体験したことがないので、他人と比べて忙しいか暇かなんて一生わからないわけですが。  客観的に見た自分の限界とか疲労度とか時間的・精神的な余裕とかを全然把握できないのは自分の欠点です。  例えば、バイトにしても自宅作業だからあんまり「働いてるー」って感じしないんですよね。でも時間にしたら相当入ってる。  ……ように見えるけど、夏休みに月80時間って、よく考えれば大したことないんですよね。週2フルで入ってるバイトとあんまり変わらない、という。 --------------------  昨日の『ENGEIグランドスラム』観ました?  といってもネタ部分はあんまり触れる気がないんですが、    RADIOFISHの新曲、PERFECT HUMANと完全に同じ構成なんですけど、唯一うまくやったなーと思うのは、サビ前の無音になるタメがないんですよね、今回。  あそこでワンテンポ置かなかったことで、ハードルを上げさせずに強引に持って行った感じがあります。  とはいえさすがにもうそろそろこのパターンも限界な気がするので、次あたりは別の仕掛けが欲しいなーと思いました。逆にしっとりしたバラードとかやったら面白そう。 --------------------  今年、いつにもまして映画をたくさん観ているなと思ったのですが、  ・ガルパン  ・ズートピア  ・ズートピア2回目  ・ポケモン  ・ファインディングドリー  ・ポケモン2回目  ・君の名は。  ・君の名は。2回目  アニメしか観ていない……。  そして2回観てる映画の方が多い……。  むしろなんでガルパン2回観ないんだよって感じですよね。個人的にあれは何度も観る映画じゃないと思いますが。  あ、一応リリスクの映画が実写ですね、あれを映画を観たものとしてカウントしていいかどうかは別として、2回行きました。    で、今年もこのあと『シン・ゴジラ』『何者』『溺れるナイフ』観たいんですよ。特に後者2つは絶対観ると思います。『四月は君の嘘』は……観たかったけどあんまり評判良くないので保留。『聲の形』も保留。  なんでこんなに観たい映画が多いんだろうと思うけど、よく考えたら毎回予告編見せられまくってるんだから当たり前ですよね。    映画館に何度も行くようになって思ったことなのですが、  映画って、奇跡的なほどに前時代的なビジネスモデルが成立している唯一の世界だなーと。  だって、音楽もゲームも漫画も、最初は無料で始められないとスタートラインにすら立てなくて、権利者が困ることに目を瞑ればスマートフォンやPCだけで最後まで無料で消費できるのが当たり前になっている中で、  あらゆる消費者に2時間1500円とかいう割高な価格を課して、  違法アップロードをほぼ完全に封じることができていて、  食べ物の持ち込み禁止であのぼったくり価格でドリンクやポップコーンを買わせる、  そんなのが成立してる場所って映画館とディズニーランドだけじゃないですか。  しかもそこに、(おそらく)『ガルパン』が「1つの映画に何回も通う」ことの敷居を大きく下げたし、さらに「応援上映」「4DX」みたいな新たな楽しみ方もどんどん提案されている。そして、それは客単価の上昇とイコールでもある。  もちろん今年みたいなヒット作が次々と出る流れが来年も続くかはわかりませんが……それでも、映画館に行く習慣を、特に若い世代に根付かせたことはそれなりに大きいかと思いますし、今まさにそれらの追い風を最大に受けてるのが『君の名は。』なんだろうと思います。    映画館という場所には、体験の対価としての料金を、一般消費者に当たり前のように払わせるパワーが、まだ残っている。  なので、今後はいろんな業界が頼ることになると思うんですよね。  今、アーティストやアイドルの映画がすごく増えていて、AKB48やPerfumeやRADWIMPSのようなメジャーアーティストのドキュメンタリーから、それこそBiSやリリスクのようなマイナーアイドルまで映画を作ってるのは、  映画がすごく効率的な集金システムとして成り立っているからではないかと。  単純な集金性能ではソーシャルゲームというフォーマットもかなり効率は高いですが、一部の人から搾り取るわけではなく、別にファンというわけでもない普通の人に当たり前のように1500円前後を払わせられるのって、今はたぶん映画くらいだと思うんですよ。  ライブとかCDとかも、どこかに「ちょっと高いけどお布施だから仕方ないな」っていう感覚があると思うし。  あと、カップルのデートスポットとしても定番なのにオタクが集まる場所にもなれるという柔軟性も凄い。あらゆるコンテンツの受け皿に成り得る。    そして、そのシステムが、映画館という<空間>と、あの大きな音響・スクリーン設備に起因するのなら、別に映画でなくてもいい。  今はライブビューイングくらいしかないと思うのですが、映画館を利用したコンテンツビジネスというのは、割と開拓し甲斐があるかもしれません。  例えば、サッカーとか野球の応援するバーとかありますけど、サッカーW杯の中継を映画館でみんなで観れるイベント開催したら、明らかに割高な入場料でも、結構行きたい人多いと思うんですよね。  あとは、『ポケモン』と『妖怪ウォッチ』が軽くやってるくらいの、ゲーム×映画のコンテンツも、今後は増えていくんじゃないかと。  Pokémon GOをモチーフにした1時間くらいの長編映画を作って、その映画の最後にミュウツーがスクリーンを飛び出してくる演出があって、その瞬間にスマホを取り出してみんなでミュウツーを捕まえることができる、みたいな。    基本無料のインターネット時代にあって、逆にたくさんの人と実態を持って繋がれる場所の価値というのは(ビジネスとしてもカルチャーとしても)どんどん上がっていて、  それが現在のバンドのフェスブーム、アイドル文化の隆盛、その他いろいろにつながってると思うんですけど、  それを実現できる中で最も普及している映画館という場所の価値はどんどん上がっていくのではないかと。  注目です。 --------------------  この映画の話、実は前回の記事の冒頭に入れるつもりで書いてたのですが、  このカロリーの高い話題の後にLOSERやカラスは真っ白の話をして、その後にコメント返ししても気づかれない可能性が高そうだったので後に回しました。  Twitter止めたからブログに書く話題が増える一方です。いいことだ。 ...

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ひとりごと 5年前

enjoyable

今学期、ついに大学入学からの個人的な禁忌を破って1日も授業のない日を作りまして、金曜日が休みになりました。  今までは、無理やりにでも大学に行って規則正しい生活を送って午後だけフリー、みたいな日を増やした方がQOLの高い生活を送れると思っていたのですが、  そうはいっても通学往復4時間を週5日やるのはいい加減無駄だろうという結論に至り、  とりあえず今日は朝7時に起きてPokemon GO PLUSをAmazonで買ってから二度寝しました。    早速1万円とかで転売されてて笑う。というかAmazonもう少し速攻で在庫なくなると思ったら、結構生き残っててびっくりしました。  とりあえずこれでPokemon GOをもう少しマジメに進められるかもしれません。しかし、うちの貧弱なスマホ、本当にPokemon GOをバックグラウンドで動かしてくれるのだろうか。勝手にガベコレで終了させて孵化歩数反映されなくなったりしないよな??  やっぱりスペック高いスマホが欲しい。iPhone 7が欲しい。  来年の春に学割の内容を見て買おうかなと思ってます。まだスマホ買い替えて1年だから違約金取られるかもしれないけど、再来年は学割受けられないわけだから、アリ……かもしれない。 --------------------  昨日のうちに更新しとけばよかったなと思いつつ。    米津玄師さんの新曲『LOSER』。良いです。いつも通り期待以上。  少しdiorama以前の雰囲気  サビで途中に入る「Foo!」っていう合いの手?が小気味いい。  あと歌詞に阿波踊りのフレーズが使われてるのが嬉しいです。  シングルどうしようかなあ。米津さんのシングル買ったことないんですよね。  MAD HEAD LOVEの時も思いましたが、3曲中2曲がMV上がるなら残り1曲を配信で買った方が良いんじゃないかという……。次のアルバムに両方入りそうだし……。  まあただライブ行きたいのもあるので、買おうかなーと思ってます。前回は奇跡的にBremenだけで引き当てましたが……今回はそうそうすぐにアルバム出すとも思えないし。  ……そういえば、ヒトリエは新譜いつ出すんですかね? ハグレノカラーはいつ音源化されるのか……。 --------------------  アイドルソングを意図的に……というか、単純にYouTubeでおすすめ動画に表示されることが増えた関係で、結構いろいろ掘ってるんですけど、    第3のアイドルラップユニット? 校庭カメラガール。  まあリリスクやライムベリーに比べると微妙な気もしますが、もう少しダンスミュージック寄り?  maison book girlの時も思いましたが、こういう特殊な曲展開で攻めていけるのがアイドルソングの魅力なんですよね、聴いててすごく楽しいし、「音楽ってまだまだ行けるなあ」という感じもあって聴いていたいです。  ……逆に、最近のアイドル声優は曲つまらなさすぎですよ。ほんと。マジで何やってんの。    少し前ですが悠木碧さんのこの曲とかは「最高だ!」と衝撃を受けたし、上坂すみれさんの曲はいつも驚かされるのですが、    伊藤美来さんのデビューシングル、なにこれ。作詞は秋元さんですか?  別に嫌いじゃないんだけど、何の面白みもない、「あーいい曲だなー」「可愛いなー」以上に書くことが何もない曲。  これがまだ普通の歌手とか、メジャーアイドルとか、シンガーソングライターとかならわかるけど、  声優っていう、歌唱力よりも声質に魅力がある人たちを活かす方法って、どう考えてもそうじゃないでしょ、  VOCALOIDかperfumeか中居くんレベルで声を素材として弄り回した変態音楽でしょ、どんな曲でもファンはライブチケット目当てに買うんだからもっと冒険してくださいよ、、、って思います。  pyxisのアルバムとか、そういうチャレンジングな姿勢が見えてれば買ったかもしれないんですけど。せっかく踊れるStylipSメンバーなんだから、パリピ向けEDMチューンをMVにして根暗なオタクを殺しに行くくらいの気概を……。 --------------------  別にアイドルソングしか聴いてないわけじゃないのでたまにはロックの話も。    ゲス。いつの間にか新曲出してた。  こう、才能と性格は比例しないんだなあって、別にそれでいいと思うんですけどね。  4分とは思えないくらい展開の多い曲で、密度の濃さにちょっとびっくりしました。  でも個人的に『両成敗でいいじゃない』が好き過ぎたのでインパクト的に超えてこない感じ。    カラスは真っ白 さんの新曲。  嫌いではないけど、個人的にはもっとハイスピードな曲が聴きたくもあり、  具体的には『HIMITSUスパーク』が一番好きだったのですが、  ついさっき確認したら、この曲が収録されている最近のアルバムが無料ラインナップに追加されてた!!    前はなかったと思う。  たぶん新アルバム(ニンジャスレイヤーEDが収録されるヤツ)が出るからその宣伝も兼ねてなのかな、と思います。  実際同じやり方でパスピエの新アルバムは買っちゃったし、賢い。    しかし、Prime Musicで旧譜を配信して宣伝するやり方、バンドもだけどアイドルこそやれよって思わなくもない。BABYMETALとかPerfumeがやってるけど、そうじゃなくて、もっと地下気味な人たち。  だってアイドルのCD買う人たちなんてどう考えてもお布施と握手目当てなんだから、無料で配信されても絶対怒りませんし、「Primeで配信されてるからCDは買わなくていいや」なんて誰も言いませんよ。「もっと早くやれよ」って言いだすよむしろ。  それこそリリスクとか、フルアルバムを発売初日に全曲配信しちゃってもいいと思うんですけどね。いや、LINE MUSICでは配信してるっぽいけど……。  Prime Musicの方が、そのサービスで音楽を聴くことを目的にしていない層が多いので、宣伝に向いてると思うんですけどね。 --------------------  で、コメントの返信を……。ありがとうございます。  https://oswdiary.net/archives/3729#comment-812  なんでしょう、こういうコメントが欲しくてああいう記事を書いたに違いないんですけど、こう……。  ありがとうございます、としか言えないですよね。    ただ、こう、正直に言うと凄く失礼な話なのですが、  私が常々「自分のために、自分の言葉を吐き出す場所が欲しいというだけでブログを更新している」と語っていることは、  「たとえどれだけたくさんの他人に必要とされていても、ブログを更新したくなくなったら止めざるを得ない」と表裏一体だと思うんですよね。  今のところはその心配はないと思っていますが。  でも、どうなのでしょう。例えば、このブログに毎日数件、いや1件でもいいけど、何もかもを否定するような辛辣なコメントが送られたら、それを無視して書き続けることが私に可能なのか、ということは考えておくべきなのかもしれません。  ブログという場所の何に居心地の良さを感じているのか。長い文章を書けることではなくて、否定的なコメントを送ってくる誰かが存在しない場所であることこそが居心地の良さであるとしたら、、、  このあたりは凄く難しい問題というか、  好きな人はわざわざ好きだと書かないし、褒めるのって貶すよりも難しいんですよね。だから、その役割を進んで引き受けてくださった泉無地さんのような方がこんなブログを読んでくださっているのは本当にありがたいことだとも思います。    それでですね、何でしょう、あんな人に言われたことをいちいち気にしてたらやっていけないよ!っていうのは自分でもわかるし、だから実際やっていけてないわけですが、  そういう部分を変えていくことは今更不可能だと思うので、何とか折り合いをつけていくしかないのだろうと思います。  まあ、今回の記事とか見ればわかると思いますが、やっぱり自分の思ったこと・感じたことを共有することを止めることは今はできないので、そういう意味で、Twitterと違って代替のないブログを止めることはあまり想像できないですね、    そもそも、ブログとかホームページのような旧式のインターネットって、割と一方向的なコミュニケーションが主流であって、  web2.0とかいうのはもはや死語ではありますが、  Twitterのような双方向を前提としたインターネットに最初に触れたデジタルネイティブとは大きな隔たりがあるようにも思えます。  知らない人にリプライ飛ばせる人とか、エゴサで見つけた端から絡んでいける人とか、有名人になれなれしく話しかけられる人とか、アイドルの「寝ます」ツイートに「おやすみ~」って送ってる人とか、絶対に頭おかしいって思いますもん。信じられない。  でも、そういう人の方が現在のインターネットでは立場が上なのだと思います、総合的には。  なのでそれ以外のルールを探しています。頑張ります。 ...

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ひとりごと 5年前

make me die

あ、お知らせ。  ブログ引っ越ししました。  いや、引っ越しと言ってもサーバー内部で動いただけだしURLも変わってないんですけど。    ええと、わかる人だけわかればいい話ですが、  元々、本来はWordpressを正式サポートしていないロリポップの一番安いプランで、SQLiteを使って動かしていたところを、いろいろとバグが目についたので、プランをアップグレードしてMYSQLに切り替えました。  しかし、SQLiteからMYSQLに移動させるのはめちゃ面倒臭くて、データベースのダンプとかいろいろ調べたんですが結局うまくいかなくて記事データ(とコメント)だけを全部エクスポートしました。なので過去記事の一部が文字化けしてるけどどうしようもなさそうなので許してください。目についた奴は手動で直してます。  本当はこのあたりの作業はデザイン変更と同時にやるつもりだったのですが、この手の作業は一気にやらないといけなくて整合性が取れないので、  (つまり、引っ越しの準備をしている間に前のブログにコメントが来たり記事を上げたりすると全てやり直しになる)、  時間取れるうちにさっさと移転だけ済ませることにしました。  あと、記事のURLがまた変わりました。しんどい。こっちも手動で直してます。    この引っ越し作業で、管理側のメリットはそれなりにあるんですけど、  見ている方へのメリットは……ないっちゃないかもしれないです。  ただ、強いて言えば、  ・カテゴリー別アーカイブページで「次のページ」が表示されないという謎現象が解消されました。  これに伴って、応急措置だった「カテゴリー別ページは50件表示」というものも解除しました。  ・(URL直打ちや記載ミスなどで)存在しないページに移動しようとした際、トップページではなく404専用ページに行くようになりました。   http://oswdiary.jugem.jp/?eid=1000 みたいな、JUGEM時代の名残のページに飛ぶ時にちゃんとエラーページが出る……はずなんですが。うまくいってないかも。  他にも、今まではうまく動かなかったプラグインとかも入れられるようになったのでそのうち入れます。 --------------------  昨日の大学の帰り道、なんだかすごく自己嫌悪でいっぱいになって、今死んだらどれほど楽なのか、今後ろから誰か轢いてくれないかな私のことを、  ってずっと考えながらふらふらと自転車で帰っていたんですけど、  それで死ねないところが私のダサいところだよなあといつも思っています。昔から自殺とか自傷行為とかそういうものに憧れていたし、そうしょうと思ったこともあったけど、思うだけなんですよね。思うだけで実際にはできないし、じゃあ結局何がしたいのかといえば単に構ってほしい、被害者ぶりたい、っていうだけなんでしょう。  今自殺したら「あの人はずっと苦しんでいたのかな」と思ってもらえるだろうか、  そんなことを考えている時点でそれは純粋な自殺ではなくてパフォーマンスで、  本当に苦しくて追い詰められて自殺する人はそんな冷静に自分のことを見たりしないわけで、だから私は別に心を病んでもいないし苦しんでもいないのです。  だから元気です。    元気なんですけど、でもやっぱりこれから先生きてて何かハッピーになれることがありうるのかなあ、ないのだったら死んでも一緒じゃないかなあとは思います。    私みたいな人間が世界にとって全くもって不必要で害悪で邪魔だということを石左さんが教えてくれたわけですけど、  そんな人間のことをたぶん周りの人はみんな嫌っているか、もしくはどうでもいいと思っているか、そのどちらかであって、  そんな人間は当然就活だってうまくいかないし友達も恋人もできるはずがないし、そうやって孤立していって死ぬわけで、  それは今すぐ死ぬことと比べてどれほどマシなのだろうと思います。  今死んだら大学の高い学費を払ってもらった両親にその分を返すこともできていないなあということだけは申し訳なく思いますが。    実際に大学に入ってからこれまで、高校時代から継続して友人であると呼べる人は減っていく一方です。連絡を取れない相手がどんどん増えています。  今残っている数人も、私がTwitterをやめたことでさらに連絡を取りづらくなったから大半はこのままいなくなるのだと思うし、そうなっても仕方ないなあと思います。だって私と関わることにメリットがある人間なんていないわけですから。 --------------------  昨日の記事では、Twitterではない空間であれば自分の価値があると思う、みたいなことを書きましたが、  本当のところはそんな場所はどこにもないのだろうと思います。  文字だけのやり取り、スピード感のある世界で、冷酷に相手を蹴落とせる人だけが勝つのだと思います。    こういうことを言うとあまりに自分を美化しているように聞こえるかもしれませが、  私は結構心優しい人間です。  あと、自分に対して嘘がつけないです。  そういうものがだいたいマイナスにしか働いたことがないです。  本当は、石左の言うことは間違っていると自分を騙し切って最後まで口論を戦い抜くのが正しいんだと思いますよ、  それができないのは人間として失格です。ダサいです。負けです。だから死んだ方がいいです。誰か私を殺してくれないかな。ここで。今すぐ。 --------------------  あ、でも私は元気なので大丈夫です。これで本当にそのまま自殺したりとかしないです。自殺する勇気と行動力を持っているほどカッコいい人間はこんなことこのブログに書いたりしませんよ。  病んでる人は自分が今病んでるなって思わないし、病んでるって見られそうだなと思いながら病んでると見られそうなことを書いたりしないので、私は病んでないし鬱でもないし何でもないです。トラウマとかもないです。健康体です。なんででしょう。本当に。  心を痛めるのが辛いと思っている人が痛めているのに、心を痛めたいと思っている人が痛められないなんて、失礼ですよね。 ...

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ひとりごと 5年前

コメント返し

前回の記事にコメントがきていました。  https://oswdiary.net/archives/3714#comments  もちろんコメント書いた人はもう見ていないと思いますが、一応返信しておきます。 --------------------

ネットという場で発信する以上、勝手に評価をうけてしまうわけですが、正しい意見でも有用性がないと辛辣な攻撃を避けられないといういい例ですね。有用性というのは「考えなくとも楽しめる」という、一部かつ大多数の人に合わせた意味合いですが。 私はあのサイトは好きで見てるのですが、一握りの書き手ばかりが技術を持っているために危険であるとは思いますね。 他人事ですので楽しめました。生きづらいもんですよねほんと。
 正しい・正しくない、有用性がある・ない、というのは、Twitterや現代インターネットにおいては価値のバロメーターじゃないんですよね。ポケモンGOで言えばXLかXSか、くらいどうでもいい。  深く考えてから何かを話す、とか、多数派に対して別の意見を提示する、とか、そういう私のあり方・得意なことが、今の時代に致命的に向いていなくて、そうでない石左さんは今の時代に向いている、ということだと思ってます。  私は向いていないから勝てなかった。  そして、Twitterをやっている限り、そういう瞬発的な殴り合いがモノを言うルールから逃れることはできないから、降りる。それだけです。  Twitter的なものがもてはやされる現代は確かに私みたいな人間にとっては生きづらいし、最後のツイートで書いた通り私みたいな人間は早く死んだ方がいいなとも思うんですけど、  ただ、そうでない時代が来れば、もしくはそうでない空間であれば、違うルールの下でまた別の戦い方・価値判断の受け方もあるのではないか、とも思っていますし、 そういうことができる方法を模索中です。ブログはその1つですね。 --------------------
うーん、ツイートを見てもこのブログを見ても分析力は一級品で、問題点の指摘とその表現の仕方はかなり的確だと思うんですけど、すぐに謝って後手に回ろうとしていることが気にかかりました。謙虚さの表現にしてもいささかへりくだりすぎかなぁと…。 上から目線に聞こえたらすみません。客観的(外部からの視点という意味)に見ていて思ったことを言ってみました。自分は石左さんのフォロワーでツイートをたどっていたらたまたまあなたとのやりとりを見つけた一介の大学生です。あなたがそのようにしている意図が分からなかったのでコメントしてみました。別に石左さんの信者とかではないです。 ちなみに蛇足ですが石左さんも20代らしいですよ、ソースはありませんが笑
 蛇足ですが私は21歳なので確実に年下ですよ。ソースはありませんが。  まあそれはおいといて、すぐに謝った理由、元の記事に書いた通り「自分が間違っていると思ったから」で、謙虚さの表現ではなく本当に私が謙虚だからですが、  別の理由が必要であるならば。  例えば、私が石左さんからああいう精神的な攻撃を受けた時に、へりくだったりせず、理路整然とした反論を4時間かけて作って投稿したとします。  石左さんはそれに対して、「4時間も頑張って反論を考えたんだね、えらいね、よしよし」と1分で返せば勝利です。  重要なのは内容ではなくスピードで、リアルタイムで返せないやつはダサいからです。  よく見れば、内容そのものへの反論は一度もされてないんですよ、あのやり取り。だから別に論破されたという感覚は少しもないんですけど、勝ち負けで言えば相手の圧勝ですよね。私もそう思います。    この方が「問題点の指摘と表現の仕方が的確だ」と褒めてくださったあの最初のツイートは、パッと思いついて適当に流してるわけじゃなくて、  考えるまでに何時間も何日もぼんやりと考察する時間があって、自分の中で納得できる内容を考えて、それを投稿する前に何度も見直して、ああいう表現をしています。  それに横から突っ込まれた時に、同じように筋の通った反論を速攻で上げるのは、私には無理です。絶対に。  それができる人はいますが、全員がそういうスキルを持っているわけではありません。  私が10分で考えつくことは「確かに石左さんの言う通りだな」というだけでした。
 あなたがそのようにしている意図が分からなかったのでコメントしてみました。
 意図なんかないですよ。石左さんと違って、あなたが見ているそれが私の底です。何も隠していません。  でも、それを、分が悪くなったから逃げた、とか、謙虚を装って被害者ぶろうとしている、とか、そういう受け取り方をされる、  それもまた、Twitterのルールなので、仕方ないと思っています。  この記事だって、何となく考えている時間を合わせれば1時間半くらいはかかってますし、何度も何度も推敲しています。ダサいですよね。 --------------------  現在、この記事に書いたような内容をさらに深く突っ込んだエントリーを書いている最中です。  記事タイトルは  「フリースタイルダンジョン、カズレーザー、石左──Twitter時代のヒーロー像とは(仮)」です。  別にdisられた仕返しに褒め殺しにしよう的なことではないです。笑  私には瞬発力がないので、もう2~3日かかると思いますが、たぶん面白い記事になるはずです。よろしくお願いします。 ...

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ひとりごと 5年前

自分のバランス感覚のこと

ご報告:炎上しました。  「間違っていないけれど多数派の耳に障ることを言った」みたいなパターンだと、何か言われるのも仕方ないかなとも思うのですが、  今回は自分に明らかな非があるので、反省しています。

 その……最近あんまりこういうことはツイッターに書かないようにしてて、政治の話題とかは(RTするだけにとどめて)なるべく触れないようにしてたんですけど、結局こういうトラブルに首を突っ込んでしまうのは、たぶんもう避けようがない性格だとも思うのですが、良くないです。  決定的に違ってたのは3番目のツイートで、個人攻撃になった時点で負けで、その観点でやっぱり自分の方が正当性に欠けてたし、向こうの方が何枚も上手だったなとも。  そもそもとして、あのタイミングでああいう論点のずらし方をした私が寒いし、それを「自分が間違っていないと思いたいがために賢い頭を使っている」と一発で見抜いたことが凄い。フリースタイルダンジョンでいえばクリティカル。  copywritingをRTする行為が、その一点で責められるところにあるかと言えば……、個人的には割とレッドカードに近いところだと思うのですが、それが  そして、実はその1つ前に送ってる内容面の反論を完全スルーしたことも上手い。完全に向こうのペースに乗せられたなという思いはありますが、だからといって私の失点が消えるわけでもないので、、、どう表現したらいいんでしょう、やられたなーという悔しさだけです。  向こうの方がフォロワーが多いからとかファンが多いからというのは本質的ではなくて、ああいうTwitterにおける圧倒的な強さがあるからフォロワーも多いという因果関係なのだと痛感しました。  あとは、たぶん人生経験の差なんだと思います。私は20代なので。  ……、明らかにdisるつもりで言ってることよりも、悪意なく言ってるっぽいことの方がダメージ大きいですね。  だからといって、「アニメ・アイドル好き」とかもノーダメージというわけではなく、言われたからってキレたりはしませんが、ただ、普通に落ち込んでます。昨日からずっと落ち込んでます。    あ。ただ、「誰も見てないツイッター」と言われても、そこは全然大丈夫です。はい。  誰も見てないブログを、それこそ地下室TIMESよりはるかに長い期間、続けているので、そういうのは慣れています。  むしろ不特定多数の誰かに見られること・それを意識して何かを書くことに慣れていないので、ああいうことを言ってしまう感じです。 --------------------  この最後のツイートは別に議論から逃げようと思って書いたわけではなくて、皮肉でなく本当にタメになることを言ってもらえたという感覚があって、腑に落ちたからそれ以上追いかけるのを止めたのですが、  せっかくアドバイスを頂いたのでちゃんと自分のこととして整理しようと思ってこの記事を書いています。  もちろんアドバイスする気なんてなくてただの皮肉である可能性もありますが……。    石左さんの「自分の正当化のために何かを攻撃しても~」というツイート、最初に見た時に「いや、どの口が?」としか思えなくて、だから突っ込んだんですけど、  その返答を見て、元のツイートを読み返して、何となく納得したというか、アドバイスはアドバイスとして受け入れる気になったというか。  「人より優位に立とうとするな」「何かを攻撃するな」の部分だけ見ると説得力がないのですが、  実は、あのツイートのメッセージは、「普通の人は恐ろしがって遠くへ離れていってしまう。」の方に集約されるのかなと。    私は、自分が正しいと思ったこと/間違っていると感じたことが、100あったら100全部書かないと気が済まない人間なんですけど、  それをやってると結局のところ、100のうちどれか1つでも合わないと感じた周りの人が順々に去っていって、最終的に100全てについての感覚が一致する自分自身だけが残る、という状態になる。  それは逆も同じで、自分と何か1つ感覚が合わない人のことをそれだけで切り捨てていくと、やっぱり誰とも相容れなくなるんですよね。  結局今回のことでいえば、別に嫌いでもない地下室TIMESやそのファンのことをdisったり、そういう当たり屋的な行為を続けても消耗するだけだし誰からも支持を得られなくて、  だから地下室TIMESファンからも叩かれるのに、地下室TIMESを嫌っているヒトリエファンを怒らせる記事も書く、みたいなことになってしまうのです。 --------------------  あとは……、そうですね、自分の感覚がものすごく変わっている、というか、捻じれたところにあるのが面倒なところで、  アイドルもアニメも好きだし、  でもロックも聴くし、米津さんやヒトリエは高校生の頃から好きなのでライブも行くしCDも買うし、それ以外のバンドも気になったら聴いてるし、その中には地下室TIMES経由で知った音楽もあるし(Mrs. ...

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ひとりごと 5年前

attracted

『君の名は。』を観てきました。まあ感想記事を既に上げてますけど。  普段なら「ひとりごと」の方で軽く触れてからがっつりレビューするのですが、  あの作品に関しては何を書いてもネタバレになるし、ネタバレを避けてそれとなく感想を書くのが億劫だったので、最初から全力で書きました。  なので特にこの記事で触れることはないのですが、めっちゃ面白い作品なのでぜひ観に行ってください。  とはいえまだまだ語りたいことがあるので、たぶん今後の記事でちょこちょこ君の名の話は書き足していくと思います。その時はネタバレ含むのでその話題ごと読み飛ばすかさっさと観に行ってください。  しかしやっぱこういう話をするのに関してTwitterは不向きすぎますね。 --------------------  Appleのイベントありましたねー!  正直ノーマークだったのですが、思ったよりいろいろびっくりしました。  今年も相変わらず、冷静に考えると他社の後追いしかしていないわけですが、  しかしそれをApple風に表現するだけでなんかすごい斬新に見える。  スマートフォンもスマートウォッチも防水は別に珍しくないはずなのに。    そして、ガラケー時代から防水機種を買ってお風呂に持ち込み続けている私としては、  「防水とおサイフケータイがないからiPhoneは選択肢に入らないわー」と言っていたのですが、  その両方に対応したなら、ぶっちゃけ、欲しい。    あと、Pokémon GOやmiitomoなど、任天堂がゲームアプリを配信し始めたことで、スマホでゲームをやる機会が増えてきたのですが、  そうなると、ミドルスペックのAndroid端末ではちょっと不満を感じるようになってきたんですよね……。  ミリマスは、ブラウザゲーだから大してスペック使わないし、それ以前にSurfaceのブラウザでもアクセスできるから、別に良かったんですが。  特にPokémon GOが重い。miitomoはもうやってないから別にいいけど、どう森とかはたぶんまた処理重くなるだろうし……マリオランも(Androidに来たとしても)処理落ちしそうだし……。  と、「何だかんだ、ハイスペックスマホ、いいなあ」と思いつつ、かといってGalaxyやXperiaが欲しいとも思わず、  一応SurfaceとXbox OneとMicrosoft Bandを所持するMicrosoft信者ではあるのですが、さすがにLumiaを輸入して使うとかいう罰ゲームをするほどの愛着もなく……。  そんな中でのiPhone 7、これはちょっと惹かれます。  なんだかんだ言っても日本で使うには日本向けサポートが充実していた方がいいに決まっているし、その点に関してMicrosoftはやっぱりクソすぎる。Surfaceはまあ割と頑張っている方ではありますが。  Microsoft Band 2も、日本語表示だけはできるようになったのでそれなりに満足してはいるのですが、しかし「アメリカではスタバでの支払いにも対応している」とかいう話を聞くと絶望してしまうわけで。  こんな人生いややー!来世はアメリカかカナダのイケメン男子にしてくださーい!って感じです。    ところでMicrosoftさんの方は、今年は10月20日に新イベントを開き、iMacのような据え置きSurfaceを出すとの噂が流れています。  さすがにその一製品だけってことはないと思うのですが、他に何を発表するのか。  やはり一番盛り上がるのは発表会に宮本さんを呼んでPokemon GOとマリオランのWindows版を発表でしょうが、他に何があるのか。Surface Phoneかなあ。  Microsoft Band 3がいい感じにカッコよくて魅力的だったら、11月に旅行先で買っちゃおうかなと思ったりしています。どうせ日本では発売しないでしょうしね!!  Apple Watch 2が防水対応にGPS内蔵に……と、もうMicrosoft Bandの勝ってるところが価格と対応OSしかないわけで、何とか頑張ってほしいところ。あとデザインをもう少し良い感じに……。 --------------------  私が根本的に、気を抜くとすごく思い出とか記録とかに拘りたくなっちゃう性格なので、  「別にこういうことで意地張らなくてもいいのでは」ということに関して、目的と手段が逆になっていたらさっと捨てよう、というのは常に意識していて、  例えばブログの毎日更新とかも、楽しいときは楽しいんですけど、そのせいでブログを書くのが楽しくなくなってたらパッと止める、とか。  そういうわけで、なんと8年も京セラ製の携帯を使い続けている私ですが、それに拘る必要がないなら拘らなくてもいいのかな、とも思っています。    iPhoneにしろmacbookにしろ、何となく「あれに乗るのは安直すぎてなあ」という気がしなくもないのですが、  別にわざわざiPhoneを避けていたという意識もなくて。  iPod nanoはずっとお世話になっているプロダクトですし、Appleが嫌いというわけではありません。  やっぱカッコいいですよね。Androidスマホは、カッコいいなーと思う端末が少ない。好みではありますが。  どうせAndroidスマホの時点である程度ダサいから、それなら割り切ってDIGNO rafreとかいう女性向けスマホで可愛い感じにしたのですが……でもiPhoneはやっぱいいなあ。  PCに関してはSurfaceのカッコよさはmacbookに匹敵するか超えてると思います。何だかんだ言っても、今の私にとってスマホとPCは一番長く接するモノなので、見た目とか満足感って大事だなと。 --------------------  ところで大学始まったのですが、最近、Surfaceを持ち歩くときはたいていスタバとかタリーズとか会社とか、とにかくコンセントに繋げる場所ばっかりだったので忘れていたことがあって、  Surface Pro 4、死ぬほど電池持たないですね。  授業2時間受けたらだいたい半分以上持ってかれてる。午後まで耐えきれない。ちょっと辛い。  なのでSurface用にも使えるモバイルバッテリーを買うかどうか検討中。です。    これとか割と良さそう。ただやっぱり高いですねー。妥当っちゃ妥当なのですが、ただ気になるのは、アメリカではもっと安く売られているということ。  しかし日本への発送に対応していない……!悔しい。  あれか、もしかして海外旅行中にホテル受取にして持ち帰ってくれば行ける……の?  ちょっといろいろ考えよう。  っていうか理想はMicrosoftが10月の発表会でパワーカバーを復活させることなのですが。 --------------------  そういえば誕生日プレゼントは来ませんでした。知ってた。  ……というか、冷静に考えてブログやってる知らない人にお金払ってプレゼント贈るって、どういう発想で行われるのだろう。  私だったら……うーん。ちょっと考えつかない。どんなに面白いブログ書いてる人でも、何かあげようとは思わないだろうなあ。クラウドファンディング的な見返りがあるならまだしも。  考えてみれば、このブログ、私が楽しめる内容であることを第一にやってるわけで、私に近い感覚の人が読んでいると考えるのが自然で、私に近い感覚の人は知らないやつへのプレゼントにお金出したりしないよね、という……。  でもプレゼントは一年中歓迎です!  http://www.amazon.co.jp/registry/wishlist/JR8OVNMQCP5N/ref=cm_sw_r_tw_ws_x_clO0xbA9EQ2MG --------------------  そういえば、映画レビュー記事が増えてきたことで、「おすすめレビュー」と「メディア・カルチャー」の境界線がだいぶ曖昧になってきたような気がしますが、  一応私の基準としては、「その記事を読み終わった後に手に入れたくなる商品があるかどうか」というところです。  なので映画もレビュー。ライブは……微妙。場合による。  なんかこのへん明確に分けない方が良い気もしますが、まあ、適当です。適当。  どちらかというとレビュー記事の中に「レビュー」と「感想」を作った方がいい気がしてきた。Microsoft Bandの関連記事に君の名は出されても困るしな。  そのうちやります。  具体的には、今月中にブログのアップデートする予定なので、その時に……。  といいつつ今月中に終わるかどうかわかりません。もしかしたら来月にずれ込むかも……。やることが少なそうで多い。ニコニコまで再開しちゃったしな……。 ...

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映画・音楽・小説の感想 5年前

映画『君の名は。』ネタバレ感想、またはファンタジーのリアリティについて

月曜日に「君の名は。」を観てきました。  平日の昼間なのにほぼ満席でビビった。  新海誠作品初鑑賞とかいうドニワカで、ちゃんとした考察ができるわけでもないので、簡単に思ったことだけ書いていきます。  簡単なのにネタバレします。タイトル通りネタバレ全開です。  この作品、ネタバレされると面白さが半減どころじゃないので、これから観る人は読まないでください。  いや、だいたいの映画がそうっちゃそうだけど、ガルパンとかアイマスとかズートピアとかは、あらすじわかってても面白い作品じゃないですか。ああいうのとは全然違うと思います。 -------------------- --------------------  そんなわけで前情報ほぼゼロで行ったし、新海誠作品の特徴とかも一切知らなかったので、  「たぶん入れ替わりラブコメなんだろうなー」「最後ちょっと泣けるヤツなんだろうなー」くらいに舐めて構えてまして、  なので完全にやられました。  観た人の評判がすこぶるよかったので面白いのだろうとは思ってましたが、想像の遥か上を行く面白さだった。  序盤ではいわゆる「入れ替わり作品のお約束」がツボを押さえつつも割と駆け足で消化されていったので、テンポの良さを楽しみながらも「こんなポンポン進むのか」とちょっと戸惑いました。いや、ちゃんとツボは押さえてたのですが。  そして中盤。  村が災害で壊滅していたことが明かされる例のシーンで、本当に全身鳥肌が立ちました。  完全に不意打ち。ぞわっとしました。  「実は三葉だけは死亡者リストに載っていない」的な流れを予想するも、それすら打ち砕かれる展開でさらに絶望……。    そこから終盤。再びの入れ替わり&時間遡行によって村を救う展開になるのですが、  正直ここまでくると「全員助かるなんて無理だろう……」という感じで、  三葉以外死ぬ展開とか、逆に三葉だけが逃げ遅れて犠牲になる展開とか、とにかく思いつく限りのバッドエンドを予想して、  最終的に一息つけたのは新聞の「死亡者数0」に書き換わった記事が映った時でした。    とはいえその後も「会えないんじゃないか」「お互いに思い出さないまますれ違って終わるんじゃないか」という不安がもぞもぞと蠢き、  その不安と緊張が最後の最後、階段で一旦すれ違うところまでずっと張り続けただけに、  最後の最後でちゃんと思い出した時は心からホッとしました。 --------------------  で、個人的にはすっかり満足したのですが、  一方で、あまり気に入らない人がいるというのもよくわかる映画になっていて。むしろ、これだけ大絶賛されてることに違和感あるくらい、賛否両論であるべき映画のような気もするんですよね。  ウェブ検索すると結構否定的な意見もあります。  新海誠「君の名は。」に抱く違和感 過去作の価値観を全否定している  これは感想というかニュースサイトに載ってる評論対談ですが。    で、まあ、設定に関しては擁護しきれない粗が多いのは事実というか、  少なくとも、登場人物みんなLINEやってるデジタル時代に、10日入れ替わって年号の違いに一度も気づかないというのは無理があるだろう、というのはわかります。  ただ、それでもこの作品に、少なくとも観ている最中くらいは観客を騙し切って泣かせるところまで行ける、という説得力を与えているのは、  「過去・現在・未来の自分の不連続性」を1つのテーマにしている作品だからで、そういう感覚を持ったことのある人であれば、割と違和感なくのめり込めたのではないかと思うのですよ。    つまり、「今あなたがいるのは2016年9月ですか?」と問われたら、自信をもって、YESと言える。時計を見ればいいし、新聞を買えばいいし、検索すればいいし、人に訊けばいいし、スマートフォンで「きょう」と入れて変換すればいい。  なのだけど、  「昨日あなたがいたのは2016年9月ですか?」と問われたら、ちょっと不安にならないですか。  そういえば、2016年だってはっきり確認した記憶はないような気がする。  そして、じゃあ、「昨日あなたは女子高生と入れ替わっていなかったと言い切れますか」と問われたら……  いや、昨日はさすがに無理があったとしても、「5年前にそういうことがあったけれど忘れている」と言われたら……  みたいな、記憶の曖昧さに揺さぶりをかける映画であるのではないかと。    「ついさっきまで覚えていた君の名を覚えていない」というのも、人によってはなんだそれ痴呆か?って思うのかもしれないけど、  「ついさっきの自分」と「今の自分」の不連続・断絶の話をしている、と考えると、納得がいくような気もして。    同じことが、地方と都会(東京)の距離の話にも言えて。  世界五分前仮説とかシュレディンガーの猫とか、それらしい実験はいろいろありますけど、  人は、「今」「目の前にあるもの」しか認識できなくて、あとは存在するかどうかなんてわからないんですよね。  自分の真後ろが真っ暗闇で、振り向いた瞬間に形作られて……というような妄想。  だから、実際に糸守が存在するかしないかも、わからない。あるかないかを断言できない。  日常の延長線上にあるかもしれない非日常。こういうのをローファンタジーとかエブリデイマジックとか言うんでしたっけ。  その日常と非日常の接続に必要な理屈を、ほぼ「記憶」だけでほとんどの観客に納得させたというのは凄いことじゃないかと思います。……まあ、一応神社とか神様とかもありましたけど。 --------------------  それに付随して、全体的にシチュエーションありきというか、ご都合主義的な展開が多かった、というのもわかるのですが。    あの作品の時間軸がどこにあるかといえば、最初と最後のシーン、つまり「8年後」から過去を見ていると考えるのが自然で、  つまり、「あのストーリーが成立したからこそ遡及的に語られる物語」なんですよね。  それは例えば、「ドラクエの勇者はなんで全員周りにスライムしかいない恵まれた環境に生まれるのか」の回答が「それ以外の街に生まれた勇者は旅立ってもすぐに死ぬから語られない」みたいな説と一緒で、  無数の並行世界がたくさんあって、その中にはひょっとしたら、入れ替わり3回目くらいで年号の違いに気づいて、わざわざ口噛み酒で2度目のトリップをするまでもなく一発で彗星災害を未然に防ぐルートだってあったかもしれない。  逆に、瀧が糸守を探しに行こうと考えるほどの執着を持たずに、あっさり忘れてしまうルートもあったかもしれない。  その中で、たまたま結果論としてああいう素敵なお話が生まれたから語られているのだ、という解釈をすると、すっと飲み込めるような気がします。 --------------------  あと、ハッピーエンドであるべきかどうか……というのは1つの問題で、  まあ私は過去の新海誠作品を観てないから何とも言えないんですが。  会えないまま終わる、最後の最後で階段ですれ違っても振り返らない、気づかない……みたいな切なさも、それはそれで綺麗な終わり方だと思います。  ただ……これは、もう好みの問題になると思うのですが、個人的には、  「物語の中盤ではいろいろなことが起きるけど、最終的にはハッピーエンドに収まる」方が好きなので、君の名はそういう終わり方でとても嬉しかったです。  というか、最後の、瀧が大学生になってからの、  テッシーやサヤちんに気づかない、名前も覚えていない、5年前の記憶さえ曖昧、階段でも一度気づかずにすれ違う……  という一連のシーンが、会えないエンドを暗示しまくっていて、  それだけ焦らしたんだから最後は会えてもいいんじゃない?という。  会えないパターンの覚悟はできてたし、そのパターンで終わった時の悲しみは十二分に想像してたので、もう実質両方味わったような気分というか……。 --------------------  あと、個人的に、物語でも現実でもなのですが、私が一番苦手な描写が、「取り返しのつかない失敗・二度と戻らない破壊」で。  そういう意味で糸守が災害で全滅、というのは、私の一番苦手な展開で、  それが何の前触れもなく訪れたので(予想できた人は予想してたのだと思いますが、私は少しも予想できてませんでした)、  その衝撃が大きすぎたというところがあります。  それに対してタイムループでなかったことにする……というのは、ご都合主義と言われたらそれまでですけど、  個人的にはやっぱりファンタジーでもいいからそういう夢の見せ方をしてくれて良かったなと思います。    単純に私が被災経験がないせいで、あの映画を観て「震災のメタファーだ」みたいなことを全く思わなかった、というのもあるのですけど。  あれを震災映画として観た時に、「過去に戻って震災自体起こらなかったことにする」という解決法が、どうなのか、というのは、別の観点で語られるべきものかな、と思います。  ただ、あの映画は根本的に「瀧と三葉のお話」という、いわゆる<セカイ系>で、災害の悲劇を未然に防ぐ、というのは、あくまで三葉を守る上での副次的な要素というか。もちろん、滝が「最悪、三葉以外は死んでもいい」とか思っていたとは思いませんが。    それと、災害がなくなったとはいっても、  糸守の人たちは家を失って、あの村の様子だとたぶん保険とかも入ってないし銀行もなかったんじゃないかって考えると、あの彗星災害の後の暮らしはたぶん相当苦しいものになったのでしょう。  テッシーなんて一生あの村で生きていくつもりだったのが、東京で結婚式挙げようとしてるっぽいし。    そういう負の部分をすっ飛ばしているのは、決して震災を美化しているからではなくて、やっぱり「瀧と三葉の物語だから」なのだと思いました。 --------------------  ところで、展開が不自然すぎ、みたいな突っ込みはだいたい一理あるなあと思うのですが、  「瀧と三葉がお互いを好きになった理由がよくわからなかった」という感想だけは「おいおい、マジかよ……」という驚きしかなくて目からウロコでした。  いやいや、ちょっと待て。  だって、あんな可愛い同年代の子が、あんな可愛い日記を書いてくれていて、しかも村のルールと人間関係で悩んでいて東京に憧れているっていう弱いところまで知ってしまって、不可抗力的に「頼る」「頼られる」という関係性を相互に持っちゃって、  そんなの好きにならない方がおかしいって、絶対。  うまく説明できないけど、今まで付き合ったこともなくて恋に飢えてる中高生なんか特に、運命を感じちゃったらその時点で好きになるものではないかと。  まあ他の人は知らないけど少なくとも私は瀧くんの立場なら確実に堕ちてる。そこはストーリーに何の違和感もないと思いました。    ちなみに小説版、Kindleだと今は半額セール中なんですよ。速攻で買いました。  あとAnother Sideも買いました。   ...

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ひとりごと 5年前

TECH

更新ペース上げていきたい。さらに。  とりあえず私の大好きなリリスクのhimeさんが9月から突然毎日更新を開始したので対抗したい。  いや、私はもう1回休んでるけど。  昨日の記事が盛りだくさんすぎた。ニンダイの話を2日にしておくべきだった……。   リリカルスクール 持田妃華『#7/出会い』  うまく説明できないんですけど、こういう文章を書く人が好きです。  なんかいつも言ってるな。  伊藤美来さんも米津玄師さんもそうだし、  とりあえずブログに長くてマジメっぽい文章書いてくれる人はみんなスキです。もちろん私自身も! --------------------  毎年9月の恒例行事。  使いもしないほぼ日手帳を買うかどうか悩むシーズン。  去年も買うかどうか迷って、結局高すぎて買わなかった、WEEKS サンドウィッチ カバー  extra_03-6515556  も、気になるけど。やっぱり高い。  WEEKSを2年連続で使いこなせなかった私としては、オリジナル(1日1ページのやつ)に興味が出てきていたり。  オリジナルの方がWEEKSより高いんですけど、このめちゃ高いカバー買うことを視野に入れるのであれば何でも同じだし。  というわけで、ほぼ日オリジナル向けで収納力の高いカバー「ジッパーズ」を調べだしたのですが、  今年なんかジッパーズのラインナップが少ないですね。あんま売れてないんですかね。  そして(コラボ系のを除いて)唯一の通常ジッパーズが、コレ。  extra_01-1029104  スカーレット。つまり、真っ赤。  ……これ、男女を問わず使いにくいんですが。ちょっと派手すぎでは……。  ちょっと考え中。    もう1つはもう少しアウトドアな感じのやつ。 extra_03-1228502  しかしここまで無骨なのもあまり物欲をそそられない……。   slide_01-5796157  最後の候補は「WALLET DIARY」。良いですね。  良いんだけど、高い。15000円。3DSが買える……。  まあそれでもサンドウィッチカバー+WEEKS本体のセットよりは安いんですが。改めてサンドウィッチ高いな。  slide_01-6849949  正直なところをいうと去年のジッパーズ一択なんですが。もう販売終了してるだろうしなあ。  TOBICHIに置いてあったりしないかなあ……。  一応スカーレットの使い心地とか確かめたいので、一度時間見つけてTOBICHI行ってみようかなとは思ってます。 --------------------  弟が「君の名は。」を観て超ハマってたので、  「絶対にネタバレするな。これ以上喋るな」と釘を刺しまくりました。  観に行きたいな。今週行こう。っていうか先週のうちに観に行くべきだった……。 ...

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