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NintendoSpotlight
2017年ソフトにフォーカスと言いつつタイトルチラ見せで2018年発売!みたいなパターンが3つくらいあったのはどうなんだろうと思いつつ、 マリオオデッセイが強すぎてもう後どうでもいい感じになりましたね。 マリオオデッセイ、10月末発売と割と早い感じでしたが、11~12月に何が来るのか。スマブラとかどう森とか予想されてますが、さすがに大きなファーストタイトルが来ることは考えにくいんですよね。 そんなのが発売間近ならE3でカービィとかヨッシーとかをチラ見せする前に発表してるだろうし。……と言いつつ、1月の発表会でモンハンXXを隠してメガテン新作を出すようなところだし、「大型発表会をどこまで情報出し惜しみながら乗り切れるか」のチキンレースやってる可能性もありますけど。 11月は海外スカイリム・国内太鼓の達人あたりで繋ぎつつ12月にゼノブレ2かなーなんて思ってます。桃鉄とかもありそう。マリオパーティーも? ところでメトロイドプライム4が発表されたもののレトロスタジオ開発ではなかったとのことで、これはもうドンキー新作の期待が高まる。 トロピカルフリーズから3年半音沙汰ないけど何作ってるんでしょうね。ドンキー、来年春とかに突然出ないかなー。 あ、あとポケモン本編は割と大きなニュースですね。 しかしあれ今言う必要あった? 来年まではぐらかしてた方がサプライズ感が増した気がするので何となく勿体なく感じます。 まあ、本編じゃなくて「ゲームフリークが開発中のコアRPG」だから、外伝的な扱いかもしれませんが。それこそ赤緑リメイクあたりの。 仮にポケモン本編が来るとすると、これで3DS後継機の芽はほとんど消えた形に。まあだいたいそうだろうとは思いますが。 Nintendo Switchの、この話題もソフトも途切れさせない販売戦略は明らかにWii Uの反省を活かしたんでしょうけど、 そもそも、Wii Uの問題は「マリオU・Nintendo Landが1本で牽引する力がなかった」のに「ソフトの数が足りなかった」という質と量のダブルパンチだったんですよね。岩田: ご指摘いただいた点で、プラットフォームに勢いがなくなるとソフトが出ない、ソフトが足りないということをよくご指摘いただきますが、私は、ソフトの数の問題というよりは、爆発的に売れている、圧倒的に人気のソフトがあるかないかだと思います。何となくWiiは序盤からかなり多くのソフトがあったように感じてしまいますが、序盤に揃ったソフトの数で言いますと、WiiとWii Uはそれほど変わらないと思います。ですが、Wiiには『Wii Sports』があり、これは1人で遊んでも多人数で遊んでも面白くて、一目で面白さが伝わって、広がっていく爆発力がありました。『Nintendo Land』は多人数で遊べば面白いと多くの方が言ってくださいますが、1人で遊ぶ部分はそれほど強い反響はありません。その結果、「広がる力が違った」「分かりやすさが違った」ということはあったと思います。もちろん、昨年の前半に特に大きな空白期をつくってしまったことは、大いなる反省点ですが、一方で、あの空白期があれほど問題になるのは、「売れ続ける」、「話題になり続ける」、「稼働し続ける」ソフトが足りないことが一番問題で、それは数というよりは質の問題で、決定打を出せていないということにあると思います。よって、宮本といつも話しているのは、「決定打を一つつくろう」ということです。 2014年1月30日(木) 経営方針説明会 / 第3四半期決算説明会 - 質疑応答 (引用者強調)ゼルダ最新作がいくら出来が良いとは言っても、前作がそこまで爆発的に売れたわけでもない上にWii Uでも出るタイトル1本を過信することは会社の判断としてはないと思うので、 任天堂としてはWii Uと同じく、ローンチタイトルにはそこまでの牽引力がないことを前提に、量でカバーするようなスケジュールを立ててたと思うんですよね。 ローンチでそこそこ売って、移植のマリカと新作のARMSで繋ぎつつ、失速してきたところを7月のSplatoon 2・8月のモンハンXXで再点火!みたいな。 ところが、なぜかゼルダが「爆発的に売れている圧倒的に人気のソフト」に変身して全然失速しないので、その後の戦略が全部オーバーキル気味になるという謎の状態に。 つくづく娯楽産業って大変だなあと思わされますね。