片付けと成功体験
Nintendo Switchが壊れました。 本体であるタブレット部分の液晶が完全に点かなくなった状態で、ぱっと見では完全に死んでるのですが、 画面がつかないだけで起動はする、音も出る、Joy-Conとも繋がる、そしてドックに差せばTVモードでは何の問題もなく遊べる。 これが厄介で、完全に死んでたら諦めて修理に出すしかないのですが、これだと外に持ち出さない限りはしばらく遊べてしまう。 というわけでとりあえず今週末のフェスが終わってから京都に送ることにしました。来週は期末試験なのでちょうどいいはず……。 しかしこう、Surfaceが壊れてから1ヶ月しないうちにSwitchも壊れて修理代を取られ続けるのは何の関連性もないけど本当にクソという感想しかなく、運の悪い時には悪いことが連続するんだなあと思いました。 -------------------- 最近、引っ越しを行ったので、家の片付けをずっとしていて、先週の土日に更新できなかった主な理由もそれなのですが。 私自身は基本的に家事全般が苦手で、料理などが全くできない、至って生活力が低い方の人間なのですが、 去年くらいから片付けはする機会が増えまして、やってるうちに片づけはそんなに苦手じゃないのかなと思うようになりました。 その中で、何となく自分なりの方針というかコツみたいなものが掴めてきて、 「細かい部分の片付けを後回しにせず、できるところから進めていく」というのが個人的に片付けのポイントなのかなと思いました。 例えば、自分の部屋の端っこに段ボール箱が3箱積まれてて、押し入れにも物が一杯で、作業机の上にモノが散らかってる、っていう状況があるとします。 この時、部屋全体の汚さにおいて段ボール箱の占めるウェイトが非常に高いため、段ボール箱を片付けないと他の部分を掃除してもあんまり見た目が変わらない。 こういう場面で、どうでもよさそうな作業机の片付けをやるのって気が進まないと思うんですよ。大した意味がないから。そのへんに落ちてるポテチの袋とか、それを捨てたからって部屋が汚いという状況は微動だにしないし。 遠くにカタパッドが見えてるんだからそのへんのドスコイ2体とか無視してそっちを殺す方が優先、みたいな。 でも、とりあえず机の片付けをしちゃうことが大事だなあと思って。 その理由としては、まず先延ばしにしていると一生終わらないというのがもちろんあるのですが、 大きな作業ってエネルギーを使うので、それ終わった後に小さな作業をするのもやっぱり疲れるんですよ。 体力100ある時に小さな作業をして95に減っても問題ないけど、大きな作業をして100が10になった後だともう1も使いたくなくなる、みたいな。伝わってるのかなこの説明……。 もう1つの理由は、とりあえず部屋の一部でも片付くと希望が見えてくるというところで、実際、部屋の1割くらいのスペースだけでも綺麗になると結構感じ方が変わります。 同じ全体の作業の10%だとしても、「大きな荷物の一部」よりは「小さな荷物の全部」を片付けた方が得られる達成感が大きく、その成功体験が次に繋がると思うんですよ。 同じ方針でやっていけばいつかは終わる、っていう手掛かりになるし。 これは片付けに限った話ではなく、複数のタスクが積み重なっている場合全体に共通する話だと思っていて、 「大きなタスクを後回しにして逃げてる」と感じてしまうので、何となく大きな問題を最初に片付けたくなるし、実際それが一気にできればその方が気持ちいいんでしょうけど、そんなエネルギーがあったら最初から全部終わらせられるはずなんですよ。 苦手なことだから後回しにして積み重なってるわけで、だったら少しずつでも切り崩していった方がいいんじゃないかなあと。 そんな考え方を持つようになったことに、私がウェブサイト製作のコーディングの仕事をやってることって結構関係してるんじゃないかと思っていて、 例えばウェブサイトのデザイン貰ってそれをコーディングする時って、やっぱり簡単なところと難しいところがあるんですよ。一番上がスライドショーで、その次が新着記事の一覧で、その下にコンテンツで、ってあると、新着記事の一覧はPHPで別ページから引っ張ってこないといけないし、テストしづらいし、っていう。 そういう時には、その難しい部分だけ飛ばして実装しちゃう方が絶対に効率が良い。 最終的なイメージを先に共有できるし、例えば他の箇所とバッティングしてしまうときに、簡単なコードなら遡って修正するのも簡単だけど、難しい実装は一度作ってしまうと後から修正が効きづらい。 みたいなプログラミング的理由ももちろんあるのですが、「後はここを終わらせるだけ」っていう状態にしてしまう方がモチベーション高くなるんですよね。「この面倒なやつを終わらせたらそのあとにアレとアレとアレをやって」みたいなのは気乗りしない。 だからこのブログとかも、とりあえず書けるところから書いちゃったりするし。最近の話題でも、コンテンツ部分飛ばして最後の挨拶だけ一番最初に書き終わってることとかよくあります。 とにかく「どうしよう」とか「何から始めよう」みたいなことを悩んでる時間が一番生産性ないから、できることからやった方がいいな、という話です。 ……って、書いてる私が常にそういう最適な行動を取れていればいいのですが、実際には超絶優柔不断なので、何から始めるか悩んでて時間を無駄にすることなんてしょっちゅうあるんですが、 そういう戒めの意味も併せて書いてみました。 -------------------- ひとりごとカテを「~~の話題」と「~~のこと」で分けようと思ってたんですが、 そろそろ「最近の話題」という括りもある程度浸透したんじゃないかという気がしたので、それ以外の記事は特にタイトルの付け方の縛りを付けないことにしました。 何だかんだ言って、記事の内容が全くわからない抽象的な記事タイトルも、そのスタイルで何年もやってたから完全に止めるのも惜しいかな、という……。まあ今回の記事は割とわかりやすいですが。 こういう記事タイトルの付け方はどこ由来なんでしょうね、葵せきなさんの「栄養の無いサプリメント」か、もしくはハチさんのブログかなあと思うのですが……。そんなに特殊な発想でもないので、特に元ネタはない気もします。どこまでがオリジナルかの線引きは難しい。 ちなみに、カテゴリーの最初に「*ひとりごと*」とかアスタリスク付けてるのは、誰かの影響でもなければ、何らかの意味があるわけでもなく、 Live Writerで編集するときにアルファベット順にカテゴリーが表示されるので、よく使うカテゴリーを上の方に持ってきたかっただけです。 ...