リピート
日曜日に『若おかみは小学生!』2回目を観てきました。 監督やプロデューサーが登壇するトークショーが終演後に行われる上映が意外と近くで行われて、そのチケットが意外と余っていたので。 2回目観ると改めてこの映画はファンタジーと現実がうまく入り組んでいるというか、最初に事故で助かるところから全部ファンタジーのお話で、 ただ物語で実際に起こり得る奇跡とか偶然を描くと全部わざとらしくなってしまうからむしろファンタジーの方が気持ち良く観られるかもしれないなあ、と。 それこそ今やっている『青ブタ』にも通じる話ですが。 「両親が亡くなって主人公だけが生き残る」っていう設定からして、ファンタジーで描かない限り全部ご都合主義を感じてしまいそうだし、それを隠蔽してくれるからこそ、そもそも小学生が何で働いてるのみたいなところの負の側面を見せずにひたすらポジティブに描ける。気持ち良い作品です。 しかしほんと良い作品だし、SNSで爆発しそうな雰囲気を見せながら、結局そんなに盛り上がりきらなかったの、サブカルの限界みたいな感じがします。 『勝手にふるえてろ』とか『溺れるナイフ』とかもそうですけど、観た人に何かを考えさせる、訴えかけるような作品がSNS全盛の今は本当に弱い……。いや、そんなものが大衆に広く受け入れられた時代なんて過去にだってなかったのだろうから、当たり前なのかもしれませんが。サブカルが受け入れられる時代が来たのでは全くなくて、オタクがアングラからただのポップカルチャーになっただけ。 トークショーで監督が「何とか監督業を続けさせてもらえそうなので」とぶっちゃけてましたが、これを機にこの監督やスタッフ陣に次はもっとちゃんと予算が貰えることを祈ります。 --------------------
最近(というか今日)ずっと聞いてる曲
https://www.youtube.com/watch?v=LL_eANvdQVs アニメ『RELEASE THE SPYCE』OP。 ヒゲドライバーさんの作る曲、全部似たような曲に聴こえるけどまあ毎回クオリティ高いし、声優ソングとしてアイドル声優のボーカルを最大限に活かしてるから文句なんて一つもない。 今は完全に無限リピート中ですが、たぶんずっと聴いてたらすぐに飽きるのでそれも1クールのアニメにぴったりなのだろうなと。そういう意味ではヒャダイン系? 『回レ!雪月花』とか『ヒャダインのカカカタ★カタオモイ』とか、今聴きたくなったりは全然しないじゃないですか(私だけ?)。聴き直して懐かしいなーとはなっても、「今聴いてもいい曲だなあ」みたいなことは全然感じない。 その点『Sparkling Daydream』とか『irony』とかは同じアニソンでもたぶん10年後に聴いても色褪せてないと思うし。それは志向するものの違いなのだろうなと。 あと今回初めて「聴きたくなった曲がPlay Musicにある」ことのありがたみを知りました。わざわざ買わなくてもフルで聴ける。素晴らしい…… --------------------スタバアルバムのコーナー




