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Surface Pro 7レビュー:全てを満たす2 in 1の決定版!

Surface Pro 7を発売日に買いました。  Surfaceシリーズを使い続けてとうとう5台目。Pro 2→Pro 4→Pro (2017)→Laptop 2と来て、またProに戻ってきました。  変更点はそこまで多くない新モデル、しかもSurface Laptop 2を買ってからまだ半年程度しか経っていないにも関わらず、なぜ購入したのかを含めて書いていきます。  主に今Pro 4 / 5 / 6 や Laptop 1 / 2 などを持っていて、買い換え検討している方の参考になれば幸いです。 [amazon_link asins='B07Y2VWWG6' template='Original' store='galeglad-22' marketplace='JP']  ちなみに購入したのはこのモデル。RAM 16GB / Core i7 / ストレージ 256GB / プラチナです。

Surface Pro シリーズの特徴

 Surfaceを使い始めてもう4年くらい経っているので、Surfaceの良さなんていうのは自分の中ではもはや説明不要になっているのですが、  Laptop 2で一時的に伝統的なラップトップを触ってみて改めて気づいたこともあるので、  ここで一度初心に返ってSurface Proの良さを挙げていきます。 img

持ち運びやすいサイズ・重さ・カバー

 Surface Laptopを買った時に、「同価格なら画面サイズは大きい方が良いに決まっている」と思っていたのですが、実際使ってみると、「大きいとそれだけバッグから取り出しにくいしテーブルにも置きにくい」という落とし穴がありました。  200gという重量差はそんなに気にならないのですが、12.3インチのタブレットと13.5インチのPCではサッと取り出せる頻度が違いました。  もちろんiPad Proに比べるとやや重いですが、そこはスペックが全く違います。タイプカバーなしで持ち歩くことはないでしょうが、タブレット単体790gに最大で16GBのメモリを積めるのは感動的です。  あと、取り回しで言うと「両面とも硬いノートPC」って結構使ってて怖いなと思いました。それが普通なのですが、傷とかつきそうで。Surface Proを多少雑にバッグに突っ込んでも、タブレット側がバッグの布と接していれば少なくとも傷つくことはないという安心感があります。

革新的で美しいデザイン

 Surface Proシリーズの外観は、キックスタンドが多段階化したSurface Pro 4以降、ほとんど変化していません。  それほど完成されたモデルと言えるでしょうし、今でも古い印象は全く受けません。  総合的に見たデザインでMacBookにも対抗でき、スタバで使うことが許される唯一のWindowsマシンです。  強いて言えばベゼルの太さですが、このサイズのタブレットであればベゼルの幅は「掴む時に指を置いても問題ない位置」にもなるので、一概にデメリットとも言い切れません。  ……まあ
Surface Pro XDell XPS 13を見た後に写真を眺めると若干野暮ったい感はありますが、どうせ下端のベゼルはキーボードの折り返しで隠れますし、使っている分には別に気になりません。

キックスタンドによる携帯性と機能性の両立

 Surfaceの最大の特徴であり、新しいカテゴリーを作った発明でもあるキックスタンド。  よく、「SurfaceはノートPCと違って膝の上で安定しない」「フットプリントが大きいので新幹線で使えない」などと書いているレビューを見ますが、それは記者という職業特有の現象であって、実際ほとんどのユーザーは膝に置いて使うことも新幹線に乗ることも滅多にないはずです。  むしろカフェやファミレスで作業することが多い身からすると、「キーボードを外しても画面のみで自立する」「タッチしても画面が揺れない」という点で、ノートPCより便利かつ安定する場面が多いなとさえ思いました。  例えば、スタンドを立てたままカバーを閉じることで、狭いテーブルであってもPCをいちいち片付けることなく、PCを使わない作業をしたり、ケーキを頼んで食べたりできます。 20191115_015106  これはラップトップにもiPad Proにもできないテクニックです。  伝統的なラップトップに慣れていると「ノートPCをタッチしたいなんて思ったことがない」という方もいるでしょうが、ウェブブラウジングをしている時にタッチでスクロールした方が快適な場面って意外とあります。 image-20191115013245427  こんな風に、人差し指と中指でキックスタンドを挟み込むように手を差し込んでガシっと掴んでスクロールさせるのが地味に安定します。これもSurfaceにしかできないスタイル。

Windows Hello、Micro SDカードスロット、タイプカバー

 Windows HelloはSurfaceに限ったことではないけど、ひたすら便利。  Micro SDカードがキックスタンド裏にあることで実質的な追加ストレージとして扱えることの便利さは、Nintendo Switchを持っている方なら想像がつくでしょう。Switchのおかげもあって大容量Micro SDがどんどん価格下がっているのも追い風。  タイプカバーも、過小評価されがちですが、この薄さでありながらしっかりとした打鍵感があります。  何なら若干の傾斜がついているおかげでLaptopやBookよりも打ちやすいと個人的には思っています。ここは好みだと思いますが。

前世代(Pro 6)からの進化

念願の USB-Cポート 搭載

 Pro 5ではキックスタンドの最大角度向上、Pro 6ではブラックモデルの追加などがあったものの、Pro 4以降ハード面では基本的にマイナーチェンジに留まっているProシリーズ。  Pro 7も外観の変化はほとんどありませんが、一点だけ、  ついにUSB Type-Cが搭載されました!   ...

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