
Surfaceシリーズはどれを選べばいいのか、全て実際に使った上での個人的見解
私は2014年末にSurface Pro2を買ってからSurfaceファンになり、その後Pro 4、Pro 5、Laptop 2を経て、 現在はSurface Pro 7を愛用しつつサブでSurface Goも持ち歩いているというSurfaceマニアです。 加えて、仕事では会社支給のSurface Book 2を使っています。 つまり、2020年5月現在、Pro / Book / Go / Laptopという現行のSurfaceファミリーの、最新もしくは1世代前のモデル全てに触れていることになります。 自宅の写真です。左端にごちゃごちゃっとした配線とか映っていることで察せるはず。 で、実際に一通り全てのラインナップに触れてみて思うのは、「Surface、選ぶの難しいな……」ということ。 というのも、載っているOSは全て同じWindows 10で、「タブレットとPCの中間」「携帯性とパフォーマンスの両立」というコンセプトも基本的には共通。 できること自体は非常に近いにも関わらず、Pro / Book / Laptopがそれぞれ特性の大きく異なるハードウェアになっているからです。 比較対象になりやすいMacBookが現在は「エントリー向けのAir、プロ向けのPro」という2ラインに絞られており、基本的には性能と画面サイズだけ気にして選べば良いのに対して、Surfaceのラインナップはなかなか複雑です。(AppleはAppleでiPad ProとMacBookの比較に悩まされますが……) なので、スペックや公式サイトの説明だけを見ても、何が違うのか、どれを選べば良いのかを見極めるのが難しいでしょう。 事実、私自身も、Laptop 2を買ったもののしっくり来なくて半年でPro 7に乗り換えたりしています。 この記事では、それぞれのモデルの特徴を整理しつつ、実際に使ってみないとわからない違いをいくつか挙げながら、用途別におすすめのSurfaceを紹介したいと思います。 記事の流れとしては、 ①Surfaceシリーズ全体の概要と、他のPCと比べてSurfaceを選ぶべき理由を書きます。この項を読んで、他のPCにしようと思ったらこの記事を閉じてください。 ②1機種ずつの大まかな概要と特徴を書きます。ピンとくるものがあればそれに決めてください。 ③具体的な用途に対してどれがオススメか?を書きます。当てはまるものがあればそれに決めてください。
Surfaceシリーズを選ぶ理由
まずはSurfaceと他のPCの違いを見ていきます。 「Surfaceシリーズの中でどれにするか」の前に、「そもそもSurfaceシリーズで良いのか」を考えるべきですよね。 もう絶対Surfaceを買う!迷わせるような情報は要らない! とすでに心を決めている方は読み飛ばして頂いて大丈夫です。Surfaceシリーズとは?
この記事を見に来ている時点である程度はわかっていると思いますがおさらい。 Surfaceシリーズは、Windowsを開発しているマイクロソフトが2012年に立ち上げたPC・ハードウェアのブランドです。 マイクロソフトが初めて手掛けるPCとして、最初は賛否両論ありましたが、年を追うごとに完成度を高め、今ではすっかりWindows PCの顔になりつつあります。最近はどこの家電量販店のPCコーナーでも一番目立つところに置かれていますね。 元々Surfaceといえば2 in 1タブレットのことでしたが、今はLaptopやBookといったノートPCも展開されています。