映画・音楽・小説の感想 7年前

個人的ミリオン2nd

先週の話なんですけど、アイドルマスターミリオンライブ!2nd LIVE「ENJOY H@RMONY!!」のライブビューイング(劇場での中継上映)に行ってきました。  ライブビューイングどころか声優の、アイドルのライブを観るのが初めてだったので、どう楽しんでいいか…という感じでドキドキしながら行ったのですが。  いやー、何はともあれ生で(生じゃないけど)声優さんたちが動いて、喋って、歌って、踊っている、というのが、刺激的でした。  もちょやゆいとんやりえしょんの空気を引っ張る圧倒的なパワーだったり、ナンスやみっくや天ちゃんのマジメさだったり、そういうのを、もちろんラジオとかニコ生とかで観たことはあったのだけど、リアルタイムで受け取るというのは全く違う経験でした。  ライブビューイングではあったものの、カメラワークとかは流石としか言いようがなく、生中継とは思えないほど見事なカメラの切り替えで良かったです。  歌とダンスも本当に素晴らしかった。あれを生歌でできるってやっぱり凄いですね…。  とにかく数時間があっという間で、圧倒的な勢いと一体感を味わった空間でした。 --------------------  ……で、まぁ、ヒトリエのワンマンに行ったときの記事とかと同じように、なんですけど、  このブログの感想記事で良い点しか書かないのは後から悪い点を書き連ねる流れです。  …いや、誤解してほしくないのは、ミリオン2ndそのものに不満があったわけでは決してないということで、  ただ、私個人の面倒くさい性格がライブ、特にアイドルライブ(声優ライブ)にどうしても馴染めなかった、ということで…。    具体的にどう馴染めなかったのかというと、  1、コール。  あれをちゃんとやれたら楽しいと思うんですけど、どうしても冷静になってしまうというか。  さらに言うと、「ライブのために練習をしていく」という感覚に何となく違和感を覚えるんですよね…。  もっと気負わずに、お客さんとして楽しみたい、というか。  その点、たとえばヒトリエとかバンドのライブだと、まあせいぜいジャンプか拳上げるか手拍子かモッシュか、と至ってシンプルなので、初めて聴いた曲だったり、初めてのライブであってもすぐにノれるんですけど。  何といえばいいんでしょう、ロックのライブだと本能的に動けるのに対して、アイドルライブはもっと理性を要求されるのだけど、そもそもライブでは理性を働かせたくない、頭を空っぽにしたい、みたいな。。。  2、サプライズ。  上の話とも関連するんですけど、コールを事前にほぼ暗記していくという性質上、どうしても予定調和になりがちというか…。あんまり「おお!」って感じにならなかったのも事実。  私は基本的にライブである以上はサプライズというか、予測不能感が欲しいなーと思っていて、  そこにきてミリオン2ndの2日目はメディアミックス等の情報公開がなかったことや、「この声優さんは1日目にLTPが来たから2日目はLTHだな」などの予測が立てられたことも手伝って、あまり驚きのない時間、という印象を持ちました。  もちろん、驚きとは別の部分で、満足感は高いというか、しっかりツボを押さえたセットリストであったことも、また、事実なのですが。  3、世界観との齟齬。  こんなことを書いてしまうのは身も蓋もない話なのですが。  アイマス界隈において、お客さんはプロデューサーで、765プロ(/346/876プロ)の一員です。  なので、開演前・閉演後には社長が出てきたり…したのですが。  出演者全員、バックダンサーの皆さん、スタッフの方々、それらが一体となって作り上げられた素晴らしいライブを観て、  最後に社長が「プロデューサーの諸君のおかげでこのライブは大成功に終わった」と言われた時に、  どうしても違和感を拭いきれなかった。  私がこのライブに対して何かしたのか?  という、まぁそんなのわかりきった上で楽しむものなのは重々承知なのですが、  そのあたりの齟齬を自分の中で解決しきれなかった、という点がどうしても引っかかってしまいまして、  何となくモヤモヤしたものを抱えた終わりになってしまいました。 --------------------  改めて文章にしてみると、「自分の思ってたものと違う」「自分の性格と合わない」という非常に身勝手な理由でしかないですし、  これは決してミリオン2ndがつまらなかったとか、行かなきゃよかったって意味ではなく、行ってよかった、とても良い時間を体験できた、というのは紛れもない本心で、  ただ、また行きたいか、と言われると、そういうレベルでハマったものではなかった、というか。  2回目であれば、おそらく初回以上に「サプライズ」は下がるでしょうし…。  そういうわけで、私はあんまりアイマスのライブに行くのは向いてないなぁ、という結論に至りました。  声優ライブ自体も、たぶん馴染めないので、うーん…って感じなのですが、でもろこどるライブは楽しみです。当たれば行きたいです。あとみっく×もえしのジョイントライブとかも一般発売がもしあるなら行きたいです。てかトークイベントは行きたいです。洲崎西とか。 ...

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映画・音楽・小説の感想 7年前

オールナイトろこどる

1つ前の記事で「明日も更新します」とか言っちゃっておきながら3日間更新しなかったことはいったん置いておきましょう。  いやね、いろいろ書くことあるなーと思ってたんですけど冷静になってみるとあんまりなかったことに、そもそも学校とかその他作業が忙しくてそれどころじゃなかったのが入り混じりまして、こんな感じに。  --------------------  昨日はろこどるスタッフによるオールナイトトークショーの第2弾でした。  当初の予定時刻を大幅にオーバーし、終了が朝6時半という凄まじいイベントでした。終わって外に出たら空が明るかった。  相変わらず制作陣とファンの強いろこどる愛を感じられる空間で楽しかったです。  今後の展開もいろいろあるようで、うまく繋がっていってくれればなーと願うばかり。  とりあえずろこどるBlu-ray&DVDの7巻は買おうかなと思っています。特典も豪華だし、ライブも行ってみたいし。  --------------------  何とかあと1週間で今学期、というか1年生の授業が全て終わるあたりまで来ました。まあ期末試験とかはありますが。  この1年、ちゃんと実になることができていたかはわかりませんが、割と充実した1年だったような気はします。  2年次には短期留学も控えているし、いろいろ挑戦していきたいなーと。  で、プライベートはそういう感じで割と満足いってる一年だったのですが、インターネットとの付き合い方には思うところもあり、  もう少しいろいろ試してみたいところです。  このブログに関することでもいろいろ試行錯誤してみようと思っていますので、ぜひお付き合いいただけたらありがたいです。  あ、とりあえずそのお試しなのか知りませんがスマホデザインの色を変更しました。  PCデザインの方が気に入ってはいますが、一度確認していただけたら、とか。  ...

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映画・音楽・小説の感想 8年前

YANKEE

米津玄師さんの2ndアルバム「YANKEE」を購入しました。まぁ若干時間経ってますが、何となくレビューしていきます。1.リビングデッド・ユース最初にMV公開された曲。いきなりですがこのアルバムの新曲で一番好きです。Aメロ、Bメロ、サビとリズムが絶妙でとても気持ち良い。2番サビ前の「信じられないならそれでもいい」のメロディーが最高です。2. MAD HEAD LOVEシングル曲。大好きです。言葉の使い方が本当に米津節全開でノリの良い曲。3. WOODEN DOLL発売後にMV公開。3拍子。歌詞がドストレートに暖かいです。4. アイネクライネ東京メトロタイアップ。viviっぽい。サビのメロディーが心に響きます。5. メランコリーキッチンイントロから惹き付けられる曲。雰囲気が独特で、特にサビが楽しいです。6. サンタマリア (ALBUM VER.)シングルアレンジ。シングル買ってないのでそこまで違いはわかりませんが、この作風もすっかり米津さんの持ち味の1つになったなーと思ったり。7. 花に嵐直球なロックサウンド。米津さんの新しい面と言えるかも。8. 海と山椒魚こちらもバンドサウンドを押し出した、ゆったり系の曲。9. しとど晴天大迷惑一転してハチ時代的なノリのよい意味不明な曲。意味不明なのにカッコいい。幽霊船方面です。10. 眼福8と同じくバラード系ロック。どこか寂しさを漂わせる曲。11. ホラ吹き猫野郎羅刹ト骸系の和風サウンド。軽快で怪しい感じが流石です。12. TOXIC BOY疾走感のある曲。途中に入るよくわからない声も楽しいです。13. 百鬼夜行シングルから。14. KARMA CITY今回の実質ラストと言える曲なのですが、これは本当に凄い曲なのでこれのためだけに買う価値があります。歌詞の美しさ、メロディーの組み立て方、音作り、どれを取っても完璧で、非のうちどころがない、名曲。これは聴いて衝撃を受けました。15. ドーナツホール (COVER)ハチ名義GUMI曲の本人カバー。予想以上にハマっています。ボーナストラック感ありますが最高です。えーと、なんというか全体的に力尽きました。ごめんなさい。そもそもヒトリエの時はミニアルバムなので全曲レビューできましたが、フルアルバムは無理です。実は3月にBUMPのRAYもやろうとして8曲目あたりで力尽きました。そういうわけでまとめなのですが、今回のアルバムは1st「diorama」よりも洗練され、個々の魅力が強い楽曲が揃っていて、聴きやすいアルバムになっています。ボカロ界隈のサウンドの最前線にして進化形というか、ハチ/米津玄師の特徴を全く失わず、それでいてさらにキャッチーになっているので、きっといろんな方がその魅力にハマってしまうんじゃないかと思います。おすすめです。……ちなみにこれは個人的な感想なのでレビューでも何でもないのですが、私はクロスフェード聴きすぎてアルバムに新鮮味を感じないという本末転倒な経験をしました。なのでクロスフェードを延々ループして自分の中のハードル上げまくるのはやめましょう。 ...

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映画・音楽・小説の感想 8年前

マネキン・イン・ザ・パークで見えたもの

昨日4月18日は、  ヒトリエの初ワンマンツアー「マネキン・イン・ザ・パーク」東京ファイナルでした。    私も行ってきました。LIQUIDROOM。    素晴らしかったです。      歌や演奏は当然として、MCがかなり上手くなっていたというか、    初ワンマンの頃の「手探り感」がなくなって、シノダメイン時々wowaka、みたいなものが確立されていて、ちゃんと楽しませてくれたというと上から目線みたいで嫌なのですが、そういう風になっていました。      アンコール後のwowakaさん、泣いてたのか泣いてないのかよく見えませんでしたが、  1200人ものキャパを満員にしてなお「ヒトリエはこんなところで終わるバンドじゃない」と言い放ったのがとても印象的で。    それは、ボカロP時代にあれだけのヒットを連発しながら、  「どうしても曲に集まるリスナーや人気、コメントや声に、ちょっと自分と乖離していく感覚があった」ことを理由にボカロから自分の声に戻って活動したwowakaさんが、    自分の曲に集まる人気に対する実感を完全に得たことの実証であって、  この場所はヒトリエとしてはもちろん一つの通過点にすぎないのだろうけど、でもそれは一つの到達点なのだと思いました。    --------------------    ええと、なんというか、とりあえず  前半はいいことだけを書こうと思ったのですが、何となく皮肉めいた感じが出てしまいました。    ということで本題、悪いことを書きたいと思います。ごめんなさい。      今回のワンマンライブで、私が強く感じたことは、    「ヒトリエはもう完成してしまったのではないか」        今回のワンマンライブ、今までのワンマンとは違って、未発表曲が1つもありませんでした。    hitori-escape(2013年4月)の時はnon-fiction e.p.の3曲が。    hitori-escape:非日常渋谷編(2013年11月)の時はセンスレス・ワンダー、アンチテーゼ・ジャンクガール、生きたがりの娘(仮題:mixture)が。    あって、「なんだこの知らない曲!?」という盛り上がりがあって、  今回もそれを若干期待していたのですが、残念ながらそれはありませんでした。    もちろん、前回のワンマン後に10曲発表しているんで、それだけでいっぱいいっぱいなのはわかった上で、なのですが・・・    そういえば新曲では唯一『さらってほしいの』やってないですね。他の会場ではやったのかな?        私自身、初めて行ったライブが企画ツーマン「その少女、おひとりさま」で、  「ドキ生R」「hitori-escape」「hitori-escape渋谷」と、  ヒトリエのライブには5回目で、こちら側が慣れてきた面は多分にあると思うのですが、    その上で、その上を行くような新鮮さとか、驚きとか、予想を裏切ってくれる感じが、思ったようにはなくて、ちょっとガッカリしました。    昨日一番驚かされたのが3曲目の「ワールズエンド・ダンスホール」で、  11月のワンマンではボカロ曲は8曲目までやらなかったので、    「ボカロ曲は来ても中盤~終盤、ヒトリエ曲増えたから最悪ゼロもあり得るな」くらいの覚悟で行ったので、いきなりワールズが来たのは嬉しいサプライズでした。      ・・・あとは、概ね予定調和というか、想像の範疇というか・・・    2ndシングル発表とか来るかなとちょっと期待してたんですけどね。早いけど。        『次はボカロ曲が来るのか、オリジナル曲が来るのか、新曲が来るのか』というところから含めて、    初めてヒトリエライブ行った時に感じた、「先の見えないワクワク、底知れないドキドキ」のようなものは、  今回のワンマンではほとんど失われていたというか、    まあ毎回ライブにそんなものを求めるなって話なんですけど。      もちろん、どのバンドにしてもライブというのはそういうものだろうし、  そうなるのが正しいのだと思うのですが、    老害とか古参気取りとか言われるのを承知の上で、    「ヒトリエはいま一番カッコいい、見た人を一発で虜にする最強の単なるロックバンド」になったのだと言いたい。        それは決して貶めているわけではなくて、正しく成長し続けていて。    ただ、今までの手探り感というか、試行錯誤感というか、  良くも悪くも「これからどうなるんだろう」という期待、「これから何でもやってやる」という貪欲さ、は、もうすでに過去のものとして、    ここからは確立された「ヒトリエスタイル」を真っ直ぐ進んでいくバンドになるんじゃないかなあと思いました。        なんというか、ヒトリエのライブの完成形が昨日だった、というよりは、    「hitori-escapeの時からの進化があまり感じられなかった」というか。  そのブラッシュアップに徹していた感じ。    もちろん完成度は相当高くて、「ロックバンド好き」からしたらこれ以上ないものだったのかなあとか思うのですが。RO69だとベタ褒めですし。      今まで常に新しい景色を見せてくれただけに、「真っ当にhitori-escapeを進化させたらまぁこうなるよね」みたいなとこでとどまってたのは残念だったな、という個人的な感想です。            私自身はwowakaファン・ヒトリエファンであることに変わりないんで、これからもCDとか出たら買うし、応援するつもりではあるのですが。      ライブはどうしようかな、と迷っている状態です。    行かなくてもだいたいわかってしまう状態になると、何となく冷めてしまうというか。      ・・・といいつつ、ワンマンなんて年1回か2回でしょうから、半年もすれば普通にまた行きたくなってる気もしますが。        あ、最後にこれだけは言っておきたいのですが、ヒトリエのライブは本当に素晴らしいし最高に格好いいので行く価値は絶対にあります。私も行ったことを後悔してるわけでは決してありません。それだけは強調。        改めてヒトリエの皆さん・関係者の方々・そしてヒトリエファン全員、ワンマンツアーお疲れ様でした!        最後に、    何かの間違いでシノダさんがレビュー巡りでここに来ることがあるかもしれないので書いておきますが、    ボカロカバーの音源化早くしてください。よろしくお願いします。    あらいやかしことのツーマンの時にwowakaさんに直接頼んだしセンスレス・イマジナリー連動特典のアンケートにも書いたのに全くやる気配がないので多分やりたくないことは想像つきますが私はどうしてもあのキーが半音下がったワールズエンドダンスホールをiPodで聴きたいのでよろしくお願いします。 ...

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映画・音楽・小説の感想 8年前

「イマジナリー・モノフィクション」レビュー&歌詞(1~4曲目)

結局書くことにしました。レビューも歌詞も。 といっても、記事量と分量の都合で前半4曲だけで、後半はあまり書く気はないのですが・・・ 歌詞の方は追記(記事後半)からどうぞ。 で、レビューなのですが、雑誌に載るような客観的なレビューとは対照的に、  ファン目線全開で書いていくので参考にならなさそうであれば容赦なく飛ばしちゃってください。 とりあえず1曲ずつ軽く触れていきたいと思います。  1. アイマイ・アンドミー  とてもヒトリエっぽい曲。イントロなしでいきなり入ってくる音と言葉の響きが心を掴んできます。 歌詞が特にwowaka節全開というか、wowakaさんの歌詞はとにかく「ai」で韻を踏むことが多いと思うのですが、 (もう一回→もういいかい(ローリンガール)  もう無い、そうかい、そうかい(アンハッピーリフレイン)  見たい、見たい、未来(and I'm home)  泣きたいな、歌いたいなあ(カラノワレモノ)etc...)  この曲はなんとタイトルからai推しです。まさにwowakaさんです。    2. 生きたがりの娘  歌詞を写していて初めて気づいたのですが歌詞がとても多い。高速でまくしたてるのはヒトリエの本領なので、聴いていると結構すんなり流れていくのですが、実際歌詞見ると「こんなに!?」と思います。   試聴できる歌詞もメロディーもすごくセンスレス・ワンダーみたいだったんで、 「あ、いよいよwowakaさん引き出しなくなったか?」とかなり失礼な心配をしていたのですが、  そこに繋がるAメロがかなり強かったので実際フルで聴くと全然違いました。ごめんなさい。   アンハッピーリフレインを最初に生放送で聴いた時も「え、積み木の人形じゃねこれ?」と思ったのにCD買って聴いてたらいつの間にか「何が似てるんだっけこの曲」と感じるようになっていたのでこれもそういう感じです。  Aメロの感じがdarastaと同じようにちょっと捻ってあるので、米津さんとかボカロ系好きな人はやっぱり気に入ると思います。   3. アンチテーゼ・ジャンクガール  今回のリードトラック、MVも公開されてます。  一番ボカロ時代のwowakaさんの曲に近いのですが、何でそう思ったかといえば  「2番の後に間奏がないから」だと思います。   裏表、ローリン、ワールズ、アンハピ、などなど、ボカロ時代のwowaka曲は2番のサビを2回繰り返すパターンが多いのですが、(そして2番のサビ2回目でオープンハットを裏打ち)  るらるら、センスレスワンダー、などなど、ヒトリエ曲、特にそのリードトラックとなるような曲は2番後の間奏で暴れてる場合が多いのです。バンドだし。   で、このアンチテーゼは、センスレスワンダーと同じように2番後に間奏あるかな?と思いきや、間奏なしで終わりに入ったので、「おお!ボカロっぽい!」と思いました。  ワールズエンドダンスホールとか好きな方はハマると思います。  サビの歌詞が本当に等身大の女の子という感じで私自身一番ハマってます。ワールズエンドも大好きです。   4. 踊るマネキン、唄う阿呆  吉田アナ(ミュ~コミ+プラス)のお墨付き曲。  確かに歌詞が凄いです。  darastaでもその片鱗が見えていたのですが、  アンチテーゼジャンクガールとこの曲は歌詞の意味より語感を強く出すwowakaさんの姿勢がさらに鮮明になっていて、  それはどこかと言えば、1音符:1音節の原則を完全無視した歌詞展開   具体的に言えば、アンチテーゼジャンクガールではサビの終わり、MVの1:55~  歌詞では「さらけ出したあたしの色 見てる かしら」と書いてあるのですが、  これを耳だけで聴きとるのは無理じゃないかと。  で、マネキンでは試聴音源の前半、サビ直前あたりの、 「踊れ今すぐ踊れ、そう」  この「今すぐ」という言葉を試聴段階で聴きとれた人は相当凄いと思います。   ヒトリエの曲は「歌詞を読み込むと深いけど、歌詞なんて知らなくてもやっぱり深い」というのがその最大の魅力であって、  その姿勢はこれからどんどん進化していくんだろうな、という一歩が見えたと思います。  そのうち咲 -saki- 1期の後期OPみたいな歌詞に何の意味もない曲とか作っちゃうんじゃないでしょうか。   5. (W)HERE  簡単に説明するとすごくいい曲。「カラノワレモノ」に近い雰囲気です。  「よーしパパ名曲作っちゃうぞー!」みたいなノリで作ったんじゃないかと思うくらい、ぐうの音も出ない名曲です。  サビの二段構えが素晴らしい。試聴音源でも聴けるのですが、 サビ前半がすでにいいのにサビ後半はもっといい。まさにサビのサビ残ですね!   6. ever ever ever  この曲で一番「浮いてる」んじゃないかな、と思う曲。いや、この書き方だと語弊があるのですが、  なんだろう、「他の6曲は都会で流したいけどこの曲だけアメリカ西部の荒野に佇む喫茶店で流れてそう」って思いました。  本当に不思議な曲です。  歌詞も「彼女の描いた理想は 理論武装に破れた」という、割と身も蓋もないことを繰り返しています。  なんかこの書き方だと貶してるみたいですが全然そんなことはないです。  5曲目 (W)HERE と 7曲目 浮遊と沈没と が、どちらもアルバム・ライブの最後を飾れるような曲で、  2年前のミニアルバム「ルームシック・ガールズエスケープ」の時はカラノワレモノと泡色の街がやっぱりどちらも最後っぽい曲で、  カラノワレモノが「最高に盛り上げつつ終わりへ向かう曲」、泡色の街が「最後の最後に終わらせにかかる曲」というか、2曲が連続で締めにかかることで、前半2曲(SisterJudy~モンタージュガール)の全力疾走感と対比されていたのですが、  今回はその間にこの「ever ever ever」が挟まることでさらに飽きにくい構成になっています。    ...

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映画・音楽・小説の感想 8年前

センスレスワンダー!

フラゲしてきましたー! ヒトリエメジャーデビューシングル『センスレス・ワンダー』 ええと、雑感としては『全曲がキラーチューンの最強シングル』 wowakaさんの曲は基本的にどれも好きなのですが、その中でも好みはあって、 「泡色の街」や「Inaikara」、「テノヒラ」のような『しっとり切ない系』は、相対的に少し苦手だったりするのですが、 このCDではその位置にあると思われる「さらってほしいの」が、「プリズムキューブ」や「カラノワレモノ」のような『切ない明るさ』を持った曲になっているので、 全曲に引き込まれ飽きない、私にとっては理想的なシングルになっているのです。 ということで結構まじめな全曲レビュー。 1. センスレス・ワンダー 表題曲。立ち位置的にも『アンハッピーリフレイン』っぽい曲ですが、より鮮烈な鋭さを持っています。 ギターリフからwowaka節の炸裂する、とにかくカッコいい曲。 ヒトリエとして見るとドラムの暴れ方が一際目立ってるかなと。 歌詞は安定すぎて言うまでもないのですが、入りの 「あたしはイレギュラー 内側に咲いた自尊心」 この時点でやられたーって思いますよね。 2. さらってほしいの 上に書いた通り、3曲の中では落ち着いた曲。雰囲気は『プリズムキューブ』や『ヒトリワラッテ(LiSA)』の前半に近いかと。もちろんバンドサウンド全開なので質感は全く違うのですが。 沁みわたるようなギターの音にwowakaさんの声がマッチしていて、聞き入ってしまいます。 Aメロのメロディーラインはなんというか、wowakaさんの曲に共通する「奇をてらう必要のないストレートなポップさ」の最先端ですよね。 王道を無理矢理に外れて不自然になっては意味がない。そういう真っ直ぐな音作りはまさしく「ポップス」です。 3. darasta 今までとは系統の異なる、かなり挑戦的な曲。 他の曲では喩えづらいのですが、メロディーライン以外は『リバシブルドール』あたりに若干近い…? どちらかというと米津玄師さんの曲に似た雰囲気が流れているように感じます。『ポッピンアパシー』など。 もちろん米津さんほど振り切れて変わった音作りではなく、むしろ徹底したバンドサウンドにこだわった中でその天井を破壊するとこうなるのか、という印象。 サビの「何の意味も持たない歌詞」も新鮮です。そういう意味でも米津さん(ハチさん)の『パンダヒーロー』『black sheep』に通ずるものを感じるのですが、 一方でwowakaさんはインタビューなどではボカロ時代から一貫して『語感を何よりも重視している』ことを語っていて、 このシングルに合わせたインタビューでwowakaさん本人が言っていたことと重なるのですが、 語感を極限まで突き詰めるとああいう風にもなるのかなあ、というところではあって、 そう考えると『darasta』はやっぱりwowaka/ヒトリエの曲の1つの到達点だと思うのです。 -------------------- 『センスレス・ワンダー』がヒトリエの持つ洗練されたキャッチーさ、 『さらってほしいの』がヒトリエの人間で構成されたバンドであることを踏まえた感情の揺さぶり方、 『darasta』がヒトリエの個性的で高純度なセンス、 と、ヒトリエとしての強み、特徴、独自性を、それぞれで象徴し、統括していて、 そういう意味で「ヒトリエの名刺がわりの一枚」というwowakaさんの言葉はまさにその通りだと思います。 とにかく日本のミュージックシーンを変えてくれるんじゃないかと本気で願います。 VOCALOIDという今の音楽シーンの最先端で、同時に未熟で、だからこそ安全な雲の上から、 あえて4ピースバンドとなってJ-ROCKという既に開拓された激戦のフィールドに殴り込みをかける。 それそのものがとても格好のいい、格好よすぎて仕方のない、新たな潮流だと思うのです。 今のVOCALOIDシーンの主流である「高速四つ打ちボカロック」の流れは、wowakaさんがその起点の一つになっていて、 例えばその延長にじん(自然の敵P)さんがいたりするのですが、 やはり「ロック」には若い世代に強く作用する力が潜在的にあって、 ryoさんが作り上げた「キャラソンではない歌手としての初音ミク」というシーンを、バンド出身のwowakaさんやハチさんなどが「ボカロック」へ引き込んだのだと思うのです。 で、wowakaさん自身の「高速四つ打ちボカロック」の系統は『ワールズエンド・ダンスホール』で完成していると個人的には思っていて、 だからこそ『アンハッピーリフレイン』はより人間的なバンドサウンドを押し出したものになっているし、 初のメジャーフルアルバム「アンハッピーリフレイン」で、このスタイルでできることはやりきったと語っています。 そうして、ある種の安定したポジションを得ていたところを、あえて飛び出した「wowaka(現実逃避P)」が、 約2年の準備期間を経て「ヒトリエ」としてついにメジャーシーンに帰ってきた、 それがこの「センスレス・ワンダー」なのです! ここまで書けばいい加減欲しくなったと思うので、是非とも買いましょう。 ボカロという音楽シーンの方向を変えたwowakaさんのセンスに、 ヒトリエという圧倒的な個性と演奏スキルを持ったメンバーが加わって、 きっと日本のロックシーンを、もう一回、動かしてくれる。 それだけのパワーがあるCDです。ぜひ聴いてみてください。 -------------------- ちなみに私が買ったのは初回限定版なので、同人ミニアルバム「ルームシック・ガールズエスケープ」のMV集もついているのですが、 そもそもこのアルバムの楽曲は1年前から全曲100回以上、カラノワレモノなどは300回近く聴いてきたので今さら語れないです。 でもやっぱり名盤です。この機会に買いましょう。 ...

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