ひとりごと 5年前

理想の

土曜日、リリスクのリリースイベントに行ってきました。  前回が12月だったと思うので、おそらく3ヶ月ぶり。(その時はrisanoさんお休み中だった気がするのでrisanoさんとは加賀温泉郷以来かもしれない)  ライブもすっかりご無沙汰なので『Crawl (For You!)』を生で聴いたの初めてかもしれない。好き。『FRESH!』もノれるし、リリスクのライブは楽しいなーと改めて思いました。  そもそもリリスク現場にちゃんと通ってたのは2017年だけで、去年(というか就職以降)はまばらにしか行けてなかったのですが、  それでも「お久しぶり」と言ってもらえるのは本当にありがたいなと思います……。特にminanさんの記憶力にいつも驚かされる。  himeさんにはいつも「スプラトゥーンの服着てた人」って言われるので、2017夏にユニクロのスプラTシャツをしつこく着ていった甲斐があったなあと……今考えるとよくアレ着ていけたなという感じですが。自分が記憶力の弱い人間なので、握手会に並ぶ時はなるべく同じ服装で、というのを徹底していました。最近はそうでもないですが……。  Creepy NutsのANN0が大好きだという話を早めにhimeさんに伝えたいので近いうちにもう一回行きたい、と思い、とりあえず4/6の湯会のチケットを買いました。楽しみ。ライブも楽しみだしお風呂も楽しみ。ちょっとした旅行。  実は昨年末のシングルを1つ買い逃しているので、それで特典券が貰えれば一番嬉しいのですが……。もしくはグッズ。  やっぱり同じCDを複数枚買うのは抵抗があります。夏ベビのように複数形態あれば多少の免罪符にもなるのですが。実用性全然ないカラビナとかリストバンドでいいから特典券付きグッズを売ってほしい……。これはリリスクに対してというかアイドル業界全体に対して思うことですが。 --------------------  そして今回のイベント行った理由の1つでもあるのですが、リリスクhinakoさんが看護師国家試験合格との報。ちょっと凄すぎないですか……。

 試験直前に活動お休み的なことはありましたが、もっと長いスパンで、この2年リリスクとして活動しながら勉強をしっかりやってて、その大変な感じを全然見せずにイベントからインスタライブまで笑顔を振りまいてたわけで、もう何もかもが凄すぎる。  hinakoさん、アイドルとして間違いなく稀有な才能を持っている方だと思っているんですが、  それを「天性のもの」という言い方をするのも厳密には違っていて、  ディズニー仕込みのホスピタリティと努力家な部分が結実したプロ意識の高さだとすれば、それは偶然ではなく必然なのかなあと思ったりもしました。  そしてhinakoさん本人が凄いのはもちろんですが、その試験という部分を尊重してくれるリリスクも本当に良い運営ですよね。  hinakoさんは新潟出身ですが、ちょうど新潟のアイドルがあんなことになっているという皮肉……。まさに陰と陽。  本人の意思を何よりも尊重するという、本来当たり前のことができていないアイドル運営が驚くほど多い中で、リリスクはメンバーと運営が理想的な関係を結べているように思います。  結局、アイドルとしての活動だけ考えたら休まず毎週過密スケジュールで働かせた方がいいし、それが最終的にはメンバーの利益にも繋がるんですよ、っていう方針でやってる運営も、100%の大悪人ではないのでしょうけど、だからこそリリスクみたいな全員がハッピーであることを愚直に目指すアイドルが評価される時代でありますように。  アイドルに滝行とか総選挙やらせる運営が天下取るんだったらそっちが正解になっちゃいますけど、それでいいんですか、とはずっと言っていきたい。  新潟と言えば、NegiccoのNao☆さんが結婚というニュースもありました。少し前ですが。  結婚を祝うムードであること自体は素晴らしいんですが、だからこそ、「Negiccoが長く活動を続けてきたからこそファンが受け入れる態勢ができているのであって、他のアイドルグループがこれを羨んだり後に続こうとしたりするのは違う」みたいな発言を見ると、いや、それも変じゃない? と思ったりも。  なんか女性声優業界とかでも、30歳くらいまでは恋愛スキャンダルで炎上してクリスマスの動向監視とかを面白がる文化があるのに、  ちょっと年齢超えたら「早く結婚してください」とか謎の応援ムードになるの、すっごい気持ち悪いじゃないですか。20代に恋愛することを許さなかった犯人がなんで急に他人事なのっていう。  20代をアイドルに捧げたご褒美として30代になったら自由に活動していいよ、って、どうして、ファンがそれを許してあげる、みたいな言い方になるのか。そういうのって絶対に女性声優にしか起こらないことだからその点でも性別の非対称性が浮き彫りになってしまっているし。  それは恋愛以外でもそうで、最近だと、長濱ねるさんとかが顕著ですけど、「今と違う景色を見たい」っていう欲求は、一度持ってしまったら誰にも止められない。今のままの方が成功する可能性が高いとかそんなことは百も承知の上での決断でしょうし。だから卒業とか引退とかも本人の選択の自由なのだろうなと。ジャニーズも最近いろいろありますし、タレントであっても自分の人生を好きに生きられるようになってくる過渡期なのでしょう。  だから……まあ正直、hinakoさんも今回の試験合格を受けて、このまま何年もずっとリリスクで、というのは難しいんじゃないかなという不安もあるんですが、でもそれはちゃんと受け入れなきゃいけないんだろうなと思うし、それをちゃんと覚悟しながら今を応援していくしかないのだと思います。  ……あ、でも以前『セブンルール』に出ていた、看護師とファッションモデル両立してる青木美沙子さんみたいな例も一応ある……ので、もしアイドル活動が何らかの息抜きになるのであれば何とか続けてほしいなとも無責任に思います! --------------------  日曜日には流山産業博に行ってきました。  1年に1回、ろこどる難民の生き残りが集まる日。去年も一昨年も行きました。  日中に予定があったので朝イチで行ったのですが、9時前から行列ができていてTシャツが30分くらいで即完売したのは驚きました。来客数を全く予測できないから少なめに作ったんでしょうけど……。私はTシャツは買えなかったのでカレンダー、ラバスト、あと梅酒を買いました。  梅酒は去年も買いましたが、300mlを使い切るのに1年かかったので、今年も300mlを1本買いました。 20190325_011435  さっさと帰ってきたので魚心くんは見れなかったのですが、昼間にはちゃんと着ぐるみも登場したようで。普通に市のキャラクターに混じって深夜アニメキャラが受け入れられてるのは凄いことです。  もうそろそろアニメ放送終了から5年経つのに、今でもイベント出展が続いて、新規グッズが出ているのは本当に恵まれているなあと……。  この熱がどうにか広がってクラウドファンディングでOVAとかそのくらいまで繋がってくれればもちろん最高ですけど、それは難しいこともわかっています。それでもここだけは長続きしますように。。。  ろこどる、さくら荘、リリスク旧体制、いずこねこ、アルピーANN、スター名鑑、自分の好きなコンテンツがマスに刺さらなくて終わってしまう(または知ったときには終わってしまっている)という業を背負いつつも、良いものが形を変えながらも生き残ったり次に繋がっているのを見ると、まだまだ捨てたもんじゃないなあと思えるのかもしれません。 --------------------  3月もあと1週間。  つまり今の会社を退職するまであと1週間。  残念ながらまだ次の職場が決まっていないので、4月は社会に縛られないニート生活を1年ぶりに楽しもうと思います。  でも本当に、それこそhinakoさんを見習って自分も頑張らなきゃなって思いますね。転職活動に限らず……。きちんと自分の人生を充実させないと頑張っているアイドルに対しても向き合えないなあとも改めて思いました。握手会とかも、そういう権利のある人間ではないって思ってしまうので。良くない考え方ですが。朝井リョウさんの「原稿を書いていないと罪悪感から娯楽を100%楽しめない」みたいな話はまさに。  とりあえず今週も変わらず仕事と面接と引っ越しですが、今週さえ乗り切れば来週からはバイトと面接だけになるんで、ブログとかもガンガン書いていこうと思ってます。まあ今週もいろいろ書く気ではいますが……。よろしくお願いします。 ...

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最近の話題 5年前

トニカクカワイイ4巻、ろこどる7巻など

トニカクカワイイ(4)

[amazon_link asins='B07MNN3C69' template='Original' store='galeglad-22' marketplace='JP']  うーん。トニカクカワイイ。その言葉に尽きる。  いや、割とストレートに良い漫画だと思いますよこれ。キャラクターの多さとか風呂敷の広げすぎとかハヤテ後期の問題を適切に消化しつつ、ハヤテの面白さだけを的確に抽出してる。  ハヤテ卒業した人のための精神的続編なので、全盛期ハヤテの人気を超えることも絶対にないと思いますが、ひっそりと末永く追いかけていられるし、畑先生もそういうつもりなのではないかと。セカンドキャリア、安住の地としての漫画。  メインヒロイン争いというファンが熱くなる要素を最初から切り捨てているのも凄い。全盛期のハヤテが盛り上がったのもやっぱりナギvsマリアvsヒナギクvs西沢さんvs etc. のヒロイン戦争と、人気投票企画あってこそだと思うので、そういうものとは一線を画してる。

普通の女子校生が【ろこどる】やってみた。(7)

[amazon_link asins='B07MVTKLRL' template='Original' store='galeglad-22' marketplace='JP'] [amazon_link asins='B07MVWBHF5' template='Original' store='galeglad-22' marketplace='JP']  少しずつ作品世界が広がっていったりというのは見えるのだけど、ぶっちゃけ作品のテーマ的にはアニメの12話で(オリジナル展開込みで)描かれたあたりがメインディッシュだったので、行き詰まっている感が見えなくもなく……何が問題って奈々子がこれ以上何をするのかが全くわからないという。幼馴染だったり別の市のローカルアイドルの成長は描かれてますが、今回に関しては流川ガールズが何かした感が薄すぎて引き延ばしに思えてしまったりも。  ここ何巻かチラついている縁さんの海外留学問題が次巻あたりでそろそろメインに出てくるのだと思いますが、せっかく「お金の概念が出てくるアイドル」という題材があるのだし、アイドルのセカンドキャリア的なところを描いてほしいなあと思ったりしてます。縁さんが卒業して新メンバーが入るとか。  そういう卒業・メンバー交代みたいな展開をするアイドルって意外と二次元ではいない、というか、普通のアイドルモノだとそれぞれのメンバーにファンが付いちゃうから、本人の人生みたいなものに左右されない二次元アイドルでわざわざ卒業させる意味がないわけで。(ラブライブは三次元側のライブはそうなりましたけど、アニメキャラクターとしてはスクフェスで続いているようだし)  あと、劇的に魅力溢れる新メンバー加入で人気爆発しかろこどる2期の望みは残されていないのでそういう面でもぜひ……

その他の最近買ったもの

 漫画の話だけだとちょっとボリューム足りなかったので、年始から買ったものをちょっとだけ並べます。

Switch充電スタンド&Proコントローラーケース

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映画・音楽・小説の感想 5年前

『若おかみは小学生!』の感想の延長戦

よりフランクに

 昨日上げた『若おかみは小学生!』の感想記事は読んでいただけたでしょうか。  これから観るつもりの方は読まなくて良いんですが、それなりに手ごたえのある感想記事になりました。  久々に文章らしい文章を書いたなあという感じで、これを2日で書き上げたことにはそれなりに満足しています。  こうやって臆面もなく一個人の意見を事実であるかのように書けるようになることが大人になるということです。  で、今日は久しぶりに普通の(ただの日記としての)更新をしよう、と思っていたのですが、  若おかみの感想記事に書ききれなかったことをまとめていたら、思ったより長くなったので、1つの記事にしちゃいます。  というのも、昨日みたいに言い切りの文体で、筋の通った一つの「論」として書こうとするとうまく入らないものが多すぎて……。  これは普遍性がない(自分以外の人が読んでもわからない)とか、作品論から離れすぎている(社会問題への接続が強すぎる)とか、そういうことで削ったものがたくさん。  なのでこの記事は、肩の力を抜いて、自分が慣れている敬語で書きます。  なので昨日のこの記事を読んでいることが前提です。昨日の記事もこの記事もネタバレは避けていますが。  ということで削った話をいくつか。

音楽が最高(誰にでも書ける)

 だいたいこういう感想記事書く時、アイドリングとして個人的な話から書いていって、最終的に邪魔になるので個人的な話だけ削っていきます。  
『勝手にふるえてろ』の感想もそうでした。  で、みんな書いてるポイントはみんな書いてるからいらないか、と思って削っただけで、  デザインもセリフもキャラクターも最高に面白い映画なので全般的に褒めたいんですけど、特に良かったのは音楽部分です。  鈴木慶一さん作曲の劇伴、特に中盤流れる暗いBGMの雰囲気がMOTHER2過ぎて最高だった。そして劇中歌の『ジンカンバンジージャンプ!』は早く配信してくださいって感じ。  まあでもこれはもう観た人全員言ってることなんでわざわざ書かなくても……という判断でした。

『ろこどる』だった

 「嫌な奴、悪役が全然出てこないのにちゃんと主人公が成長するしストーリーにメリハリがあって面白い」というのが『若おかみは小学生!』の新しさだ、と冒頭で書いたのですが、  『普通の女子校生が【ろこどる】やってみた。』もそうだったので、2例目です。  以前書いた「好きなアニメ10選」みたいな記事の中で、
基本的に面白いアニメって「嫌な事件が起きないので安心して観られるけど盛り上がりがない」か「ストーリーにメリハリがあるけど先が不安になる」かだと思うんですけど、ろこどるは「嫌な事件が起きないのにちゃんとストーリーにメリハリがある」という奇跡のアニメです。 アニメばなし | Our Story's Diary
 と書いた通りで、ろこどるもまた、悪役がいないのにちゃんと主人公の奈々子が成長するし、物語も面白かったです。  だから「ただメリハリ作るために、悪役以外のアイデンティティを持たない、物語的な必要性だけで生まれた悪意の塊みたいなキャラ」を生み出すのって単なる甘えだなあとも思いました。  ただ2018年の今、『ろこどる』を例えに出して誰がわかるんだよという感じだったので削りました。  どちらも共通点多いので、若おかみ気に入った方はこっちも面白いんじゃないでしょうか。おすすめです。

『花咲くいろは』じゃなかった

 あともう1つ、今回で言えばどうにも収まりが悪くて削った文章があって、  この映画のあらすじを見て、「ポストジブリ!ポスト宮崎駿!」みたいな感想見た時に私が抱いた感想が、 「あーはいはい、また主人公が女将にめちゃめちゃ厳しく指導されて過酷な追い詰められ方をされて逃げ出したくなったりするけど、最終的には何だかんだで辛い経験も全部糧になって成長する系のアレね」  みたいなことを書きたかった。  ニュアンスとしては元の感想記事にも残ってるんですが、自己主張強すぎて流れを止めちゃうなあと。卒論だったら脚注に投げるやつ。  要するにこの設定だと『花咲くいろは』思い出しちゃうんですよね。女将の主人公への当たりが強すぎて、最終的にもろもろハッピーエンドになることなんかもちろん承知の上で1話切りしたアニメです。  それだったらちょっと嫌だなあと……。  で、冒頭はちょっとその匂いがあって、おっこが若女将になるのを承諾するくだりは割と有無を言わせず……だったのですが、その後はちゃんとおっこが自発的に選んで、周りから何かを強制されない、しかも基本的にはおっこはずっとハッピーなので、良い映画だなあと。  おっこ自身がその責任でがんじがらめになって選択する余地もなく、みたいな映画になってないところが良かったです。  まあ、高校生とかならともかく小学生主人公でそれを描いたら本当に目も当てられない児童労働になってしまうということもあるのでしょうが……。  あと、「中盤までボロボロにされた主人公が最後だけ何となく成長して丸く収まるけど全然プラマイゼロじゃねーじゃん」みたいな王道ストーリーの例として『アンナチュラル』挙げようかとも思ったんですが、  伝わりにくそうなのと私自身もアンナチュラル3話以降観てないのでやめときました。甲子園批判くらいがちょうど良い。

信仰の必要性

 感想記事のラストの、信仰に関する話は、いろいろ持論削った結果だったりします。  この映画を観る前から何となく考えていたことなのですが、  最近の日本だったり世界だったりの、血も涙もなく弱者や少数派や対立する相手を切り捨てることを良しとする風潮って、  資本主義、新自由主義、科学や合理性の観点からではどう論理を組み立てても否定しきれないなと思っていて。  例えば「LGBTは生産性がないから殺すべき」みたいなことを言ったとして、それでLGBTを殺したことでLGBTでない人に何か不利益があるかと言えば、資本主義的にはないんですよね。この考え方を擁護するわけではもちろん全くないですが!  でもドイツのナチスがやったのはそういうことで、それでユダヤ人でない人種に「不利益」があるかと言えばない、むしろ利益を享受できたわけじゃないですか。  さらに極論として言えば、「この国にいる51%の人の税金ゼロにして残りの49%の人権奪って奴隷にします」っていう主張は資本主義・民主主義では通ってしまう。  そして、今、安倍首相やトランプ大統領がやっているようなことは、それをもう少しマイルドにしたものでしかない。  で、そういう自己本位、実力主義、自分が勝ち馬に乗れれば負け犬は皆殺しで問題ない、という考え方が、インターネットで本音が好まれるようになってますます増長しているし、  それに対して「いや、LGBTも生産性あるよ」とか「だったら安倍首相も子どもがいないから生産性ない」とかは、  結局その論理に乗っちゃってるから否定できてない。  「生産性があってもなくても人間は生きていていい」という結論を導く必要があって、  それは資本主義や民主主義というところに立っている人間にはどうしようもないのだけど、  宗教や信仰といった、人ならざるものの力を借りることで初めて導くことができる。  「神様が人類はみな平等と決めたから」と言えば、それで全て解決するし、むしろそれ以外で解決できない。  それが合理的ではないという人もいるかもしれないけど、じゃあ逆に、弱い人間は殺してもいいなんていうあり得ない意見を否定するために、それほどのことをしないと導けない方がおかしいというか、  本来は理屈なんかいらないはずなんです。それでもそこに理屈を求めてしまう人間の弱さを助けるために信仰や神の存在がある。  で、『若おかみは小学生!』はまさにそういう映画だったんじゃないかと。  おっこに対して何かを強制する権利のある人間は、生きている中にはいない。  でも亡くなった両親と、温泉の言い伝えがあるから、おっこは前に進めるし、それは他人の言葉に支えられてのものであったとしても、それも含めて自己の強さと言ってしまって良いだろうし。  ラストシーンの、おっこのトラウマの克服って、  例えば「今までライバルだった真月に叱咤激励されて」みたいに着地させることもできたと思うし、むしろその方がすごく王道っぽい。  でも、そういう映画だったら私はボロクソに叩いてましたね。その方がウケは良いのかもしれませんが、そうじゃない、というのが新しいし素晴らしいと思います。  現実社会の話に引き戻すと、  だから今の日本社会がこんなに息苦しいのも要するに無宗教な人が増えたからなのでは……とか、  自分のこの矛盾(他人を否定したくないけれど他人から否定されたら否定し返したい、など)はもしかしたら信仰によって解決するしかないのではないか……とか、そういう話です。  だからといって現代に信仰が広まることもないでしょうから、  その点でも『若おかみは小学生!』は理想の世界の話だし、ファンタジーだなあと。  でも、ファンタジーにわざわざ現実の息苦しさと絶望を持ち込んで、子供に夢を見させまいとする数多の映画より、こっちの方が世界にとってポジティブに作用してくれるでしょうから、もっと増えてほしいですよね。ディズニーは『ズートピア』でとっくにそれを達成しているので、日本アニメでも。 ...

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最近の話題 6年前

最近のゲームの話題とか(ポケ森、グリマス、ろこどる)

どうぶつの森ポケットキャンプ

 たぶんですけど割とやり込んでます。レベル23。  毎日触ってて思うことは、「どうぶつの森ではないけど、スマホゲーとして最高の出来」だなーと。  CS版ではある程度の集中力を要求されたアクションが完全に廃止され、虫取りも魚釣りも「マークが出たらタップ」するだけだし、具体的な目的のなかったスローライフは「レベル上げ」という明確な数値を上げるゲームになって、  でもスマホゲーなんて真面目に遊ぶものじゃないからこれで絶対的に正解だと思うんですよ。  3時間ごとに住民入れ替え&果物復活って、一見物凄い忙しいゲームに見えますが、要はスタミナが3時間で全回復ってことで、  実はスタミナ上限って高くしすぎてもあんまりいいことないんですよね。ミリシタみたいに1日1回触ればいい、だと、定期的に触る意義が薄れるし、かといって全回復してると使い切るのが面倒臭くなるっていう。  その点ポケ森は3時間以上経ったらいつ触ってもいいし、ここまで短いと諦めもつくのでちょうどいいなあと。ガルパみたいにイベントランキングがあるとまた別ですが……。  いやほんとどう森をベースにここまで似て非なるものを作り上げたのは凄いと思います。たぶん本家スタッフはほとんど関わってないんじゃないでしょうか。

アイドルマスター ミリオンライブ! Final

 ラストイベント。  
アイドルマスター ミリオンライブ! の思い出をラスイベの前に上げたのは、最後だからといってミニ飴全部放出して入賞しよう!という気力がなかったからで、ラスイベ後にあれを書きながらラスイベ走ってませんって言いにくいなーと思ったくらいで、  正直イベント自体スルーしようかとも思ってたのですが、完走SRが志保だったので一応最後まで。 20171128_135055000_iOS (2)  なんだかんだ昔のエピソードに触れながらすべてのアイドルが順番に出てくるので、面白くはないけどポケ森と並行して進める分には見応えはありました。  フルボイス・フル3Dのミリシタで、50人(52人)全員が登場するイベントって絶対に作れないと思うので、その意味では全員が揃い踏みする最後の機会と言えてしまうのかもしれません。  しかし本当にファイナルイベントとは思えないくらい盛り上がってない……。  最後くらい、37人上位のイベントをやってほしいって思ってたし、それならもっと盛り上がってたと思います。私だって全アイテム使い切るつもりになったと思う。でも、終わるゲームを盛り上げるメリットなんて運営側には一切ないわけで。  かつてしくじり先生でオリラジ中田が、「ドラマと違ってバラエティは必ずバッドエンド」という言葉を発していました。終わりが明確にあるドラマや映画と違い、バラエティの場合は人気がある間は続くし、終わる時には必ず人気がなくなっていると。めちゃイケの終了が発表された今はまた重みも変わってきますね。  そして同じことがCSゲームとソシャゲにも言えるなあと。  例えば4thライブであるTYSの頃に終わってたら大団円だったと思うし、ミリシタにバトンタッチするような形で終わっていたらまだグッドエンド感があった。けどそうではなくて、少しでも人気があれば終わらないのだから、終わる時はもうボロカスで赤字になって初めて終わる。  一時代を築いた、パスドラ・モンスト・デレステ・FGOと、パズドラはピークを過ぎたとはいえアクティブもまだまだ多いし、サービス終了は何年も先になると思います。  でも、終わりは必ずやってくるし、その時は、「惜しまれつつ終了」とは絶対にならない。惜しむ人がいる限りは終わらないんですからw  そういう意味で、「エンディングで感動」みたいな、区切りのある体験こそが、ソシャゲになくてCSゲームだけが持つ価値の1つと呼べるのかもしれません。

普通の女子高生が【ろこどる】やってみた。6

[amazon_link asins='B077JPSDLH' template='Original']  1ヶ月の延期を経て発売。初回限定版のドラマCD気になりましたが……結局手軽さとか価格とかもろもろ考えてKindle版に。特典CDの中身だけiTunesとかで売ってほしい!買うから!  月刊誌だとどうしても1年1巻みたいなペースになっちゃうので正直忘れかけてる部分もありますが……相変わらず癒されるし安定して面白いしみんな可愛いです。  しかし高校生の物語ってどうしても卒業っていう終わりから逃れられないのが悲しいですね……。ラブライブとかけいおんとか全部そうですが。  そして「ろこどる」の特異な点として、原作とアニメが相互に設定を取り入れているところで、このあたりのバックグラウンドを知っているとますます面白いんですよねー。  アニメからの逆輸入設定が多いのも、アニメがそれだけ丁寧に原作の世界観を拡張したからでしょうし。本当にスタッフに恵まれた、奇跡のようなメディアミックスの成功例だと思います。  何かしらの奇跡で2期やってほしいってずっと思ってはいるけど、さすがに厳しい感じしかしない……。でももう3年も前になるんですね。懐かしい。 --------------------  今学期の授業の結果が返ってきました。  引っ越しとかでバタバタしてたこともあって授業何回か休んだりしてたので、落単してるんじゃないかって結構ドキドキだったのですが、  蓋を開けてみると単位取れてるどころか過去最高の成績でした。GPA3.63。  でもこれだけ授業態度悪くても期末追い込めば余裕で単位取れるっていうことをもっと早く知っておきたかった気持ちと、それを知らなかったから落単なしで卒業できそうだという有難みと半々です。  しかし就活終わって卒業待つ状態だとGPA高くても何の役にも立たないな。卒業時のGPAに応じてマイルとかプレゼントしてほしいです。 ...

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ひとりごと 7年前

not continued

ブログ毎日更新のプレッシャーから解放されると一気に楽になりますね。この気分を味わうために時々やっているのかもしれません。  とはいえ自分の中でいまひとつ追い込み切れなかったなあというところもあって、今度は見切り発車ではなくもっとちゃんと計画的に動ける時期に始めたいです。  春休みだと、就活……は全然やってないにしても、バイトだったり遊びに行ったりで、1日ごとにスケジュールがコロコロ変わるのでどうしても厳しいです。学期始まったらまた。 --------------------

パイセンTV最終回

 ベッキー復帰。超面白かったです。まだの方はTVerでもYouTubeでも何でも。  オードリー若林が水を得た魚としか言いようがないレベルでベッキーを弄りまくっていて、こういうのが本来期待されたベッキーの取り扱われ方だったような気がするし、そういう触れ方を本人にできないからこそサンミュージックの他の芸人がそれでガンガン笑いを取ってるのだろうし、それができる数少ない番組がパイセンTVだったわけで、これをこんなタイミングで終わらせるフジテレビほんとアホだなあという感想しか湧きません。番組内でも言われてましたが特番でも何でも復活期待。  しかし、パイセンTVもそうだし月曜から夜更かしとかもそうだけど、本当は本筋のロケよりも出演者のトークの方が面白かったりするのに、そっちをメインにしちゃうと番組のコンセプトが揺らぐからロケを外せないっていうジレンマはなかなかストレスなところありますね。そう考えると『行列のできる法律相談所』の割り切り方って凄かったんだなあ、とか。  

ろこどる×流山産業博

 流山おおたかの森で毎年やってるイベント。単純に暇すぎたので行ってきました。  久々に魚心くんが稼働。チーバくんやそのへんの市町村の公式マスコットに紛れて、実在しない深夜アニメのキャラクターが真昼間のイベントに登場して子どもたちに触られたりしてるのは、割と見慣れてるけどやっぱりシュールとしか言えない光景でした。  あとMCが「現在放送中のアニメ『普通の女子高生がろこどるやってみました』に登場するキャラクター」と一文で2個もミスってたのは面白かったです。    ろこどる、あんなにスタッフや出演者の熱量が高くて、お話のクオリティも最高で、ファンの熱気もあって、コラボ先の聖地からも好意的に受け入れられていて、  もう一押しあれば絶対に大成功してもおかしくないポテンシャルがあったのに、  ただひたすら「人気が足りなかった」「バックが弱かった」という点だけでこのままフェードアウトしてしまいそうなの本当に辛い。もうイベントもやらないんだろうなあ……。  一迅社とかオーバーラップとか明らかに小さい会社が、どんなに頑張って盛り上げてもここが限界かー……という感じがあります。監督も2期やりたいってずっと言ってたのになあ。……と、OVA結局買わなかった私が言える話でもないのですが……。どこか別の世界線ならとっくに2期やって映画化までされてそう。  ろこどるに限らずいろんなアイドルアニメに言えるけど、アイマス・ラブライブ以外の小規模アイドルアニメは全部集まって音楽イベントやった方がいいと思うんですよね。アニメ版TIFみたいな……。 --------------------  相変わらずバンドリずっとやってます。早くハロハピのオリジナル2曲目解禁したいー。  しかしやっぱ音ゲーはスタミナ消化面倒すぎますね。30分で1回復なのに3がMAXっていうのもなかなかきついと思うけど、これでスタミナ5とか7まで上限あったらそれはそれでスタミナ消費に時間かかるし、割り切りとしては悪くないかもしれない。 ...

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