ひとりごと 7年前

続・ゲームたくさん

毎日更新の件ですが、ギブアップさせてください。  ここまで何とか半月頑張ってきましたが、予想より限界を迎えるのが早かったです。  というのも、まあやる前からわかってたことなのですが、家から出なくなるとブログを書けなくなるんですよ。  ブログって一人で書きたいものなのですが、私の家に自分の部屋というものがなくて、基本的にブログは家近くのスタバか、学校帰りのマックか、あとは学内の図書館とか、そういうところで書くことにしていて。  知らない人の目は別にいいんですけど、何となく、家族が至近距離にいる空間でこのブログに書いてるようなことを考えること自体が気恥ずかしいじゃないですか。見られているかどうかとは別の話で。  そういうわけで、先々週はまだ学内の企業説明会があったのでそういう時間も取りやすかったのですが、今週来週はもうたぶん無理なので。ここで諦めます。すみません。  4月……もしくは5月……はたまた6月……にリベンジしたいなと思っています。  といってもここからがたっと更新ペース落とすのもおかしいので、週2~3くらいは更新出来たらなあ……という気分ではあります。一応。  そういえばiPadでブログ書ける環境整えたいと思いつつBTキーボード買うのが勿体なくてやれてないなあ。iPad+キーボードで書けたらだいぶ楽になりそうな気はしてるんですけどね……。 --------------------  前回の記事を書いてからこの土日何をしてたかといえば、  1.バンドリ  2.ミリマス  3.SwitchでボンバーマンR  つまり前回の記事に書いたことをずっと続けてるだけなんですよ。そら書くこともないわ!    バンドリガルパはほんと良いです。何が良いって、とうとう国産ソシャゲの悪しき風習の1つであったスタミナ制にメスを入れたことですよ。しかも素晴らしい調整で。  どういうことかというと、ガルパは「ライブブースト」が30分に1回復して、音ゲープレイ時にそれを消費すると貰える経験値が5倍になるのですよ。だからこまめに触る人へのリターンもありつつ、スタミナがなくて遊べないということもない。延々リズムゲーを遊び続けていてもいいし、それで貰える経験値がゼロになるわけでもない。  これのおかげで純粋に音ゲーやりたいだけの人も満足できるし、その音ゲー部分もそれなりに出来がいいので楽しいです。  あとストーリーも割と面白いです。メインストーリーはまあどうでもよくて、5つのバンドそれぞれのバンドストーリーが面白い。  まだ途中までしか見てないのですが、簡単に言うと  ・Poppin’ Party → 何も起きない。よくある日常系アニメのノリ。  ・Afterglow → メンバーの家庭の事情とかで壁にぶつかる。よくある部活アニメのノリ。  ・Pastel*Pallets → アイドルバンド。全員がお仕事でやってる分シビアなので今後ギスギスしそう。  ・Roselia → メンバーの目標が高い人ばっかりなので既にギスギスしてる。  ・ハロー!ハッピーワールド → 行動力がぶっ飛んでる人に常識人が振り回される話。ハルヒ。  ハロハピ、まあ最近ハルヒをプライムビデオで観直したからっていうのもあるんですけど、まんまハルヒだなあって思います。勝手にメンバーに引きずり込んでバンドの名前とか決めていく一連の流れがSOS団。「世界を幸せにする」もSOS団。  結構どの話もよくできてて、あとは個人の好みだと思うのですが私はハロハピとパスパレが好きです。    不満があるとすれば私の好きなハロハピの楽曲が全然なくて、オリジナル曲が2曲しかないのに残り1曲がエピソード18話を読んだ後に解禁というところ。私リリース当初から結構マメに遊んでる方だと思うけど、それでも今やっと9話ですよ。もちろんどんどん必要経験値は増えていくし。遠い……。  アニメで先行していたから当然なのでしょうが、アニメの主人公バンドであるポピパだけめっちゃ楽曲多いのもちょっと不満。せめてテーマソングだけでも各バンドごとにアレンジ収録とかできなかったんでしょうか……。  遊べる曲の多さと、他のキャラリズムゲー(デレステとかスクフェスとか)にはないカバー曲による訴求範囲の広さが最大の魅力なので、とにもかくにも楽曲追加ペース次第という感じがします。  しばらくは1週間に1回の楽曲追加が予告されてますが、今後もスプラトゥーン並の頻度(2週間に1回くらい)で継続的に楽曲追加してくれたら嬉しい。  あと、バンドごとにある程度カバー曲の方向性が決まってるような気がするのですが、ハロハピのカバー曲が今のところ『シュガーソングとビターステップ』『いーあるふぁんくらぶ』『シルエット』でもう私のツボを押さえまくりなのが嬉しい。邦ロックとボカロ曲カバーしまくってほしい。  『いーある』がみっくのあの声でイントロの掛け声とか入るの最高だったので、次はマトリョシカを希望します。高難度曲担当になってほしい。    あとはやっぱりガチャが凄くしょっぱいのが難点かなあ……と。カードごとのエピソードは凄く気になるんですけど、さすがにあのガチャに手を出す気になれない。無償スターで多少は回したのですが(そうしないとC評価を抜け出せなくて報酬効率が悪すぎる)。  このへんは言っても仕方ないことなんですけど、ガチャじゃなくて普通にカード売ってくれないかなあと思っちゃいます。ポケモンGOくらい気軽な価格体系で。  結局私ポケモンGOにもうGO PLUS除いても2400円課金してるんですけど、それはお金を払った分に確実なリターンがあるからで、例えばガルパも、FEHみたいに経験値が永続アップするアイテムとかがあったら課金しちゃうんじゃないかなって気がしてます。価格次第ではあるけど。  目当てのものが出るかどうか、良いものが当たるかどうかもわからないガチャを10回引くのに2500円とか3000円、っていう、そんなものがもう客観的に見てまともな商売であるわけがないんですけど、それにお金を出す人がいる間はそれを止めることのメリットもないわけで、それに乗っかることが確かに資本主義的には100%正しいし止める論理は存在しない、それでもやっぱりどこかが止める方に舵を切らないといけないんだろうなと信じてます。倫理的に。その視点でやっぱりFEヒーローズはどうなんだろうと思っちゃいますよ。ガチャの価格設定なんて、こういう言い方は凄く子どもっぽいのですが、だって1回50円でも全然利益出るに決まってるじゃないですか。    まあいろいろ書きましたけど、ガチャ回さなくても全然遊べるし、今のところ何も不満ないです。今後イベント限定とかガチャ限定で楽曲解禁とかが来たら掌返しますが、今のところ暇な時に遊ぶ音ゲー+ストーリーとしても割と十分な感じです。スタミナがないっていいですね。   あ、あと、iPad miniがあるのが本当にありがたいというか、当たり前ですがiPadなかったら絶対やってないですね。これ。  カットインとか演出とかの設定も一切落とさずに調整なしで遊べてます。たまにバックグラウンドでLINEとか来ると重くなるけど、基本的には快適そのもの。 --------------------  ミリマスもやってます。  このイベントはとにかく張りつかなくてはならなくて時間的に消耗するのが辛い。ラストが土日なのでどうにでもなるとは思うのですが……。本来はガルパやってる場合じゃない。  37人全員報酬イベントということで、去年と同じく、激戦区の志保と百合子は諦めて育さんを狙っているのですが、こっちはこっちで37人中最下位クラスというボーダーの低さで、これ逆に後半でハイエナに狙われちゃって荒れるパターンでは……と戦々恐々。荒らさないでほしい。    そういえば、ミリマスも、無料で配られている回復アイテム使用が前提だからスタミナにはほとんど意味がなくて、自然回復分はこまめに触って消化すれば多少有利になる、という意味でガルパのライブブーストに近い発想なんですよね実は。  というよりも、昔のポチポチソシャゲはそういうものだったのに、パズドラとかのアプリゲーがアイテム配らないのにスタミナ制だけ受け継いじゃった結果この「遊びたい時に遊べない」という状況が生まれてしまったのかなあという気がします。  ポケモンGOも、まああれはコンセプトとしてそうなってるので仕方ないんですけど、家から出ないと遊べないことにイライラすることもあります。  正直なところデイリーミッションの7日目ボーナスは要らなかったんじゃないかと……あれのせいで義務感が増した。最近7日連続でポケストップ回したことなんてほとんどないですけどね。 --------------------  ボンバーマンR、アプデでかなり良くなりました。具体的にはストーリーモードの3Dマップの斜め補正がなくなったのと、キックストップのタイミングが調整されたのと、その他いろいろ。発売から2週間でここまで改善してきたのは好感が持てます。  オンライン対戦は、まあ遊べるようにはなったけど快適とまでは言えないかなーという状態。やっぱりところどころ引っ掛かりというかラグは残ってますが、ここまでくると接続環境にも左右されそうなので何とも言えませんね。  欲を言えばボリューム不足にもてこ入れが欲しいというか、バグ取り以上のアップデートをしてほしいところなのですが、厳しいだろうなあ……。  バトルモードのステージ追加+ストーリーモード新ワールドとかなら正直有料DLCでも歓迎したいくらいなんですが、今のKONAMIがSwitchで有料DLCやったらたぶんやらない方がマシなレベルでアフィブログとかに総叩きにされるだけだからメリット薄そうだよなあ……という感じも。  元のボリュームが少ないんだから無料DLCで当然だろという気持ちは私にもあるのですが、でも、DLCなしと有料DLCの二択なら後者の方が全然嬉しいけどなあ……。  とはいえ、アクションゲームの追加ステージパックって意外と全然聞かないんですよね。Newマリくらい? なのであんまり期待してません。というか、来年末くらいに作り込んで続編作ってほしいなあ……という感じ。 ...

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ひとりごと 7年前

ゲームたくさん

たまにはゲームの話をたくさんしようと思います。    ミリオンライブの4th武道館ライブがあったそうです。  私は行っていませんが……。ミリマスってたぶんゲームやらずにライブだけ行ってる層の方が多くなってると思いますが、ライブ行ってないのにゲームだけ毎日しっかり遊んでる少数派です。  そういうわけでライブそのものはあんまり興味がないのですが、どうやら新アプリがリリースされるとのこと。    とはいえ、私がミリマスやってる理由って「Surfaceでもできる」「時間がかからない」「集中しなくていい」「無課金でも好きなカードが手に入る」という部分に尽きるので、アプリが出てもあんまりやらない可能性の方が高いです。結局アプリゲーで継続的に遊んでるの、ポケモンGOだけですしね。FEHもちょっと触ったけどすぐ止めてしまった。  音ゲーとかだと一番面倒ですね。1プレイに時間かかるしイヤホン付けて集中しないといけないし。というか音ゲーやりたいならデレステの時点でやってるでしょ普通……。  どうぶつの森っぽい育成ゲームとかだといいなあ。  あとミリシタって略称は凄く気持ち悪いのでミリシアを推していきたい。    ちなみにゲーム内のライブ連動イベントはしっかり走ろうと思ってます。ヤバかったら撤退するかもしれないけど……。  一応無料コイン集めてちょっとだけアイテム課金したし、たぶん大丈夫。だと思う。  こういうとき、去年走った時の記録がブログに残っているのはとても便利です。……まあ去年走った時よりも貯蓄全然少ないんですが。怖い。 --------------------  『バンドリ ガールズバンドパーティ!』を始めました。  上で書いた「アプリゲーは面倒」「音ゲーは最悪」という話を全否定する流れですが、別に音ゲーがやりたくてというわけではなく、この手の音ゲーで珍しいカバー曲っていうのが気になったんですよね。  というか伊藤美来さんのシュガーソングとビターステップに釣られました。それだけです。  正直音ゲー別に得意じゃないのでノーマルもフルコンできてないし、マジメにやる気もないのでガチャも引いてないのですが、たくさん収録されてる曲を聴けるだけで割とハッピーな感じなので意外と続けられるかもしれないなーと思いました。  ストーリーも意外と作り込まれてる気がするけど、前提として5組のバンドが出てくるので、5x5で25人も出てきて名前を覚えられない。その中で伊藤美来さんのキャラがボーカルの「ハロー!ハッピーワールド」は設定の立ち方もストーリーの面白さも頭一つ抜けてる気がしてそればっかりストーリー読み進めてます。単に贔屓してるだけかもしれませんが。 --------------------  ところでボンバーマン、やっとレビューを書き終えたと思ったらアップデートが配信されてタイミング的にギリギリだったのか最悪だったのか。まだアップデート後は触ってないんですけどね、果たして良くなったのか。  あの記事、どう書いていいかわからなくて、結局ネガティブっぽい記事になってしまったのは自分でもどうなんだろうと思いつつ。  ゲームに限らずあらゆるエンタメ作品の評価基準として、加点法と減点法があると思っていて、  もちろんどちらでも評価が一致する作品もあります。スプラトゥーンは非の打ち所がない上で面白い要素だらけだし。ゼルダBotWもそうかな。  一方、特に貶すところもないけど褒めるところもないゲームというものがあります。例えば……そうですね、スーパーマリオとかがそこに入るのかなあ。毎回安定して面白いけど、超面白い!っていうほどでもない。語りにくい。  そして、減点法で見ていくと0点を下回るけど面白い部分がたくさんあるゲームというのもあって、ボンバーマンRはまさにそういう感じなんですよ。文句を挙げていったらキリがないんだけど、それを元にゴミだというのは何か違う。そしてそのゴミじゃない部分っていうのは、実際遊んだ人しかわからないんですよ。  だからまあ、遊んだ人たちがその両面を踏まえてゴミだというのはまだいいにしても、遊んでない人たち、またはちゃんと遊びつくしてない人たちがゴミだっていうのはムカつくよね、っていう話です。  私自身はこのボンバーマンほんと面白いと思ってるんですけど、ただ私は『ハローキティのブロッククラッシュZ』をマジで面白いと思っている人間なので、世間一般の評価と一致するとは限らないというか単に私が高難易度アクションゲー大好きなマゾゲーマーっていうだけなんじゃないかとも思い始めてます。  敵が強ければ強いほど楽しいというか、こう、SplatoonのS+とかの目標もそうですけど、ギリギリ達成できないからこそ楽しいんですよ。楽しい時間が永遠に続いてほしい。そんなものはないんですけど。  まあとにかくSwitch買ったらボンバーマンやってほしいなあ。 --------------------  Switch自体のレビューは、正直なところ私が今更書いても何か目新しい情報を提供できるとは思わないので書かないつもりですが、  やっぱ触れば触るほどこんな革命的なハードをよく出したなあという、考えた人頭良すぎるなあという気持ちでいっぱいになります。  Joy-Con、あれ何が便利かって両手バラバラに持って楽な姿勢で遊べることなんですよね。左手と右手がフリーになることがこんなに快適だとは思わなかった。  そもそも人間工学的に左手と右手が同じ方向で近い場所にあるのは最適な状態ではないはずで、だからMicrosoftのErgonomic Keyboardとかは独特な形状になっていますが、理想形は左右が自由になることですよね。  Surfaceのヒンジ無段階調節もそうなんですけど、自由だからといって別に左右別々の方向に向けなきゃいけない、っていうわけではなくて。完全に平行にしてもいいし、5度くらい開きがあってもいい、それこそが快適なんですよ。    あと、今さらすぎる話なんですが、「Joy-Con横持ち」っていうスタイルが何の違和感もなく受け入れられてるって、それ自体がWiiリモコンの功績ですよね。  Wiiリモコンの時はあの棒状のデバイスを「リモコン」と呼んで使い方をわかりやすく伝えていたのを、Joy-Conはもう「みんなこの棒状のこれがどうやってゲーム用のデバイスになるかはもちろん知ってるよね?」っていうことじゃないですか。それって凄いことだなって今さらながら気づきました。  Joy-Conの両手フリーだってリモコン+ヌンチャクの発展形だし、ほんとSwitchは任天堂ハードの1つの完成形だよなーという気分になります。今後が楽しみです。    しかし、Switch、一人暮らしの人が買ったらリビングでも寝室でもトイレでも外出先でも遊べる最強のハードになるのでしょうが、  家族で遊んでいるうちだと、ゼルダは取り合いになるし弟が友達の家に持って行こうとするしで最悪な感じに。  結局Switchもう1台必要ですねという結論に至る。1台買ったら2台目ちょっと割引とかしてほしいな……。  あと、ゼルダみたいなゲームはともかく、ポケモンとかだと別にテレビに出力したい場面があんまりなさそうなので普通に携帯機の後継もあってもおかしくないなとは思いました。  Switchみたいな性能がポケモンに必要だとも思えないし。そう考えると、単にテレビ出力なくしただけのSwitchというよりは、今のNew3DSと3DSみたいに、性能も落とした下位互換ハードみたいになるのかもしれないなー、とか。夢が広がるハードです。  何とかキャリングポーチは手に入ったけど、相変わらず充電グリップがどこを探してもない。Joy-Con既にうちに4本あるので、交互に本体に取り付けないと充電ができないという……。まあ20時間持つから基本的に心配いらないんですけどね。 --------------------  しかし改めて振り返ってもゲームめっちゃやってる気がするな。こんなことしてて大丈夫なのでしょうか。実際大丈夫じゃないです。 ...

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アニメ・ゲームのこと 8年前

Splatoonの1周年に寄せて(3) その意義と、自分にとっての意味を考える

.numbering {color: #4c4c4c; line-height: 30px; border-left: 5px #cccccc solid; margin-bottom: 4px;}.chosen {background: #e5e5e5; border-left: 5px #0595c7 solid;}#shachotitle {color:#0595c7; font-size: larger; margin-bottom: 6px;}  Splatoon(スプラトゥーン)1周年に寄せて、スプラトゥーンについて語る記事も3日目。最終回です。1日遅れてしまいすみません。  初日はスプラトゥーンの魅力と中毒性について、2日目はスプラトゥーンのブームに繋がった任天堂ブランドとソシャゲブームという情勢について。  語りましたが、まだまだ足りない、というか、一番書きたかった、スプラトゥーンというゲームが、この時代に生まれた意味。そして、私にとっての意味。  そういうものを語りたいと思います。 -------------------- 目次(リンクではありません) (1)Splatoonの1周年に寄せて、その魅力と中毒性の理由を考える   1. Splatoonの魅力とは?   2. 入口の広さと、奥の深さ   3. 隙のない現実逃避   4. 理不尽ではないランダム性   5. 「お約束」がないからこそ   6. 徹底的なストレスフリー (2)Splatoonの1周年に寄せて、そのブームの理由を考える   7. 任天堂への期待感と閉塞感   8. みんなが「こういうブーム」を待っていた   9. 「任天堂ブランド」とNintendo Direct   10. スマホアプリでは成立しないゲーム性 (3)Splatoonの1周年に寄せて、その意義と、自分にとっての意味を考える   11. 3DS・WiiUビジネスの集大成   12. Splatoonが取り戻してくれたもの   13. 「Splatoonが任天堂ファンを変えた」   14. 岩田社長の、4年越しのアンサー   15. Splatoonの今後のこと   おわりに 3497 ...

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アニメ・ゲームのこと 8年前

Splatoonの1周年に寄せて(2) ブームの理由について考える

#shachotitle {color:#0595c7; font-size: larger; margin-bottom: 6px;}.numbering {color: #4c4c4c; line-height: 30px; border-left: 5px #cccccc solid; margin-bottom: 4px;}.chosen {background: #e5e5e5; border-left: 5px #0595c7 solid}  昨日の記事(Splatoonの1周年に寄せて、その中毒性について考える)では、  スプラトゥーンというゲームの持つ独自の特徴として、  ランダム性・理不尽要素の排除と、お約束の見直し、これらを総括して「ストレスフリーの実現」ということを書きました。  しかし、Splatoonがここまでのヒットに繋がったのは、もちろんゲームそのものの出来の良さもありますが、ブームというのはそれだけで生まれるものではありません。  Splatoonというソフトがなぜここまでのブームに繋がったのか?  ということを書いていきます。 (今回の記事はいろいろと想像で書いていますが、きちんとリサーチして書いたようなものでは決してなく、あくまで私個人の見たイメージですので、ご理解ください) -------------------- 目次(リンクではありません) (1)Splatoonの1周年に寄せて、その魅力と中毒性の理由を考える   1. Splatoonの魅力とは?   2. 入口の広さと、奥の深さ   3. 隙のない現実逃避   4. 理不尽ではないランダム性   5. 「お約束」がないからこそ   6. 徹底的なストレスフリー (2)Splatoonの1周年に寄せて、そのブームの理由を考える   7. 任天堂への期待感と閉塞感   8. みんなが「こういうブーム」を待っていた   9. 「任天堂ブランド」とNintendo Direct   10. スマホアプリでは成立しないゲーム性  11. Splatoonのもたらした影響と価値について語る 3496 ...

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アニメ・ゲームのこと 8年前

Splatoonの1周年に寄せて(1) その魅力と中毒性の理由を考える

.numbering {color: #4c4c4c; line-height: 30px; border-left: 5px #cccccc solid; margin-bottom: 4px;}.chosen {background: #e5e5e5; border-left: 5px #0595c7 solid;} #shachotitle {color:#0595c7; font-size: larger; margin-bottom: 6px;}

はじめに

 皆さんは『すばらしい新世界(原題:Brave New World)』という小説を読んだことはあるでしょうか。  オルダス・ハクスリーが1932年に発表した小説で、ジョージ・オーウェルの『1984年』と並んでディストピア小説の名作とされています。  『1984』と『Brave New World』のメインテーマはともに全体主義・監視社会への風刺。  舞台は近未来世界、独裁政府によって国民の生活と思想が統制されているが、人々は洗脳されているのでその暮らしに疑いを持つことなく満足している。暮らしている人はみんな「幸せ」というユートピアですが、主人公はその社会に疑問を抱く……という、まさにディストピア小説らしいお話です。どちらも名作なので、ぜひ一度読んでみるといいと思います。  これらの作品は風刺小説であり、かつ(当時から見て)未来を描いた話なので、実際にはあり得ないような技術がいろいろ登場します。  たとえば『Brave New World』で描かれる社会は、生まれた時から知能に差別化が施されている、完全な階級社会です。下の階級として生まれた者は知能的に劣り、上の階級のものの奴隷として働かされる。それはいいのですが、下の階級の人間は1個の受精卵を96分割してビンで製造される(なので労働力不足を防げる)ことになっていたりして、「どういう技術だよ」と突っ込みたくもなり。  ただ、風刺小説におけるこういう存在は、それそのものが将来的に登場するというわけではなくて、「それに近い概念が登場する」、もしくは「登場した場合どうするか」という思考実験的な側面があり、科学的に実現可能かどうかということは重要な問題ではないんですよね。といっても、『Brave New World』の舞台は西暦2540年なので、その頃には可能になっているのかもしれませんが……。  さて、これと同じように、約80年が経過した現在から見ても「あり得ないだろ」と思う技術として、『Brave New World』には「ソーマ」という薬が登場します。  これについての説明を、Wikipediaから引用します。
安定した社会を維持するための要素の一つ。二日酔いなどの副作用のあるアルコール飲料の代わりとして、フォード紀元178年(2086年)に2000人の化学者に研究助成金が支給され、開発された副作用のない薬。アルコールとキリスト教の長所のみを融合させ、宗教的陶酔感と幸福感と幻覚作用をもたらす。アルファ階級からエプシロン階級までのすべての人間が日常的に使用しており、半グラムの錠剤を3錠ほど呑むと「ソーマの休日」の夢世界に入れる。 すばらしい新世界 - Wikipedia
 凄いですね。「ソーマの休日」というネーミングも絶妙だし、「アルコールとキリスト教の長所を融合」と、信仰と中毒を同列に扱うあたりが素晴らしいです。こんなものが発明されれば、確かにどんなディストピアでも生きていけそうな気がします。  とはいえ、副作用のないアルコール飲料、デメリット一切なしに幸福感と陶酔感を得られるアイテムなんて、もちろん発明されたら素晴らしいことですが、そんなウマい話があるのでしょうか。少なくとも、21世紀に生きる我々が目にすることはないでしょう……。  と、思っていました。  しかし、驚くべきことに、21世紀も始まったばかりの2015年。  「ソーマ」とほぼ同等の、宗教的陶酔感と幸福感と幻覚作用をもたらし、それでいて人体に副作用を一体及ぼさない、夢のようなアイテムが、  製薬会社でも宗教団体でもない、ただの花札屋の手によって生まれてしまったのです!    それがWii U用ゲームソフト『Splatoon』です。 61uv9elrm1l-_sy445_-6279676  さて、前置きが長くなりました。Splatoonの話をしましょう。   あ、この記事めっちゃ長いので先に言っておきますが、1周年おめでとうございます。 -------------------- 目次(リンクではありません)  はじめに  1. Splatoonの魅力とは?  2. 入口の広さと、奥の深さ  3. 隙のない現実逃避  4. 理不尽ではないランダム性  5. 「お約束」がないからこそ  6. 徹底的なストレスフリー  7. Splatoonのブームの理由を考える 3495 ...

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映画・音楽・小説の感想 8年前

ヒトリエワンマン『DEEP/SEEK』ファイナルを観て、改めて考えたこと

行ってきました。ヒトリエライブ。  2015年1月の『WONDER and WANDER』以来なのでだいたい1年3ヶ月ぶり。  当日は大学があったので授業終わってから会場に向かい、中に着てきたヒトリエTに着替えてライブに臨みました。  いろいろなことを考えた夜でした。これからいろいろなことを書いていきます。 ——————–  何から書いていいのかわかりませんが、まず、セットリストをTwitterに上げてくださっている方がいたので引用させていただきます。

 セットリストの全体的な印象は、DEEPER全曲やることは前提として、それ以外のところでしっかりバランス取ってるなー。と。  ルームシックやnon-fiction e.p.からも持ってきつつ、イマジナリーやW&Wの曲も適度に混ざってて、全アルバムから1曲以上入ってる贅沢な構成。  でも欲を言えば『劇場街』『深夜0時』聴きたかった。モノクロノ発売時のライブに行けなかったのやっぱりちょっと悔しい……。  1曲目の『GO BACK TO VENUSFORT』は、DEEPERの中で一番好きな曲。たぶん1曲目だろうなとは思っていましたが、聴けて満足。  で、そこから3曲目までがDEEPER収録だったので、4曲目『アンチテーゼ・ジャンクガール』でいきなりイマジナリーまで戻ってくれてテンション上がりました。大好きです。    wowakaさんの隣にキーボード置いてあったの早い段階で気づいたし、米津さんライブでのメトロノームという前例も観てたので、たぶん弾くんだろうなー、キーボードの前に立ったら『フユノ』だろうなー、と思ったらやっぱりでした。  フユノは凄く綺麗な曲だし、ピアノ弾いてくれるのは良かったんですけど、やっぱりwowakaさんが本職ピアノじゃないこともあって、CD版から相当簡単にアレンジされてましたね。というか歌ってる最中はほぼメロディーそのまま弾いてた。  まぁでもこれもライブの醍醐味。最近米津さんの曲をピアノでよく(一人で)弾いてるんですけど、弾きながら歌うことの難しさを実感しているので、特に文句はないです。ギター・ベース・ドラムというバンドスタイルに固執しないことを見られたのが良かったです。    途中、wowakaさんの長めのMCを挟んで『カラノワレモノ』。やっぱりこの曲はいいな。って思いました。  アンハッピーリフレインから時間を空けて、初めて行ったライブでCDをwowakaさんから直接渡してもらって、CDにサインまで書いてもらった「hitorie-demo」で死ぬほど聴き込んだ、私個人にとっても思い入れの強い曲。久々に生で聴いて改めて良さを実感しました。    そして、やはり特筆すべきはアンコールの『プリズムキューブ』。wowakaさんがその曲名を口にした瞬間の驚きは尋常じゃなくて、素で声が出てしまいました。  かなり昔のライブではやってくれていましたが、その頃よりもボカロ寄り。調もアレンジも原曲に近づけていました。  プリズムキューブは大好きだけど、正直言えばここ最近は音源でもほとんど聴いていなくて、それもあって半端ない懐かしさと、嬉しさ。  そのあとに続いた新曲も、かなり好み。久々にテンポが速めで、歌詞もちゃんと聴き取れたのは一部ですが、美しくて抽象的な言葉を持ってきているような印象。  メジャーデビュー後のアルバム、個人的な印象として、イマジナリー(大好き)⇒WaW(普通)⇒モノクロノ(大好き)⇒DEEPER(普通) って感じなので、次はまた揺り戻しでwowaka感の強いアルバムが来てくれるんじゃないか、という期待をさらに強めてくれるような曲調でした。    私は結構初期(hitori-escapeの頃)からライブ行ってるわけですが、最初の方、特にメジャーデビュー以前って、それまでにある曲全部やってくれたし、曲が足りないからボカロ曲を引っ張ってきてたりしていて。  最初に行ったのがそういうライブだったから、私の中のワンマンライブはそういうイメージで、『マネキン』『WONDER』と、だんだん曲のレパートリーが増えていくに従って、  「ああ、今日はあの曲やってくれないのか」「この曲もないのか」っていう、ネガティブな印象がつきまとってしまっていたんですよね。  それが、今回、ここまで曲数が増えてくると、最早やる曲の方が少ないし、たくさん飛ばされる曲があることも覚悟できているので、だからこそ、「あ、この曲やってくれた!」というポジティブな印象を持てたのが良かったです。    だから、ライブからしばらく距離を置いていてよかった、とも思っていて、最近のヒトリエにとって何が定番曲なのかとか、全然知らないので、「inaikaraやるのか!」とか、いろいろ驚きました、テンション上がりました。  マネキンインザパークのあたりからヒトリエのライブに対してある種のマンネリ感があったんですが、それは私の方で解決できる問題だったんだなと思いました。 ——————–  私にとって1年半ぶりのヒトリエワンマン、正直言って、私はこのライブがそんなに楽しみではありませんでした。  『マネキンインザパーク』『WONDER and WANDER』と2連続で期待外れの印象を受け、自分はライブを楽しめない人間なんだと思ったし、  『シャッタードール』『ワンミーツハー』『DEEPER』もあんまり好きになれなくて、ヒトリエに対する熱もすっかり冷めつつあり、  ちょうど2ヶ月前に「「DEEPER」は悪くないけど、最近のヒトリエはなんか違うと思う」という記事を書いたことで、最近のヒトリエに対する違和感、心が離れていく感覚が、形になって認識できるようになった。  なので、本当はワンマンに行くかどうかも迷っていて、超最速先行と最速先行をスルーして、先行予約でようやく買う決心をしました。    私は何かが始まる前にあれこれ考えすぎてしまって、予想しすぎて、期待しすぎてしまって、結果的にその勝手に設けたハードルを超えてくれなくてガッカリする経験を何度もしていて、  それがマネキンだったり、WaW(アルバム・ライブの両方)だったり、DEEPERだったり、ヒトリエ以外で言えば、アイマスのライブだったり、ろこどるのライブだったり、スマブラforとかもそうだったのですが、  一方で、米津さんの今年2月のライブや、昨年5月のSplatoonみたいに、時々、そのハードルさえも軽々と超えていってくれる、そんな突き抜けた興奮を得られることがあって、  きっと私はそういう瞬間を期待して音楽を聴いたりライブに行ったりゲームをしたり、しているのだけど、  ヒトリエのライブが、昔の私にとってそうであったように、もう一度、我を忘れて楽しめるような興奮と刺激を与えてくれるんじゃないか、という、一縷の望みを、捨てられなかった。  もし、このライブに行って、楽しめなかったら、自分はヒトリエファンでさえいられなくなるんじゃないか。ヒトリエに対する悪印象の方が強くなってしまうんじゃないか。  そんな怖さがありながらも、  それでも、ヒトリエをもう一度信じてみたいと思ったから、ワンマンに行くことにして。  行ってよかったと思えたし、そう思えてよかったと感じてました。  wowakaさんを、ヒトリエを信じて、ライブにもう一度足を運んでよかった。ライブが終わった後に、心の底から、そう思える自分がいてよかった。 ——————–  wowakaさんがDEEPER発売直前にしたツイート。  これを受けて、私はこんな記事を書きました。 「DEEPER」は悪くないけど、最近のヒトリエはなんか違うと思う 最近のヒトリエはなんか違う、の話の補足とかお礼とか  そして、この2つ目の記事で、こんなことを書きました。省略できないので、ちょっと長くなります。ごめんなさい。
 2014年末の『WONDER and WONDER』以降のヒトリエのインタビューやディスクレビュー、ライブレポートなどの記事を見ると、必ずといっていいほど  「wowaka/ヒトリエは肉体性を獲得し、地に足の着いたバンドに進化した
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アニメ・ゲームのこと 8年前

志保を肯定したい、の話のお礼とか補足とか

先日投稿した記事に対して、予想以上の反響がありまして。  ミリマスのCD投票に思う、"志保の在り方を肯定する"ということ  まずはありがとうございました。  私の変態的なエゴサーチ力によって、私のツイートをRTした人、いいねした人、URLをつぶやいた人、その人のツイートをRT・いいねした人のプロフを全て拝見させて頂きました。突然いいねが飛んできたりして引かせてしまってたらすみません。  そもそもこの記事を書くまでアイマスPとの繋がりが全くなかったので、誰かに捕捉されると思ってなかった……というのは半分嘘で、正直、バズるんじゃないかなーという淡い期待はありました。  というのも、先月に「「DEEPER」は悪くないけど、最近のヒトリエはなんか違うと思う」という、これまた長文でファンの流れに石を投げ込む記事を書いて、にわかにバズった経験があったので。……いや、普段からこんなことばっかりしてるわけじゃないのですが……。  ただ、さすがにここまでの規模になるとは思っておらず。  スクリーンショット (54)  Twitterの検索候補にサジェストされたりとか、  Screenshot_2016-04-21-11-30-56  コンベに持ち込まれたりとかは想定外でした。 --------------------  今回の記事に対する反応で、いくつか気になったものはRT・いいねしたりしたのですが、(わかる/わからないみたいなのは除いて)大雑把にカテゴライズして、それぞれにちょっと補足します。  別に逐一反論するコーナーとかのつもりはなくて、むしろ納得できる意見ばっかりだったので、だからこそそれをちゃんと整理して書き留めておきたいのと、それに対する自分の感覚をフィードバックしたいなーという。  このまま何事もなかったかのように流れてしまうと、そのまま忘れてしまいそうなので。   ・アイドルマスターは団結の物語じゃない。  たぶん一番多かった。特にアーケードや無印の頃からのファンの方に多かったと思います。

 つまり、あえて棘のある言い方をすれば、  アイドルマスターは、最終的に全てのキャラが「765プロ最高!アイマス最高!みんな仲間!」でまとめなければならない物語であり、  志保は、アイマスという枠組みの中では、「自分を曲げられるようになる、周りに合わせることができるようになる」という方向に進むしかない。
 この部分の、「アイドルマスターは」というのが主語として大きすぎたことはもう反省点でしかないのですが、  ただ、私が知っている範囲のアイマス、つまり(アニマスはそこまでしっかり観ていないとしても)「劇場版」「ミリオンライブのゲーム」そして「ミリオンの声優ライブ」で、団結とか一体感を前面に出しているのは事実かなと。それは、運営側の設定するテーマもそうだし、同時にPの態度も。  数年後のifストーリーならともかく、ミリオンライブとして展開する限り、「各アイドルの目標と765プロの目標は別」とは行かないんだろうなーと。   ・ムビマスはそんな映画じゃなかった。  「ムビマス・PSLは志保が否定されるストーリーだった」というのが謎、みたいな方も結構いて。記事にしてしっかり書いてくださった方もいました。  志保の在り方……というよりアニマスの在り方かな  ええと……そもそもアニマス・ムビマス観たのがもうだいぶ前なので、ストーリーを詳細に覚えているわけではないのですが。  まず、私は別に春香とか静香が悪い、とは思っていなくて。あの2人なりの行動指針、方法論に基づいているので、それはいいのです。  ただ、「志保と誰かが対立したとき、最終的には志保の方が納得する」というストーリーにっ向かわせてしまうシナリオが嫌い、というか……。このへんはメタな視点になるので納得できない方もいると思いますが。  PSL編で言えば、志保と静香の主義の対立、「どちらも正しいけど考え方が違う」くらいにとどめておけばいいのに、「志保は星梨花の事情を知らずに突っ走って酷いことを言った」みたいな設定にしてきたところが本当に悪質だと思っていて。「正論のつもりが実はそうじゃなかった」なんて、志保を悪者に着陸させるところから逆算しない限りあんなストーリーにはならないだろうと。  「志保本人が納得したんだから良い」という考え方もあるようですが、そうじゃなくて、「志保が納得して譲歩することだけが物語のグッドエンド」みたいな描き方をしないでほしいなあ、という……。  あとこれに関連して、「この人はエピソードゼロ喜ぶだろうな」って意見もありましたが、「どうせまたツンツンした志保が更生させられるストーリーなんだろ」って思ってるので正直あんまり期待してないです。   ・ここまで志保のことを考えている時点でプロデューサーなのでは?  前の記事では、「765ASをプロデュースするなんて畏れ多い」ということを書いたのですが、実は志保に対しても似たようなことを思っていて。  つまり、「私より志保の方が絶対アイドルに詳しいしマジメに考えてるのに、私がプロデュースするなんて何様なのか」みたいな。  だからですね……私は志保のプロデューサーになりたいとか、思ってなくて、できれば対等な関係でいたいし、何なら志保の方が上でいいというか。憧れなんですよね。  それをアイマス界隈では広義のプロデュースに含めるのかもしれませんが、あの記事、「本来の意味でのプロデュース」って書いてますしね……。   ・志保に自分の理想を押し付けすぎ。  はい。   ・志保は結果にこだわるタイプでは?  「仕事を取ってくるために手段を選ばない」ことが「志保の否定にはならない」という意見。  んー……これは解釈の問題だと思いますけど。「個人の信念よりも全体の結果・成功を一番に考える」のであれば、春香さんに刃向かって時間がない中でわざわざ輪を乱したりしないと思うんですよね……。  もちろん、志保は自分にとっての結果にはストイックだと思いますが、個人のゴールと全体のゴール、またはそこに向かう道に関する見解が一致しなかった時には、「とにかくゴールにたどり着くこと」よりも「個人のゴールに向かうこと」を優先させるんじゃないかなあと。  「リーダーに無条件に従っておけば波風立たない」という状況下で「わざわざ波風を立ててでも自分の意志を通しに行く」という考え方。……まあ、ぶっちゃけ志保じゃなくて私の性格がこうだというだけのような気もしますが……。  で、今回の投票の件で、リーダーが誰であったかは、何となくでも顛末を知っている方はわかっていると思うのでわざわざ書きませんが、まとまることそのものが正しかったとしても、譲れない部分もあるのです。   ・なんでわざわざ志保に役を上げようとしている人の足を引っ張るの?  前回の記事が、志保への投票に対して一種のネガティブキャンペーン的な立ち位置であった部分はあると思います。  ただ、「役を与えたい=正義、ポジティブ」「役を与えたくない=不正義、ネガティブ」というのは都合よく単純化された構図で、  私は「志保の考え方に背かない」ということをポジティブな動機だと捉えていたし、どちらがプラスであるかは客観的に決められないかなーと。  あと、あの記事を書いてる最中って、まだ志保コンベがコンベ内再投票に流れる前の、なんか「軽い喧嘩があったけどいい感じにみんなまとまってきましたよ」っていう総括をされようとしている頃で、  わざわざツイート貼ったりはしませんが「もう志保Pは用心棒で一致したので大丈夫です」「問題解決したからここからは一直線に行きましょう」みたいなことがそれなりに拡散されてて、  この一連の流れを美談にされたくないという気持ちがすごく強かったんですよ。すごく。だからまぁ、そういう意味では邪魔をしにいったと捉えられても間違いじゃない気はします。   ・役柄云々じゃなくて、志保の声が聞きたい、新曲が聴きたいじゃダメなの?  ぶっちゃけこの視点は完全に抜け落ちてて、言われて初めて気づいたんですが、  私、もう志保の新展開とか別に望んでないのかもなあと。私が好きなのは概念としての初期志保であって、プロデューサー感どころかキャラ萌え的な好意すらないので、例えばこれからミリマスがアニメ化して志保回があったとしてもそんなにテンション上がらないかもしれないです。   ・ゲッサン読もう。アケマスやろう。箱マスやろう。シンデレラとかSideMもやろう。  アイマスPこわい。っていうか今回の記事に対する反応、志保Pより千早Pの方が多く見かけた気がする……。  や、もちろん興味がないわけではないのですが、今はそこに割くほどの時間も金銭も熱量も余裕ないので……。  と、いうか、あの記事だけだと私が熱狂的なアイマスPに見えてそうなのですが、申し訳ないことに本当は全然そんなことないライト勢で、ライブもLV一回行っただけだし、CDも買ってなければ曲もほとんど知らない(友人と行くカラオケで初めて聴く曲の方が多い)し、  おまけに肝心のゲームもほぼ無課金なんですよ。ほぼ、というのはネタじゃなくて、トータルで4000円くらいです。安い。これは微課金を名乗るのもおこがましい……。   ・そのエネルギーを二次創作に向けよう。  ちょっと思った。そちらは時間ができたら……。  っていうか、これもう時効というか今さら言っても何もないと思うんでバラしますけど、    ↑私はこのMADを作った人です。2年くらい前?  他にもまつり姫のドーナツホールとか作りました。別に隠してはないけどあんまり紐づけしたいとも思わないので、「ブログから」とか書かないでくださいね。  中学~高校の頃にニコニコとかYouTubeで活動してました。いや、別に引退したわけでもないんで、そのうち何かまたやりたいなーとは思わなくもないのですが……。  まぁとにかくそんな感じで、二次創作やりたいっちゃやりたいんですけどね。SSとか。気が向いたらそのうち……。   ・この記事書いた人、これからいろいろと苦労しそう  はい。……実際現時点でも既にそこそこ苦労を買いに行ってるので大丈夫です。頑張ります。  というか、だからこそ志保に頑張って自己を貫いてほしいというか、「わざわざ苦労を買いに行くことが馬鹿で、苦労を避けるために拘りを捨てることが賢い」という風潮に屈したくない・屈してほしくないなって。  なので、「志保を肯定したい」のはそのまま「今の自分自身を肯定したい」ってことなんだなと、改めて思いました。コメントでも結構言われましたが、正直言われる前からだいたいわかってました。 --------------------  今回の件で、いろんな意見を頂きまして、その中には暖かい意見も冷たい意見もあり、  「過程はわかるけど結論に納得いかない」「過程は理解できないけど結論は一緒」「志保Pじゃないから同意できるけど自分の担当だったら批判してた」とか、とにかくいろいろな意見があって。  アイマスが団結の物語、みたいなのもそうですけど、私はたぶんアイマスとかアイマスPのことをだいぶステレオタイプに捉えすぎてた部分があるんだなとは思いました。    Twitterでもちらっと書きましたが、  私は情報を速く正確に伝えるとか、わかりやすく説明するとか、そういうことが得意な人間ではなくて、  ただ、おそらく他の人よりもいろんなことを不必要なまでに真剣に考えて、突き詰めようとしてしまうだけで。  そういう私がこのブログで何ができるかと言えば、「他の人が言語化できていない領域を何とか言葉にする」。そうしてこそ私がこういう媒体を持っている意味があるんだろうなと。  特に、こういう、今まであんまりなかった新しい視点を投げ込んで、それによって共感でも反発でも何でもいいけれど、反応を貰うのがとても好きなので、その意味ではまさに自分のしたい通りのことができて良かったです。本当にありがとうございました。  別にそれで読んだ人の意見を変えようとかは思ってませんし、私だってあれだけいろんな意見を読んでも自分の意見は全く変わっていませんし、そんなものだと思います。考えるきっかけに……なんて言うのも偉そうですけど、とにかくあの記事が皆さんのアイマス愛の踏み台にしてもらえたなら十分だなと思ってます。    ……最近マジメな記事ばっかり書きすぎている。とりあえずミリマスの話もリリスクの話もひと段落したので、そろそろどうでもいい記事を書きたいです。 ...

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アニメ・ゲームのこと 8年前

ミリマスのCD投票に思う、”志保の在り方を肯定する”ということ

このブログは特にテーマが決まっているものではなく、私の興味のあること・最近あったことを適当に書き殴っているだけなのですけど、  それでも読者層を意識すると何となく書きやすい話・書きにくい話というのはあって、  中でもアイマスの話は、「わかる人しか楽しめない」話になってしまいそうで、触れることがあまり多くありませんでした。  しかし、そうはいってもここ2年は毎日ログインしてるし、定期的にイベント入賞してたりする、それなりに熱量はある趣味で、だからこそ語りたいこともたくさんある。  そんな中、ミリオンライブのとあるキャンペーンをきっかけに志保さん周りが若干話題なので、  今回はあえて文脈の共有とかは諦めて、重度の拗らせ系志保Pとしてちょっと思うことを吐き出してみたいと思います。アイマスPじゃない方ごめんなさい。  ※一応「志保の好きなところを語る」つもりですが、性質上どうしても私個人の過去の話とかが入ってくるので、そういうのが苦手な方はご遠慮ください。 --------------------  まず、私自身のアイマスPとしてのバックグラウンドを語ると、  ミリマス以外のアイマスタイトルをプレイしたことがありませんし、アニマスは放送当時見ていたけど別に誰が好きとかもなければ、取り立てて好きなアニメでもありませんでした。当時は輪るピングドラムに熱狂してました。  その数年後、周りの友人から映画アイマスに誘われ、そこでゲスト出演していた北沢志保さんに惹かれ、そのあとミリマスにも誘われ、そして現在に至ります。  で、まず1つはっきりさせておきたいのは、「私は『自分がアイドルの”プロデューサー”だ』という感覚を持ったことがない」ということです。  (アイマスファンの総称としてのプロデューサーではなく、文字通りのプロデュースをする人、という意味で)  アニマスで最初に入ったので、特にASの13人については「彼女たちは赤羽根Pの担当アイドルであって、それより後から来た私なんかにプロデュースする資格はない」と思っているし、  シアター組の37人についても、ミリオンライブというソーシャルゲームの構造上、デッキを強くして、イベントに勝って……という、プロデュースとは程遠いことをしているので、ゲームとしてアイドルを育てている感覚はあまり持っていません。  何より、私は、志保を含めて、765プロのアイドルたちがどういう方向に進むかについて一切何も関わっていないわけで、  アイドルをプロデュースしているのは、バンナムのスタッフの皆さん、もしくは、現実のライブを制作しているバンダイナムコライブクリエイティブの人たちだと思っています。    だから、私が志保に対してどういう形の思い入れを持っているかといえば、「自己投影」「感情移入」「共感」という言葉で括れるようなもの。  北沢志保というキャラクターが大好きですが、それはプロデュースの対象という目線ではなくて、あくまでゲーム・アニメの登場人物として、強く共感し、応援したいと思えるからです。 --------------------  志保のどこに自分が共感できるか、というのを具体的に上げると、  「自分が正しいと思ったことを貫き、そのために周りに合わせたり、自分を曲げて妥協したりせず、目上の相手にでも喰らいついていける芯の強さ」。  空気が読めない、協調性がない、面倒くさい奴、そんな風に思われる方もいるかもしれませんが、私は、そこにこそ志保の良さがあると思っています。さらに言えば、それは、アイドルとして、765プロの一員としての良さではなく、1人の人間としての良さです。  それが顕著に表れたのが劇場版アイドルマスター。  このブログの過去記事に、2年前に劇場版アイマスを見に行った時の感想が残っていました。  ⇒僕の初恋の向こう側  なぜか「僕の初恋を君に捧ぐ」の感想と抱き合わせたせいで記事タイトルがアレですが。  読むのが面倒な方のために、記事の内容を簡単にまとめると、  あの映画で志保のいうことは全く間違ってないし、むしろ春香の取った行動の方が非常識だったのに、ライブ自体は成功しちゃったがために、志保が間違っていて春香が正しい、という収まり方になったことが納得いかない。  これ自体は、今の私が思っていることとほとんど変わりません。というか、自分でも今日読み直してみて、2年前の時点でここまで書いていることにびっくりしました。    ミリマスを通してアイマスというコンテンツとも2年付き合い、その間にPSL編なんかもあって、だんだんとわかったことがあって、  志保の自己を貫く方向性は、そもそもアイドルマスターという作品の方向性と全くマッチしない。  つまり、あえて棘のある言い方をすれば、  アイドルマスターは、最終的に全てのキャラが「765プロ最高!アイマス最高!みんな仲間!」でまとめなければならない物語であり、  志保は、アイマスという枠組みの中では、「自分を曲げられるようになる、周りに合わせることができるようになる」という方向に進むしかない。  これが私はどうしても許せないのです。 --------------------  志保に対して「感情移入」「共感」と書いたように、私自身にもそういう、自己を曲げられない、妥協できない、という部分が少なからずあって、  例えば、高校で、ゴリゴリの体育教師だった怖い学年主任に1時間怒鳴られながらも一切非を認めなかったり、大学受験の時に志望校1校しか受けなかったり、Facebook上で意識高い系の知り合いのエッセイにわざわざ反論を書いて投稿したり、とにかくそんなことばっかりしていて、  まぁそんなのと一緒にされたら志保は嫌がるかもしれないけど、とにかくそういう  「楽な方、エネルギーを使わない方に流れることなく、自分の意思を貫くためにわざわざ大変な道を選ぼうとする自我・こだわりの強さ」を、私自身が、持っているというより持ちたいと思っていて、  だからこそ、志保にはそれを捨ててほしくない。  もちろん、自分を曲げる必要のないところで誰かと仲良くすることはいいことだと思うし、無駄に意地を張る必要もないし、かなしほのような仲の良い相手ができることは全然いいのだけど、  だからといって、周りに過度に合わせていった結果、ぬるま湯に慣れきってしまうようなアイドルになってほしくない、という思いがあって、  同時に、そういう態度こそが正解だ、そうなることが成長だという社会一般の常識に屈してほしくない。  こういう、集団に尽くすようになる成長の仕方が是とされることが、非常に日本人っぽいなと感じていて、実際にそれが成長だと考えている人も多いと思うけれど、  私は、たとえそれが未熟な子どもの意見だと思われたとしても、  そうなりたくない、そうなることだけが成長ではない、と信じているし、  そうなることだけが成長ではないのだと志保にも証明してもらいたい。    だから、もしかしたら多くの志保Pは、「志保がもっと周りに馴染めるように成長する過程を見守りたい、応援したい」と思っているのかもしれませんが、  私は、その逆で、「周りに馴染まない志保を応援したい」。  さらに言えば、劇場版の志保を『あなたは間違っていないから、このままでいいよ』と肯定したいのです。 --------------------  そして、話は現在行われているボイスドラマのキャスト投票に移るわけですけど、  とりあえずキャスト投票の大まかな流れは別の方が書いてくださっていたのでリンクを貼ります。  「ミリオンライブ!」の投票が政治的側面を見せ始めている件  http://ch.nicovideo.jp/roastpork193/blomaga/ar1011285  簡単に言うと「特定キャラに投票する選挙ではなく、キャラ×役名の組み合わせに投票するので、票が割れると死票が出やすい。そのためコンベンションセンターで意思統一を図っている」という話で、  その中でも志保に関しては、あんまりピッタリ当てはまる役柄がなかったことから、票がなかなかまとまらず、コンベンションセンターでも意見集約ができず、最終的にとある有名Pがニコ生を行い、そこで決まった投票先にまとめ上げようとしました。そこからコンベンションセンターではもう一波乱ありつつも、現在は表面上そっちの方向で進んでいるっぽいです。  それがうまくいくかどうかはまだわかりませんが、私は絶対にうまくいってほしくないと思っています。是非のり子かうみみに取っていただきたいです。    もちろん、志保Pとして、志保に何としてでも役を与えたい、仕事を取ってきてあげたい、という考えをするのはわからなくもないですが、  私は、上に書いたように、そもそも自分をプロデューサーだと思っていないし、  志保をプロデュースしたい、ビジネス的にサポートしたいのではなく、志保の考え方・生き方を応援し、肯定し、共有したいのであって、  もし志保が今の志保Pの立場だったら、「役を取るという結果だけを目指して、有名Pが作った流れに思考停止で乗る」というのはあり得ないと思うからです。  もしも、そんな器用なことができる子であれば、劇場版だってPSLだって、起こった問題に対して、リーダー任せにして知らんぷりをすることもできたし、わざわざ春香に噛みつくにしても、可奈にも踊れるようにダンスを簡単にするとか、自分の意見を通すために他の先輩に相談するとか、いろいろな選択肢があったはずです。  でも、志保は常にベストな結果を目指しているし、そこに向けて迂回したりしない。常に真っ向から問題に取り組み、「0か100か」で物事を捉え、「10でも0よりマシ」なんて答えは出さない。春香がリーダーである以上は最短距離で春香に相対する。  だから、志保P、というより、志保と同じ方を向いていたい私は、結果ではなくプロセスにも拘るし、「死票を出すよりは集団圧力に屈した方がマシ」なんて結論にはならない。 --------------------  上に書いた、「志保の性格はアイマスの方向性と真逆であるということ」には、もう1つ意味があって、  「志保が強く関わるストーリーは、必ず志保の在り方が否定されるストーリーであった」ということ。  アイマスという作品、ミリオンライブという作品の中で、志保はどうしてもストーリーの舞台装置、輪を乱す存在。「雨降って地固まるための雨」として扱われてしまいます。  それは、「こだわりを貫こうとした志保のやり方は間違っていて、春香/静香のやり方がやっぱり正しかった」という、おとぎ話の意地悪なおじいさんみたいな扱いになってしまう。  もし、アイマス・ミリオンがそういうテーマを持った作品であったとしても、私は納得いかないし、だから劇場版もPSLクレブルも好きではないのですが、  ここで言いたいのは、このキャスト投票がもしこれから、  「いろいろあったけど、最終的に代表者の意見に合わせて志保Pみんなで1つにまとまって『用心棒』の役を取れた、やっぱり絆って大事!仲間って素晴らしい!」という決着を見せるとしたら、  それはまさしく北沢志保的な在り方を否定するストーリーになってしまうのではないか、ということです。  「志保みたいなやり方じゃなくて、集団に迎合することが正解だったよ」という結論とともに仕事を取ってくることは、本当に良いことなのか。   ...

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ひとりごと 8年前

エイプリル

4月になりました。  2016年が25%終わった……って3月も1/6終わったとか言ってたし、そうこうしてるうちに1年あっという間に過ぎていくんだろうな。  どちらかというと大学生活が半分終わったことの方が衝撃です。モラトリアムもあと2年。やりたいことはたくさんある。がんばろう。 --------------------  そういうわけで、これを書いている今日はエイプリルフールなのですが、  私はエイプリルフールが嫌いです。本当に。  ハロウィンとかクリスマスとかバレンタインはどうでもいいけど、エイプリルフールは無関心ではなく、嫌い。  ウソをつくのが苦手だし、それ以上にウソを見破るのが苦手なんですよね。基本的に相手のことを信用するところから入るので。  で、たとえば1時間だけとかならともかく、1日というそこそこ長い期間、常に身の回りのすべてを疑ってかからないといけないことのストレス。  気を張って相手の発言をいちいち疑わないといけなくて、それを怠ると「騙された」とか言われてバカにされるわけです。酷い日だと思いませんか。  Google Mapsのエイプリルフール企画とか、ジョークサイトとしてやる分にはいいんですけど、嘘か本当かわからない、というか、別にウソでも本当でもどっちでもいい内容で騙されるのが気に喰わない。そんな勝ち誇るほどのことじゃないだろっていう。  あと、ニュースサイトとかが頑張ってウソつくのはいいけど、だいたい面白くないし。    で、エイプリルフールの何が問題って、別にウソをつく気がないのに信用してもらえなくなることもそうで、  たとえば、私が先月から制作していたサイトは年度初めの今日公開されたわけですが、その告知をしても信じてもらえないと思うので明日にしようかな、と思ったりするわけです。  こういう苦労が死ぬほどどうでもいい。やめてほしい。。。    さらに言えば、普段ウソをついたことのない人がやるならともかく、「ジョークとしてのウソ・ドッキリ」って、別にエイプリルフールじゃなくてもみんなやってるわけで、エイプリルフールだからと特筆するような内容でもないし、  エイプリルフールというだけで騙された側が一方的にマヌケみたいな風潮もクソだし、そんな面白いイベントかこれ?って思うわけですよ。    いやほんとエイプリルフールは毎年嫌いです。誰とも会話せずに1日過ごしたいし、ネットも見たくない。どうでもいいウソで一喜一憂させられるのとか勘弁してほしい限りです……。 --------------------  というこの記事の内容はウソではなく本心ですが、  「これを書いている今日はエイプリルフール」というのはウソです。これを書いているのは3/30です。4/1はサイト更新絡みで忙しそうだったので。    ……ね、面白くないでしょ?  という話でした。    何年か前はジョーク企画とかやってた気がするんですけど、今はそんな気力ないです。レンタルブログでできることなんてたかが知れてますしねー。なので来年はやるかも。来年の今頃どうなってるかわかりませんけど。 ...

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ひとりごと 8年前

満足感

書くことが溜まりすぎてどこから手をつけていいのか。みたいな案件。  あ、書き忘れないうちに、ろこどるOVA上映会行ってきました。おおたかの森。 IMG_20160320_121238  アクリルキーホルダー。結局これしか買わなかったんですけどね。可愛い。  今わたしのバッグにはこれとシオカラーズキーホルダーが両方ついているので、持ち運ぶときにカチカチ音がしてます。傷つかないか不安。  OVA第2弾の最速上映だったので、ネタバレとかは避けますが、面白かったです。個人的には第1弾より面白かったと思います。オススメです。  しかし、少し前なら一瞬で埋まっていたと思われるイベントの席だったのですが、今回は満席にはならず。まあそれでも相当な集客だったし、ぶっちゃけあれにみっくとかああいうアイドル声優が一人でも来てたら一瞬で消えてた気はしますが。  仕方ないこととはいえさすがに熱量を維持しにくい感じになっていて、2期本当にできるのかなあ……という不安が少し。監督や制作委員会の方々はやる気マンマンみたいだし、流山市との関係も良好みたいなので、どうにか頑張ってほしいところ。どうせならクラウドファンディングとかしたら良いのではないでしょうか。 --------------------  で、ここ最近なにをしてたかというとまぁずっとウェブサイト作ってました。頻繁にスタバに通って。今もスタバにいますが。    ただ、そのおかげで(?)クオリティはめちゃくちゃ高いものになりそうです。というか、今回のサイト制作は、Webに詳しくない団体から丸投げされてるので、私の裁量がものすごく大きくてですね。その分仕事も多いんですけど。  パワポでの企画書提出・イラレでのサイトラフ案・htmlでの仮ページ・WordPress化・jqueryでのという一連のフローを全部やりましたし、サイトタイトルとサイト説明文も考えたし、ロゴ制作もやりました。なんというか、電通が会社単位でやってることをギュッと詰め込んだ感じ。もちろんクオリティとか規模は別にして。  そんな感じなので、正直「納品する仕事」というより「個人作品」みたいな感じで、趣味全開で作り込みまくってます。せっかくなのでスクリプトとか「やってみたい挙動」を詰め込みました。これでお金が貰えるのだから幸せすぎる……。    いや、実のところ今月この仕事絡みで嫌になるほどコードを書きまして、こんなイチからWordPressサイトを作るような大型のお仕事はもうしばらく勘弁してほしいなと思うのですが、  ただ、コード書く仕事はここまで長時間やってもあんまり苦にならないなーとも。  たぶんPCと飲み物とお菓子とトイレしかない部屋に1日閉じ込められても全然仕事してられると思った。実際スタバはそんな感じの環境ではあるんですけどね。  動画編集とかはもう少し億劫なので、やっぱりコーディングとかプログラミングの方が向いてるのかなーって思いました。これが仕事になったら疲れるけど楽しいだろうなあ。いやでも仕事になったらストレスばっかりで嫌になるのかもしれない。 --------------------  私のコンピューターに関する特性として、「調べるのが上手い」っていうのはたぶんあると思っていて、よくわからないことでも付け焼刃で対処するのが得意なんですよね。  ググって出てきたコードをとりあえず突っ込んで、ダメならそれっぽい関数を書き換えたりしてみる。みたいな。  そのへんをバイト先の人もだんだんとわかってきたらしくて、無茶ぶりで私に丸投げしてやってもらうみたいな案件が時々入ってきたりします。「このサイトのコレみたいな動きにしてくれる?」みたいなイメージだけもらって、コード見て調べる、みたいな。  で、それを自分自身でもわかってきたので、今回のWordPressに関しては、自分で自分に無茶ぶりしたわけです。「今はできないけど3月までにできるようになると思いますよ」みたいな。  そんなわけで正直2月後半とか「どうしよう……」って感じだったんですけど、何とか乗り越えられたのでだいぶ自信がつきました。  この調子でアプリ開発もモノにしたい……ので誰かアプリ開発のお仕事を私に投げてください。 --------------------  まあそれはそれとして、理系脳を最近使いすぎてちょっと疲れているので、文系の作業をしたいところ……。 KIMG0060  というわけで届きました。VOCALOID4 結月ゆかり & VOCALOID 4 Editor。インストールもしました。  まあ、これが来たからと言って……って話ではあるのですが。なんとか形にしていきたいです。  もう歌詞書いたり曲作ったりとか最近まったくしてなかったので、その領域の脳ミソが衰退している気がする……。最後に曲を投稿したの2年前ですよ2年前。ヤバい。  なんとかがんばります。 --------------------  あー、がんばるといえば個人サイト制作とかブログのWordPress化もねー。やらなきゃですよね。  ここまでWordPressに慣れてしまうと、サイトとブログの融合もしたいところですよね。すでにoswdiary.netでドメイン取っちゃったのが問題ですけど。  まあ、identalecordsとour storys diaryでどっちが今集客力あるかと言ったら確実に後者なので。……もっとマトモな固有名詞を早い段階で考えておくべきだった……。 ...

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