運命の
ブログ書かなきゃなーとか思ってるうちに日本に帰ってきてしまった。 帰ってきてしまっただけでなく、それから1週間くらい空いてしまって本当に申し訳なく……。いろいろあったんですよ。友人と深夜にカラオケ行ったりとか、あと親不知抜いてかなり腫れたりとか、その影響で37.6℃の熱が出たりとか……。 せっかくの土日をこんなにコンディションガタガタにされると思わなかった。親不知、まだ1本残ってるんだよなー……憂鬱。 そして今週はもう大学始まるんですよ。3学期。辛い。まあ秋休み2週間しかないのに1週間ハワイ行ってたしもう1週間は就活関連イベント出てたので、あっという間も何も秋休みなんてなかったという方が正しいんですけどね。 -------------------- 帰りの飛行機の席が、赤ちゃん連れの家族に取り囲まれるような配置で、常に数人が泣き叫んでる地獄絵図だったのであまり快適ではありませんでした。アリスインワンダーランドは行きの飛行機にしか入っていなかったので、仕方なく『君の名は。』をもう1回観ました。トータル4回。あと、ゴーストバスターズも。 本当はもっとブログ書きまくるつもりだったのだけど、単純に動きすぎて疲れすぎて……1週間で10万歩も動いたの人生初では。だいたいアラモアナセンターが広すぎるのが悪い……。 そういうわけで前回の記事のあとに行ったマジックアイランドラグーン。 現地時間で日曜の朝に、見に行きました。 月並みな言い方ですけど、感動しました。定番スポットというわけではないし、何か特別なことがあるわけでもないけど、
この日の出が見れて、それだけでも来た価値があるなと思わされるくらいの光景。いま、写真で見返すと自分でも何にそこまで心打たれたのかわかりませんが、実際に行ったらきっとわかると思います。 アラモアナセンターのすぐ近くなので、行こうと思えば誰でも行けるはず。トロリーが動いてるかどうか微妙な時間帯なので、ワイキキから朝行くのはちょっと面倒かもしれませんが……ぜひ。夕焼けも良いはず。 この後のことは……どうしたっけ。朝ごはん食べて、アラモアナセンターでお土産見て、さすがに眠かったので昼寝して、ビーチにちょっと行って、夜ごはんにハワイ名物らしきスパムおにぎりを食べて、最後の夜なのでカクテルを飲んだりして、飛行機に乗って帰ってきました。 楽しかったー。今回の旅のちゃんとした振り返りというか、アクセス稼ぎライフハック系の記事はまた改めて書きますが、それなりに充実した旅になったんじゃないかなと。 結構毎日アクティブに動いてたし。 -------------------- ハワイに来てわかるのは、ハワイのことはもちろんなのだけど、 普段と違う環境に置かれることで改めて自分のことがよくわかるなと改めて。 例えば、こういうブログをやっていると、私がとてもネガティブで、神経質で、繊細で、暗い人間に見えているのではないかと思うし、自分でもそう思いたくもあるけれど、実のところ私は結構ポジティブだし大雑把だと思う。 ポジティブ……というのも違うのかなあ。最悪の場合をネガティブに想像して、その覚悟をした上でならポジティブに動ける、というか。(実際にそれを上回る最悪の場合が起こることももちろんあるのだけど) このブログでもそういうことはずっと書いているし、今までも何度も思ってきたことではあるのだけど、改めて。本当にネガティブで暗い人間だったら一人でハワイ行ったりしないよなーとか。 今回の旅行、Twitterを止めてたこともあって、現在の自分のことを全然発信しない、ある種寡黙な旅行になりました。まあ、身内向けに何個か写真上げたりはしてたけど、それもごく一部で。 Twitterというツールには、自分が一人ぼっちなのに一人ぼっちでないと錯覚してしまう魔力があって、それの良い面ももちろんあるし、おそらく大学1~2年の頃にあまり寂しさを感じなかったのもそのおかげだろうとは思うのだけど、 他の人のことがわからないので、あんまり「自分はこういう人間だ」っていうのを確信をもって言いたくないと思ってしまうんですけど、 少なくとも絶対的な評価として私は自分が超ナルシストだなと思ってて、自分大好きで、だからこそこんなブログをやっているわけです。 それで、そのこと自体はどうにもならないんですけど、せめて自分のことを客観的に見ていたいということだけは思っていて。 心の底で自分が一番だとか自分は間違っていないとか思ってしまうことはもう動かしようがなくて、だからこそそれを心の浅い部分で追い込んで、傷つけて、否定して、そのくらいしないと自分は何かを喋ったりする資格がないと思うんですよね。 自分のイタさというのはもう変えられないと思うし、だからこそ自分がイタいことを常に、毎分、毎秒、自分に言い聞かせないといけない、 そういう意味でTwitterを止めたことで自分の嫌な面、どうしようもない部分を紛らわす手段を断つことができたのは良かったのかなと思いました。 自分の考えなんてほとんどの人にとってはどうでもいいという事実はTwitterをしようがしまいが揺るぎないのだけど、Twitterでそれを発信して1いいねとか2リツイートとかされるだけでまるで自分が必要とされているような錯覚をしてしまうので、それは危険だなと。 この旅行もTwitterあればもう少し寂しさを感じずに動けたのかもしれないと思うことは結構あって、特にラニカイビーチなんてTwitterやFBやinstagramに載せたら超綺麗ー!っていう反応を貰える絶好のロケーションで、実際超綺麗だったんですけど、それをするかどうかで私が寂しい人間であるということに対する変化は何もないわけですよ。 そこを逃げずに、自分の孤独さに正面から向き合って、その上で結構楽しかったなと思うので良い旅だったんじゃないかな、なんて思います。 -------------------- マジックアイランドビーチの日の出を見るのをずっと楽しみにしていて、まだ薄暗い朝5時半頃にはホテルを出て待機していたのですが、 天気が良くなかったこともあって、ちょうど今! というような日の出の瞬間に気づけなかったんですよ。 そのことが少し残念に思ったのですが、でも、景色は凄く綺麗で。それは、写真で切り取られたある一瞬の光景が綺麗なのではなくて、薄暗い海も、ぼんやり明るくなっていく空も、そして朝焼けのオレンジ色の空もとても美しくて。同時に、太陽と反対側の方角に見える海も綺麗で。 その時に思ったんですよね。ああ、何かが始まったり終わったり劇的に変わったりする、そういう「運命の瞬間」なんてものはないんだなあ、って。 どう考えても作り話みたいな話なので申し訳ないんですけど。 後付けにしか聞こえないのでそう受け取ってもらえればそれでもいいのですが……。 -------------------- 私は結構そういう運命の何かを期待してしまうところがあって、人生が変わるタイミングというのは自分だけでコントロールできるものではなく、自分ではどうしようもないところからやってくるもで、 そこに対して自分ができることは、運命の何かが起こり得る確率の高い行動に振る、試行回数を増やすことだと思っていて、 たとえるなら、絶対零度を100%で当てることはできなくても、何回も繰り返していればいつかは当たるはずで、そこに対して冷凍ビームを10回打つようなアプローチはあまりしたくなくて、 結局私が今年やってきたことってだいたいそこに収束されるのだけど、そうやって変わることなんて実は全然なくて、 運命の瞬間は必然的に遅かれ早かれやってくるもので、それが表出したタイミングを運命だと思いたいのだろうなと、 少しずつ変化していくリニアな世界に対して、その変化に初めて気づいた瞬間のことを人間は運命だと思うのかもしれないなと、 そんなことを、マジックアイランドの空を眺めながら思いました。 でも、それが本心かなんてわかりませんけれど。本気でそう思ったことが事実なら、それを思った2秒後にはそれをブログに書こうと頭の中で構成組み立ててたことだって事実なのだから。 ところで向こうで空いた時間に『何様』読んだんですよ。『何者』のスピンオフ。 感想的なものはそのうち改めて書きますが、その中に印象的な話があって、
「きっかけとか覚悟とかって、多分、あとからついてくるんだよ」 声が小さくなったから、私は、耳を澄ます。 「後から振り返ったら、あれがきっかけだったんだろうな、って、それくらいでいいんだよ。可純ちゃんが早見の携帯を拾ったのだって、二人がその後付き合わなかったらきっかけでもドラマチックなエピソードでも何でもない」 朝井リョウ『何様』前後の文脈とかの説明はしないので気になる方はぜひ読んでください。映画読んでから原作読まずにこれだけ買ってもあんまり問題ないと思います。 朝井リョウさんの考え方すごく好きで、今後もいろいろ読んでみようかなと思いました。『霧島』もなんかタイトルが軽いなあと思って読まなかったんですけど、そのうち読んでみたいです。 -------------------- そんなこんなで11月が終わってしまいました。前半も後半も全然更新しなくてすみません……!! 12月はちょっといろいろ更新したいです、ブログ以外にもいろいろやりたいこともやることもありまくるのがネックだけど、あと1か月、頑張ります、2016年を大切に。 ハワイで過ごしてる間に何となくアプリ開発のアイディアとか湧いてて、まあ実現するかはわからないんですけど頑張りたいです。せっかくなんだから大学生のうちにやっておきたいなって今更思いますよね。3年も無駄にしたのに。 ...